名進研 合格体験記
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東海中学校 合格体験記

とうかいちゅうがっこう

東海中学校

心豊かな人間を育てる仏教教育と生徒の自主性を尊重する校風

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東海中学校
東海中学校

①安定した学校生活の成立に宗教教育

毎日の明照殿の拝礼「本当に生きんが為に今この食をいただきます。与えられた天地の恵みを感謝いたします。いただきます。」の食作法の励行、4月の灌仏会、8月の3年生の鎌倉散策と仏教ふれあいの旅、11月の全校生徒による祖山参拝と12月の高校の卒業授戒会、1月の御忌会等の諸行事などがあります。

②土曜公開講座「サタデープログラム」

卒業生・アナウンサー・俳優やアニメーターなどが学校に集まり、100講座以上が開かれる大きなイベントで、誰でも参加することができます(毎年2回)。生徒が自分の呼びたい方々を招いての講演が大人気です。

2024年合格実績

124

2024年入試状況

  算数 国語 理科 社会 合計
時間 60分 60分 50分 50分 -
配点 100点 100点 100点 100点 400点
合格者平均 58.7点 60.0点 62.4点 82.0点 263.1点

名進研に通わせて良かった

2024年度 中学受験合格東海中学校合格

我が家の受験は、息子の「学校の勉強は面白くない」の一言から始まりました。親としては、学校生活や習い事を通して、自分の好きなことを見つけて欲しいと強く思っていた時期でもあったので、「これはまずい‼」と思いました。学校の授業は息子にとって簡単でわくわくがなかったようです。その時息子は三年生。名進研のピラミッド倶楽部のパズル道場には通わせていただいており、そのご縁もあって、練成教室の説明会に参加しました。我が家は中学受験のことは全く考えておらず、場違いなところに来てしまったというのがその時の本音でした。ただ、中学受験するかしないかはさておいて、先生方の熱意から息子が勉強に取り組む環境づくりを親として用意してあげられるのではないかと思いました。そして勉強に対する息子のわくわくにかけてみようと三年生の二月から入会しました。

ただ、塾の授業についていけるのだろうかという不安もありました。しかし、そんな心配もすぐに吹き飛びました。息子は「授業は楽しい‼」「みんなの意見すごい‼」と名進研に通うのがとても楽しそうでした。そして最後まで塾の宿題やテストに向けての勉強のスケジュールも私達の力を一切借りることなく、自分の力でやり通しました。他の習い事も自分でここまではやると決め、六年生の十月までパズル道場に通いました。六年後期からは宿題の量も過去問題の取り組みもあり、通塾の日は12時を過ぎることもありましたが、弱音を吐くことはありませんでした。「絶対東海中学に入学したい」という強い気持ちが頑張りに繋がったと思います。中学受験を通して、強く、たくましく成長した息子を我が子ながら誇りに思います。

息子は四月から東海中学に通わせていただきます。自分が行きたい学校で自分がやりたいことを思いっきり楽しんでほしいと思います。

名進研本山校の先生方には本当にお世話になりました。先生方、そして同じクラスで頑張ったお友達と過ごした時間は、息子にとって宝物です。名進研に通わせて本当に良かったです。ありがとうございました。


一緒に合格するんだ 

2024年度 中学受験合格東海中学校合格

東海中学、名古屋中学、愛知中学の三校を合格した息子の母です。

名進研は四年生から速読、五年生から中学受験コースにお世話になりました。問題を解くうえで、文章を早く読めるということは利点に感じ、塾に通う練習も兼ねて速読に通わせました。この時点では中学受験をぼんやりと考えていて、どこかの私立中学に入学できればいいな、と家族で話していました。

五年生で入会し、三、四年生から入会している子との差を感じましたが、名進研の授業のおもしろさにグイグイ引き込まれ、勉強をしに行くというよりも、先生の漫談を聞きに行っているようでした。特に社会は、帰りの車中で授業内容をドラマのように説明してくれました。

入会するまでは、スイミング、サッカー、ラグビー、ピアノ、英会話と、毎日が習い事の日々で、時間の都合がつかなくなる時点でやめました。入会の際、特にスポーツ系はすぐにやめてほしいと言われましたが、できる限りやりたいという息子の気持ちを優先させました。ピアノ、ラグビーは最後までやめず、入試直前になってお休み状態にしたのが、受験に気持ちを切りかえることができたのかもしれません。

六年生になり、志望校を意識しだしてからは、入会当初の目標、名古屋中学が東海中学に変わっていました。クラスのメンバーがほぼ変わらずで、楽しく勉強し、他の校舎へ電車で遠足のように通えたことも、一緒に合格するんだ、と力になったと思います。

宿題が多いなか、好きな算数はすぐに取り掛かれていましたが、国語となると苦手意識が出て後回しになり悪循環になっていました。しかし、国語の先生の熱意に心を動かされてからは、真剣に国語と向き合い、解きなおしを真剣にやっていました。また、毎日、通塾の車中での語彙力の勉強を続け、コツコツとやったことが、入試直前で結果として出始めていました。

宿題が多く、辛い時期もありましたが、先生、お友達に恵まれ、楽しく勉強できたことが合格につながったと確信しています。

この場をお借りし、本部の方も含め先生方、一緒にがんばったお友達に感謝申し上げます。


受験をするのか、させられるのか

2024年度 中学受験合格東海中学校合格

「受験してみようかなと思う。」
「受験させることにした。」

ある日、息子と夫からそう告げられた。休日に父子二人で入塾テストを受けてまわっていたのは知っていたが、知らぬふりをしていた。じっと座ることが苦手で、先生の話も真面目に聞けない、宿題もそこそこにゲームばかりしているような息子である。中学受験だなんて埒外もいいところだ。

