名進研 受験体験記
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南山中学校男子部 受験体験記

なんざんちゅうがっこうだんしぶ

南山中学校
男子部

キリスト教精神による6カ年一貫教育

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南山中学校男子部
南山中学校男子部

①制服のない学校で、みんな私服で生活しています。もちろん、学びの場にふさわしくない服装は注意されるので、一人ひとりがきちんとした服装なのかを自分で考えています。

②創立者の「小さな紳士たれ」の教えを追求

優しく穏やかな生徒たちが熱心に勉学、部活動、生徒会活動に全力で励んでいます。家庭的な雰囲気の中で個性を伸ばす指導がされています。近年、医・歯・薬学部への進学希望が強いです。

2025年合格実績

86

2025年入試状況

  算数 国語 理科 社会 合計
時間 60分 60分 50分 50分 -
配点 200点 200点 200点 200点 800点
合格者平均 116.4点 158.3点 145.8点 137.7点 558.2点

「自分を信じて」~満開の桜咲け~

2025年度 中学受験 南山中学校男子部

 「南山中学校男子部へ行きたい」という子どもの言葉から、我が家の中学受験が本格的に始まりました。第一志望校が決まったのは六年生の四月頃でした。子どもが目をキラキラ輝かせて言ったこの気持ちを応援したいと思いました。

 ここからは、中学受験について我が家でやってきたことなどを書きます。今後の参考になれば幸いです。

 さて、志望校が決まって気になるのは子どもの成績です。受験当日まで一年を切っているのに、合格圏内に入れるのか正直不安でした。この時点で偏差値43~46ぐらいで、教科によって差がありました。子どもはというと、目標が決まったので南山中学校男子部についていろいろと調べ始めました。説明会や体験授業など参加できるものは全て行くようにして、モチベーションを上げていきました。当然、成績が足りていないことを本人も気づいていましたが、「行きたい」という強い気持ちがあったので行動を起こすことができたのだと思います。日が経つにつれ、生活リズムが変わり、受験生らしくなってきました。

 合格するために子どもが決めたのは、受験とバスケの両立は難しいから一旦バスケを辞める、小学校と名進研に毎日通う、名進研では自習室を活用するということでした。家ではホッと一息つける時間も必要だと思い、隙間時間を上手に活用する工夫をしました。学校へ行く前やちょっとした空き時間(10~15分ぐらい)に、計算トレーニングや漢字テスト、monoxerをやりました。隙間時間なので、「もう少しやりたいなぁ」と思うところでやめました。この方法は私にとって子どもとのコミュニケーションの一つとなったので、皆さんにもおすすめします。計算と漢字の間違えたところはノートにまとめ、週末に解きました。習慣化することができ、入試直前までやり続けることができました。このノートは子どもの苦手な分野を見つけ、克服することにつながりました。
小さな積み重ねが大きな力になったと思います。

 しかし、このように取り組んできましたが、プレ中では思うように結果が出ませんでした。偏差値45~48をウロウロ……。成績が伸びず、子どもも悔しさのあまり涙を見せることがありました。そこで、先生に相談したところ、「最後の一ヶ月で成績が伸びる子もいます。今まで勉強に時間をかけてやってきました。南山中学校に合格できるように塾でも声をかけていきます。」と言ってくださいました。子どもには先生方がついているから、最後まで信じようと思えた瞬間でした。四月からを振り返り、子どもは一度も弱音を吐きませんでした。成績が悪くて涙が溢れてしまうことがあっても、マイナスになる言葉は言いませんでした。「絶対に合格したる‼」が口癖でした。小学生なら、友達と遊んだり、ゲームをしたり、テレビを観たりしたいだろうと想像ができますが、全てを我慢してきました。私は子どもが自ら決めたこととはいえ、ここまでしなくてはいけないのかと葛藤する日もありました。学校の友達には中学受験をすることを話していませんでした。遊びに誘われても自分で断って塾に行きました。子どもは「南山中学校男子部に合格したい」という思いで、モチベーションを上げ、ただただ勉強に励んでいました。その姿を見て中学受験とは、勉強をすることだけでなく、精神的にも大きく成長するものだと知りました。

 入試直前十二月のプレ中では、目標としていた偏差値50を超えました。残り一ヶ月のところで成績がぐんぐん伸び、JSクラスに上がることができました。先生が言われたように奇跡が起こり、合格圏内に入ることができました。油断はできませんが、子どもも嬉しかったようで、また一段と気合いが入りました。

 入試前日は近くのホテルに泊まりました。子どもとの時間を大切にしながら、「いよいよ明日だね」とこの一年の生活を思い出しました。「やることはやった、悔いはない、頑張ってくる」という子どもの言葉を聞いて早めに寝ました。

 当日はいつもと同じような朝食を食べ、余裕をもって南山中学校男子部へ行きました。頑張ってきた子どもにかける言葉は、「入試、頑張ってね」ではなく、「行ってらっしゃい、待ってるから。」でした。入試会場でハイタッチをして送り出した我が子の姿は、逞しく、自信に満ち溢れていました。「よし、きっと大丈夫」と私は心の中で自分に言い聞かせていました。

 合格発表の日、速達で届いた封筒を目の前にドキドキが止まりませんでした。子どもと封筒を開けた瞬間、「やったー‼」の声が家中に響き渡りました。「南山中学校男子部合格」の文字。満開の桜が咲いたような子どもの笑顔をみて、思わず涙がこぼれました。最大のライバルである自分に勝った子どもをギュッと抱きしめました。

 名進研新岐阜校の先生方、六年間本当にお世話になりました。子どもが勉強することを諦めず、投げ出さず、夢に向かって突き進むことができたのは、他でもない先生方のお蔭です。先生方の温かい言葉は、私たち親子の支えとなりました。ありがとうございました。

 最後に、これから中学受験に挑戦されるご家族の皆様、子どものやる気は「無限大」です。お子様を信じて応援してあげてください。お子様が、合格切符を手にされる日を願っています。


諦めない力

2025年度 中学受験 南山中学校男子部

 皆さん、こんにちは。僕は、鶯谷中学校、愛知工業大学名電中学校、南山中学校男子部に合格し、四月から南山中学校男子部に入学する者です。

 僕は小学校三年生から名進研に入会しました。三年生、四年生の頃は受験にあまり関心がなかったけれど、五年生から学校見学に行き、部活や、授業を体験し、私立中学校に魅力を感じ受験することに決めました。第一志望校に不合格した後、塾の先生から「気持ちを切り替えて南山中学校男子部に合格しよう」という声がけがあり、南山中学校男子部に合格できました。

 次に僕の勉強方法について話します。
【国語】 得意
 国語は、線引きや、文章の抜き出し問題などが苦手でしたが、先生に何度も質問をして得意に変わりました。

【算数】 苦手
 プレ中学入試の算数でも計算ミスが多かったので、計算トレーニングを、毎日、朝に解きました。文章問題や図形の問題は、先生からいただいたプリントを使い、学習しました。

【理科】 普通
 知識問題は得意でしたが、計算問題がとても苦手だったので、直前は計算問題を中心的に解きました。

【社会】 得意
 社会は小テストが毎週あったので、そのためにたくさん完全制覇テキストの100問を解き、基本を積み重ねていき、さらにテストの頻度は一週間に一回だったので、短期間で覚える力もつきました

 入試直前は、学校を休み、塾の自習室で、先生からいただいた、南山中学校男子部対策プリントをたくさん解き、分からない問題は質問しました。そして、体調不良にならないように、感染症対策をしました。
 テストは、朝早いので、早寝早起きをして、早く起きた分、早く寝て睡眠時間を確保しました。
 入試当日は、教室が寒いといけないので、上着とカイロを持っていきました。

