名進研 合格体験記
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滝中学校 合格体験記

たきちゅうがっこう

滝中学校

すべては生徒一人ひとりのために、面倒見のよいしっかりとした教育体制

学校の基本情報はこちら 

滝中学校
滝中学校

卒業してからも心に残る「おもしろい」学校をめざし、教員または講師を招いて行う自由参加型の「土曜講座」を行っています。
「ラッパの魅力」 「脳の中を見てみよう」「パワースポットに自転車で行こう」「ごまクッキーを作ろう」などたくさんの講座があります(年10回ほど実施)。

「タキタイム」という、朝10分間読書と、水曜日7限の道徳の授業があり、読書の習慣や登下校時の交通安全、公共の場でのマナーなど、様々なテーマについて話し合いをします。

2023年合格実績

174

2023年入試状況

  算数 国語 理科 社会 合計
時間 60分 50分 40分 40分 -
配点 100点 100点 50点 50点 300点
受検者平均 60.4点 65.4点 27.6点 34.7点 188.1点

※合格者平均は非公表

自分を信じて突き進め!!

2023年度 中学受験合格滝中学校合格

 私は鶯谷中学校(特奨)、愛知中学校(特奨A)、南山中学校女子部、滝中学校と全て合格し、春から滝中学校に通う超幸せ者です。

 私が中学受験を始めたのは、家族で出かけた帰り道、たまたま見かけた建物(滝中学校の時計台)に一目惚れしたことがきっかけでした。「ここに入りたい‼」と思い勉強を始めたのは五年生の途中でした。そんな私の勉強法をお伝えします。参考になれば幸いです。

〈国語〉
・漢字…絶対落とさない‼基本的な漢字は全て覚えました。最後のプレ中で漢字問題の半分を落としたため、小学校の漢字ドリル四~六年分やり直しました。必ず覚え切りましょう。
・文章題(記述編)…絶対国語の先生に見せましょう。毎回助言をもらっていたら成績UPにつながりました。

〈算数〉
・毎日計トレをしましょう。本番で計算ミスをするとイタイ……。合否にも関わります。そして間違えた問題はやり直しましょう。またテストでは見直しが必須です。

〈理科〉
・ノートに書いて覚えました。また小テストの間違い直しもしっかりやりました。

〈社会〉
・全てノートにまとめました。特に歴史は鉛筆で年表を書き、間違えたことをペンで書き足しました。また歴史の流れをつかむためにも「ねこねこ日本史」をよく見ていました。

〈その他〉
 私が受けた学校の試験時刻に合わせて、入試が始まる前に朝方に変えました。リズムを作るためにも受ける学校が決まった時から、出来るだけ早めに変えた方が良いと思います。

 改めて、これまで教えてくださった先生方、切磋琢磨し合えた名進研メンバー、そして、支えてくれた家族に感謝の思いでいっぱいです。本当にありがとうございました。

 そして、最後にこれだけ言わせてください。

 私は「入試はたった一教科だけで決まらない。テスト科目全てでカバーできる。」と思いながら入試に臨みました。入試を元気に迎えられたのなら、あとはメンタル勝負です。不安でいっぱい、いっぱいになりますが、自分を信じ、合格をつかみ取ってください。

 『頑張れ‼自分を信じて突き進め‼ 名進研生‼』


20%未満からの合格奪取

2023年度 中学受験合格滝中学校合格

 第一志望の滝中学校に合格。プレ中判定は20%未満でしたので、最後の最後まで学力は伸びるのだなと、子の成長に感動しました。

 これから受験を迎える方は、たとえ手が届きそうにないと思う時があっても、途中でひどい点数を取って落ち込むことがあっても、最後まで諦めないことが大切です。また、共働きで平日送迎ができなくても、中学受験対策ができることをお伝えしたいです。

 好奇心が旺盛で、なんでもやってみたいタイプの我が子は、ドラマ「ドラゴン桜2」の放送を見て「ぼくも受験してみようかな‼」と、五年生の六月に受験を決断しました。共働きで平日の送迎ができないため、土曜のみの通塾で対策ができる名駅校「Dクラス」に入りました。

 七時間ぶっ続けで、受験対策の授業を受ける……スピードも早く、授業が終わると車の後部座席で倒れ込み、「無理~」と呟いていましたが、次第に長時間の授業も当たり前になり、難しいことを面白く教えてくれる先生や、同じ年の勉強熱心なクラスメートの存在を刺激的に感じているようでした。

 通い始めた頃は算数の解法など全然分からず、映像授業の「Miruva」を見ながら、親子共に解き方を考えて教え合いをしました。半年もすると一人で自習できるようになりましたが、一緒に宿題に取り組んだ時間は、大切な思い出となりました。

 名進研の宿題以外に、食事の時にNHKオンデマンドでの「歴史にドキリ」YouTubeの「野良猫勉強会」を見たり、寝る前はベッドに入りYouTubeで「カズレーザーの日本史一問一答」を家族で答え合うなど、生活の隙間に家族ぐるみで基礎暗記をしたので、弟も歴史などに関心を持つ良いきっかけになりました。

 六年の最初の授業で、受験生のスケジュールの参考プリントをいただき、平日四時間、日曜は十時間と書いてあり、「こんなに⁈無理‼」と驚きました。しかし、夏期講習が始まると自習室で残り一日十時間以上勉強するようになりました。この自習室通いでぐんと実力が伸び、プレ中での偏差値も60まであと少しというところまで高まりました。

 九月に人気ゲームの新作が出て、平日は友達との遊びに気を取られ、偏差値が上がり気が緩んでいたこともあり、勉強時間が大幅に減少してしまいました。九月の東海中学校志望校別プレ入試を受けた際は、まさかの算数が「6点」……衝撃です。

 先生に相談すると、「問題が分かるだけの実力はついているはず。難しい問題に取り組む前に、A問題をやり直して型をマスターして」と言われ、集中して六年の単元A問題を全て解き直しました。結果、急速に苦手だった図形も分かるようになりました。この時の体験で、子は失った自信と緊張感を取り戻したように感じます。

