国立岐阜工業高等専門学校に進学することになった者です。私がこの学校を選んだきっかけや、学校生活についてなど、役に立てれば良いな、と思い書くので読んでくれるとうれしいです。

・この学校を選んだきっかけ
 私は、中学校三年生の夏休みまで志望校を決めることができずにいました。そこで、夏休みに公立や私立、高専といった様々な種類の学校へ見学に行き、「何かいいな」と思ったのがきっかけです(後、内申があれば面接で受かると知ったことも)。塾にいるとどうしても、偏差値重視で学校を選んでしまうという事も多くなってしまいがちだと思います。学校見学は、多くの学校へ行くこと、様々な種類の学校へ行くことをおすすめします。今やりたいことが見つからなかったり、親など周りが薦める学校にぴんときていない人は、偏差値ではなく実際に足を運んで、自分が行きたいと思える学校を見つけて下さい。モチベーションが全然違いますよ。

・内申点について
 高校受験において、内申点は捨てるに捨てきれません。内申点がないと痛い目をみます。一方で、内申点があると有利に進むことが多いです。私は内申点というシステムをフル活用することで、高専に推薦で入学しました。国立学校には、公立学校と違い推薦入試と一般入試を行っている学校が多くあります。ということは、内申点がものすごく重要です。私は、内申点があったため受験校はぎりぎりでしたが、まあ、なんとかなりました。

・評価44を取るため
 中三の前期、ほぼオール5にするため、頑張ったことについて書きます。

 生活面…学校ですれ違った先生には必ず挨拶をしましょう。また生徒会活動などをし、多くの先生に名前を覚えてもらうことが大切です。

 五教科…テストを頑張りました。90点下まわったら終わりです。授業中は先生の目を見て話を聞くことを大事にしました。どんなに授業に乗り気でなくても、目を見て話を聞けば、すごくやる気のある子に見えます。

 副教科…提出物命です。美術とか意味分かりませんよね。だからこそ、授業中の発言を覚えておいて、いかにそれを活用するか考えました。美術は、中一の時の4→5に変わりました。体育は捨て、保健でとりました。唯一の4の教科ですね。逆にどちらかが完璧に近ければ、4とれるということで……参考になればうれしいです。

 最後に、私は親の反対を押し切って今の学校に進学することに決めました。高校は次へのステップであると同時に、自分の人生への大きな決断にもなります。早くから多くの選択肢について知り決断することで、高校進学がうれしい知らせとなることを願っています。