こんにちは。この春から旭丘高等学校に通う者です。ゲーム大好き、公園で遊ぶの大好きな僕でも旭丘高校に合格できました。皆さんもこの文章を読んで自信をもってほしいです。

 ①ではまず僕の中学校三年間を簡単に紹介します!!!
 中学一年→小五から名進研にいて「正負の数」は予習してあったので、初のテスト五教科470点超え(その後はイキって撃沈)。
 中学二年→休校期間中にスタサプ頑張った(一日六時間以上を毎日)ので、休校後のテストで学年二位。
 中学三年→急に内容が難しくなって一時期ついていけなくなって撃沈。友達に「ゲームやらない」と誘われ、以後没頭(受験前日も当日もやっちゃうくらい)(笑)。

 ②続いて各教科の勉強方法についてご説明します。
 と、その前にまず皆さんに知ってもらいたいことがあります。それは、「他の人ばかり気にしないこと」です。確かに各教科の最高得点を取った人に負けている自分が、有名高校に進学するなんてありえない、なんて思う気持ちも分かります(実際僕も親や名進研の先生に「旭丘高校に合格できる理由は何?」、と問い詰めてしまったこともありました)。でもよく考えてみてください。その最高得点の人は全教科において自分より点数が高いのですか?違いますよね。一教科だけでも勝てれば万々歳なんです。また、たとえ一教科も勝てなくても、自分の行きたい学校に合格できるのは、一人だけなのですか?違いますよね。「自分は自分。人は人」、なんです。自分が今までできなかったことができるようになったら、人が何と言おうと自分を褒めてあげてください。「自分を大切に」してください。

 では、勉強方法を説明しますね!!!

 国語→一言で言えば難しい。僕は大の苦手なので模試をやっても、国語は60点台もしくは70点台くらいでした。でも安心してください。僕が最終的に90点台まで上げた方法を紹介します。
 文系の人→国語のセンスはあると思うので、本をよく読むといいと思います。あと条件チェックは常に。
 理系の人(僕とか)→まずは語彙力です。本やマンガを読んで知らない言葉を辞書で調べるとよいです。本当に簡単な読み物で大丈夫です(僕もよくやっていました)。共通すること→問題の条件チエックは必ず(線を引くとよい)。選択肢の問題で二分の一ではずしてしまう人(例えば僕)は、傍線部の前後をよく読んで、文章のここに書かれているから、これが正解という、自分がなぜそう考えたか根拠を明確にすると意外といけます。もしくは同じ文章の他の問題を解いてから戻っても良いと思います。

 絶対にやってはいけないこと
 文章題が二つ以上あり、それぞれに分からない問題があるとき、一つ分からない、じゃあもう一つの方を解こう。あーこれも分からない、戻ろうという問題を行ったり来りするのはNGです。集中できず結局解けません。

 国語で100点はほぼあり得ない、と考えても良いくらい、なぜか解けないものなんです。自分はできないと思いすぎず線をちゃんと引いて解けば、半年頑張れば80点はとれるかと……

 数学→大事なことは「慣れ」です。学校のワークや名進研のテキストを使ってたくさん解くと良いです。
 得意な人→どんどん応用いっちゃってください。さらに得意になります。あと、なぜそうなるかを考えて解くと、さらに理解が深まります。
 苦手な人→基本問題を着実に。苦手な人は逃げがちな教科ですが、それはダメです。本当にちょっとずつでいいので、基本だけできるようにしておきましょう。

 数学は絶対に解けないでしょ、という問題がよくあります(僕も確率の問題分からなくてムカついて、ビリビリに破いたこともあります)。でも、そんなときは基本に忠実に。時には逃げてもいいです(さすがに全部逃げるのはダメですが)。やればできます。ファイト!!!

 理科&社会→どちらもしっかり重要語句を整理することを最優先しましょう。
 数字がよくでてくるので、その数字と人物、具体的に何があったかをまとめましょう。歴史は世界と日本をMIXした年表をつくるのがオススメです。

 英語→好き嫌いが分かれやすい教科です。中学のうちに好きになって勉強しておくと、今後高校、大学入試、さらには就職で有利になります。英検3級か準2級をもっているとよいです。
 まずは単語。熟語を覚えましょう。しかしノートに書きまくってもいつか限界をむかえます。自分で二回~三回発音をして覚えると良いです。とても面倒です。しかし苦しみを越えた先には楽しみが待っています。逆にここで楽をしてしまうと後でできない苦しみが襲ってきます。全然今からでも大丈夫です。少しずつやっていくとよいですよ。