そんな私の思惑に反して、息子は名進研に通い続け、気が付けば受験の山場ともいえる六年生の夏を終えていた。とはいえ、息子の態度は相変わらずで、塾の授業中に居眠りをし、宿題の提出はしない、勉強したと嘘をついてゲームをする、分からない問題を誤魔化す、先生に質問をしない等々、とてもトップ校を志望している受験生の態度ではなかった。であるからして当然、成績の方も芳しくなく、プレ中での偏差値は52~56の間を行ったり来たりという有り様。勉強態度への苦言は元より、志望校の変更すら、本人と話し合いたくても、プチ反抗期のせいか、うるさいと吐き捨てるか、全くのだんまりであった。

そんな状況であったため、十一月の東海プレはそもそも受けもせず、一応受けさせた滝中プレの結果はもちろん散々。平均点にも届かず、合格判定は20%未満。いよいよ全落ちも覚悟しておかねばと思い始めた。

息子の態度が急に変わったのは年明けだっただろうか。突然「東海中を受けたい。」と言ってきたのだ。息子から強くはっきりと希望を伝えられたのは初めてのことだったので、ひどく驚いてしまった。慌てて塾の先生に連絡を取り、学校の先生に調査書を依頼し、願書の準備をした。受験日まで残り一ヵ月。息子は何かに取りつかれたかのように勉強をしだし、毎日夜遅くまで塾で自習をしてくるようになった。どこかで「一度火が付くとすごい力を発揮する子もいる」という言葉を耳にしたことがあったが、まさにその通りで、目を疑うばかりの変貌ぶりであった。

その勢いをおとろえさせぬまま本番に突入。幸い、どの試験日も体調は良好。無事に愛工大名電中、名古屋中ともに合格できたので、当初予定していた南山男子ではなく東海中を受験できることに。しかし、結果は東海中、滝中ともに不合格。今まで聞いたことのないような声で泣きわめく息子の姿は、今思い出しても胸が痛む。

泣くだけ泣いた息子は、中学の勉強を始めた。以前の息子ではとてもじゃないが考えられない。自ら机に向かう姿を頼もしく思った。そんな姿を神様は見ていてくれたのだろうか、数日後に東海中から一本の電話が。そう、繰り上げ合格の知らせだった。
名進研の先生からは「大逆転ですね‼」と喜んでいただいた。本当に大逆転だ。受験校リストから外されていたのをひっくり返し、不合格をひっくり返し、まさに大大逆転だ。ギリギリではあったけれど、最後には自分自身で「東海中を受験したい」と心から思えたことが、一番の力になったのだと思う。入学してからがまた大変だとは思うが、今の息子ならきっと大丈夫だろう。自分の心に火をつけるものと、これからたくさん出会っていってほしい。その度に大きく成長していけるにちがいないから。

最後になりましたが、親も半ば諦めの気持ちで一杯だったなか、最後まで息子を鼓舞し、導いて下さった先生方、本当にありがとうございました。


我が家の流行語大賞「時間がない早くしなさい 」

2024年度 中学受験合格東海中学校合格

息子が小学校三年生の時、「東海中学に行く‼」と言い出しました。東海中学の文化祭をオンラインで見たのがきっかけです。当時はやっていたTV番組がすっかりそのまま再現されており、演技も撮影も構成、企画もすべて生徒さんだけで制作されたものでした。息子は、僕もここに入って企画をしてやりたい‼と言い出しました。その思いは、受験期一貫して変わらず、東海中が第一志望でした。

受験勉強で、一番大変だったことは、「時間の管理」です。とにかく時間がない。学校に行って、学校の宿題もやって、塾に行って、たくさん出る塾の宿題をやって、ひと月に一度行われるテストのテスト直しをして、苦手科目の強化復習をして……。やることがたくさんあるのに、家にいる時間は限られます。息子は学校も好きだし、学校の行事も、委員会も、クラブ活動も、とに
かくどれも一生懸命やりたいし、学校を休むのもいやでした。親としては、もちろん学校も大切にしてほしいし、ちゃんとご飯も食べてほしいし、睡眠だってしっかりとってほしいし、でも勉強は絶対にきちんとやってほしい‼やりたいこととやらなくてはいけないことが多すぎて、とにかく時間がありませんでした。受験期三年間、我が家の流行語大賞は、「時間がない‼早くしなさい‼」堂々三年連続大賞に選ばれたのではないかと思うくらい、連呼した言葉です。

丁寧に間違えないように落ち着いてやりなさい‼と私から言われたと思ったら、時間がないから、さっさと進めなさい‼と矛盾でしかないことを言われ、泣きながら、できない~‼と勉強が進まない日も多々ありました。なんだか、こんなことを繰り返して、息子も私も心がもたないなと思い、時間管理について考え、二人で三つの計画をたてました。

その1:名進研から出た宿題は、翌日までに終わらせるつもりでやること。
塾から出るたくさんの宿題も、理科、社会などは来週の授業までにすればよかったりしますが、算数や国語と同じように、なるべく次の塾の日(翌々日)までには終わらせることにしました。次の塾のときにはまた宿題が出るので、二倍になってしまうと、本人もうんざりしてあまり好きではない教科がずるずると後回しになってしまいます。出されたら、すぐにやりきることを決まりにしました。