 最後に、受験生の皆さん、後で後悔する前に、今のうちに頑張ってください、今は大変かもしれませんが、志望校合格はとても嬉しいので、ぜったい最後まで諦めずに志望校合格を勝ち取ってください。
 最後に、名進研の先生方、四年間、本当にありがとうございました。


神様からの最高のプレゼント

2025年度 中学受験 南山中学校男子部

 皆さん、こんにちは。僕は愛知工業大学名電中学校、南山中学校男子部に合格しました。今まで僕が行ってきた学習法を紹介します。

「算数」 僕はとにかく算数が苦手で入試直前まで苦戦しました。基本的な問題をしっかりと理解するために自習ノートに自分で解法を書きました。また宿題でまちがえた問題は、分からないところを先生に質問して、分かるようになるまで復習しました。

「国語」 国語の文章題はポイントとなる部分に線引きをしておくと、時間短縮になるのでオススメです。漢字や言語で点数を落とさないように日々コツコツとやると良いです。

「理科」 物理、化学が苦手だったので先生に分からないところを質問して理解を深めました。

「社会」 出された宿題、大量のプリントを全てやりこなせば必ず解けるようになります。先生の話にはテキストに載っていない知識がいっぱいあるので聞きのがさないようにしましょう。
 プレ中で志望校合格率50%以上取ったことのない僕が、努力していく中で身につけた勉強法です。分からないことは必ず先生に質問する、自習室で集中して勉強する。これは先生からのアドバイスがあり実践しました。

 僕は南山中学校男子部から一度不合格をもらい繰り上げ合格をもらいました。今までつらくてもくやしくても、自分をあきらめずに信じて頑張ってきたことへの、神様からの最高のプレゼントだと思いました。でもこれは僕一人の力で手に入れたものではなく、指導してくれた先生や家族、まわりの人達の支えや応援があったからつかみとることができたのだと思います。皆の僕を信じてくれている気持ちが僕の力になりました、本当にありがとうございました。

 受験生の皆さん、自分や応援してくれる皆を信じて走りぬけて下さい。


あきらめんなよ

2025年度 中学受験 南山中学校男子部

 ぼくは、南山男子プレで20%未満をとってしまいました。だが、そこで何を間違えたかを最後の最後まで見直し、見事合格を勝ちとった者です。分からなかったら付箋を付けて先生に聞きにいった方がよいと思います。ぼくは少し先生に遠りょをしてあまり聞きに行かなかったのですが、今思えば聞きにいけばよかったなと思いました。だから、皆さん、ぜひとも先生に質問してみてくださいね。解説よりも全然分かりやすいですよ。ということで、前おきはさておき、今からぼくがやったやり方を書くので、ぜひとも参考にしてみてください。

〈算数〉
 計算トレーニングを受験当日までずっと続けました。ぼくは朝の時間でやりました。毎日やったおかげで計算ミスが減りました。算数は得意だったので、直前は校舎の先生にもらった「要点、公式のまとめ」などのものを読んでいました。

〈国語〉
 初めのころは、文章問題が全然できなくて困っていました。そのことを先生に相談したら、「リトライシート」というものをくれてそれをやりました。すごく時間がかかったが成績がよくなったのでうれしかったです。テスト直前は、漢字のプリントやサーパスをやりました。

〈社会〉
 完全制覇テキストの一番後ろにある基本問題や、地理・歴史・公民の総まとめを何回もやりました。自分はあまりやっていなかったのですが、学校の歴史の教科書の細かい図や表を見ておいた方がいいと思いました。すごくたくさんこの年に出たから、次の年も出るのではないかと予測したからです。

〈理科〉
 昔は少し成績がよかったけど、だんだん下がっていきました。とにかく計算問題が苦手だったので、夏期テキストの「計算問題」というところを何回もやりました。この「計算問題」はすごく効率よくできるので、苦手な方にはオススメします‼南山中学校男子部の入試問題で、去年やおととしでた単元のところに付箋をたてて、そこもたくさん見直しました。

 だれか一人のためだけでも役にたてたらいいと思います。南山中学校男子部で待っています‼


未来の南山生の君へ

2025年度 中学受験 南山中学校男子部

 僕には忘れられない日があります。それは二月三日合格発表日です。合格通知が家に届き、僕はドキドキしながら封筒を開けました。「南山中学校男子部合格」の文字が僕の目に飛び込んできました。「やったー‼」両手を挙げてくるくる回って喜びました。
 僕は四月から南山中学校男子部に通います。ここからは、僕の南山中学校合格への道を書きます。何かの参考になれば嬉しいです。

 僕が南山中学校男子部を受験したいと本気で思ったのは六年生の四月でした。名進研主催の合同説明会で南山中学校男子部部の話を聞いて、「ここに行きたい‼」という気持ちでいっぱいになり、僕の第一志望校が決まりました。南山中学校男子部のことがもっと知りたいと思い、説明会や体験授業に参加しました。南山中学校男子部に行くとモチベーションが上がり、合格したいという気持ちが強くなりました。その中でも僕のモチベーションが暴上がりしたのは飛翔祭(文化祭)へ行った時でした。ずっと見ていたい展示物やユーモアあふれる仕かけなど見所がいっぱいでした。今度は僕がここで何かを作りたいと思い、「もっと勉強をして合格するぞ」とやる気が出ました。
 そこで僕は三つのことを決めました。
一、一生に一度しかない中学受験に集中する。
 なかなか成績が伸びなかったので、大好きなバスケクラブを六年生の夏に辞めました。バスケも勉強も中途半端になるのは嫌だと思ったので決断しました。
二、塾には毎日行く。
 授業がない日は自習室を利用しました。家だと甘えが出てしまうので、塾を最大限に利用しました。周りには同じ目標をもった仲間がいたのでお互いに励まし合い、頑張れました。
三、小学校には一日も休まず行く。
 小学校にも友達がいるし、生活リズムを崩さないためにも通いました。僕にとっては気分転換になったので通って正解でした。

 次はぼくがやってきた勉強方法の紹介です。
(国語) 僕は説明文が得意だったので、物語文の攻略方法を考えました。僕は登場人物の心情を読み取ることが苦手だったので
問題を読むときに登場人物の関係を整理しました。関係性が分かると、どんな立場で話をしているかが分かるようになりました。
文章を読む時には、読んでいるところを鉛筆でたどり、重要な所には線を引くように意識しました(これ、とても重要‼)。また、問題文の終わりの注釈を必ずチェックしました。そして、漢字勉強は学校へ行く前など、すきま時間を活用するといいです。毎日
続けるとけっこうできます。
(算数) 僕の大好きな教科です。先生から志望校の出題傾向を聞きました。苦手な単元があったので、その分野の問題を解きまくりました(例、コンパスの作図や規則性など)。計トレは学校に行く前に毎日やりました。
(理科) 分野によって点数にばらつきが出た教科でした。後期受験理科という教材に取り組みました。過去問がたくさん載っているので、志望校の問題に慣れるためにやった方がいいと思います。
(社会) 僕は歴史分野が苦手でしたが、地理分野は得意でした。歴史は、時間があれば学校の教科書やエフォートBをすみずみまで読んだり、資料を眺めたりしました。エフォートBは、太字に印をつけました。その時に太字の内容が説明できるようにしました。
 地理は地図帳をフル活用し、位置を確認したり、地域の特徴をまとめたり、覚えたりしました。冬には地図帳がビリビリになり、テープで補強しました。今では僕の宝物です。

 全部の教科に共通しますが、解けない問題があったらすぐ先生に聞きに行くといいです。分からないままにしておくと、やる気がなくなったり、不安になったりするので、早めに解決することをおすすめします(先生に質問するのはドキドキするけど、勇気を持って行ってみてください。やる気が出ます)。 入試前はとても緊張しますが今までやってきたことを信じて最後までやり抜いてください。入試前日は9時までに寝ることも大切です(当日、頭がすっきりした状態で試験ができました)。