 滝中学校の部活「先進技術研究部」について知った後は、プログラミングやロボット、DTM、ドローン操縦など、やりたいことが全て揃っている‼ということで、滝中学校を第一志望に決めました。本人のモチベーションがぐんと高まり、頑張り方に本気度が増しました。

 さらに、志望校別特訓に参加することで、難問に対する理解が高まり、周りのお友達が頑張っているから、自分も負けていられないと、スイッチが入ったようで、十二月以降は息子と話し合い完全にゲームを完全封印しました。しかし、周りも頑張っているため、最後のプレ中滝合格判定では20%未満。受験を辞めようかと一瞬頭をよぎりましたが、「子供は最後の最後まで成長します。特に正月明けの一ケ月でも、まだまだ伸びますから‼」と、名進研の先生におっしゃっていただいたこともあり、「あともう少しだよ‼きっと限界突破できるよ‼」と、足りない偏差値に挫けそうになりながらも、本気で取り組む子を見守る日々が続きました。

 受験本番……愛知中学、名古屋中学と合格をいただき、受験を繰り返すたびに徐々に力が上がっていくのを感じ、そして、念願の滝中学合格‼

 本当に驚きました。20%未満からの合格獲得。本当に最後の最後まで結果は分からない。諦めずに頑張った息子を誇らしく思っています。

 明るく声掛けしてくれる校舎の先生方や志の高いお友達に恵まれて、楽しそうに名進研に通った時間は、息子の心に大きな影響を与えてくれました。

 第一志望の滝中学にもし合格できていなかったとしても、大きな成長を成果として感じていたと思いますが、夢見ていた先進技術研究部に入るのを楽しみにしている息子を見るたび、最後まで諦めなかったこと、本当に良かったなと思っています。お世話になった先生方、本当にありがとうございました。


ありがとう!名進研

2023年度 中学受験合格滝中学校合格

 三年生の春から名進研に入会し、四年間お世話になりました。

 もともと、教育熱心な父親の意向で入会したのですが、母としては、睡眠時間の問題や勉強ばかりさせることが、小学生に本当に良いことなのだろうかと迷っていました。勉強は父親が中心となってサポートしていましたが、都合で、六年生からは私がサポートをすることになり、果たして、何も分かっていない私にできるのだろうかととても不安でした。合格することを第一優先に考えることができない私は、子どもとどれだけ向き合えるか、深く関われるかを目標に、そして、その先にきっと合格があるだろうと考え、全力でサポートすることに決めました。勉強することは孤独との戦いかもしれませんが、小学生なので子どもが少しでも楽しくできるように、そして結果が出るようにと日々作戦を考え、いろいろと試してみました。

 なかなか結果が出なかったり、子どものやる気が持続しなかったりした時は、よく戸田先生に相談をさせていただきました。ほんの些細なことでも、丁寧に聴いて下さり、さらに、適切なアドバイスと、私が思いつかない素晴らしい解決方法を提示して下さいました。いつも戸田先生の言葉に勇気付けられ、本当に助けていただきました。また、子どもの学習面だけでなく精神面もよく見てくださり、声をかけてくださった先生方に感謝しています。大好きな先生がいっぱいできたことも子どもにとって、とても良い経験であると思います。

 希望していた滝中学校に合格することもでき、これから再スタートです。名進研で育まれた学習への取り組み方や精神力を生かして、子どもが自分らしく今後も頑張っていけるよう見守っていきたいです。私自身、迷いながらのスタートでしたが、中学受験を親子で戦った今、子とともに苦楽を乗り越え、貴重な経験ができたと心から感じています。このように思えるのも先生方のサポートのおかげです。本当にありがとうございました。


母娘の葛藤を乗り越えた先に得られたもの

2023年度 中学受験合格滝中学校合格

〈はじめに〉
 娘との約一年半の中学受験に取り組む日々は壮絶なものでした。あまり多くの方の参考にはならないかもしれませんが、一つの記録として記させていただきたいと思います。

【ご参考】 娘の受験校は以下の6校でした(☆:合格校)
 ☆滝中学校(四月からの進学先)、☆南山中学校女子部、☆愛知淑徳中学校、☆中部大学春日丘中学校(特奨A)、☆金城学院中学校(スカラーB)、☆名古屋女子大学中学校(特奨)

〈入塾のきっかけ〉
 入塾のきっかけは、コロナ禍で様々な活動が制限される中、充実した過ごし方ができなかった五年生の夏休みでした。夏休みの宿題に意欲的に取り組むこともなく、また部活動の練習もなく、放課後、児童クラブで人と接することもなく、ただ毎日、家で任天堂スイッチ、タブレットゲーム、YouTube、漫画、テレビ……の無限ループ。特にゲームへの執着心は強く、約30分/日という時間制限に対し、「時間が短い、みんなもっとやっている、なぜ自分だけできないのだ」と暴れて泣き叫び、母親の私自身も感情を抑えきれず怒鳴り散らす毎日で、母娘関係は最悪な状態でした。

 また、思春期に入り学校の友達関係に悩んでいたようで、低学年の時のような積極的な姿勢は見られなくなっていました。2学期の運動会や林間学校についても「中止になればいいのに」などと後ろ向きな言葉を発するようになり、「小学校で一番楽しいはずのイベントも楽しみにできないほどの状態にあるのか」と、親としては非常にショックを受けました。

 「コロナがなければ、せめて部活動があれば、人と接する時間や活動があれば……」とやるせない思いが募る一方、「娘ならもっと力を発揮できるはず、もっと自信をつけられるはず」という思いで、この苦しい日々から抜け出す方法はないかと悶々と悩む時を過ごしていました。

 夏休み終盤に入ったある日、娘の祖母(私の実母)から「名進研に通ってみるのはどうか、塾の友達から刺激を受けて何か変わるきっかけになるかもしれないし、中学受験をして中学校から環境を変えるのもいいかもしれない」と提案を受けました。もともと私としては、娘は公立中学校に進学するものと思っており、中学受験は正直全く頭にありませんでした。私自身がフルタイム勤務で残業もある中、塾の送り迎えや勉強のサポートにかける時間的余裕はなかったため、選択肢から無意識に除外していました。ですが、「もし挑戦するなら自分も手伝うから」という実母の言葉に背中を押され、母娘のこの苦しい状況を打開できるのなら、とすがるような思いで名進研の入会説明会に申込みをしました。

