「もっと上にいけるから」-先生の言葉でがんばれた
Q.愛知淑徳中学を目指した時期と理由を教えてください
私のいとこが名進研に通って中学受験をして、学校生活をとても楽しんでいました。それで自分も中学受験したいと思って、お母さんにお願いして4年生から名進研に通いました。 愛知淑徳中学に決めたのは6年生の前期ぐらいで、けっこう遅めだと思います。一番私の学力に合っているということと、いとこが淑徳のダンス部に入っていて、一緒に頑張れたら楽しいと思ったからです。制服が可愛いのもいいなと思いました。でも最初は、難しいから無理かなあと思っていました。
Q.受験勉強の大変だったこと、つらかったことをどのように乗り越えましたか?
きょうだいや友達が遊んでいるのが羨ましくて、勉強がつらくなったことがあります。学校で友達が遊ぶ約束をしているのを見て、「なんで自分はこんなに頑張らなきゃいけないんだろう」と思うこともありました。そんなときは、少しでもいいから、自分の好きなことをしました。私はYouTubeでボカロの曲を聴くのが好きだったので、よく聴いていました。ほかにも絵を描いたり、ピアノを弾いたりして、気持ちを切り換えました。
Q.受験勉強をする中で楽しかったことはどんなことですか?
塾の授業がとても楽しかったです。クラスは明るい子が多くて、先生が言ったことに突っ込みを入れるのが面白かったです。それに、勉強して成果をあげられると、とてもうれしくなりました。6年生の夏休み明けのプレ中学入試で、それまで苦手だった社会の点数が上がって、一気に成績が伸びました。結果を見たときは、ほんとうに自分の成績とは思えないぐらいびっくりしました。それまではテストの結果が不安定でしたが、社会で自信がついてからは、全部の科目で安定して点がとれるようになりました。
Q.苦手対策や志望校対策はどのようにしていましたか?
社会や理科の用語や、国語の漢字を暗記するのが大変でした。とくに社会の点数が上がらなくて、なんとかしなきゃと思いました。6年生のときに「復習ノート」を作って、間違えたところと、その説明をどんどん書き込みました。ノートに書くことで覚えられるのがよかったです。それに、自分がどんなところで間違えるか、わかるようになりました。テストの前には必ず復習ノートを見るようにしていました。 お母さんには、名進研のテキストからクイズを出してもらったり、暗記のカードを作ってもらいました。ひたすら暗記を頑張ったら、だんだん社会の成績が上がってきて、苦手ではなくなりました。 家ではなかなか勉強に集中できなかったので、塾が終わってから自習室で勉強しました。毎日、先生から出された宿題をきちんとしました。疲れたときには、他の教科の勉強をしたり、テキストを読んで大事なところに線を引いたりして気分転換しました。私は算数が得意だったので、算数でほかの受験生と差をつけようと思って、とくに力を入れて頑張りました。
Q.名進研でよかったと思うことはどんなことですか?
一つ目は、先生です。先生はいつでも優しく、面白く、わかりやすく授業をしてくれました。今になって考えてみると、あの先生方でなきゃ想像できないぐらいです。先生からは「もっと上にいけるから」と、いつも励ましの言葉をもらっていて「上にいこう、上にいこう」と頑張れました。 二つ目は、名進研に貼ってあったポスターです。ゴーカックンと、うかるちゃんのポスターには、受験のアドバイスや励ましのことばが書かれています。授業の間の休憩時間にポスターを見て、いつも元気をもらいました。「時計がない試験会場は意外と多い」という言葉に、へーそうなんだと思いました。「大丈夫、去年受かった人も緊張した」という言葉を見たときは、「自分だけじゃない、みんなも緊張するんだ」と安心しました。
Q.合格した時に、家族や先生からの言葉で嬉しかったのは?
入試の前は不安もあったけど、頑張るぞ!という気持ちの方が強かったです。淑徳は無理かなという気持ちがあったけど、入試本番で問題を解いてみたら「大丈夫かも」と思えて、落ち着いて解くことができました。 合格発表のとき、お母さんが「すごい」と言って喜んでくれました。受験勉強では「上にいかなきゃ」とずっと焦っていたけど、お母さんの「すごい」という言葉を聞いて、今の自分で大丈夫だと思って安心しました。
Q.中学校での目標や、将来の夢があれば教えてください
中学ではダンス部かバスケ部に入りたいと思っています。小さい頃からダンスをやっていて、いとこもダンス部にいるからです。バスケも楽しそうなので、興味があります。中学では友達と楽しく過ごして、一生の思い出をいっぱい作りたいです。 将来の夢は、獣医になることです。私は動物が大好きで、小さい頃から獣医をめざしています。獣医学部に入るためには、難しい勉強をしないといけません。勉強をしっかり頑張って、夢をかなえたいです。
お母さま:中学受験をしたいという本人の意志が強く、すべて自分で決めて勉強を進めていました。成績が思うように上がらず「塾に行きたくない」とだだをこねることもありましたが、授業には必ず出ていました。子どもの中学受験は初めての経験で最初はわからないことばかりでしたが、名進研の先生がまめに連絡をくださるので安心して相談できました。自分の意志でやり遂げた経験に自信を持って、中学生活を楽しんでくれたらと思います。