皆さん、はじめまして。明和高校の生徒となった者です。私は皆さんへ受験までの勉強について教えられることがあればと思います。あくまで一例として軽い気持ちで読んでみてください。

 まず、本格的に勉強を始めた時期です。私は三年生の六月頃から勉強一筋となりました。このときの勉強とは、自分の娯楽の一切を禁止し、休憩時間を減らしたことを指します。

 私は、学校の中では、上の中か下といったテストの成績でした。しかし、そこから順位をどんどん上げることができました。それは勉強の効率を上げることで簡単にできるのです。
 問題をただこなすのではなく、解き方や考え方を学ぶこと、そしてそれに加えて、より多くの種類の問題を解くことです。

 これは全部の教科に言えることだと思います。例えば、数学の問題が分からないとします。先生方は「何回もやって覚えよう」と言うでしょう。しかし、私は“似た問題”をやります。これには二つの理由があります。
 一つ目は間違えて覚えることを防ぐためです。これは前述した通りです。
 二つ目は応用を解けるようにするためです。似ている問題は同じではありません。つまり、少しは違うということです。同じ種類でも違う解き方ができるようになるので、より多くの方向から問題にアプローチができるようになるのです。

 最後に受験校を決める際のアドバイスをいくつかしたいと思います。まず、学校のテストだけで受験校を決めないほうがいいです。私も学校では前述の通りそんなによくなかったのですが、新統テストでは学校以上の偏差値がでました。次は自分で進路を決めることです。自分で未来のビジョンを持つと、それに向かって頑張ろうと思うことができるはずです。そして、勉強に限らず、大事なことは「諦めずに自分の道を進む」ことだと思っています。

 これから高校生になるために頑張っている人、頑張ろうとしている人、様々な人がいると思いますが、自分の人生の大きな岐路の一つである受験で、納得のいく結果を勝ち取れるように、心からお祈りしております。