 入会にあたり3つの目的を意識しました。①やることを作って目標をもって過ごす。②前向きさ・積極性を取り戻す。③ポストコロナ(となるであろう)中学・高校生活を生き生きと過ごす。あくまでも①②を目指し、結果として③のためには私立中学がベストな選択と判断すればそのまま進み、そうでなければ方向転換して高校受験コースに切り替えてもいい。まずは中学受験の切符だけは持たせておこうという思いで、名進研生活をスタートさせました。

〈五年生・後期(九~一月)〉
 入会当初は娘も緊張して集中して授業に臨んでいたのでしょう、また、公文式で約6年間、毎日、計算と文章読解に取り組んでいたためでしょうか、十月の初めての実力テストの偏差値は60という結果でした。先生方は驚かれていましたが、母も娘もその数字の意味をよく理解していない状態でした。

 娘は塾での勉強は特に嫌いでもなく、かといって夢中になって取り組むこともなく、なんとなく塾に出席し、宿題をやっているだけのように見えました(力の発揮度:30%程度)。次第に、娘としては「学校の友達は自由にゲームをしているのに自分だけなぜ…」という思いが膨らんできて、暴れては泣き叫ぶことも増えてきました。また、塾の宿題がやり切れず、先生に怒られることを恐れて塾に行き渋り、欠席することも多々ありました。その度に、先生方には電話で状況をお伝えし、出席しやすい雰囲気を作っていただくようなご配慮をいただきました。

 そのような調子で、その後の実力テストでは初回ほどの成績が出ることはなく、偏差値は55前後で推移しましたが、目的①については、目の前にゲーム以外のやることができ、少し充実した時間を過ごせるようになってきました。学校の先生からも、塾に通うことでいい変化があったという言葉をいただき、この道で間違っていなかったのかもしれないと、少しホッとしたことを記憶しています。

 この時期はまた、様々な学校説明会に母娘で参加し、情報収集をしました。母親としては私立中学校の環境の素晴らしさを初めて知り感銘を受けましたが、娘はさほど強い関心を示しませんでした。説明会の行き帰りでもゲームの話ばかりで、あえて中学受験から話をそらすような様子も感じられました。それでも、家では時々、学校パンフレットを開いては、「ここの制服はかわいい」「部活がたくさんある」などと、少しずつ興味を広げているような様子もありました。

〈六年生・前期(二~六月)〉
 六年生前期がスタートすると、娘も少し気持ちが切り替わり集中して取り組んだためでしょうか、三月の最初のプレ中では再び偏差値60を超えました(力の発揮度:40%程度)。

 五月のGW特訓では、名駅校への行き帰りを通して同じ所属校の友達との交流が深まり、非常にうれしそうでした。講義の内容もよく理解できたようで、娘としては自信がついたようでした。

 しかし、連休明けからは、学校のクラスの友達に恵まれたこともあって、「もっと一緒にゲームがしたい」という気持ちがより強くなり、次第に「塾がだるい」「受験はもうやめる」と言うことが増えました。プレ中に行く度に、「これが最後のプレ中か……」などと言うようにもなり、親としては本気で受け止めてここで中学受験をやめるべきか、もう少し様子を見て続けるべきか、非常に判断に迷いました。

 六月には、中学受験をやめる場合を想定し、地元の公立中学校に直接お願いをし、娘と一緒に学校見学をさせていただきました。また、もともと娘が興味のあった競技かるたの団体への参加を決めたのもこの時期でした。競技かるた部のある私立中学校も多くあるため、中学受験への興味・関心が深まることを期待したためです。本人にとっていい道を見つけるために、やれることはとにかく何でもやってみようとあがいていました。

〈六年生・夏期講習(七~八月)〉
 中学受験をやめるか続けるか……判断ができないまま時が過ぎ、夏期講習の申込み締め切りギリギリのタイミングで娘と以下の約束をしました。
 ・とりあえず夏期講習には行く(五年生の夏休みのようにダラダラと過ごされては困る‼)
 ・ただし、重点志向で、できていない単元の講義に絞ってがんばり、できている単元の日は休んでもいい
 ・夏期講習が終わった後、自習室へ行かなくてもいい
 ・中学受験をするかしないか、夏休み中の学校見学を参考にしてよく考えて、八月末までに結論を出す

 結局、夏期講習を休むことはほとんどありませんでしたが、夏期講習の後に自習室へ行くことは、約束通り一切ありませんでした。家に帰ってきたら必ずゲームをし、宿題もただやるだけか、まじめにやっていない部分もあったようです(力の発揮度:30%程度)。一番大事な夏休みに……と不安に思う気持ちもありましたが、「最後の追い上げが効くタイプですよ」という所属校の先生のお言葉を信じて、我慢して見守りました。夏休みの総仕上げテストの結果としては、案の定、偏差値は53まで低下しました。

 夏休み終盤には中学受験をやめる寸前まで来ていました。高校受験に切り替えるなら、本人にとって名進研がいいか他の塾がいいか、本気で情報収集しました。内申点の比重が高い公立高校の受験では、運動も苦手で手先も不器用で、また地道な努力をするよりも楽な方に進みがちな性格の娘は不利になることは目に見えていましたが、そのような事情も本人によく伝えていたので、もうここまで来たら本人が決断した道に進めばいいと覚悟を決めていました。

〈六年生・後期(九~十二月)〉
 夏休みの終わり、娘は中学受験をすることを決断しました。ところが、頑張ろうとしていたその矢先、娘は運悪くコロナにかかって療養することになりました。出鼻をくじかれ、塾に出席できず、もうダメだと思ったのでしょうか、療養中、娘は「もう受験はやめる」と再び暴れました。親としてはもう疲れ、呆れ、動揺するばかりでした。

 コロナ療養終了の直後に第1回南女プレを受け、その直後には修学旅行に行き、怒涛の九月を過ごした後、ついに娘のエンジンはかかり始めました。きっかけはおそらく第1回南女プレで合格判定20%以上、十月初めのプレ中で愛知淑徳の合格判定80%以上という数字を目にしたことだったのではないかと思います。「これは勝機がある」と娘自身が確信し、やる気が出たのではないかと思われます。