 僕は一年生のパズル道場から名進研に通い、六年間お世話になりました。名進研新岐阜校の先生は、いつも僕の味方でいてくれました。勉強の面白さを教えてくれました。僕が嫌にならずに中学受験を楽しめたのは先生たちのお蔭です。応援動画も嬉しかったです。本当にありがとうございました。南山中学校男子部での生活を全力で楽しみます。
 最後に皆さんに伝えたいことがあります。それは、「この学校に合格したいなぁ」ではなく、「この学校に絶対合格する」と自分に言い聞かせて欲しいということです。僕がやってきたことです。
 皆さんが選んだ志望校に合格することを願っています。


先生と共に走り抜けた両立生活

2025年度 中学受験 南山中学校男子部

 皆さん、こんにちは。僕は四月から南山中学校男子部に進学する者です。僕は小学校一年生からサッカーをやっていてサッカーが大好きです。中学受験に挑戦するにあたり、サッカーでも勉強でも全力で目標を達成しようと考えていました。

 サッカー少年の僕が中学受験を考えたきっかけは、所属しているサッカーチームのOBで勉強を頑張りながら高校選手権で活躍している人の姿を見てあこがれたからです。僕も先輩のようになりたいと思いコーチに相談したところ「おまえなら、できる」と言ってもらえたためチャレンジすることとしました。

 実際に名進研に入って勉強を始めてみると、授業がとても楽しく、仲間も面白い子が多く勉強が好きになり塾に行くのが楽しみでした。しかし、小学校では学力に自信があった僕でも名進研には優秀な子がたくさんいて、「上には上がいる」ことを思い知らされたのです。

 そこでサッカーと両立しながら学力向上を目指すために、効率よく勉強を進めることがポイントになると考え、先生に相談してやり方を決めました。そのやり方とは「毎週火曜日の授業前に先生に一週間分の質問と、来週までやる問題を決めてやり切る」ことです。このやり方を続けたところ、プレ中学入試の成績が上がっただけでなく、勉強が増々好きになってきました。僕が理解できていないところをすぐに把握して、ポイントを教えることができる名進研の先生はすごいと思います。

 小学生のサッカーの頂点は全日本サッカー選手権大会です。この大会は十月から地区予選が始まり、勝ち進めば十二月まで続く大会です。僕はこの大会で県大会に出ることを目標にしていました。そのために移動の車中でも僅かな時間も無駄にしないで勉強とサッカーの両立を頑張りました。しかし、試合の日はどうしても授業を休まなければいけないのですが、そんな時でも名進研の先生は「試合で活躍してこい」と応援してくれました。そんな先生達の応援のお蔭でサッカーでは目標としていた県大会に出場でき、勉強では志望校の合格を勝ち取ることができました。

 最後に
 名進研の先生方本当にありがとうございました。改めて、名進研で先生達に出会えて良かったです。これから受験をむかえる名進研生の皆さん、とにかく名進研の先生を信じて最後まで頑張ってください。


親友との約束

2025年度 中学受験 南山中学校男子部

 皆さん、こんにちは。南山中男子部に合格した者です。これから、僕が志望校に合格するまでに、歩んできた道のりをお伝えします。

 まず、僕が中学受験をしようと思ったきっかけは、保育園時代の親友との約束です。小学校で別れてしまうので、私立中学で再会すると約束をしたからです。そして月日は流れ、四年生の冬のある日にふと、約束を思い出しました。母にそのことを伝えると、「小学校で成績が良くても、私立中学校に合格するには、それに特化した塾に行った方がいいよ。」と言われました。

 そこから、僕の第二の勉強人生が始まりました。実は四年生まで毎日、ゲーム六時間生活を送っていました。塾に通い始めの頃は、ゲームをやりたい気持ちもあり、成績が伸び悩んでいました。そして、五年生の夏期講習あけのテストで、自分では頑張っていたつもりでしたが、思うような点数が取れず、とても悔しい思いを味わいました。それで母と相談し、土曜テストゼミに向けて、二週間、自分を限界まで追い込んで、毎日勉強しました。するとなんと、過去最高点数を取ることができました。そこから、ゲームの達成感より、勉強の成績UPの喜びの方が、はるかに大きいと実感しました。それで、ゲームと決別することができました。

 そして、また、月日は流れ六年生になりました。六年生になると、実力テストから、プレ中学入試に変わり、暗記のみでは、高得点をとれなくなってきました。そこで、僕は、過去の分野もふくめ、「受験○○テキスト」で、基本問題と応用問題を定着させました。すると、成績も回復し、安定した成績をとれるようになりました。

 僕が、南山を志望した理由は、自由な校風と豊かな人間教育に感銘を受けたからです。

 これから、受験する皆さんに伝えたいことは、僕は、算数は得意だったけれど、テスト形式で行うと焦ってしまい、一つ計算ミスをしたりすることがよくありました。しかし、毎日、「計算トレーニング」を行い、最終的には計算問題でミスをしなくなりました。皆さんは、日ごろの積み重ねと本番で焦らないことを大事にして下さい。

 あとは、今まで頑張って来た自分を信じて合格をつかみとって下さい。合格したら、幸せなことがたくさんできます。名進研生という立場を誇りに思って最後まで、突き進んで下さい。


南山中学校男子部を目指して

2025年度 中学受験 南山中学校男子部

 僕がどうして南山中学校男子部を受験したかと言うと、学園祭に行ったことがあり、その時にここの中学校は皆楽しそうでいいなと思ったからです。遊びを我慢してやれた理由は、自分はこの中学校に行って幸せで楽しい日々を送るんだという思いを胸に勉強したからです。

 家族や友達に支えられたエピソードは、試験の結果を見てガッカリしていた時に、父がまだ時間はあるから今回間違えたところの直しをやってしっかり覚えよう、と言ってくれたことです。

 小学校との両立の仕方は、受験の週は過去問演習をたくさんやって解き直しをやる。学校は普通に行くので帰りは家族に助けてもらってお迎えで電車で塾まで行く。学習方法は、完全制覇から受験校の過去問を解いていくことです。

 成績が伸び悩んだ時には、一番点数が悪かった教科を重点的に勉強しました。志望校判定を見て自分が今どのあたりの立場なのかを理解して、自分はこれからどうすればいいか考えて勉強していました。

 入試の前日やその週には苦手な教科の過去問を解いて、その受験する学校の教科順に時間を測りながら演習して、塾で過去問の分からなかったところを先生に質問して悩みを解決させることが大切です。そして何より大事なのは各教科の先生たちが言っていることですが、答える内容・条件に線を引くことです。僕も第一志望校の受験の時に先生たちに言われたことを思い出してそれをちゃんとこなしたから受かったんだと思います。

 でも一番大切なのは、健康とその学校に受かりたいと思う熱い思いです。それらを持ち合わせて、最後に苦手な教科のおさえておきたいところを確認して試験に臨むのが一番だと思います。なぜなら自分の抜けている知識のところを思い出すことができるからです。そして、会場に持っていく物は鉛筆・消しゴム・定規・カイロ・やる気です。受験の週は9時ぐらいには寝た方がいいです。人間の脳が働き始めるようになるのは起きてから三時間程度も時間がかかるからです。これから大変な時期ですが乗り越えてください。応援しています。


