最後は気力
みなさんこんにちは。私は名古屋西高等学校へ通っています。最初に言っておかなければならないことがあります。私の受験生活はわりと特殊なものだったので、みなさんの役に立たないかもしれないということです。すみません。
私は中学三年生の春、名古屋に引っ越してきました。元々私は中学受験をしていて、私学の中高一貫校へ通っていました。また受験しなければならなくなり、正直うんざりしていました。でも、私は一度受験をしているから、という謎の自信があり、高校受験を甘く見ていました。
中学二年生での私の内申点は41。これも謎の自信の一つでした。以前通っていた学校では学年一位をキープ。まさに模範生徒でした。その誇りもあってか自信を持って高校受験に踏み出しました。しかしそんな自信は一瞬で打ちくだかれました。
定期テストでは全体で七十位。一学期の内申点は29。自分でも信じられませんでした。両親も言葉にできないくらい驚いていました。
高校受験で大切なことは自分の本当の実力を知ることです。自意識過剰になったら絶対駄目です。辛くても現実を見ることが大切です。
そして、受験生の内で必ずぶつかる壁があります。それは、周囲との差です。私はこれにかなり苦しめられました。でもそんなこと気にしなくていいんです。他の人の内申点を気にしたらあなたの内申点は上がるんですか?「悔しい」という気持ちが生まれるなら別ですが。比べることに私は意味がないと思います。「よそはよそ、うちはうち」です。他の人と自分は違います。逆もそうです。「あの人に勝ってるなら大丈夫」なんて思っても意味はありません。そんなことで自信を持つよりも、自分のやってきたことに自信を持つ方がよっぽど良いです。
名進研は進学塾です。受験生のために手を尽してくれます。そんな先生方を信じて身を任せてください。
さて、最後に私が言いたいことは題名にもあるように、最後は気力ということです。あなたの志望校への熱い思いが必ず支えになってくれます。
実は、私は入試当日風邪をひいてしまいました。しかも入試中に悪化。不安でいっぱいでした。そんな中、支えになったのはこの高校に受かりたい、という思いです。結果、第一志望校に合格しました。
長くなってしまいすみません。努力し続け高校受験に挑むあなたたちを応援し、明るい未来が待っていることを心から祈ります。