その2:朝活をすること。
その1を遂行するためにも、これは必要不可欠でした。学校に行くすべての準備を終えたら、必ず三十分くらいは机に座って、集中して勉強をします。7時起床(もう少し早いときもあり)、7時30分には机に向かい、自宅を出る8時がタイムリミットです。たった三十分と思っていましたが、思ったよりも効果は絶大でした。本人も頭がすっきりとした状態で、自分から机に座る習慣がつき、一日も欠かしたことがありませんでした。
勉強もはかどっており、苦手だった国語の長文読解も、朝の集中力のお蔭か、家を出なくてはいけないタイムリミットがあるからか、話しかけても一切聞こえないくらいの集中力で、取り組めました。しかも正答率が非常に良い‼
とにかく、出された宿題の中で一番後回しになるものからするようにしていました。なかなか起きられない日でも、二十分程、この宿題だけはする‼と自分で決めて、やり遂げて行くようになり、自分の中でも計画をたてて宿題に取り組み始めました。
前日、寝る前に朝活ですること、学校から帰ってきたらする宿題と、自分でも決めるようになっていきました。

その3:勉強の優先順位を考えて進めること。
朝活をするようになり、「どの宿題をいつする?」「先生への提出期限を考えるといつまでに終えておくべき?」「それはいつの時間にする予定なの?」などと、自分自身で優先順位をつけて取り組むように声をかけ続けました。しばらく言い続けていると、「これは、明日の朝活でするから、ここまでは今日絶対終わらせておく‼」「漢字テストが木曜日だから、月曜には一回して、もう一度水曜日にはして、行く前に復習して……」など、自分で考えて勉強を進めていけるようになりました。さらに続けていくと、朝活の活用も併せて、塾の勉強、宿題が各曜日でルーティン化されるようになりました。
ルーティン化されると、頭の中も整理されるのか、余計なことを考えず、とにかく進めるしかないという感じで、少し余裕が出てくるようになりました。学校から帰ってきてからも、どこまでやれば終わりということが自分でわかるので、好きな本を読んだり、上手に息抜きもできていたと思います。もちろんうまく進めない日もあり、終わらない‼と泣きながら机に向かう時もありました。そんな時は、私も一緒にいつどれをするか、考えて、紙に書いて、このスケジュールなら絶対できるよ‼と明確にしてあげることで、安心するのか、落ち着いて取り組めるようになりました。
五、六年生になると、とにかくたくさんの宿題が出るので、今やること、やっていることの終わりが自分でわかると、集中して進められていたように思います。
振り返れば、たくさん出る宿題を、とにかくきちんとやる‼これに尽きるのかなと思います。宿題に追われて終わったという感じもしますが、きちんと出された宿題をこなしていたので、四教科全体を通して、大きく落としてしまうようなことはなかったのかもしれません。

とにかく3つのことを意識しながらも、日常生活にルーティン化し六年生まできました。秋以降は、受験予定の学校の過去問を解く日々になりました。受験する学校も決め、チャレンジ校を二校受験。前受け校一校、本命の東海中学と第二志望校、全部で五校を受験することになりました。

秋頃からチャレンジ校二校分の過去問を一冊ずつ全てやり切りましたが、今までやってきた問題や宿題、テストとは違い、本当に難しく、塾の宿題の合間に、また学校から帰ってきてから取り組むのが大変でした。難しくてわからないところも多々、間違えたところの直しも時間がかかる、やってもやっても合格できそうにない点数が続く……チャレンジ校を受験するって決めたことも、よかったのかと私が不安になる日々でした。ただ、各テストを先生に提出すると、必ず細かいところまで見てくださり、丁寧なコメントや励ましのメッセージに、息子も私も救われていました。残念ながら、チャレンジ校は合格をいただくことはできませんでしたが、このつらかった過去問漬けの日々が、後半三校の受験に役に立ちました。本当に難しい過去問五~六年分を二冊もやり切った息子は、残りの三校の過去問が簡単に感じる‼と言い出しました。確かに、丸付けをしていても高得点が取れていることもしばしば。息子も自信を持って、絶対に合格する‼と気合が入っていたようです。志望校を含む残りの三校は無事に合格をいただき、そして念願だった東海中学に入学が決まりました。

小学三年生から四年間、本当に長く大変な日々でした。第一志望の東海中学当日、門を入ったところで別れ、受験教室へ向かう息子の背中は、本当に頼もしく、とてもとても大きく見えたのがずっと頭から離れません。静かに、堂々とした足取りで、自信に満ちていたようにも思いました。小学三年生から四年間、とにかくたくさん勉強をしてきました。模試の順位に一喜一憂し、テスト結果次第では、Sクラスにいられなくなってしまうかもしれないプレッシャーにも打ち勝ち、気分が乗らない時も、時間が足りなくて嫌になってしまった時も、泣きながらも、自分を律して、今やるべきことを進めていく。まだ十歳前後の息子の小さな背中にたくさんのものを背負わせてしまっているのではないかと、何度も私が不安になったものでした。ただ、その大きく感じた背中を見たとき、しっかりと全部を受け止めて、余裕で背負うことができるくらい成長していたのだと感じました。ただただ心配で不安に思っていたのは、私ばかりでした。自分から行きたいと言い出した受験ですが、やりたいことを決めて、努力して、それを掴みとることができたこの受験は、本当に息子を成長させてくれました。

これからは時間制限なく、のびのびと学び、学校生活を楽しんでくれるといいなと心から思っています。


息子の「成功体験」記

2024年度 中学受験合格東海中学校合格

早いもので、受験が終わり一ヶ月が過ぎました。息子はありがたいことに第一志望校にご縁をいただき、入学をとても楽しみにしているようです。そんな息子ですが、これまでの子育ては波瀾万丈でした……。皆様の参考になるかは分かりませんが、少しでもお役に立てばと思い書かせていただきます。

