受験を終えて
今年度から名古屋南高校に進学している者です。私は、第二志望校として合格しました。悔しい思いをしたからこそ、今となっては反省点もあります。そこで、私が受験勉強で行って良かった点、反省する点とその改善方法をご紹介します。受験生である皆さんの少しの力になれれば幸いです。
◎定期試験の勉強について
三年生の一学期からは、定期試験対策と受験勉強の両立が必要となります。特に定期試験は、内申点に直結するだけでなく、今の自分の学力が点数として反映されます。どちらも中間テストで数学の点数が大きく下がりました。その際、私は数学の先生に相談しアドバイスをいただきました。また、テストをしっかり見直し、解けなかった単元の問題をワークを使って何周も解きました。
定期テストでは、理解が足りていない単元が分かるため、次のテストに向けて、そして受験で同じ失敗をしないようしっかり取り組んで下さい。苦手分野を少しずつ克服するのがポイントです。
◎内申点について
受験の中で、多くの高校では内申点も重要になります。三年生になると学校生活にも慣れ、気が緩んでしまいがちです。初心を忘れずに最後まで緊張感を持って生活して下さい。
まず、ノートのまとめ方についてです。大事なのは、「先生も自分も見やすいノートづくり」です。先生の発言をメモして貼るのもとても大切ですが、貼りすぎてまとまりがないノートはむしろ減点されてしまいます。重要な部分はマーカーを引いたり色分けしてメモをすると、テスト前にまとめノートをつくる手間が省けて効率が上がりました。授業を受ける中で、自分らしいノートのまとめ方を見つけて下さい。
次に、授業についてです。私は最初の頃、挙手するのがとても苦手でした。その代わりに、チームでの話し合いで多くの意見を出しました。苦手なことを無理に行おうとせず、先生の手伝いや先生との会話や相談など、自分の出来ることを伸ばしていくと良いと思います。
◎受験勉強について
ここでは、それぞれの教科で行った対策と改善点をご紹介します。
〈国語〉 文章題は何問も繰り返し解き、傾向と解くペースをつかみました。文章を読む際は、ヒントになりそうな文に線を引く、接続語の問題では前と後の文の関係をメモするなどをしました。
当日の試験では一教科目であった分、解くペースがつかみづらかったです。慣れてきたら、大問ごとに時間を決めて解くと本番でも焦らず落ち着いて解けるかもです。
〈数学・理科〉 理系科目が苦手だったため、とにかく問題をこなしました。問題を解く際に必要な図は、別の紙に大きく書き直すと見やすくなりミスが減りました。
分からなかった部分は解答と問題を一文ずつ照らし合わせながら理解しました。特に数学では図形問題、理科では物理が難しいと感じたため、問題集(講習テキストがおすすめ)を使って慣れておくと良いと思います。
〈社会・英語〉 どちらの教科も「知識」がベースとなるため、問題を解く前に教科書や資料集、プリント等をしっかり見直して下さい(社会では歴史年表と輸出入品のグラフ、英語では単語プリントをしっかり覚えて下さい)。
問題を解く中で知らなかった言葉は、ノートにまとめると苦手を把握しやすくなります。正誤問題では文節ごとにスラッシュを入れて分けて考えると間違いが減りやすいです。
最後に、ここまで読んで下さってありがとうございました。私も、初めての受験だったため毎日不安でいっぱいでした。諦めないで友達や家族、名進研の先生方を信じて最後まで頑張って下さい。頑張った分だけ、自分の力になります。皆さんの合格を心から願っています。
名進研の先生方、三年間サポートして下さり本当にありがとうございました。