 十月からは、あれだけ執着していたゲームも本人自らパタリとやめました。親としても、あと4か月の過ごし方をサポートするため、毎週のTODOリストと1週間の予定表を娘と作り、毎日一緒に進捗をチェックするようにしました。小さな丸いキラキラシールをTODOリストに貼って視える化することにも取り組みました。幼い子へのご褒美シールのようなやり方ですが、娘にとっては意外と効果があったようです。

 力の発揮度は十月に約60%、十一月に約70%、十二月に約80%、冬期講習・正月特訓で90%と、どんどん集中度合いを高めて向き合うようになっていきました。とはいえ、次の行動への気持ちの切り替えがうまくできず、ちょっと休憩と言っては10分のつもりが30分以上過ぎてしまうことも多々ありました。また、例えば漢字の間違い直しなど、できないところを自ら丁寧に何度も繰り返してできるようにするような緻密な作業は見られませんでした。出された宿題をただこなしているだけでしたが、それでも、以前に比べれば集中力が高まっているため、吸収・定着する知識量は格段に増えたようでした。結果、最後3か月のプレ中の偏差値は59前後まで回復しました。

〈六年生・入試直前/本番(一~二月)〉
 最後の入試日程が終わるまでの約3週間、娘は学校を休んで追い込みをかけました。丁寧に何度も繰り返し書いて覚えるというような緻密な作業も、この時期はさすがにするようになっていました。それでも、家では相変わらず集中しきれず、気持ちが入らない場面も多くありました。親としては、本番直前にもかかわらず目標に向かって集中していないように見え、イライラが募り、言ってはいけない言葉を投げかけたり、感情を抑えきれ切れず爆発したりする場面も多くありました。思えばまだ十二歳の子どもで、大きなプレッシャーや恐怖に立ち向かって一生懸命頑張っていたのだと思います。母親としてそのような態度を示したことは本当に情けなく、娘には申し訳ないことをしたと悔やんでいます。

 南山女子の合格発表の日、娘は朝から勉強も手につかない状態で郵便を待っていました。手にした結果は無情にも不合格。娘はしばらく悲しみをこらえ我慢していたものの、抑えきれず大泣きしました。受かるかどうかは五分五分の感触だった本人としては相当ショックだったのでしょう、半日立ち直ることができませんでした。その2日後、愛知淑徳の合格通知をいただき少し自信を取り戻し、そこから滝中学の入試までの3日間ここだけは約95%の力を発揮して最後の試験に立ち向かいました。結果は見事合格。本人は本当にホッとした様子で、滝中学に行けることを喜んでいました。

 滝中学の合格発表の翌日は南山女子の繰り上げ合格通知の予定だったため、万が一に備え娘と話し合いましたが、本人は滝中学に行きたいとのことでしたので、もし電話をいただいても辞退させていただくことにしました。繰り上げ合格通知の当日、いつもの夕食中、電話が鳴る可能性すら忘れかけていた時、突然電話が鳴りました。まさかの繰り上げ合格の連絡でした。あまりにも動揺したため、即答で辞退を伝えることはできず、「今すぐお返事しなければならないでしょうか?」と咄嗟にお聞きしました。すると、20分間の猶予をいただけることになりました。その20分間は究極の選択の時間でした。「このような機会はなかなかないから南山女子に行った方がいい‼」「通学時間が短い‼」「繰り上げ合格も合格と同じ‼」「もう1回別の内容で試験をやったら結果は違っていたかもしれない、力の差は紙一重だったんだ‼」などとあの手この手で説得しましたが、娘の意志は固く揺らぐことはありませんでした。「滝中学に行きたい」、娘はそう言い、20分間は終了しました。親としては、何とも言えない喪失感・脱力感と、娘自身が選びきったという頼もしく喜ばしい気持ちに包まれました。

〈最後に〉
 結果として全勝合格を勝ち取り、所属校の先生方も大変喜んでくださいました。中でも室長先生からは、「よく頑張りましたね‼でも、まだまだいけますよ‼」というお言葉をいただきました。先生は娘があと5%の余力を残していることを決して見逃してはいませんでした。娘をよく見ていてくださり、その先につながる絶妙な声掛けをしてくださり、本当にありがとうございました。

 「受験が終わったら遊びまくる‼」と言っていた娘ですが、ゲームだけに熱中することもなく、適度なバランスを保ちながら、友達と楽しく遊んだり、中学の宿題をこなしたりして過ごしています。五年生の夏休みの沈んだ表情は嘘のように明るく変わり、当初の目的であった②前向きさ・積極性を取り戻すこともできました。また、3つ目の目的である③ポストコロナ(となるであろう)中学・高校生活を生き生きと過ごす、についても、ちょうどよいタイミングでその時を迎え、四月からの中学校生活が娘にとって最高に楽しく過ごせる準備が整ったように思い、大変うれしく思っています。

 中学受験に向かう一連の取り組みで、私たち母娘は得難いものを得られたように思います。目標に向かって一生懸命取り組むこと・自分の心の弱さを知ること・仲間と一緒に切磋琢磨すること・我慢すること・時間には限りがあるということ・あらゆる最善の策を尽くすこと・思うようにはいかないこと・心が折れてもまた気持ちを整えて立ち向かうこと・やればできるということ・自分自身で選び決断すること。この先、生きていく上で大切なことを母娘で身をもって学ぶことができた、そんな中学受験だったように思います。この母娘の経験が中学受験に挑むどなたかにとって、小さなきっかけや支えとなりますよう、健闘をお祈りしています。


最後までしっかりと

2023年度 中学受験合格滝中学校合格

 今、すごく頑張っている受験生の皆さん、こんにちは。自分は東海中、滝中、名古屋中スカラー、鶯谷中特待に合格して滝中学校に通う者です。

 では早速、役に立つかは分かりませんが、受験のポイントを挙げていきます。

 一つ目のポイントは、宿題を選ぶこと。「ハ、何を言っているんだコイツ」と思うかもしれません。でも塾が終わってから、出された宿題をやって、復習して……なんていう生活を送っていたら、寝れないでしょう。ですから、自分に必要な宿題や、やりたい課題をやったら、最低八時間は寝ましょう。睡眠の時間を多くとることで、多くのことを覚えて授業をしっかり受けましょう。また、授業中にノートをとることに全集中している人がいますが、重要なのは書いて残すことではなく、覚えることなので、集中力の八割を聞くことにさいてほしいと思います。ちなみに自分はノートをとらなさすぎて、校舎の先生に「ノートとってね」って言われました。