息子は小さい頃からマイペースで、気持ちの切り替えが苦手な子でした。徒歩五分の保育園から帰るのに三十分以上かかる毎日……。私も息子を叱ってばかりで気持ちが焦り、いろいろと調べる中で学んだのが「成功体験」の大切さでした。息子が一年生の頃だったと思います。「できないことを叱らず、できたときに褒めて子どもの自己肯定感を高める」という方向を目指し、必死で褒める子育てに舵を切り(と言いつつよく爆発していましたが……笑)、いつか息子が「自分はやればできる」と思えることを願って育ててきました。

当初、息子は公立へ進学させるつもりでしたが、マイペースな息子はどう見ても内申が稼げるタイプではなく……公立中学で内申点に苦労するくらいなら私立でのびのび過ごさせてあげたいと受験を決め、四年生から名進研に通い始めました。

夫婦で決めていたポイントは【1】スモールステップで短期目標を立て、成功体験を積ませること。【2】息切れさせず受験当日にピークを持っていけるようにすること、の二つです。

【1】スモールステップの短期目標としては、以下の二つを立てました。
① 五年生前期までに一つ上のクラス認定をもらうこと。
② 最後まで、そのクラスに残ること。
定期的なテストは弱点のあぶり出しと捉えて、結果が悪いときでも「これで弱点がはっきりしてよかったね。次回のためにきちんと克服しよう」と声をかけました。具体的な目標のお蔭か、毎回崖っぷちながら目標を達成し(その度に大げさに褒めちぎりました。笑)、予定より早く上位クラスに入ることができました。このとき、通っていた校舎の先生から「やればできると分かったこと、彼の人生にとって本当にいい経験になりましたね」と言っていただけたことが忘れられません。名進研の先生は、勉強だけでなく、子どもの人生を豊かにしたい、と思ってくださっているのかとジーンとしました。

【2】受験当日にピークを持っていくため、またマイペースな息子が息切れして勉強自体を嫌いにならないように、五年生までは負荷を軽めにしました。塾の宿題+実力テスト前の復習程度しか勉強せず、週に何日も公園で遊んでいましたが、年齢に合わせて負荷を増やす方法が息子にはちょうど良かったようです。四年生で少しずつ学習習慣をつけ、五年生で大量の学習内容になんとか食らいつき、六年生の夏期講習は皆勤で「楽しかった」と言っていました。六年生の秋からは公園も封印し、塾の宿題以外にも過去問や弱点分野の復習など、本当によく頑張ったと思います。

塾のクラスの雰囲気が良かったことにもいつも助けられました。帰り道ではよく「今日、○○君がね」と楽しそうに話していました。少人数制の名進研のお蔭だと思います。同じクラスのみんな、本当にありがとう‼

中学受験を通して少しずつ「やればできた」を積み重ね、息子は見違えるほど落ち着いて成長しました。入試前、もはや私は「結果がどうでも、本当に名進研で中学受験に挑戦してよかった」という気持ちでした(夫は「いやいや、せっかくだから受かってほしい」と言っていましたが……笑)。

結果、第一志望校から合格をいただき、息子にとっては特大の成功体験になりました。

四年生のはじめ、大きなリュックサックを背負って前屈みに走る小さな後ろ姿を「リュックから足が生えてるみたいだね」と笑っていましたが、いつのまにか私より背が高くなり、最後の通塾姿はリュックサックが小さく見えました。これから先も「あのときのように、やればできる」と自分を信じて人生を進んでほしいと思っています。

息子の小学校の大先輩でもあり、いつも愛情を込めて厳しく指導してくださったアメリカ出身で二十五才のJ先生(笑)、いつも冷静で切れ味鋭い算数授業のA先生(息子が絶大な信頼を寄せていました)、入試直前にマンツーマンで過去問に付き合ってくださったS先生、膨大な量の素晴らしいプリントを作ってくださった三角形先生、先生方が息子の「やればできる」を叶えてくださいました。本当にありがとうございます。


「ほんの一部」の大切な時間

2024年度 中学受験合格東海中学校合格

初めて名進研の門をくぐったのは今から六年前のことでした。

三歳上の姉の受験が終わり、ほっと胸をなでおろしたのも束の間、その翌週から息子の名進研生活がスタートしたのです。

息子には夢があります。まだ言葉も片言の時でした。破れてしまった自分のズボンに、「いちゃいいちゃい」と言ってオモチャの包帯を巻いていました。その数年後、テレビ番組で悲しいシーンを目にした息子は「僕は新薬を作って一度に沢山の人を助けたい」と私に話してくれました。息子の頭の中には新薬を開発する医者という将来の夢が描かれたのです。医学部進学を考えるなら東海中学。私達の目標はこの時に決まりました。

東海中学の記念祭は勿論のこと、サタプロにも何度も参加させていただき、東海中学の魅力を私達の言葉だけではなく、息子の目で見て感じることを大切にしました。と言っても、これらは東海中学を希望されるご家庭のほとんどが行っていることだと思います。では、特別なことをしていた訳では無く、参考になるか分かりませんが、わが家が息子と共に行った勉強法を恐縮ではありますが一部紹介させていただきます。

まず、これも当たり前ではありますが、四年生の時から毎月の仕上げテストは大切に。五年生の一年間行われるテストゼミも然りです。

テストゼミに於いては月に二度程あるので、毎回大切にするのは非常に大変なことです。しかし、この時粘り強く、毎回しっかり復習したことが六年生になった時、集中して授業を受けることに繋がったと思います。

そして読書好きな主人の影響もあってか、息子はよく本を読んでいました。主人が面白そうな本を見つけては息子に購入し、図書館にも大変お世話になりました。漫画日本史は何度読んだか分かりません。

社会に於いては、息子と「一問一答」クイズ番組のように、私が問題を出し息子が答える。という形を繰り返し、この方法は入試直前まで続けました。一人で黙々とテキストを読んでばかりでは気が滅入ってしまうので、気分転換に良い方法だったようです。