僕のとっておきの勉強法など

2025年度 中学受験 南山中学校男子部

 僕は、南山中学校男子部に合格しました‼参考になるか分かりませんが、入試までのことについて話します。

 まず、僕が南山中学校男子部に行きたい、と思ったのは、四年生の頃、近くのお兄さんが受験をしていて、「南山中学校ってとても良いな。自分も行きたい‼」と思ったからです。僕は、その気持ちがあったからこそ苦しいことも乗りこえることができたのだと思います。

 僕は、水泳、習字、ピアノをやっていました。人によって差はあると思いますが、六年生の授業が始まる前までには、習い事は塾だけにしました。六年生になると授業も宿題も増えますのでね……。

 さて、僕は、入試が終わるまで、いろいろな勉強法をしてきました。その中で、特にオススメしたいものを紹介します。

 一つ目は、「間違いを、もう次は間違えない」ようにする工夫です。ぼくは、それをするため、二つやりました。一つはテキストに、印か「漢字ミスに注意‼」などとコメントを入れることです。これは、テスト前にとても役に立ちました‼二つ目は、間違いのみのミス集ノートです。ここには、自分がミスした所と、そうなってしまった理由などを書いてためていました。それは、入試直前まで役立ちました。

 二つ目は、週の初めに計画を立て、その計画で毎週勉強するということです。僕にも、宿題がこなせない時はありましたが、毎週空き時間はどれくらいあって、宿題たちはどのくらいの量あるのか、という全体の量が分かれば、こなすことも楽に、そして効率良くすませることができました‼

 受験生の皆さん、これから、たくさんの困難や大変なことがあるかもしれません。でも、必ずあきらめないでください。周りには、先生、親など自分の味方はたくさんいます。その人たちを頼って、どうか、最後まで走り切ってください‼

 頑張れ‼受験生‼


未来の合格体験記

2024年度 中学受験 南山中学校男子部

皆さんこんにちは‼僕は三年生から名進研に通い、第一希望の南山中学校に無事合格することができた者です。僕のこの合格体験記で伝えたいことを簡単に言うと、「あきらめてはいけない」ということです。

僕は最後のプレテストでは総合偏差値が47程度ですごく焦りました。そこで先生と母と僕で三者面談をしました。その時、先生に「具体的に何をして受かったのかを書いた未来の合格体験記を書いてきなさい」と言われました。今から書かれているのはその時に書いた合格体験記です。

『僕は三年生から名進研に通わせてもらっていましたが、気付けばもう六年生で受験シーズン真っ只中でした。それなのに今までと同じ勉強の仕方で、宿題が出せない時だってありました。そんな僕が三者面談をしてやっと受験に火がつきました。それからとにかく過去問をいっぱい解いていっぱい解説を読んで直したり、漢字ミスが多かったので自分の間違いやすいポイントに印をつけた歴史の単語表をつくったりなどして、自分のニガテポイントを埋められるよう最後まで努力し続けました。そして受験当日、緊張する中、手がかじかまないように、最後までカイロをにぎりしめながら会場へ向かいました。

時間がたってついに合否発表の時、中々見ることは出来ませんでしたが、ついに勇気を出して見るとそこには合格という字が書かれていたのです。僕はあまりのうれしさに走り回りました。そんな受験のストーリーも今になったら一つの思い出となっていました。そして現在、僕は夢見ていた南山中学校男子部での生活を楽しみにしながら、小学校の友達といっぱい遊んでいます。』

ここまでがその時に書いた合格体験記です。これを書いた時は最初にも言ったとおり良い成績ではありませんでした。でも書いた通りにせいいっぱい頑張ったことで合格することができました。

皆さんも最後まであきらめずに頑張ってください。南山中学校男子部で会えるのを楽しみにしています。


継続することが力になると信じて

2024年度 中学受験 南山中学校男子部

皆さん、こんにちは。僕は愛知中学校、中部大学春日丘中学校、南山中学校男子部に合格し、四月から南山中学校男子部に進学する者です。僕の入試までの体験を書かせていただきます。僕が受験を始めた理由は、公立の学校よりも私立の学校に行ってみたいと思ったからです。勉強をすることに最初はあまりやる気が出なかったけど、先生たちの授業が面白く勉強が楽しくなってからはやる気が出てきました。これから学習について話していきます。

〈国語〉 苦手
国語は文章読解が苦手だったので、なるべく漢字の要とサーパスをできるだけやるようにしました。ただ忙しくてできない日もたくさんありました。漢字や言語の問題は練習すれば点数が取れるので、毎日やるようにしたほうがいいと思います。また読解の場合は問題文に線を引いて条件を確認すると、ミスを減らせると思います。

〈算数〉 得意
算数はトレーニングを毎日やるようにしたほうがいいです。授業で分からなかった問題は先生に聞くか、解説動画を見て解き直しをしたほうがいいです。

〈社会〉 得意
社会は夏休みに使ったテキストを何回もやるようにして、完全制覇の穴埋め問題もやるようにしました。漢字のミスで間違うともったいないので、重要な語句は漢字の練習もしました。また南山は教科書の出題が多いので、歴史の写真や資料など教科書も隅々まで見ました。

〈理科〉 普通
知識事項は名進研の毎回の小テストを利用して反復して知識の定着に努めました。コアプラスは定期的に反復して確実に覚えるようにしました。また教科書から出題されることもあるので、実験や実験器具の使い方などもみるようにしました。

入試直前
入試直前の一月は学校を休み、午前中は過去問をやりつつ、午後からは、各教科の志望校別対策プリントに従って毎日やることを決めて取り組みました。また、自分が苦手な単元やプレ中で間違えた問題を復習することが大切だと思い、完全制覇テキスト、志望校別特訓プリント、冬期講習問題などを何度もやり直しました。南山男子は、作図の問題が出るので、志望校別特訓の問題を毎日繰り返しました。入試直前は、体にいいものを食べてはやく寝るようにしました。

入試当日
入試当日は寒いので、暖かい靴下、コートを着て手袋をつけるようにしました。初めに受けた一教科が失敗してもあきらめないようにしましょう。

最後に
志望校合格に導いてくれた校舎の先生方、本当にありがとうございました。受験生の皆さん、自分の力を信じて、できることを毎日繰り返してください。継続することが、きっと力になって良い結果につながると思います。今は大変ですが、とても良い経験になるし、思い出になります。ぜひ志望校合格を目指して頑張ってください。


長く苦しい道をこえて

2024年度 中学受験 南山中学校男子部

皆さん、こんにちは。僕は愛知中学校、名古屋中学校、南山中学校男子部に合格し(愛知中学校は特別奨学生B合格で)南山中学校男子部に通う者です。今から僕の受験勉強生活について紹介します。もしよかったら参考にしてみてください。

1、中学受験を決めた理由
僕は最初、ほとんどの友達が行く公立の中学校の方がいいと思っていましたが、高校受験をすると大学受験が次にあり、受験が続いてしまって大変だと思ったので、中学受験を選びました。

2、普段の生活と受験勉強
中学受験をすると、友達と遊ぶ時間が減っていきます(当たり前)。また、入試のある週は感染症対策のため小学校を休みました。僕と同じように学校を休む人もいましたが、中には息抜きのために学校に来るという人もいました。僕自身も学校は受験勉強をしている中での息抜きの場所となるため、行きたいという気持ちもありました。

3、効率の良い勉強方法
ここからは教科ごとに独自の学習方法を紹介していきます。

① 国語
・コアマスターの漢字のページで出てきた知らない言葉や読解問題で、重要な言葉などは単語帳としてノートに言葉と意味、例文、類義語、対義語などを書いて覚えました。
・読解問題を解くときには少しきつめに時間設定をして、本番と同じような環境で取り組むといいと思います。また、解き直しをするときにはノートに横半分に線を引いて、上段を自分の考え方、下段は正しい考え方にして、見やすくまとめました。大切なことはその問題の考え方や注目すべき点などをノートや解説を読むことによって理解することと、自分の答えが間違っている理由を明確にし、次につなげることです。

