最後まで諦めないで!
私はこの春に第一志望である向陽高校に入学します。私の受験との戦いは、三年生の一学期、内申点を確実に上げなければならない大切な最初の期末テストで大失敗をし、内申41から37に転落してしまうところからスタートします。志望校に必要な内申点から大きくかけ離れた結果を目の当たりにして、ようやくスイッチが入ったのは夏休みでした。ここで私は中学三年間の基礎を学び直すことにしました。内申対策として二学期の中間・期末テストの勉強に特化するという安易な選択肢もありましたが、そうしなかったのは、二学期が終わった後では本番までに基礎を学び直す時間を確保することが難しいと思ったからです。私が具体的に何をしたのかというと、学校で使っていたワーク(国語以外の四教科)の解き直しを三回転しました。かなりのボリュームでしたが、その成果として全県模試で、今までD判定しか取れなかった志望校のB判定を取ることができました。また、学校の実力テストでも大きく順位を上げることができました。夏休みにつけた勉強習慣と自信を活かして、中間・期末テスト共に高成績を残したことで二学期の内申点を43にまで上げることに成功しました。
三年一学期に必要な内申点を取っておけば、精神的にも体力的にも余裕ができるので、一学期最初の定期テストでは、内申点を全力で取りにいくことをお薦めします。受験生としての自覚を持つ時期は早いに越したことはありませんし、私のようにスタートが遅れれば本当に苦労します。でも、たとえ私のように一学期で内申が取れなかったとしても、その後取り返すことができるので、決して諦める必要はないと思います。
そしてその後は、私立受験対策として名進研の先生の指導に基づいて十年分の過去問を二回転させ、無事、私立志望校全校に合格しました。私立受験に成功した後はさらなる自信とともに心置きなく公立受験に挑みました。志望校のボーダーを意識しながら過去問を繰り返し解き、無事に公立第一志望校の合格を手にしました。
受験勉強を通じて、名進研の先生方や家族には様々なアドバイスをいただき、支えられて今日まできました。間違いなく私一人では合格することができなかったと思うので、周りの皆さんに対する感謝の気持ちを忘れずに、充実した高校生活を送りたいと思います。受験生の皆さん、最後まで諦めずに頑張って合格を勝ち取ってください。応援しています。