この時、誤字を無くすために難しい漢字に於いては紙に書き覚えました。それでも間違える漢字は「漢字書き間違い一覧表」を手書きで作り、例えば「菅原道真」の「菅」の字を間違えたのならば「菅」の字だけを赤で書き、「原道真」は黒で書く。間違えた字が一目で分かるようにしました。テスト前に見返すことにより誤字を減らすことに繋がりました。

算数では初見で解けた時には○を、解けなかったら×を赤で付けます。それ以降は黒で○×を付け、そして息子がどの単元が弱いかを再確認しました。

六年生になってからは東海中のGWや夏期特訓、日曜ゼミのプリント、そして東海の十五年分の過去問もこの方法で徹底的にやりました。十五年分の過去問は十月頃から始め、何度も解き直した努力があってか、入試直前には九割は解けるようになっていました。これは受験生にとって大きな自信に繋がると思います。入試本番で見たことがない解けない問題が出題されたとしても、ここまで頑張ってきたのだから大丈夫‼あなたが解けないと思った問題は他の人たちもきっと解けない‼息子にはいつもそう伝えていました。

そして勉強以外では六年生の九月から学校の野球部に入部しました。何故この時期に?と思われると思いますが、息子の好きな時間を確保するためです。ずっと続けてきた習い事は五年の三月いっぱいで辞めたので、勉強以外の好きな時間を少しでも確保したかったからです。有難いことに仲良くしてくれている友達が野球部に入っていたのでいろいろと教えてもらい、週一で時間も短いので大丈夫と主人と判断し入部しました。この選択が吉と出て息子にとって週に一度の楽しみな時間ができたのです。この時に協力してくれた友達やお母さん友達にはとても感謝しています。息抜きに主人とキャッチボールをしたりカラオケに行ったり。このような時間も大切にしてきました。

こうして振り返ると、やはり特別なことはしておらず、名進研で学んだことの復習を大切にしてきたなと思います。分らないことは家に持ち帰らず先生に必ず質問する、解けない問題は解き直す、本当に大切なことです。

そして何より大切なことは、不安な時や困った時には必ず先生に相談させていただくことです。先生方は何といっても「プロ」です。今まで沢山の受験生を見届け沢山のデータや経験をお持ちです。それは勉強以外のことも同様です。六年生の後期に入ると入試がどんどん現実味を帯びてきます。その上、志望校プレもあり親も子もプレッシャーが半端ないです。毎回すべて希望通りの結果を得られるわけではありません。模試の結果を見ては一喜一憂、模試を受けるのが憂鬱な時もあります。私はいつもこのような時には先生方に相談をしていました。その都度先生方は適切な言葉を掛けてくださり対策をしてくださいました。本当に感謝しております。

改めて考えてみると、このように沢山の大人の方々に、応援され支えられ、合格を喜んでいただけるという経験はそう簡単にはできません。振り返って考えてみても、やはりこれは中学受験というものを本気で取り組んできたからだと思います。

そして東海中学に合格したと電話でお伝えした時、電話の後ろで「わぁー‼」と一緒に喜んで下さったことは、私の記憶に一生残るでしょう。

我が家にとって子供たちの名進研生活六年間は貴重な経験となりました。しかし中学受験は人生のほんの一部と言います。その「ほんの一部」が子供たちにとって有意義なものになると私たちは信じております‼

名進研でお世話になった先生方、本当に有難うございました‼


家族愛で乗り越えた二度の受験

2024年度 中学受験合格東海中学校合格

長男(二〇二一年合格)と次男が東海中学校に合格した際は、合格体験記を書きたいと考えていました。中学受験に向けた親としての悩みを皆さんと共有できれば良いと思います。

長男の時は中学受験そのものに対して私は否定的でした。中学受験を経験している主人の勧めで名進研に通い始めましたが、私は中学受験の経験が無く、小学生は勉強よりも友達との遊びや部活に時間を費やした方が良いと考えていました。当然何度も主人と喧嘩になりましたが、六年生になった長男から「東海中に合格したい」という言葉を聞き、私の中での中学受験に対する考え方も変わり、もし結果が不合格であっても得るものはあると私が納得してからは、真剣に息子の受験に付き合うことができました。

他の合格体験記にあるように、息子の志望校への強い憧れと気持ちが彼を合格に導きました、と格好良く書きたいのですが、事実は異なります。息子達は普通の小学生でした。プレ中の試験結果が悪くても一時間も経てばケロッとしているし、泣いて悔しがっても三日後には元の勉強姿勢に戻ってしまいます。長男の場合、六年生の夏までは「勉強した」と言ってはダラダラした生活を送り、気付けば白紙のプリントが山になっていました。このままではいけないと思い、九月の面談では長男も呼び、三者面談を行いました。その時に先生から「今のやり方だと君は東海中に合格できない」と言われて初めて、息子の顔に真剣さが宿ったことを憶えています(外は大雨、聞いたことのないような雷鳴を轟かせていたのも憶えています)。それ以降は親からの声掛けが無くても自ら机に向かい、真面目に勉強と向き合っていました。ただ、一度落ちた成績は、簡単には上がらないもので、いかに勉強は積み重ねが大事かということを痛感させられました。

試験当日は大の苦手だった国語で得点を取れたものの(ここは間違いなく白壁校の先生方の指導のお蔭でした)、一番得意としていた算数を大きく失敗しました。ここでの精神的なダメージは相当なものでしたが、長男はここで、三年間の努力を無にする訳にはいかないと歯を食いしばったそうです。残りの理科・社会では、しっかり得点を取り、算数の悲惨な点数をカバーして合格を勝ち取りました。失敗して大きく落胆したときでも自分の気持ち次第で事態を変えられる、私は息子にそれを学びましたし、何より子供の成長を実感した瞬間でした。