② 算数
・計算トレーニングは毎朝行いましょう。計算トレーニングを毎日継続することで、テストなどの計算問題のミスが減ります。
・基本的なことが分かっていないと発展問題などが解けないので、基本的な問題はしっかり解けるようにしておいた方がいいです(どの教科も同じ)。
・実力テストやプレ中などの復習項目一覧に載っている類似問題まで解くといいと思います。

③ 理科
・理科の計算問題はできないと大変なことになるので、しっかりとできるようにしましょう。
・理科や社会の言葉はノートに三回程度書くと覚えられます。

④ 社会
・暗記が得意な人は社会の年号を語呂合わせで覚えてみるといいです。
・地理や歴史で国や地名が出てきた場合、地図帳で位置を確認するといいです。
・社会では出来事の理由や背景を理解することが大切です。
・ニュースがわかるや重大ニュースは時事学習にとても役立ちます。

⑤ 全ての教科において
・一番大切なのは「直し」です。直しをしないと自分の理解が不足しているところや、間違えやすいところが分からないので、しっかり直しはしましょう。
・自分が何回同じ問題を間違えているのか、分からなくなるといけないので、自分が分かる印をつけるといいです。例えば僕は問題番号の左側にシールをはることにして、一回間違えるごとに緑シール→黄色シール→赤シールとしました。そして、その問題をいつ解いたのかが分かるように日付を記入しました。
・僕は自分が間違えやすいと思うところや不安だと思うところを、ルーズリーフに表や図で整理しながら覚えていました。
・国、理、社の暗記のところについてはチェックペンを使って覚えるといいです。
・過去問を解くときはその学校の問題傾向をつかみましょう(だからといって真剣に問題を解かなくていい、というわけではありません。例えば、南男の国語の問題では二題大きい記述が出るなど)。
・質問はとても大切です。どんな基本的なことでも、自分が納得できなかったり分からなかったりしたら、すぐに質問に行きましょう。

4、受験直前のアドバイス
入試直前期は全教科かたよりなく学習してください。受験前日は特に変わったことはしないでください。そして、早く寝ましょう。受験当日は早く起きると思うので、日ごろから早寝早起きを心がけましょう。入試当日、忘れ物をしないように、忘れ物がないか入試前日もしっかりチェックしましょう。持ち物は学校によって違うのでそこにも注意しましょう。入試当日はいつもの自分で臨み、ここまで自分はしっかりやってきたから大丈夫だと自分を信じてください。僕は入試当日、父に「いつも通りね‼」と声をかけてもらいました。ちなみに小さめのはらないカイロをポケットに二つ程度入れておきましょう。手がかじかんでうまく書けなくなるときがあります。

・これから受験をする皆さんへ
成績は直前期でも伸びますので、最後まであきらめないでください。今はものすごく苦しいと思います。しかし今頑張れば楽しい未来が待っています。自分を信じて突き進んでください。
最後に、先生、両親にはとても感謝しています。自分はターミナル校だったので、先生も多くにぎやかな授業でした。校舎の先生だけでなく、講習や正月特訓などでお世話になった先生方も本当にありがとうございました。

いつか南山男子部でお会いできることを楽しみにしています。


これから受験するみんなへ

2024年度 中学受験 南山中学校男子部

僕は名古屋経済大市邨中学、愛知工業大名電中学、南山中学男子部から合格をもらいました。僕の勉強方法や反省を書きたいと思います。

算数は得意でした。
でも習ったばかりの単元はわかったつもりになっていることが多くてテストでいい点が取れなかったです。間違えた問題とその問題に関係する問題を何度も解き直しをしました。そのため、理解があいまいなところを克服できたと思います。でも最後まで克服できなかったのは面積比。出てきたら捨て問確定でした。でも一月に親に言われて勉強し直したら意外と理解出来ました。もっと早く向き合えばよかったと思いました。

国語はすごく苦手でした。
最後まで僕の足を引っ張り続けた教科です。偏差値が50越えたのは六年生の後半二回くらいです。それでもアドバイスしておきたいのは、誰でも取れる漢字と言語事項をきちんとやっておくことです。記述は、段々と書けるようになるので部分点をとれるように工夫していく。

理科は得意か不得意かどちらかで聞かれたらまぁまぁ得意な方でした。
きついと思ったことは、先生に言われたプリントの範囲を完璧にするまでやり続けたことです。授業でピンとこなかった単元は、ユーチューブで簡単で分かりやすいところから見るのがお勧めです。親に言わずにユーチューブを見ていると遊んでると思われるので注意が必要です。あと、僕が中学校に受かった理由だと思うことがあります。それは、受験一か月前くらいは、受ける中学校の出題傾向を予想して勉強することです。

社会は安定でダメダメでした。
暗記系の単語は必死で覚えました。僕は六年になって自分の暗記方法を編み出しました。受験一か月前に何か覚えたいときは、表やグラフとかで確認するのが一番いいです。今回は時事問題があまり出なかったけど次の入試には、時事問題が出ると思います。

自習室を使って宿題やテスト勉強をするときには、時間配分を考えた方がいいです。なぜかというと、社会だけをひたすらやると三時間三十分かかりました。ですが、一教科にかける時間を一時間にして四教科を八時間勉強したら、社会は二時間五十分になりました。一教科にかける時間は決めておいた方が良いと思います。

僕は第一志望校が、不合格で、数日後に繰り上げ合格になりました。だから不合格の悔しさと合格の嬉しさを味わい、できれば不合格の悔しさは味わいたくないと思いました。

受験は一問が正解か不正解かで、合格や不合格になります。土曜ゼミ、実力テスト、プレ中、志望校別特訓、日曜講座のできた問題に満足せずに、間違えた問題が大事なんだと今になって痛感しています。間違えまくっているテストは、見たくないと思うけど、宝物だと思って何度も解きなおしてください。今はたとえできなくても受験までに解けるようになっていれば大丈夫です。

頑張っているみんなに、さくら咲きますように。


名進研は最高のパートナー

2024年度 中学受験 南山中学校男子部

この度、南山中学校男子部、名古屋中学校、愛知中学校(特奨B)に全て合格し、南山中学校男子部に進学を決めました。

私立中学の受験を決めたのは、両親とも私立中学出身であり、かつ、私が中高の六年間を充実して過ごすことができた体験からでした。

名進研に通うことを決めた理由は、名古屋地区で最も合格実績を挙げていることと、実際に塾に出向いて学習内容を拝見したときに、算数においては考える力、国語においては書く力が身につく内容であると思ったことの二つが大きな理由でした。

低学年(小三)の時から進学塾に通うことは、勉強が重荷にならないかの若干の不安がありましたが、最初の授業の感想を本人に聞いたときに「面白かった。国語の先生が歌を歌ってくれた。」と笑顔で話していたことを今でも記憶しており、さすが気持ちの乗せ方も含めて上手であることを当時感じました。

小三は「ピグマクラス」、小四後期から小五終了まで最上位クラスの「Sクラス(名進研注:現在のαクラス)」、小六からは「難関校クラス」で通塾しました。

中学受験において重要な時期となる小四以降の内容から、時系列で学習面、生活面等を中心に記載いたします。

■小四時代
学習面については、毎週の学習内容を宿題も含めてその週中に学習・習得するように努めました。このサイクルをまわしていくことで、小四前期の実力テストの平均偏差値は62~63となり、後期から「Sクラス」の資格が認定されました。「Sクラス」になって以降は、毎週の学習量が増え、前期のようにその週の中で全ての宿題を学習することが時間的に困難となっていったため、所属校の先生に取り組む必要のある宿題について優先順位を確認して取り進めました。コロナ禍の時代であり、長期連休中であってもなかなか旅行等に出かけられない状況でしたので、名進研の学習に専念していた一年であったと思います。また、時間に余裕ある小四の時期に志望する各学校の説明会に本人とともに参加したり、文化祭にも本人と一緒に行ったりし、本人に学校の印象や進学後のイメージを持ってもらうようにしました。

