「スポーツとの両立を乗り越えてつかんだ志望校の合格」
Q.東海中学を目指した時期と理由を教えてください
4年生のときに、東海中学を受けると決めました。お父さんが東海中学の出身で、変なやつとか、勉強が好きなやつとか、面白い生徒がたくさんいると言っていたからです。
学校見学に行ったときは、校舎が広くていろんな部活のコートがあるのが気に入りました。医者をめざしているので、医学部に進学する人が多いところもいいと思いました。
Q.受験勉強で大変だったこと、つらかったことをどのように乗り越えましたか?
受験勉強をしながらサッカーとフットサルもやっていて、両立が大変でした。フットサルは選抜チームで全国優勝をめざしていて、ほぼ毎日練習がありました。塾に行ってから練習に行って、また塾に戻って勉強したりしていました。勉強の時間が取れないので、短期間で集中して勉強するように工夫しました。家ではいつも、タイマーのついた時計を持ち歩いていました。休憩の時間もタイマーで計って、ピピッと鳴ったら気持ちを切り換えて勉強しました。勉強に嫌気がさしたり、中学受験なんてしなければ良かったと思うときもありましたが、合格を勝ち取った後の中学校生活をイメージしながら頑張りました。
名進研の先生は、フットサルも勉強も、両方とも応援してくれました。模試の結果が悪くて不安なときもあったけど、先生は「焦らなくても大丈夫」と、優しく言ってくれました。フットサルは6年生の夏に全国優勝して、とてもうれしかったです。優勝した翌日からは気持ちを完全に切り換えて、受験勉強に集中しました。
勉強は、夜遅くまで頑張るよりも効率を大切にしました。自習のときは最初にやることを決めて、丸付けもしっかりとやりました。休憩時間はしっかり休憩して、お風呂の時間は、ゆっくり湯船につかりながら大好きな漫画を読みました。睡眠が足りないと集中力がなくなるので、毎日8時間しっかり寝ました。
Q.受験勉強をする中で楽しかったことはどんなことですか?
5年生のテストゼミで1位になったときに、うれしくてやる気になりました。自分の成績が伸びていく心地よさを知って、「次も1位を取ろう」と、勉強を頑張るようになりました。 6年生のときにフットサルで全国優勝して、「勉強でも全国レベルを狙いたい」と思うようになりました。そこで県外の中学にも挑戦したいと思って、上のレベルをめざすようになりました。入試では、奈良県の西大和中学校に挑戦しました。偏差値70を超える難関中学で、とても難しかったけど、合格することができました。
Q.苦手対策や志望校対策はどのようにしていましたか?
僕は算数が苦手でした。点数は悪くなかったと思いますが、問題を解いても答えが合っているのか確信が持てなくて、苦手な気持ちがありました。東海中学の算数は複雑な問題が多いので、解説を読んでもなぜそうなるのかわからなくて、モヤモヤすることがありました。 役に立ったのは、西大和中学校の受験勉強でした。西大和の算数の問題は、東海中学の問題に似ていたからです。難問も多くて大変だったけど、ほかの難関中学の問題にあえて挑戦したことで、東海中学の問題を苦手だと感じなくなりました。
Q.名進研でよかったと思うことはどんなことですか?
Miruvaの動画が充実していたことです。フットサルの練習で塾に行けないときは、家でオンラインの授業動画を見ました。空いた時間を使っていつでも見ることができたので、とても便利でした。わからないところは塾に行ったときに質問して、全部理解できるようにしました。先生は苦手な科目や弱点の克服方法を教えてくれました。不安なときも優しく相談に乗ってくれたので、安心して勉強できました。塾で友達がいっぱいできて、勉強がやだなーと思う時も、みんなで競い合って頑張れました。
受験でとても役に立ったと思うのは、夏期講習です。ほぼ毎日塾に行って難問を解いてその場で先生に質問しました。夏期講習の専用テキストがとてもよくて、今までの総復習ができました。難しい問題がまとめて載っているので、夏期講習が終わってからも活用しました。
Q.合格した時に、家族や先生からの言葉で嬉しかったのは?
入試のときはあまり緊張しなかったけど、合格発表までめちゃくちゃ緊張しました。東海中学の合格発表は、家でパソコンで一人で見ました。合格がわかって、うれしくて安心しました。お母さんは「よくやり遂げたね」と言ってくれました。お父さんも喜んでいました。おばあちゃんも「よくやった、よくやった」と大喜びでした。
Q.中学校での目標や、将来の夢があれば教えてください
東海中の水練会が楽しみです。クラブチームでフットサルとサッカーを頑張って、全国優勝をめざします。お父さんと同じ医者になるために、しっかりと勉強したいと思います。
お母さま:フットサルと受験を両立するために、名進研の先生には何度も相談に乗っていただきました。効率の良い勉強法や塾に行けない日のフォロー、スケジュールの立て方など、フットサルを尊重して一緒に考えてくださったのがありがたかったです。親としては子どもに否定的なことを言わず、リラックスできる場所を作るように心がけました。目標を達成し、また次の目標につなげるという経験を通して自分自身と戦い、大きく成長したと実感しています。