次男は、性格的に計画的でダラダラすることがありませんでした。四、五年生共に偏差値は常に60を超えており、大きな心配はしていませんでした。我が家では、受験=家族一丸で立ち向かうもの、としていたので、例えばゲームなどは受験が終わるまでの一年間は全員禁止としていました(PS5・Switch×2の封印式を行いました)。お年頃になった長男(中三)は、大好きなゼルダ
の新作が出ても、友達同士でスプラトゥーンの話で盛り上がっていても、最後まで封印を解こうとはしませんでした。

ところが次男は六年生秋の東海プレ、プレ中で偏差値が60を切りました。特に点数の悪かった理科・社会をチェックすると、基本問題をことごとく間違っているのに気付きました。基本が頭の中に定着していなかったのです。試験範囲がある程度絞られている時は、直前の暗記で何とか点数を取る事が出来ても、それを繰り返し覚えることはしていませんでした。主人は以前から指摘はしていたようですが、本人は全く聞く耳を持っておらず、主人も「本人が自分で心のスイッチを入れないと東海中合格は勝ち取れない」、とぼやいていました。その主人の隣で怒鳴り始めたのは長男でした。「お前、東海中の入試を舐めんじゃない、算数が得意だからといって、それを失敗したら終わりだぞ‼」経験者の言葉は、ずっしりと重く、次男はポロポロ泣き始めました。十一月に入ったある日のことでした。

その日から主人と二人三脚で、やることの優先順位をつけ、入試までの計画を立てました。特に暗記を重点的に理科・社会は完全制覇テキスト、国語は漢字の要を徹底的にやり込みました(次男はテキストを汚すのが嫌?なのか、間違いにチェックをつけようとしないのですが、主人は遠慮なく自分の色に染めろと言いつつチェックしていました)。一月からは、テキストに加え、正月特訓講座や志望校別特訓講座の間違い箇所、大量の入試直前プリントを用いてひたすら復習を行いました。

次男の試験当日、主人と一緒にお祈りをしながら時間が過ぎるのを待ちました。試験会場から出てくる息子の顔を見るまで、心配は絶えませんでした。しかし、出てきた息子の顔を見た瞬間、受かったかも‼と思いました。長男の時は、真っ青な顔で「やばい、ダメかも」と言っていましたが、次男は、頬を真っ赤にして「大丈夫‼」と、ハッキリした声で言いました。

入学後に背が伸びすぎて殆ど未着の状態で仕舞っていた長男の制服を次男に着せてみるとぴったりでした。新品でなくても次男は嬉しそうです。この六年間、兄弟愛も夫婦仲も強くなり、最後までぶれることなく東海中合格という目標に向かって突き進み、家族全員がそれぞれ成長したと感じます。二人の合格を支えてくださった名進研白壁校の先生方々と、素晴らしい教材・カリキュラムを準備してくださった名進研に感謝いたします。どうもありがとうございました。


目標を達成するために

2024年度 中学受験合格東海中学校合格

こんにちは、名古屋・滝・東海に合格して、東海に進学した者です。これから僕の勉強法について紹介します。参考になればうれしいです。

〈算数〉 得意→普通
算数は計算を間違えると命とりなので、計算トレーニングはサボらずにやりましょう(特に本番はきん張してミスりやすいです)。僕は学校に行く前に毎日やっていました。

〈国語〉 超苦手→普通
僕の場合は文章題が苦手だったので、長文短文限らず、毎朝文章題をやっていました。漢字と言語事項は、漢字の要とサーパスをたくさんやりましょう(漢字の要はステップ2でも使いました)。漢字や言葉の意味に興味を持って覚えると忘れにくいです。

〈理科〉 普通→得意
(特に水溶液)理科に関しては、暗記ものはどんどん四・五年生のうちに覚えましょう(特に植物と天体)。物理や化学の計算ものは、多くの問題にふれ、解けなかった問題は、先生からアドバイスをもらい練習するとよいです。

〈社会〉 苦手→得意(特に歴史)
漢字指定の問題がほとんどなので、早めに取り組んだ方が後が楽になります。僕は五年生の夏休みに家族に問題を出してもらい定着させました(その後も習慣にしていました)。年号はどこも大事ですが、特に江戸以降が細かいのでそこを大切にしましょう。僕が受けた時の東海の入試では、ほぼ全ての時代の問題が出され細かいことを問われました。だからあまり後回しにしないことをオススメします。

〈本番に備えて〉
僕は元々早寝早起きをしていたので、本番も普段と同じリズムで迎えることができました。生活リズムは整えましょう。

〈終わりに〉
僕は受験勉強がすごく楽しかったです。それは、一緒に勉強してきた友達や、いつも分かりやすくて楽しい授業と前向きな言葉をかけてくださった校舎の先生のお蔭です。ありがとうございました。


入試までの道のり

2023年度 中学受験合格東海中学校合格

 こんにちは‼僕は四月から東海中学校に進学する者です。僕の入試までの体験を紹介します。

 僕は野球チームに入っていたため、名進研に入るまでは通信教育で勉強していました。しかし、東海中学に絶対に合格したいという思いが強くなり、五年生の九月から名進研に通い始め、勉強に集中するため野球は五年生の二月に退団しました。この『合格するぞ‼』という思いが、勉強に対して前向きに取り組める一番の原動力だったと思います。