■小五時代
練成教室のみの受講で、土曜日にあるテストゼミは取りませんでした。練成教室の毎週の学習をしっかり行っていれば、土曜日のテストゼミまでは受講しなくても問題ないと考えます(ただし、目指す学校によります)。
一学年上がると学習量が相当増え、国語のSクラス専用プリントや算数のコアマスターのコアステップ3(最難関)の問題を全て学習することが徐々に難しくなってきました。所属校の先生と目指す学校との兼ね合いで、どこまで実施する必要があるかを相談し、学習において線引きを行いました。線引きを行った範囲内の学習をその週中に学習・習得するように努めていましたが、内容・単元によっては週内の完結は難しく、その場合はひと月の中で(実力テストの前までに)完了する目標を持って取り組んでいました。線引きを行っても、実力テストの成績は落ちず、一年間通じてSクラスに在籍することができました。また、小四の時と同様、説明会や体験授業、文化祭に行き、学校に対する関心度合いを高めていきました。依然としてコロナ禍でしたが、毎週末は気分転換の時間を学習に支障のない範囲で設けたり、長期連休の時は旅行にも出かけたりし、本人の気持ちが折れないよう、モチベーションの維持にも努めた一年でした。小六になると旅行にはいけないと思いましたので、新学年(小六)に上がる年の一月に受験期間中の最後の旅行をしました。

■小六時代
小六から「難関校クラス」での受講となりました。所属校の先生と相談し、前期は練成教室のみの受講、後期からは練成教室及び日曜日の志望校別特訓を受講しました。小四時からと同じく、宿題は全て自宅で学習し、宿題の内容で解説を読んだり、動画解説を聞いたりしても不明な場合は、その都度、所属校の先生に質問し、疑問点をなくすようにしました。効率的に先生に聞けるよう、私が事前に先生のご都合を確認しアポイントをとって、質問は授業の前後で本人のみでしました。
直前期は正月特訓も取り、インフルエンザや新型コロナ等の感染症対策を念頭に、最初に受験する学校の受験日のある週から最後の受験が終わるまで学校を休みました。学校を休んでいる期間中の過ごし方としては、入試当日の起床時刻が6時であることから、朝6時15分頃起床、21時~22時頃就寝のサイクルをまわしていました。睡眠時間が不足すると体調が悪くなるため、八時間以上の睡眠時間が確保できるようにしていました。

入試前日は「自信をもって受けること」を毎回伝え、当日会場で別れる際も、「プレ中の時と同じようにね」と声をかけて見送りました。他の方からは「いってらっしゃい」や「がんばってね」といった類の声がけが聞こえてきましたが、受験にあたり本人の気持ちが安定するような声がけであれば何でも良いと思います。

四年間の受験勉強生活が終わりましたが、名進研の先生は本当に親身になって的確なアドバイスをいただけます。集団塾であって個人塾のような面倒見の良さがあります。名進研の先生を頼りにしながら栄光を勝ち取ってください。


息子の合格記録

2024年度 中学受験 南山中学校男子部

四年生の二月から入会しました。きっかけは「やりたい部活が私立中学にあるから」という子どもらしいよくある理由です。
算数は得意な方でしたが、その他の教科は苦手……暗記系は致命的という息子の成績は、JAとJSを毎月行き来しておりました。
クラスアップするとやる気に満ち溢れるのですが、三日坊主。勉強時間も細切れで、いつになったら長時間勉強するようになるのだろうと心配する日々。宿題はやるけれども、それ以上をやろうとしない息子に悶々としていました。

五年生の面談時に先生に相談すると、宿題が終わった後には、テストで間違えた問題とそれに類似する問題の解き直しをするようにアドバイスをいただきました。専用のノートを作成し「宿題が終わったら何をしていいのかわからない」と言う息子に渡しました。ノートは次々に増えていきましたが、何周か使ったおかげで苦手克服になったと思います。また暗記が苦手な息子に先生たちの学生時代の暗記方法を教えていただきました。六年生ではたくさんの暗記プリントをいただき人並みには暗記ができるようになりました。

六年生九月から過去問を解くようになると合格最低点、合格者平均点をとれるようになっており(社会以外)、力がついてきたと本人の自信につながり、名古屋中プレ、南山男子プレでも合格判定80%をいただきました。

一月は小学校を休んで、自習室で勉強する日々。五年生の時のような細切れの勉強時間ではなくなり、受験生の顔になった息子は自信をもって受験日を迎えました。
しかし二校とも不合格。現実は甘くありませんでした。受け止めることは簡単でしたが、ふっとした時にあやふやな感情がこみ上げてきます。でも息子が受験最終日、家に帰ってきて一番初めに手に取った物は、テレビのチャンネルではなく、Nintendo Switchでもなく、中学入試の問題集でした。「この子ならどこの中学でも大丈夫」そう確信しました。
受験を通して息子と将来のことを話す機会が多くなったことが、一番良い変化だったと思います。大学のこと、職業のこと、社会のこと。受験をしていなかったら、将来のことはあやふやなままの六年生だったことでしょう。

不合格の通知をいただいた三日後、繰り上げ合格の連絡をいただき、四月からはそちらの中学に通います、幸いにも息子の第一志望校です。
先生方には日頃の授業や、𠮟咤激励、保護者への適切なアドバイス、子ども達をよく観察してくださりありがとうございました。濃い濃い二年間、忘れられない二年間になりました。


後悔のない様に!

2023年度 中学受験 南山中学校男子部

 鶯谷中学校、愛知工業大学名電中学校、名古屋中学校、南山中学校男子部に合格し、南山中学校男子部に通う者です。今から僕の受験生活について紹介します。

 受験の動機は単にヒマだったから何かやり続けられるものはないかと思い、受験を始めました。

 そんな僕の勉強法について紹介します。

♥算数♥ 得意!!!
 算数は得意でも苦手でも計算トレーニングは毎日(特に朝)やった方がいいです。得意なら発展問題もやれるならやっておいた方がいいです。

♣国語♣ 波がある‼
 漢字や言語はやれば点が取れるので、要やサーパスは繰り返して行うと良いです。また、日常とかで分からない言葉があれば国語辞典で意味を確認することも大事です。

♦理科♦ 普通‼
 僕の場合は宿題しかやっていなかったけれど、強いて言うなら暗記事項はしっかりと覚えることはやっていた(かなあ)。

♠社会♠ 苦手‼
 社会はとにかく問題を解きまくる‼そして解き直しをする‼たぶんこれの繰り返しでいいと思います。

〈入試直前〉
 入試の直前になったら基本問題の方が大事です(特に算数と社会)。あと毎日早起きして入試の日に早起きできるようにしましょう(だいたい朝6時くらい)。また入試直前だからといって特別なことはしないようにしましょう。逆にできなくなったり自信をなくしたりします。これらのことも大事ですが、体調管理が一番大事です。

〈最後に〉
 入試直前で合格率が20%以下でもあきらめないでください。なぜなら入試とは最後に勝てば途中がだめでもいいから。逆に合格率が80%以上でも油断はしないでください。逆も然り……ですから。また入試日には自信を持ってください。「ここまでやってきたんだ」とか「1+1ができる俺、天才すぎる」と思っておいてください。

 最後に鈴木先生、戸松先生、森先生、加塚先生、お父さん、お母さんありがとうございました。

 名進研生全員応援しています!!
 頑張ってください!!
 名進研を信じて!!!
 後悔のない様に!!!!
 読んでくれてありがとう!!!!!