 二つ目のポイントは受験前日まであきらめないこと。自分は滝中プレで100点満点の国語の点が、50点満点の理科より低かったという黒歴史をもつくらい、国語が嫌いで苦手でした。だから最後は国語以外の得意教科を伸ばしました。このように苦手な教科を得意教科にするのではなく、得意教科をさらに得意にするという発想もありなわけです。自分は西大和学園中学校の本校受験で合格最低点まで残り30点でした。500点中30点ということは各教科三問ぐらい多く点をとっていたら受かっていたということです。だから受験生の皆さんには、最後まであきらめずに学習してギリギリでもいいから合格し、くやしい思いをしてほしくないのでどうか頑張ってください。


みんなに支えられて憧れの学校へ

2023年度 中学受験合格滝中学校合格

 私は名進研へ行きはじめた時は、まだどこの中学校へ行きたいなど明確には決めていませんでした。しかし、塾で先生方などが中学校の話をしていたり、プレ中学入試などでさまざまな学校へ行ったりすると、自分にはこの学校の雰囲気が嫌だなと思うところも出て来ました。その中でも滝中の校舎はすごく立派でかっこよく、歩いている先輩を見ると、あの人のようにこの学校を堂々と歩けるようになりたい、という憧れが生まれました。他にも、滝中は愛知県の共学の中で一番偏差値が高くかっこいいと思ったことから滝中へ行きたいと思いはじめるようになりました。

 私は受験をするために友達や家族にたくさん支えてもらいました。友達には受験に集中するからいっしょに遊べないと言って理解してもらったりもしました。家族にも体調をくずさないために睡眠をとれるよう寝る時間を決めて、私に合わせてもらったり、勉強に必要な物をたくさんそろえてもらい、お弁当にも元気が出る手紙を入れてもらって頑張る事が出来ました。やはり友達がみんな遊んでいる中、自分だけ勉強をしていたのは少し悲しかったですが、塾に友達と行ったり放課に少しお話をするだけで元気をもらうことが出来ました。他にも、自転車で塾へ行くと運動にもなってよかったです。

 宿題は塾へ行って全部、隙間時間を探してでも終わらせようとしたので、ゲームなど遊ぶ時間はあまりなかったです。

 家でも出来る理科の簡単な実験をやって、より親近感を抱いて楽しく勉強をすると、内容も頭にすんなりと入るようになりました。

 私の独自の勉強法は受験シーズンが近くなると受験により出やすそうな演習を授業で行うので、その中でも重要だと思ったポイントをメモ用紙に書いて自分の部屋の壁に貼って、いつでも見返えせるようにしていました。寝る前にも今日一日やったことを思い出してより記憶を深めました。

 習い事は六年の秋までは全て続けていましたが、勉強に集中するためにほとんどやめて、十二月にはもう塾にしか行っていませんでした。運動系は気分転換になるので受験近くまでやっていてよかったと思います。

 成績があまり伸びなかった時には、夏期講習テキストなどで基礎を固め直しました。そうすると勉強にも興味が湧くようになって、より楽しく勉強に育むことが出来ました。

 私の滝中の判定は低かったです。もっと努力し、やる気が出るようにこの問題が解けたら受かる確率も上がると信じていました。

 私は入試直前は今まで何回も見直しをしたエフォートとサーパスを見ていました。使い慣れている物がいいと思います‼最後まであきらめずに頑張ってください‼


教室長の一言と不合格が息子を成長させてくれた

2023年度 中学受験合格滝中学校合格

 小三の夏から小六の夏までを海外で過ごした息子。小学校の転校も多く、中高は同じ環境で同じ友達と過ごさせてあげたいという両親の意向で中学受験をすることになりました。

 小四の二月から大手海外提携塾に通うも、通塾回数は少なく、宿題はやらない、友達と遊ぶ日々、勉強イヤ、塾やめたい、「日本に帰ったらテレビもゲームもやめて勉強するから。」の繰り返し。小六の夏に帰国、いくつか塾を検討しました。先生と子供、保護者とも距離の近い名進研に私が好印象で、体験授業が楽しかったと息子が名進研を選びました。何とか入会テストをパスして、大型校での夏期講習が名進研デビューでした。それまで長時間勉強をしたことのない息子にとって、夏期講習はまさに苦行のような日々でしたが、初日に算数のH先生がご自身の頭皮と等比数列をかけて面白い授業をしてくださったり、国語のI先生も毎日大きな体のすべらないエピソードを話してくださり、辛い勉強も楽しいと思えていたようでした。そして夏期講習総仕上げテスト、息子は所属校舎で1位の成績をとりました。次のプレ中学入試も、その次も……。意外にも1位がとれてしまったことで、家に帰ってきてもダラダラしながらテレビにゲーム、やっと勉強するかと思ったら「塾で集中して疲れているんだ。」と早々に寝てしまい、宿題をやらない。何とか塾に行くまでの時間や夜、休みの日に宿題をやるよう促し、やらせてはいましたが、宿題が完璧に終わった週は一度もありませんでした。分からない問題があっても捨て問だと解説は読まない、面倒だからと質問にも行かない。室長に相談すると、「確かに授業には集中しています。彼に必要なのは必死さだけです。」と。