① 学習
 すべての教科において、塾の授業や宿題で間違えた問題をもう一度解き直すことがとても大切です。「プレ中学入試」では、間違えた問題だけではなく、全ての問題をノートに解き直し、それ以外のテストでも、間違えた問題をもう一度解き直して理解を深めました。

 次は各教科についてです。

〈国語〉
 僕は最初、文章を速く読めず、問題文を読む力が弱かったため、たくさんの文章を読みました。また、宿題の問題文を読む時は、時間をかけてでも、一つひとつ意味を調べて、しっかり理解して読むことを心がけました。そして、徐々に分からない言葉が出てきても、前後の文から意味を推測しながら読み進めるようになり、読むスピードが上がっていきました。間違えた問題は、解説を読んで理解したあと、自分なりに、どのように答えにたどり着くかの道筋をノートに書きました。
 漢字の要やサーパスは必ず毎日やり、漢字の小テストで確実に100点を取れるようにしました。

〈算数〉
 早いうちから計算問題を多く解くことが大切です。計算トレーニングは必ず毎日やることで、テストや宿題での計算間違いが少なくなります。分からない問題は、迷わず先生に質問することが重要です。

〈理科・社会〉
 どちらも語句は、最初から正しい漢字で覚えておくことが大切です。日本史は、空き時間や休憩代わりに「NHK高校講座」を見たり、「日本の歴史学習まんが」を読むのがおすすめです‼時代の流れが分かりやすくなります。

② 普段の生活
 睡眠時間は8時間位確保することが大切です。できるだけ毎日10時半には寝るようにしていました。六年生の後半は、塾の宿題が終わらないこともあって、11時位に寝ることもありましたが、なるべく早寝早起きを心がけました。また、身体を動かすことも大事だと思います。学校の休み時間は外で遊んで、時には父と一緒に林の中を散歩したりして、体力を維持していました。

③ 入試直前の生活
 入試直前まで、体調に気をつけながらリズムが崩れないように、普段通りの生活を心がけました。普段と変わらず学校に通い、塾に行き、宿題をこなしていきました。

 試験前日は、少しでも出題傾向を思い出すために再度過去問を見直し、いつもより早く寝ました。

 試験当日は、試験会場に行くまでに歩く時間があると頭の回転がよくなると思います。緊張したけれど、(みんなも緊張している。)と思って、最後の1問まで解き切るようにしました。

 以上が僕の体験談です。自分なりの勉強法や生活習慣を見つける参考になれば嬉しいです。目標に向かって、最後まで自分を信じて、一歩一歩前に進んでいってください。応援しています‼


努力の仕方

2023年度 中学受験合格東海中学校合格

 僕は、努力して東海中学校に入学することになりました。

 僕が受験をしていく中で大切にしていたことを四つ紹介します。

 一つ目は、健康に気を付けることです。受験勉強するにも受験の本番の日でも、自分の最大限の力を発揮するためや、何より本番で体調さえよければ、などの悔いを残さないためです。

 二つ目は、絶対に努力は裏切らないと信じて、入試までに自分のできる最高の準備をすることです。入試の際、みんなの邪魔をするのは本当に「大丈夫かな?」という不安だと思います。しかし、僕が入試で感じたことの一つとして、自分の最高の努力をしていけば自然と、自分が努力してきたという事実が、勇気に変わって来るということです。そこで一番いけないのが過信することです。過信してしまうと、どれだけ実力が高くても簡単なミスに気づくことが出来なくなってしまうからです。

 三つ目は、分からないことはどんな些細なことでも各教科の先生に質問することです。
 入試に出てくる問題は、そのほとんどが基礎事項の組み合わせや、普段の問題を少し違う視点から見たものです。先生に分からないところを聞けば、少しでも不安が解消されると思うし、何よりその質問したところから、入試に出るような違うパターンの問題を教えてもらえる時があるからです。そういう系統の問題ができたとき、思考過程が分かっていれば、より分かりやすく速く解くことができるようになるし、何よりお得だからです。

 四つ目は、点数の取れるところを落とさないようにすることです。特に東海中学校では、算数や国語ではかなり難しい問題が多く点数がとりにくい科目です。あまり他人と差がつかないというのが一番の難所です。それを超えるにはまずミスを徹底的に減らし、さらに配点が各科目均一100点なのを活かし、特に直前では暗記科目である社会と理科の知識や、考え方などを覚えたりするのが、合格により一層近づくための道ではないかと感じました。

 最後にお世話になった先生方、本当にありがとうございました。

 それでは受験生の皆さん、受験に向けて頑張って下さい。


東海中学校合格者メッセージ

[入学前、入学後の印象の違い]
 ・ 他の私立中に比べると宿題はほぼ無いと聞いていたが、1年の1学期が終わった現時点では、普通に宿題は出されていたし、夏休みの宿題もとても多い。
 ・ 中高一貫でも、高校生との関わりは少ないかなと思っていたが、部活や水練会、校内で迷子になった時など、声をかけてもらえたし、話しやすい。
 ・ 全く泳げないので水練会が嫌で、東海中を受験校から外していたくらいだったが、先日実際に参加したところ、とても楽しい2泊3日だった。水練会までのプールの授業の方が苦痛だったし、東海中のプールの方が海よりも深かった。泳力別に3つに分かれるので、他のグループのことは詳しくは分からないが、自分がいた泳力が一番低いグループは、余裕で足がつく海岸近く沿いを泳いだ。水練会中は1日に2回、海に入るのだが、気温や風の強さで、午前の部が中止になったり、時間が短くなったりしたので、数メートルすら泳げない自分でも、無理なく水練会に参加できたし、むしろ楽しめたくらいだった。同じく泳げない受験生がいたら、安心して東海中を受験してほしい。