希望を捨てるな!!

2023年度 中学受験 南山中学校男子部

 皆さんこんにちは。僕は四年生から名進研に通い、南山中学校などに合格した人です。もしよかったら、参考がてらにアドバイスを聞いてもらえればと思います。

一、受験を決めた理由
 僕は最初は、友達がいる公立の方が良くない?と思っていましたが、高校受験では、英語や通知表が良くないと入れないらしいので、先に受験をすることにしました(どっちでも大変なものは大変)。

二、がまんしたもの
 僕は、三つがまんしたものがあります。それは習い事、友達、ゲーム(?)です。習い事は全てやめました。友達とはだんだん一緒に遊べる時間が減っていきます。ゲームは一応減らしました。

三、学習方法(一番大事)
 僕は入会したてのころは、算数で8点をとったことがあります(ヤバすぎ)。
 では、そんな僕の現在は?

 国語…得意‼
 けっこう本読んでいたのでなんとかなりました。皆はサカナ(サーパス・要)をちゃんとやろう‼

 算数…この科目さえなければ……。
 みんなちゃんと基本をやって初心にもどろう。計算トレーニングも忘れずに。

 理科…まあ悪くない
 ちゃんと暗記するとこは覚えておいて、計算問題も基本はとれるようにしよう‼

 社会…超得意
 社会は最後の最後まで磨こう。

 最後に
 僕は名古屋中に完全敗北してもうダメだと思いました。でも完全に切りかえて、力を出し切ることができました。あなたも力を蓄えて出すことができたら絶対受かります。最後まであきらめず出しきってください‼


誇りをもって学び、誇りをもって育つために

2023年度 中学受験 南山中学校男子部

 「試合中に勝ち負けのことは気にしなくていい。試合運び、つまり、試合中も時間を常に気にすること、試合終了のホイッスルが鳴るまで、試合を捨てないこと。前半で思わぬ失点をしても、ちゃんと後半で取り返せばよい。前半で得点を取れても、守りに入らずに、攻め続けよう」

 これは、サッカーの話ではありません。父として、私が子どもを試験会場に送り出す時に、最後にかけた言葉です。入試本番に臨むことは、ただ、試験でその日の出来栄えを試される場であるだけではなく、あたかも、さまざまな試練を乗り越えて、国歌の鳴り響く満場のスタジアムに入場する代表選手が誇りを背負って臨むような、「晴れ舞台」であると思います。ですから、親として試験当日に必要なことは、「心配すること」ではなく、「子が、胸を張って、頑張ってきたことに誇りをもって臨めるように」空気を作ってあげることがいちばんのサポーターとしての仕事だと考えます。そのために、わが家では、記憶に新しい感動を与えてくれた、サッカー日本代表をイメージしてもらうために、冒頭のような話をし、試合前のハイタッチをして、試験に送り出しました。

 この「誇り」ですが、当日だけネタを仕込んでも効果はありません。私は、受験を通して「子供の成長」を期待する際に、いつも〈わが子自身が、一年間の努力の末に『自分の今に誇りを持てるか』〉を意識しました。

 日々の学習は、小さな積み重ねですし、伸び盛りな時も、伸び悩む時もあります。親も、つい日々のことに一喜一憂してしまいそうになります。ぜひ、そんなときに、「今のわが子の様子で、入試当日に一年間を振り返ったとして、胸を張れる状態かな」と考えてみていただければと思いますし、「入試当日に誇りを持てるように」日々、少しづつ、動機づけを積み重ねていただければと思います。

 むろん、これから頑張る皆さまに、第一志望校への合格をお祈りしながらですが、併せて、「夢に向かって取り組む楽しさ」「自分の頑張りに誇りを持てる喜び」を、ぜひに味わっていただければ嬉しく思います。これは、真剣に勝負に臨もうとする環境があってはじめて得られるもので、受験勉強は、この環境を得るための絶好の機会だったと思いました。また、大切なこととしては、この心の成長は、周囲からのポジティブなサポートの声掛けで、何倍にも膨らみ、そして、膨らんだ子どもの気持ちがさらなる成長を促してくれます。学力の成長と共に、心の成長は、何物にも代えがたい財産となることかと存じます。

 さて、心の成長と学力の成長を達成するためには、親子でのコミュニケーションは欠かせません。名進研では、日々の授業にもテストにも、各回にかならず「狙い」が丁寧に張り巡らされています。わが家では、具体的な各問題の内容は親が理解できなくても、今日はどんなことをやってきたのか、具体例を出して、子どもに説明をしてもらいました。子どもに話してもらう内容は5分から10分程度です。3分だと、ほぼタイトルで終わってしまうし、長すぎると、各問の説明になってしまうので、要約としておすすめの時間です。自分で説明できるときは、だいたい理解できているし、説明が巧くできないときは、子ども自身が、説明の途中で、自分が理解できていないことに気づいてくれる点がおすすめです。併せて、毎日これを習慣にするうちに、「まとめる力、説明する力」が身につきます。うまく説明できないときは、親の役割としては、説明が引っかかっているところだけ明確にしてあげて、先生に「自ら質問してもらう」ことを続けました。いまひとつ、心の持ち方の面で効果としてあったのは、日々、親や先生とコミュニケーションを取り続けることで、「今の自分に素直になれる」ことが挙げられます。特に、「①伸び悩んでいるときに、親や先生のふとした一言で、きっかけをつかめる効果」、もうひとつは、「②できないことを恥ずかしがらない、隠さないことで、悩みを抱え込まない効果」がありました。

 また、補足ながら、小学校の授業を簡単に感じることはあるかもしれません。しかし決して疎かにしない、まして学習内容を見下すようなことだけはあってはいけないことだと考えます。「スポーツや芸術、そのほかみんなそれぞれに精一杯頑張っていることがあって、その中で君は勉強に取り組んでいる」ということは、毎日言い続けました。それぞれに得意なことを尊敬しあえる友達関係を築き、もし、わが子が算数を得意とするなら、友達に親切に丁寧に教え、「不得意な子がどう説明すれば楽しく分かってもらえるか」を工夫する努力をしてもらうことで、小学校の友人関係もより良くなり、自分の説明力も鍛えられます。力がつくほどに、一層、謙虚さについては強く諭し続けるようにしました。志望する中学合格は、子供にとって、通過点にすぎません。ゴールではありません。志望校合格への努力と、多感な時期の心の成長は、車の両輪であることは、親子ともに常に心に留めたいものです。

 受験勉強は、合格だけでなく、非常に大きな心の成長を我が子にもたらしてくれます。但し、これは、親や周囲で応援してくれる人々が、「子どもの心の成長」を意図していないと得られないと思われます。日々、授業を受け、課題を克服しながら、心への動機づけを続けていただければ、きっと、入試本番の日、お子さまが誇らしげな姿で入試会場に向かわれる後ろ姿を、ご両親様は輝かしい気持ちで見送ることができるでしょう。そして、結果として、志望される道へ皆さまが進まれることを、応援しています。

 子どもたちの明るい未来に「ブラボー」な人生を‼


六年生九月スタートからの合格

2023年度 中学受験 南山中学校男子部

 この春から長男が南山中学校男子部に通います。これから受験をされる方に少しでも参考になればと思い、私達の体験を書かせていただきます。

〈受験のきっかけ〉
 息子が受験を考え始めたのは、六年生の夏です。それまでは、週五日サッカーとフットサルをやっていて、勉強とは無縁の生活をしていました。送迎の都合により、中学ではクラブチームではなく、部活に入ることになりましたが、「それならサッカー部の強い中学校に行きたい」と言ったのが、受験をするきっかけでした。

