こんにちは。僕もみんなと同じ、三月までは旭丘高校へ通学することを夢見ていたものです。そして、今はその夢は叶い、旭生として新しい生活を始めたばかりです。振り返ってみて、自分が体験した、感じたことをお伝えし、励みにしてもらえたらと思います。

 僕は、元々小学生の頃から旭丘を目指していたので、勉強に対してのやる気はある方で、自宅学習で予習をし、授業が復習になるよう確実に定着させるという勉強方法でやっていました(旭丘では予習・復習の徹底、授業が復習となるように、という方針を伝えられます)。その成果は確実で、二年生の一学期まで内申43を切ることはありませんでした。正直、余裕があると思い、毎日約一時間半と決めていたゲームの時間が、日に日に長くなり、勉強時間は極端に減り、夜勉強しているフリをして、夜中の2時くらいまでゲームをするようになっていました。その結果、見事に成績は下がり、入試に大きく関わってくる三年の一学期まで、その生活がやめられず、志望校を変更したほうがいいのでは?と、悩むことになりました。

 どうしても旭丘に通いたいという気持ちが消えず、部活が終わった三年生の夏休みから名進研に入会することにしました。塾の教材は洗練されていて、良問が多く、それだけでも僕にとってはプラスでしたが、一番合格に繋がったと思う自分の行動として、自習室を多く利用したことです。自宅学習ではやはり誘惑が多いので、勉強しかできない環境がベストでした。そして、そこでひたすら与えられた教材を解く、先生に迷わず質問する、先生に自分に必要な問題を出してもらう、その繰り返しです。もちろんおしゃべり禁物。そのことも、名進研の先生から教えてもらいました。結果、三年生の二学期中間は、一学期と比べ、約100点UPすることができました‼とにかくたくさんの問題を解く、そして自信をつける、これが大事だと思います。受験は物量勝負。それが受験を通して感じたことです。

 内申点の取り方については、テストの点数を取るに越したことはないけど、僕の場合、積極的に発言する、提出物を期限内に必ず提出、感想などは、しっかりと埋める、生徒会行事には積極的に参加する、特に大事なのが、先生とのコミュニケーションをとることです(先生も受験の味方に)。僕は最終的に、内申44まで上げることができました。

 でも時々、やめたいなぁという気持ちに駆られることがあります。勉強をやってもやっても到達しているか、が分からなくなるからです。そんな時、家族が諦めずに声をかけてくれることで、モチベーションを保つことができ、今では感謝しています。

 入試直前のアドバイスとしては、普段とリズムを変えないことです。これまでやってきたことに自信を持って臨めば、必ず合格できます。僕は受験の当日の朝も30分くらいゲームをしていきました(それがリラックス方法)。自分にとってのリラックス方法を見つけておくといいと思います。

 受験当日、これまでで一番焦ったことがありました。箸の入れ忘れです。結局、ほとんどお弁当を食べることができませんでした。皆さんもくれぐれも注意してくださいw

 最後に、一番大事なことは、旭丘高校へ行きたいという強い気持ちです‼常に、自分の理想の高校生活をイメージして、自分を信じて努力していってください。