[授業の進め方]
 ・ 科目数が多く、プリント中心の授業が多い。授業の進みは速いと思う。1学期の中間テストの範囲も、入学1か月後にしては広く感じた。
 ・ 先生の個性が強い。授業の内容とは異なる話をし続けたり、隕石や標本等の実物を授業の度に見せてくれたり、先生が好きな漫画やアニメの話をしてくれたり、すべてをうまくは伝えきれないが、なんともクセが強い先生たちだと思う。

[部活について]
 ・ 部活の数が、パンフレットに掲載されている分だけで43もある。活動休止中の部活もあるようだが、それを踏まえても、ものすごく多いと思う。なのに、入学して2週間くらいで入部を決めることになるので、毎日見学してまわった。運動部は入部希望者向けに説明会があって、入部するには参加しないといけない。自分は文化部を中心に14ほど見学してまわったが、結局ひとつに決められず兼部することにした。見学した部活はどこも雰囲気が良く楽しそうで、先輩たちも優しかった。

[入学して分かった東海中の魅力]
 ・とにかく授業が面白くて楽しい。
 ・ 図書館に本がたくさん揃っていて、通うのが楽しい。1回3冊、1週間貸出可。夏休みは5冊貸出可で、夏休み中も休館日以外は開放されている。
 ・ 1クラス40人いて、とても賑やかしい。昼休みは教室や廊下で、カードゲームや消しピンのほか、鬼ごっこや卓球、野球をしている。早朝にグラウンドに集まってドッジボールで遊んでいる子たちもいる。小学校以上に自由すぎる休み時間だ。

東海中学校合格者メッセージ

 この春、息子が進学した東海中学について、息子が話してくれることや親である私から見た印象についてご紹介いたします。

[学校生活]
 入学前は、男子だけが40人いるクラスなんて揉め事が頻繁に起こるのでは?と勝手に心配しておりましたが、想像以上に平和で、賑やかでありつつも平和な雰囲気の日常です。入学して早々に開催される球技大会や、夏休み中の水練会などを通して、個性豊かなクラスメイトが、日を追うごとに結束を深めているようで、週末はクラスメイトと大人数で遊びに行っています。
 また、先生の指導は、基本的に子供たちの自主性を尊重して下さる一方で、肝心な保護者への連絡等はメールなどでしっかりとフォローされており(プリントの配付などで子供たちを信頼しすぎない)、親としてはその絶妙な匙加減に全幅の信頼を置いています。

[部活動]
 息子が所属している運動部は、先輩たちとの上下関係もゆるやかで、和気あいあいと活動しています。1年生の1学期は学校生活に慣れるため活動時間も短めに設定されたり、夏季休暇中の活動は暑さを考慮して午前中のみの活動だったり、生徒の体調などが細やかに配慮されています。

[授業の進め方]
 少し速めの進度かとは思いますが、1年生の間は質・量ともに無理の無い進み方です。多くの先生が、生徒の探究心を膨らませるような授業をしてくださるので、息子も楽しみながら学べています。また、これは入学後に意外だったことですが、生徒に対してはもちろん、保護者に対しても、折に触れて先生方が「今の段階で、成績で一喜一憂する必要は全く無い」ということを伝えられます。親として成績偏重に視野を狭めてしまいがちなだけに、学校の大らかな姿勢に、反省する機会をもらっています。

[最後に]
 簡単に、東海中学についてご紹介させていただきましたが、生徒の主体性を最優先する方針や、先生の細やかなご配慮など、受験を頑張った先にこの学校があって良かったと心から思える日々です。
 受験生の皆さんは、辛いこと、我慢することの多い日々かとは思いますが、今の精一杯の頑張りは決して無駄にはなりません。
 皆さんにとって、実り多い中学受験になることを心からお祈りしております。

東海中学校合格者メッセージ

 我が家は父親も母親も公立学校へ通っていたため、息子が中学受験をする予定は全くありませんでした。たまたま見かけた塾の模試と体験授業をきっかけに、息子の希望で家族皆がよく分からないままスタートすることとなりました。

 4年生では「あのね、テスト勉強ってするものなんだよ」と、先生から助言をもらわないといけないくらいでしたが、Sクラス (現αクラス)への切符を手にし、先生にも後押しされ進むことにしました。家族はとても大変な思いもしながら、彼自身は周りの友達や先生方に助けていただきながら、最後は志望校への入学の希望を叶えることができました。

 息子はSクラス在籍中からほぼ後ろの席でした。入学後も熱心に予習や復習をすることはなく、親として初めは不安ばかり……。

 しかし、通い始めて数か月、公立学校で育った私には知らない世界をどんどん広げている息子を見ていて、受験も終わり、念願の学校に通っているのだから、息子の好きなことを見守っていこうと思うようになりました。周囲の友達や先輩方も多種多才で、様々な刺激を受け、とても楽しそうに日々忙しくしています。

 通塾中5~6年生では何度も親子喧嘩のようになったり、家族皆が振り回され、息子を支える自信がなくなったりと、何度も何度も、親である私が受験なんてやめてしまいたいと思いました。先生方にも精神的に助けていただき、本当にお世話になりました。

 今の生き生きした息子をみていると、中学受験を最後までやりきって良かったと心から思っています。

 受験中は苦しいこともあると思います。制限されて辛いこともあると思います。しかし、その先の未来を信じて最後までやりきる経験は、その後の大きな力になります。

 ただ、無理はしないことが大切です。試験は冬です。息子は第一志望校の試験の1週間前に、発熱や嘔吐、食欲不振で寝込むことになりました。悩みましたが、授業も休み、ひたすら回復に専念し当日を迎えました。身体が一番大切です。これからもキラキラ輝く息子の姿が見られるように、見守っていきたいと思います。

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