 覚えるコツは語呂合わせもありですし、一つの語から派生させるのも良いですよ。例えばinterestedだったら、①(人が)興味ある②be動詞+edがついているから受動態③連語表現「be interested in~」と「be interested in to~」④toの後は動詞の原形(連語表現に限らず基本的にtoの後は動詞の原形)と、四つのことを一気に覚えられます。

 英語も慣れです。少しずつ話す努力をするといつの間にか話せる、聞ける、書ける、読めるようになっています。心配しすぎる必要はありません。ゆっくり少しずつ頑張って。

 実技教科→割とセンスの面もあるので内申がとれない教科もあると思います。ですが授業を真面目に受け、テストもそこそこ平均点プラス10から20点くらい。実技もB評価をもらえていれば「4」はとれます。どの実技教科も「4」はとれるよう努めましょう。テストはもう暗記ゲームですが、覚え方はいたって簡単。それは、歩きながら、ぶつぶつとなえるだけ。但し、暗記に一時間は専念し、その間は一切スマホ等、他のことをしないのが鉄則です。そしてその日は早く寝る。それをやればあら不思議。次の日には覚えている~。覚えきれなかったところは次の日にも同じことをして、覚えるとよいです。暗記できたら一日か二日に一回確認するとよいです。

 ③次に、内申をゲットするためにどうするか説明しますね。
 まずは主要五教科です。まず基本的にテストの点数です。これはまーご存じですね。他にはノートの書き方です。もちろん字がきれい、色使い完璧、内容完璧が理想ですが、普通に難しいので、コツを伝授します。それは内容です。学校の板書以外にも自分で調べたこと、知っていることなんでもよいので(授業に関することなら)なにかプラスαで書いておきましょう。但し字が汚くて見えないとなると意味がないので、先生が見えるくらいにはしておきましょう(でないと僕みたいに、字がきれいだったらAAA評価なのにA’まで下げられるという事態がおきます)。

 ハードル上げて申し訳ないですが、実技教科で内申「4」以下を三つ以上とってしまう人は基本的に五教科は「5」(苦手な教科は「4」)にしておいたほうがよいです。実技教科については先生に自分は努力していますよ、とアピールすることです。例えば、授業に早く行って準備をしたり、先生にどうしたら上手にできますか、と話しかけてみたりするのがいいでしょう。実技教科で「4」とか「3」や「2」(「2」は上位高校をねらうのなら危険なので「3」にはしておきましょう)をとってしまうことはよくあります。実際ぼくも美術2だったので大丈夫です。気負いすぎす「3」以上(できるなら「4」以上)にしましょう。

 ④志望校選択について説明します。僕が旭丘高校を受験すると決めたのは夏休みです。そのときはまだ合格できるか微妙なラインでしたが、学年一位とったのと名進研の新統で一位をとったことでイキって決めちゃいました。志望校はすぐに決める必要はありません。友達も早くて九月とか十月、遅いと一月の人もいました。全然焦る必要はありません。

 ⑤さあついに最後です。直前アドバイスと僕の好きな言葉で締めたいと思います。

 まずはアドバイスです

1.予習を簡単にしよう。
 予習は本当に大事です。いきなり難しい問題をやる必要は全くないので、表面だけをサラッとやるくらいが丁度いいです。全然わからなくても、その後、名進研の授業→学校の授業とやっていくといつの間にか解けるようになります。復習は面倒だという人は予習だけでもやっておくと意外とイケちゃいます。

2.しっかり寝よう
 勉強できるようになりたいと思っている人は夜遅くまで机に向き合いがちですが、それよりも寝ることを優先した方が圧倒的に良いです。正しい生活サイクルをおくれば、たとえ他の人より勉強時間が短くても、頭に入っている量も質も全然良くなります。僕も10時半に寝て6時に起きるのを努力していました。

3.試験直前一週間はほぼ勉強しないくらいで!!!
 試験直前は本当にやることがないくらいにしておきましょう。直前に志望校の合格最低点を超えないくらい分からない問題が多すぎる人は、もっと前に潰しておきましょう(もちろんたまに調子が悪いのは問題ありません)。あえて皆さんの心に強く刻まれるように厳しく言わせていただきますが、直前まで詰めこまないといけない勉強法では合格できません(合格しても高校で大変です)。そのため計画的に(予定表などを作って)苦手な分野は夏休みくらいに、8割できるようにしておくといいですね。

4.最後に
 今、志望校の合格点に全然達していなくても問題ありません。(というか達していたらすごすぎます)。今、自分のできていないことをできるようにし、あとは「自分を信じる。」それだけです。そのためには、友達、先生、親、好きな子の存在が大きいです。ぜひ今しかないときを楽しんでください。ファイトです!!!

☆今寝ている人が夢をみて、願い続ける人が夢を叶える☆