私はこの合格体験記を通して皆さんに、「勉強とは自分を知るきっかけとなること」と、三年間勉強し続けて分かったと伝えたいです。

 私は中学三年生の一学期の中間テストで数学が32点という過去最低点をとってしまいました。数学以外の4教科も同じように満足のいく点数はとれませんでした。しかし、この結果になってしまったのは、勉強していなかったからではありません。当時の私は名進研に入っていなかったため、不安に感じていましたが、自分なりに勉強を進めていました。テスト二週間前にはテストに向けて勉強していましたし、毎日最低、七時間程度勉強していたのが、自己流だったからです。

 中間テストに続き、期末テストも同じような点数をとってしまい、一学期は最悪のスタートでした。期末テストでは中間テストのプレッシャーもあり、テスト週間の一週間で5キロも体重が落ちてしまい、食欲がなく、時間に追われていたのを覚えています。今この文章を読んでいるあなたにはこのような思いをして欲しくないです。

 私はこれをきっかけに塾に入ることを決め、夏期講習から名進研に入ることになりました。周りで七月から入会する人はおらず、授業についていけるか不安もありました。夏期講習の前に入会テストを受けましたが、落ちてしまい泣いたのを覚えています。

 名進研の先生は夏休みに勉強し、もう一度入会テストを夏期講習後に受けさせてくれるとチャンスを与えてくれました。私は約一か月半、朝から夜まで毎日毎日名進研へ行って自習室で勉強をしました。もし、入会テストに落ちたらどうしよう……と思ったり、落ちたらまた次の塾を探さなければいけない……と焦っていました。この一か月半が私を変えさせてくれたと思います。

 毎日十時間以上勉強し、努力が結果となって表れました。無事入会テストに合格し、嬉しくてまた泣いたのを覚えています。

 自習室では先生が私を受からせるために必死になって教えてくれました。先生方のおかげで入会テスト、それから入学試験までの期間、最大限の力で勉強に取り組むことができ、志望校に合格できて良かったです。本当に先生方には感謝しています。私は最初に「勉強とは自分を知るきっかけとなること」と言いましたが、私は名進研を通してこんなに勉強することが出来るんだ、こんなプレッシャーに耐えることが出来るんだと知ることが出来ました。

 名進研が私の居場所を作り、勉強に全集中出来る環境を作ってくれて、名進研にも親にも感謝の気持ちを伝えたいです。この文を読んでいるあなたにも自分の限界まで努力し、自分を知って欲しいです。体調を崩さないように三年間頑張ってください。