こんにちは‼この春から明和高校に通う者です。何か月か前までは合格体験記を読む側だったのに、書く側になることができて感慨深く思っています。ここでは、私が勉強をする際に気を付けていたことや、後から「やっておけばよかった」と思うことをご紹介します。もし自分に合っていると感じれば参考にしてみてくださいね。

〈勉強するときのマイルール〉
①「ながら」禁止
 音楽を聞きながら、テレビを見ながら……などなど、「ながら勉強」でやった気になっていませんか?「ながら」をしてしまうと、集中力が散漫になってしまい、やったことが身につきません。せっかく努力したのに、十分な成果が出ないのはもったいない‼ぜひ、勉強“だけ”する習慣を付けてください。

②自習室に住みつく
 ①の内容とも重なりますが、家の中で勉強すると誘惑がたくさんあり、「ながら勉強」をしてしまう可能性が高いです(筆者調べ)。周りの目があり、勉強するのに特化した自習室を使うことがオススメです‼実際に私も、自習室ヘビーユーザーでした(直前期の土日は朝10時ごろから夜の10時までいたこともあります)。

③解き直しの鬼になる
 私はこれを一番意識していました。五教科通していえることですが、一度やるだけでは学んだことを自分のものにはできません。私のお世話になった先生も、「テキストを一周やるのはまだ下準備の段階だ」と言っていました。とはいえ、イチから全部やっていたら時間がいくらあっても足りません。そこで、間違えた問題だけもう一周するという方法をオススメします。その中で解き方が分からないものがあれば先生に質問する、というサイクルを続けることで、解ける問題の幅がぐっと広がります‼

④弱点ファイルを作る
 ③の方法を実践していくと、どうしても苦手な問題が絞られてくると思います。それらに出会ったら「弱点ファイル」の出番です。ルーズリーフの表に問題文を写し、裏に答えと解説を書きます。この時のポイントは、「答えを写さない」ことです。自分で解いてみることで、さらに力がつきます。できたシートをバインダーなどでまとめれば、弱点だけを集めた問題集ができます。テキストを何冊も持ち歩かずに済むし、定期テストの範囲に合わせて問題の入れ換えもできますよ。

〈やっておけばよかったこと〉
・暗記モノのルーティーン化
 私は暗記をするときに、一度にたくさん覚えようとしすぎて、一つ一つが雑になってしまいがちでした。そのため、一日にやる量を決めて、それらを確実に覚える→次の日に覚えているか確認し、新しい箇所を覚える→また次の日は二日前と前日の分を確認して次に進む……というように、一日の量を決めて、何日かかけて覚える方法にすればよかったと思っています。

〈名進研生の皆さんへ〉
 中一、中二の皆さん‼入試はまだ先だと思っていませんか?確かにまだ時間はありますが、今勉強している内容を定着させておくことで、受験生になった時の自分がすごく楽になります。少しずつでもいいので、力をつけましょう‼

 中三の皆さん‼いよいよ受験生ですね。きっと初めのうちから実感が湧く人は少ないと思います。しかし、今をどう過ごすかで将来が大きく変わります。後悔のない一年を送り、次の春が来る頃には「やり切った」、と言い切れるようにしてください。応援しています‼