 他の受験生は何年もかけて勉強をしている中、九月に入会した時の息子は、小春日和を「こしゅんにちわ」と読み、「つるかめ算って何?」というレベルでした。

〈勉強法〉
 始めは授業について行くのもやっとでした。そこで、塾の授業+宿題を一とすると、家庭学習はその二倍やるようにしました。これで他の受験生の三倍勉強することになります。スタートが遅い分、冬期講習までにはクラスの皆に追いつけるように、家庭学習では名進研のテキストをひたすら復習していました。

 初めて受けた十月のプレ中の偏差値は、算数39、国語48、理科46、社会43でした。とにかく算数を伸ばそうと、テキストの基本・A問題をできるまで何度も解き直しました。速さは特に苦手だったので、六回転しました。

 漢字・プレ・過去問(志望校五校×四~六年分)の直しノートを作り、間違えたところを二回以上解き直しました。

 苦手な理科は、塾で貰った一問一答を朝食時に私(母)が口頭で出題しました。たった五分でも五ケ月間毎日続ければ、理科だけで十二時間以上できます。

〈伸び悩み期〉
 十二月下旬の最後のプレ中では、目標としていたレベルまでは成績が伸びませんでした。偏差値が50を超えたのは、社会だけでした。

 息子も焦りを感じていたので、『未来の合格体験記』を書かせました。合格後の視点から、苦手な算数をどう克服したか、点数が伸びない国語の記述を、どう得点源にしたか等を具体的に書かせました。

 すると、「基本問題を解きまくる」「構成を丁寧に考える」と、息子自身で何をしたら良いか気付いたようでした。

〈直前期〉
 サッカーもフットサルも十二月まで続けていたので、受験勉強に専念できたのは冬期講習からでした。

 冬休み中は、冬期講習・正月特訓+家庭学習で、毎日十二時間以上は勉強していました。

 大人から見れば、十二歳の子が勉強漬けで可哀想だと思いますが、この時期の受験生のやる気と集中力は驚異的です。

 塾に行けば共に志望校を目指す仲間がいて、先生方がものすごい熱量で合格に向けて指導して下さいます。独学では決して得られない経験ができました。

〈受験期〉
 三学期が始まると、勉強時間の確保と体調管理に苦心しました。コロナやインフルエンザが流行り始め、正直、学校を休んでくれた方が親としては安心でした。

 息子は六年間皆勤賞を狙っていたため、毎日登校していましたが、学校は気分転換になり、かえって良かったのかも知れません。

 親の私が一番辛かったのは、第一志望の名古屋中に10点届かず不合格となり、落ち込む息子を見た時です。

 どんな結果になっても息子の人生なので、受験中サッカーを続けるか否かも、併願校も全て本人に決めさせてきましたが、もっと口出しすれば良かった……と後悔もしました。

 しかし、三日後には第二志望の南山男子の入試が控えています。部屋にこもって落ち込む息子に「しっかりしなさい、まだ何も終わってない。第二志望が第一志望に繰り上がっただけだよ‼」と檄を飛ばしました。

 その日だけは大好きな塾を休み、家でひたすら過去問を解きました。入試当日は「合格する力は十分あるから、自信を持って行っておいで」と大きい気持ちで送り出しました。

〈最後に〉
 こうして合格体験記に寄稿できるのも、ひとえに新岐阜校の先生方の熱心なご指導のお陰です。

 九月からの入会を許可して下さった教室長の後藤先生。算数の楽しさを教えて下さった井亦先生(名古屋中は算数の点数が一番良かったです)。記述対策や家庭学習のアドバイスをして下さった国語の丸山先生。何度も小テストの追試をして社会を得点源にして下さった古田先生。苦手だった水溶液やばねの計算問題を得意にして下さった理科の内倉先生。入試後に遅れて出席した特別講座で励ましの言葉をかけて下さった先生方。

 この場をお借りして、心より御礼申し上げます。


挫折からの復活

2023年度 中学受験 南山中学校男子部

 小学三年生からお世話になった名進研。振り返ればあっという間の4年間でした。

 わが家が中学受験を選択したきっかけは、祖父が東海中学進学の経験があったためでした。しかし、私たち夫婦は中受経験がなく、現状も知らないままのスタート。

 塾さえ通えば東海行けるでしょ~という無知ならではのお気楽な親でした(後々現実を知ることとなります)。

 名進研を選択したのは「地元に強い」という点。

 自宅は南区ですが、より学習意識の高い環境を求めて御器所校を見学しました。説明会で出会ったのが御器所校の細田先生です。

 開口一番「僕はこの職業が天職です‼」と心から楽しそうにお話しされる様子を見て(この先生が責任者の校舎ならほかの先生方も間違いないはず)と即入会しました。

 勘で決めた入会でしたが、御器所校はターミナル校であることや、他の先生方の子どもへの接し方を拝見し、ここにしてよかったと心から思いました。

 三年生からの通塾は早すぎるとの考えもありますが、週1回の通塾から徐々に日数が増えていくため、子どもも親も慣れるとともに覚悟ができます。

 わが子はまじめな性格のため「先生から言われたことはやらなきゃ」と取り組みますが、自らプラスアルファの勉強まで手が回らずやる気もない。

 そういった改善したいことは親が言っても聞きませんので、塾の先生にお願いしてバックアップいただきました。また、早くから塾へ行ったとて、成績が比例するわけでもなく、本人は「ぶっちゃけ勉強嫌い」とのことで……志望校見学など経験しながらもなかなか前向きに取り組めずやらされている感で勉強していました。

 六年生になっても、なかなか本気が見えず、自ら机に向かうようになったのは冬期講習の頃(受験まで残り1か月です……)。合格率も、安心できるものではなく不安な受験でしたが、受験当日、本人は落ち着いていてプレ中学入試の方が緊張したとのこと。何度もプレ中や模試で練習をしていた効果だと思います。

 第一希望の名古屋中不合格の1週間後に南山中男子部だったわけですが、不合格の当日は落ち込みながらも塾へ行き、先生にフォローしていただき、次の日には「第一希望は南山にする‼」と切り替えていました。これも教室や自習室で一緒に頑張った仲間がいたからできたことだと思います。

 受験前の感染症予防でR-1を欠かさず飲ませました(商品名書きますが本当に効果あります)。

 神頼みは多すぎてもいけないので伊勢神宮と地元の熱田神宮のお守り。直前に友人からもらった上野天満宮のペットボトルの水を持参した学校が合格だったので追加で買いに走りました。

 受験が少しでも楽しみになるよう、受験校ごとに新しい消しゴムを下ろしてもいいと決め、普段勉強しているダイニングテーブルの横に日程や、各校の受験で頑張ることを本人に書かせて貼ったり、合格通知を掲示して気分を盛り上げました。

 クリスマスプレゼントは全くないのも寂しいので文房具ならいいよ、お年玉は「落とす」だから受験が終わってから渡す……など、効果があるのかわからない制約もしました。

 ほかに役立ったものとして、幼いころに見ていた浴室の壁に貼る日本地図と世界地図は、六年生になってからも都市名などをゲーム感覚で覚えられるので重宝しました。

 また家族旅行は、日本三景やリアス海岸、四日市など社会のテキストに出てくる場所へ行ったり、漫画日本の歴史で息抜きしながら勉強したり、生活の中で少しでも覚えられるように心がけました。

 ちなみに本人分析の南山合格の一番のポイントは「挫折からの復活」をテーマにした国語の自由記述で「先日名古屋中学の入試に落ちました、しかし、切り替えて今日の南山に臨んでいます‼」と書いたことだそうです。ほかの選択肢はないことをアピールしたそうです(笑)。


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