自信を持って
皆さん、こんにちは。今春から旭丘高校に通うものです。僕のように自分にゆるいタイプの人へ、参考になれば嬉しく思います。
〈勉強する時間について〉
ある高校の面接を受けた際、こんなことを聞かれました。「この一ヶ月で一日あたり何時間ほど勉強しましたか」、最初に当てられてとっさに答えました。盛ったかなと思っていましたが、次の人、その次の人もより長い時間を答えていき、驚きを感じました……。ですが、勉強は時間だけではないと思っています。塾の授業、講習、講座だけは集中して受けていたので、それが大きかったのかもしれません。ということで、集中して勉強するときを作りましょう。それが家でも、塾でも、どこでも構いません。僕は学校の休み時間が意外に集中できたので、そこで宿題や課題をやっていました。
(計画について〉
僕は計画を立てるのが好きです。立てること自体が好きです。高い目標が良いとか達成できる計画がいいとかいろいろ言われていますが、ただモチベーションを高めることのためだけに計画を立てるのも、十分メリットがあると思います。また、やったことの記録を書くことも自信や達成感に結びつきます。
〈具体的な勉強法について〉
実際にやってみて良かった方法を紹介します。
① できなかったところだけ周回・学校のワークなどでミスしたところだけを解き直して完璧にすることです。定期テストでは特に有効です。全部やるより早いですし、先生からすれば何周もしたことには変わりないので評価も上がります。
② 覚えていないことリスト・受験の直前期に細かいことを詰めるため、解いていて分からなかった知識事項をルーズリーフに一行でまとめるということをしました。付け焼き刃ではありますが、そういったところが1点を分け、合否を分けると思います。
③ まとめプリント・覚えること主体の教科やテストでは、赤ペンとシャーペンで自分用の参考書のようなものをつくり、赤シートでチェックしました。作っている時間が何より楽しいし、どこが出題されそうか考えることも、暗記において良かったと思います。
④ 模範解答写し・これは賛否が分かれると思います。定期テストの副教科でしていました。提出物ではない、配られたワークから問題が出るという場合は、「問題を読む→模範解答を見て写す→ふーん、と思う」というスリーステップで、楽に点が伸ばせます。副教科で100点を取らなくてもいい、内申が欲しいだけ、けれども時間を割くのはいやという人にどうぞ。ただし、暗記だけでは難しい場合はちゃんと勉強しましょう。
〈遊びやゲームとの付き合い方〉
僕は結局、前日前夜までゲームをしていました。受験が近づくにつれて周りはスマホなどを制限する人が増えましたが、遊びを控えることよりも、他のところで集中することの方が自分に合っていると思ったので、そこに制限は加えませんでした。娯楽は受験において絶対悪ではありません。スマホを触る時間を短くすることや机に向かう時間を長くすることに囚われて、無理して勉強している気になるだけよりは、心身に優しい受験生活だったと思います。
〈面接の準備について〉
学校で配られた高校別の面接項目が載ったプリントと、名進研で配付された冊子の過去の質問を頼りにざっくりと内容を考えました。準備している人はすごいです。模擬面接では自分が二、三文で解答しているのに、一分くらいストーリー性のある話ができる人がいました。しかしそこで落ち込んだり焦ったりする必要はありません。公立一般においては当たり障りのない答えを早口にならず話せば問題ありません。
〈最後に〉
自信を持ってください。あれがしていない、これができていないと考えるよりも、これはできた、あれは終えられたと思ったほうが気分が楽ですし、実力を発揮しやすいです。自信を持って頑張っていってください‼