 そして十二月中旬、息子を変える事件が起きます。十一月から日曜志望校特訓をやめたがっていた息子。その理由はいくつもあり、時間が長いこと、日曜日に早起きして大型校まで行くのが嫌なこと、毎週終わらない宿題も日曜日が休みになればできる、ということでした。「ずっとやめたいって言っているのに、やめさせてくれないのはお母さんじゃん。もう来週から行かない、やめる。」と息子。どう言い聞かせても聞かないので室長に電話しました。「面談しましょう。絶対に怒らないので連れて来てください。」と室長。だけど息子は「絶対怒るから行かない。N先生とお母さん、二人がかりでつめるから嫌。」と言って聞きません。平謝りの私に室長はこう言いました。「本当に怒るつもりはなかったのですけどね。ただ受験をどう考えてる?と聞きたかっただけです。JSクラス1位の席に座っている子が毎週宿題ができないというのはどうかと思いまして。皆必死で宿題をやっています。」と。さらに受験初戦校に選んだ函館ラ・サール中学校への受験理由が、名前がかっこいいから、というのも室長には引っかかっており、それも含め、受験をどう考えてるのか聞きたかったそうです。

 その後、室長との電話の内容を伝えたところ、息子は黙って何か考えている様子でした。それから数日後、受験初戦校を函館ラ・サールから、西大和学園の東海受験に変更したいと言い出しました。息子の中で何かが変わったようでした。西大和学園に向けた対策を始めました。それまではお風呂上がりにゲームをしていた息子が、お風呂上がりにも西大和学園の過去問に取り組むようになりました。真剣に解説を読むようになりました。求めていた必死な姿でした。しかし結果は不合格。落ち込む息子。初戦校不合格、受験校選択が間違っていたのかもと私は後悔しましたが、息子はすぐに吹っ切れて、翌週行われる西大和学園の本校受験にリベンジしたいと言いました。もし合格しても進学するつもりはない学校に、こんなに必死になっている息子に私は驚きました。しかし西大和学園本校受験も結果は不合格。同じ学校からの2回目の不合格通知、また落ち込んでしまうかと、室長も私も息子のメンタルを心配しましたが、息子から返ってきたのは意外な言葉でした。「悔しい。努力が足りなかった。こうなったら残りの3校(名古屋、東海、滝)すべて合格しないと気が済まない。」その後も勉強への必死な姿勢は変わりませんでした。

 息子は宣言通り、名古屋スカラー、東海、滝に合格することができました。東海の受験会場から出てきた息子は晴れやかな表情でこう言いました。「今年は簡単だったのかもしれないけど、問題が簡単に感じた。西大和学園が難しかったからかな。西大和学園受けて本当によかった。」二度の不合格通知をもらい、挫折を味わった西大和学園に対して、そんな前向きな言葉を聞けたことが私は嬉しかった。息子の成長を感じ、中学受験をしてよかったと心から思えた瞬間でした。愛知県の学校だけを受験してすべて合格していたら、きっと息子は天狗になっていたと思います。誰も勧めていないのに、自分から西大和学園を受験したいと言って挑戦して、不合格だった悔しさがより息子を成長させてくれました。今、プレ中などで東海、南山女子、滝に偏差値が届いている後輩の方には、どんどん県外へ飛び出して、より上の学校に挑戦してほしいです。上には上がいます。

 名進研でお世話になった先生方、本当にありがとうございました。長文を最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。


全勝するために

2023年度 中学受験合格滝中学校合格

 皆さん、こんにちは‼私は(本当は僕っ子)鶯谷中学校、愛知中学校、南山中学校女子部、愛知淑徳中学校、滝中学校を受験して全勝し、春から滝中学校に通う者です。では、早速私の勉強法を紹介していきます‼

〈国語〉 私の得点源‼得意‼
 ・漢字、言語事項は落としてはいけないので完ペキに‼
 ・分からなかったらすぐに聞く‼

〈算数〉 最後の最後まで苦手‼
 ・計トレは完ペキに‼
 ・基本を完ペキにしておくと、だいたい60%くらいとれます‼

〈社会〉 とっくっいっ‼
 ・年号は、カルタで覚えました‼
 ~歴史カルタの作り方~
  ①厚紙を用意し、適当な大きさに切る。
  ②表に年号を書き、裏に出来事を書く。
  ③②で書いた年号や出来事を答える。
 これで、年号は九割覚えられます‼
 ・地図帳は、すみずみまで見る

〈理科〉 計算はあまりできない
 ・暗記はしっかり覚える(社会も)
 ・計算問題は、答えるものを明確にする

☆講座について☆
 ・テストゼミ…苦手な単元が分かるので、受けることをオススメします‼
 ・サンデー名進研・日曜講座…受けた方がいいです。楽しいですよ‼

☆成績が伸びない時☆
 頑張って勉強しているのに成績が伸びない……って言っているアナタ‼勉強のやり方を一度見直してください。おそらく原因はそこです。

☆志望校判定を見て☆
 私は、第一志望の滝中学校が合格率20%~50%、第二志望の南山中学校女子部が合格率20%未満で、とてもあせりました。しかし、成績というものはオソロシく、成績というものはオソロシく、一月の勉強次第で、滝も南女も合格できてしまいます。まだあきらめるのは早いですよ‼

☆結び☆
 今はとても大変な時ですが、頑張って志望校に合格してください‼応援しています‼


合格率は占い

2023年度 中学受験合格滝中学校合格

 受験生の皆さん、こんにちは‼

 私は、名古屋女子大学中学校(特別奨学生Ⅱ種)、愛知工業大学名電中学校、中部大学春日丘中学校、愛知淑徳中学校、滝中学校、南山中学校女子部に合格し、この春から第一志望の滝中学校に通う者です。私が滝中学校を受験したきっかけは、先進技術研究部というプログラミングやドローンの操縦などができる部活があったからです。

 題名の「合格率は占い」について説明します。これは、ある中学校の説明会で先生が話していた言葉です。私は、十二月にあった最後のプレ中学入試では南山中学校女子部の合格率は「20%未満」。滝中学校の合格率は「20%以上50%未満」という残念な結果でした。それでも、諦めずに勉強をやっていたので合格できました。どれだけ合格率が低くても、絶対に諦めないでください。「合格率は占い」。つまり絶対ではないんです。

〈私の勉強法:五年生まで〉
 私は四年生の五月ごろに入会して、五年生までは土曜講座は取らず、平日だけ名進研に行ってました。それだけでもJSクラスで3番目くらいをキープ出来たのは、五年生の頃に実力テストの解説講座を校舎でしてもらえたり、分からない問題の解き方を個別で教えてもらえたりしたおかげだと思います。

