高校受験の皆へ
私は経験をもとに二つのことを伝えたいと思います。まず一つ目は内申点についてです。
今年から内申点だけでなく当日点も二倍になる高校が増えましたが、内申点は大事です。
私は人前に立って発表したり、代表になることは苦手だったので、生徒会も委員会も総務もやりませんでした。しかしこのままだと内申点はもらえないと思ったので、一年生の一学期から定期テストに力を入れて、自習室でも自分より学年が上の人と名進研が終わるまで勉強しました。そのお陰で三年生まで39をキープすることができました。そのときは39で満足していました。自分が行きたい学校に必要な内申点にはまだまだと思い、上げられそうなのを選び、先生にどうしてダメなのかをしつこいくらい聞きに行きました。
学校によって違うと思いますが、聞くのと聞かないのでは全然違います。私も何回も聞いたお陰で2も上がることができ、最終的に41を手に入れることができました。先生に聞きづらい気持ちはよく分かりますが、勇気を出して聞いてみることは大切です。内申点が少し上がるだけでもモチベーションも上がるので頑張ってください。
二つ目は勉強方法です。内申点をとるには定期テストは大切です。中にはテストだけでつけない先生もいますが、入試においても積み重ねなので、一年生のうちからしっかり勉強した方がいいです。
まず、どの教科も過去問はやった方がいいです。学校が違っても大体同じなので重要です。授業で渡される物だけでなく、先生に「もっとください」と言えばくれるので貰うといいです。過去問に頼りすぎも危ないので、自分の勉強方法も身につけておいた方がいいです。
学校の先生によってテストの傾向も違いますが、私の学校の社会の先生はとにかく記述の多いテストだったので、私は書いて読むという暗記方法をしました。A4くらいのプリントにQ&Aを書いてQは青ペンで質問を書いてAはオレンジ色で答えを書いて、赤シートで隠して声に出して覚えていました。
記述もそのようにして覚えていました。入試勉強は、ひたすら名進研の私立対策テキストをやりました。分からないものはまた何日かしてから解き直しをしたりしました。
最後になりますが、私がやっておけばよかったと少し後悔していることは、一年生の日頃からの授業で、分からないところはその日のうちに解決するということです。ありがちかもしれませんが、三年生になって分からないところだらけだと不安ですし、大変です。一日十五分くらいでいいから机に向かうことをおすすめします。皆さんも頑張ってください。