名進研生の皆さん、こんにちは。この春から旭丘高校に通っている者です。まだ入学してから二週間たってないのですが、旭丘の洗礼を受けまくっています。入学式の後の春の小文化祭、スプリングフェスティバル(入学してすぐにある最高にロックな行事)などなど、旭丘らしさてんこ盛りの日々です。読んでいて旭丘楽しそうだなと思ったら、今すぐ第一志望校を旭丘に変え、必死に勉強しましょう。

 さて、本題に入りましょう。今から僕の受験での経験を踏まえて、皆さんに伝えておきたいことを三つお伝えします。

 一つ目は、
「夏休みまでに基礎を固める。」
ということです。夏休みから受験まで長いような気がするかもしれませんが、私立の対策の前までには当然終わってなくてはいけないので、最低でも夏休みまでには基礎を固めておくべきだと思います。夏休みで受験が決まるとまでは言いませんが、非常に大切な期間であることは確かです。夏休みをしっかり活用できたかどうかで、その後の余裕がだいぶ変わってきます。

 二つ目は、
「あまり高度なことをやりすぎない。」
ということです。得意なことを極めるのは素晴らしいことだと思います。しかし、受験では別です。すでにレベルの高いもののレベルを上げていくことと、苦手なものを良くしていくことでは、圧倒的に後者の方が効率が良いです。確かにレベルが高ければ高いほど解けたときの爽快感は大きいですよね、分かります。絶対に解かせる気のない複雑な図形問題の解法が分かったとき、資料集の隅にあるようなことについての問題が分かったとき、そのようなときの快感はとても大きいと思います。しかし、受験は五教科です。まして公立高校入試では、そんなレベルの高い問題は出ません。趣味の勉強は受験が終わってからしましょう。そこで得た知識を使う機会がいつか必ずあります。

 三つ目は、
「過去問を解きまくれ‼」
ということです。初めて過去問を見ると、多分多くの方が絶望すると思います(特に私立‼)。しかし、大丈夫です。たとえ東海でも滝でも過去問を解きまくれば慣れます。安心して解きまくって下さい。

 最後に最も大切なことを言います。それは「春休みは大量の遊ぶ予定を作れ‼」ということです。受験後の春休みは長く、幼稚園児より暇です。

 そして指導して下さった名進研の先生方、三年間本当にありがとうございました。皆さんの合格を願っています。