〈私の勉強法:六年生まで〉
 六年生になってからは、前期はサンデー名進研、後期は日曜特訓のCコースに行くようになりました。家での勉強は塾の宿題で精一杯でしたが、毎日の計算と漢字だけはできるだけやり、基礎学力を高めようとしました。できない時もありました。六年の後期からは、発展的な内容の問題や、苦手な教科も勉強するようにしました。

 三学期に入り、コロナ対策のために受験が終わるまで学校を休みました。それからは、今までの勉強に加え、志望校の過去問を毎日解きました。第一志望の滝中学校は十四年分、南山中学校女子部は十二年分。丸付けが難しい国語の過去問を、名進研の先生が丸付けしてくれたので、とてもありがたかったです。毎日、受験当日と同じ時間割で解いて、間違えた問題をしっかり見直し、特に間違いが多かった単元はテキストで類似問題を勉強してから名進研に行くのが日課でした。夜は、寝る前に理科と社会の一問一答をやりました。9時間は寝るようにしていました。

〈娯楽について〉
 五年生までは普通にゲームをして、スマホを見ていました。六年生の前期は、塾が休みの月曜日にゲームをしたり、勉強の休憩時に漫画を読んだりしました。六年生の後期は、私は九月に新しいゲームを買ってしまいましたが(塾のみんなは誰一人買っていませんでした)、かわりに動画を見ることはやめました。十二月になってからは、ゲームも一切しませんでした。スマホも休憩中は見ないようにしました。第一志望受験の一週間前から、スマホも禁止になりました。こんなに我慢して勉強したのに、合格率はなかなか上がりませんでした。それでも合格できたので、やはり「合格率は占い」なんです。

 友達が遊んでいる中、自分だけ勉強をするのはとても辛いと思いますが、第一志望合格のために頑張ってください‼


まだ頑張れる!

2023年度 中学受験合格滝中学校合格

 皆さん、こんにちは‼僕は、海陽中等教育学校、愛知工業大学名電中学校(一般)、名古屋中学校、滝中学校に合格をもらい、今は滝中学校に通っています。 

 中学受験を始めたきっかけは、単に高校受験が大変という理由で決めました。遊びは自由でしたが、偏差値が低いと遊べなくなりました(笑)。

 次に生活についてです。

 塾へは自転車で通っていました。そこで思い知ったのですが、時間には余裕を持って行動した方がいいです。何かあっても(忘れ物に気づくとか……)引き返せるので時間には余裕を持ちましょう。また、塾の宿題は小学校の空き時間でやっていました。

 次は学習についてです。

〈算数〉
 僕は計算が早かったので文章題は簡単でしたが、図形は超がつくぐらい苦手でした(文章題がメインのテストは8割、図形メインは5割ぐらいです)。だからと言って、図形に全力を注ぐのではなく、計算:図形=2:8ぐらいの比率でやっていました。また、図形は基本的にテクニックが必要なのでやりまくった方がいいです。そして、滝は基本的な問題がたくさん出てくるので、基礎が大切です。

〈国語〉
 国語は漢字や文法を多くやる方がいいです。なぜなら、漢字や文法は絶対に出る問題なので、文章題ができなくても、ある程度点数をカバーできるからです。また、文章題において、自由記述は考えさえ出ればボーナス問題なので、案を3つほど考えた方がいいです。
 次に記述問題は、いろいろなパターンで答えのヒントを導き出せるので、パターンをすべて覚えておきましょう。
 記号問題は、先に記号を見ないで、文章のヒントでちょっとした文を作ってから、記号にあてはめましょう。もし迷ったときは……
 2つのとき:一番いい方を選ぶ
 3つのとき:なんとなく変なのを除外して、2つにし、一番いい方を選ぶ。
 4つ・5つのとき:問題のせいにして次へ‼

〈理科〉
 僕は計算が得意なので、てこや水溶液は得意でしたが、逆に暗記科目の生物ができませんでした。そこで、このようなやり方を提案します。
 てこなどの計算科目:すべて一気にやらずに一つ一つゆっくりやりましょう。
 生物などの暗記科目:やる気です。しかし、一日に覚えられる量には限りがあるので、移動中にこつこつやった方がいいです。

〈社会〉
 これはどうしようもない暗記科目なので、こつこつと覚えることをおすすめします。
 また、地理などが苦手という人も多いはずです。そういう時には、語呂合わせなどで楽しく覚えると忘れにくいのでおすすめです(いまだに語呂合わせのものは覚えています)。そして、記号問題では、ありえない組み合わせは除外しましょう。(例)縄文時代には織田信長がいた。そうすることで4択だったら3択になります‼

〈兄弟がいる人は……〉
 自習室に行ってください。それでも集中できなかったら図書館に行くことをおすすめします。
 最後に入試直前についてです。

〈受験前日〉
 持ち物を準備しましょう。当日に持ち物を準備すると、大変なことになります‼(実際に、受験票を忘れました)
 また、前日の無理な詰込みはやめましょう。一日に覚えられる量には限りがあるので、かえって忘れてしまいます。そして10時には寝ましょう。徹夜なんて厳禁です。

〈受験当日〉
 まず、朝起きたら持ち物をチェックしましょう。何度も言いますが、僕は、実際に名古屋中で受験票を忘れ、パニックになりました。また、無理な詰込みはやめましょう。
 会場に入ったら、まず落ち着きましょう。誰しも初めての受験があると思いますが、最初からぶっつけ本番ということはほとんどないので、あわてずゆっくりやりましょう。難問には時間をかけすぎてはいけません。10点のために15点失うようなものです。しかも、その10点が間違っていては元も子もないので、分からなかったら飛ばしましょう。しかし、空白はNGです。何か書きましょう。また、算数などの問題では、凡ミスは痛手です。そうならないように、見直しをしましょう。時間が余っても絶対に寝ないでください。見直しを。
 受験が終わったら、結果は振り返らないようにしましょう。見るとしても、合格とわかってからです。

〈塾について〉
 塾の志望校テスト(滝中プレなど)はやって損はないので、受けることをおすすめします。

〈志望校判定について〉
 志望校判定は、あくまで参考程度におさめた方がいいと思います。実際に海陽中等教育学校(入試Ⅰ)の判定は、80%以上でしたが、落ちました。逆に、滝中学校の判定は、20%未満でしたが、受かりました。そのため、あきらめずに目指してください‼

 最後に、中学受験とは、少なからず今後の人生を決めるものです。努力せずに合格を勝ち取ることなんてできません。それを理解したうえで、悔いのないよう頑張って下さい‼


滝中学校合格者メッセージ

 名進研の皆さん、こんにちは♪私は今年から滝中学校で楽しい日々を過ごしている者です。早速、滝中学校について話させていただきます。

〈勉強〉
 とにかく、授業のスピードがとても速く、覚えることが多いです。科目の数もたくさん!
 しっかり授業を受け、課題を計画的にこなせば大丈夫だと思います。そして、毎授業、小テストがある教科もありますが、先生が楽しく、分かりやすく指導してくださるので安心です!

〈校舎〉
 とっても広いです。慣れるまでは大変かもしれません……最初のうちは必ず迷います(笑)。
 もうすぐ100周年なので工事されています。どんどん綺麗になっています!

〈通学〉
 スクールバスが一宮駅と江南駅から出ています。雨の日はけっこう混雑して時間がかかりますが、遅刻にはならないので焦らなくても大丈夫です。

〈部活〉
 勉強との両立がしやすい! どれも楽しく、先輩方もとても優しいです。私は自然科学研究部に入部しました!

〈購買〉
 使いやすい文房具がたくさん売っています。購買のお弁当は日替わりで、唐揚げ弁当やカレーライスなど。ボリュームもしっかりあり、安くてとっても美味しいです♪

〈友達〉
 名進研生がたくさんいます! 皆、個性が豊かで友達はすぐにできました♪

〈校則〉
 ゆるい方だと思います。スカート膝下、靴下はワンポイントまで、スマホは電源を切るなど…

〈制服〉
 今のも充分ステキですが、来年から新しくなります! ワクワク

〈最後に〉
 滝中学校はおそらく最後の受験校だと思います。だからこそ、今まで頑張ってつけてきたことの全てを出し切ってほしいです。
悲しいこと、辛いこと、いろんな壁があってもそれは今だけ。合格したら、とっても楽しい学校生活があなたを待っています。ですから最後まで諦めず、後悔のないように努力を続けてください。陰ながら応援しています。
 頑張れ! 名進研生! !
 滝中学校で会えることを楽しみにしています。

滝中学校合格者メッセージ

 名進研生の皆さんこんにちはー!今年の春、滝中に進学した私から、皆さんに中学での生活を伝えたいと思います!これを見て少しでも勉強のモチベを上げたり、志望校選択の支えになれたらうれしいです!

〈友達〉
 初めは友達できるか、とっても心配ですよね…でも大丈夫!まずは近くの席の子とかに話しかけてそこでグループを作ればあっという間に仲良くなれますよー!

〈校則〉
 厳し目なんじゃないかと思います…スカートがひざ下は悲しいです(普通に生徒会もミニスカやってますが)。あと、スマホの電源切ったりヘアゴム無地もですね…ただラッシュガードがOKになったのはうれしいです!!

〈制服〉
 ダサいとかはあんまり思いませんが体操服で登下校できないのはね…。小6の人達からは新しい制服ですね!!(デザインは夏休み現在しりません☆)すごい楽しみですっ

〈授業〉
 月水木は7時間、火金は6時間です。英語は毎日あります…だいたいどの時間も1人は…。進みは速いのでご注意を…

〈テスト・宿題〉
 宿題はめっちゃ多い…というわけではないですが、英語のほぼ毎日小テストには気をつけて!!定期テストは初めから10教科超すので、テストの2週間ほど前から勉強するのがおすすめです!1年生の間は順位でません!

〈特別講座〉
 月イチで土曜日にあり、基本は先生から色々な話を聞くものです。夏休みは2週間あります…良くも悪くも経験になりますね!!

〈部活〉
 私はブラスバンド部に入っています(トロンボーン)。高校生とも一緒に演奏できるのがいつも楽しいです!

〈通学〉
 私の場合、家を6時30分に出て、一宮のスクールバスに乗っています。電車の遅れなどがまあまああるので気をつけて!

〈応援〉
 小6はそろそろ本気を出すころですね…!今さえ頑張れば楽しいことがたくさん待っています!頑張れ!!名進研生!!

滝中学校合格者メッセージ

 こんにちは!とても楽しい滝中学校に通っている私から滝中学校を紹介します。

〈友達〉割とすぐにできます。私は知り合いがクラスに一人もいなくて最初はとても心配でしたが、席が近い子や部活の子、帰り道が同じの子などとすぐに仲良くなれました。みんなとても優しいし、フレンドリーなのですぐに友達になれると思います。

〈勉強〉思っていたより大変ではないと思います。宿題は思っていたより少ないし(毎日小テストの勉強や土日の週末課題はありますが…)、授業がとても分かりやすいので、家で少し授業の復習をすれば大丈夫だと思います。

〈校則〉スマホの電源を切る、スカートはひざ下などという校則がありますが、先生はあまり注意しないのでけっこうゆるいと思います。

〈通学〉電車で通うのは2~3日で慣れます。早起きは大変だけど通学中に寝たり勉強したりできます。スクールバスの一宮駅行きは江南駅行きより人とバスの本数が少ないです。スクールバスの中はとても快適で最高です。

〈部活〉私は陸上部に入りました。先輩達はみんな良い人でみんなめっちゃ可愛いし、かっこいいです。週に3日の練習は少しきついですがとっても楽しいし、足の遅かった私でも結構タイムが縮みました。ぜひ陸上部にきてください!

〈校舎〉とても広いです。校舎がいくつかあるしグランドは三つもあります。3~4か月通っている私でも時々迷子になります。校舎はすごくきれいで、私は中学館のガラスのろう下がお気に入りです。

〈最後に〉今は受験しない子が遊んでいる中、大変な勉強をしなければならなく、つらいと思いますが、頑張ればとても楽しい学校生活が待っていると思います。ぜひ滝中学校にきてください!待っています。

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