名進研 受験体験記
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東海中学校 受験体験記

とうかいちゅうがっこう

東海中学校

心豊かな人間を育てる仏教教育と生徒の自主性を尊重する校風

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東海中学校
東海中学校

①安定した学校生活の成立に宗教教育

毎日の明照殿の拝礼、「本当に生きんが為に今この食をいただきます。与えられた天地の恵みを感謝いたします。いただきます。」の食作法の励行、4月の灌仏会、8月の3年生の鎌倉散策と仏教ふれあいの旅、11月の全校生徒による祖山参拝と12月の高校の卒業授戒会、1月の御忌会等の諸行事などがあります。

②土曜公開講座「サタデープログラム」

卒業生・アナウンサー・俳優やアニメーターなどが学校に集まり、100講座以上が開かれる大きなイベントで、誰でも参加することができます(毎年2回)。生徒が自分の呼びたい方々を招いての講演が大人気です。

2025年合格実績

132

2025年入試状況

  算数 国語 理科 社会 合計
時間 60分 60分 50分 50分 -
配点 100点 100点 100点 100点 400点
合格者平均 55.9点 63.5点 66.3点 81.1点 266.8点

受験体験記

2025年度 中学受験 東海中学校

 この度、東海中学、滝中学、名古屋中学、愛知中学の合格をいただき、この春より東海中学校へ進学する息子の母です。

 まず、息子が中学受験を決めたのは私が私立中学出身であり、充実した六年間を過ごした経験があったからです。

 四年生の後半から名進研へ通いましたが、中学受験は親が決めたこと、息子自身の性格が闘争心ゼロなのも相まって、沢山出る宿題をこなす毎日に息子はとても辛そうでした。ですから、そもそも中学受験に挑戦することが息子にとって正しいのかと悩む日々でした。

 五年生時は名進研のペースに慣れて来ましたが、名進研を辞めたいことだけは引き続いておりました。他の習い事もあったため、そちらで塾のストレスを発散したり、週末に遊びに行く時間もまだあったため、何とかバランスを保っていました。

 そのまま六年生になっても名進研辞めたい病だけは相変わらずでしたが、息子なりに最後の年だと覚悟(諦め⁈)を決めたようです。しかし名進研がよりハードになってストレスも激増でした。息子が反抗期に入ったこともあり、私との喧嘩が増えてきました。そんな中、先生にご相談することも増えましたが、適宜、息子と面談し、対処法を教えて下さいました。お蔭で塾を辞めることなく、完走出来たと思っております。

 六年生時の夏期講習明けのプレ中にて偏差値が62まで伸びました。いつもは感情を表に出さない息子が初めて嬉しそうにしました。

 これからはこの数値よりも下回らない様に頑張ろう‼と家族で決意を決めました。しかしそこから順調に進みました‼とは言えないのがまさに受験勉強ですね。あっという間に六年生も後半になり十二月下旬の六年生最後のテストが滝中プレでした。まさかの合格率20%から50%判定‼そんな成績で親の私が動揺していると、先生が『彼はいつも最後はやってくれる男なので信じてます‼』と私の目を見て真っ直ぐ言って下さったのがとても心強かったです。ここで家族一丸で切り替え、怒涛のラストスパートをかけることができました。

 最後の一月からは小学校を休みにしておりましたので、東海の試験時間と休憩時間に合わせて各教科を取り組むようにしました。
その中で分からないところを午後から早めに行き、先生に質問するルーティンを行いました。苦手な単元は追加でプリントを貰いとにかく解きまくりました。両親から見て、この最後の一ヶ月の集中力、ラストへのレベルアップの勢いが凄かったです。最後の一ヶ月だからと決して諦めないで下さい。そしてお子様を信じてあと少しの本番まで伴走してあげて下さい。

 六年生になると塾からの膨大な量のテキスト、プリントも増えてきますが、後回しにせず、早めに宿題をこなし、その後は復習にどれだけ費やすことができるかだと思います。その時間を確保するのも難しいですが、時間のやり繰りも今後に役立つ練習だと思って、もうやるしかありません。いかに限られた時間の中で効率的にやるか、是非とも校舎の先生方にご相談なさって進めて下さい。

 ここまで導いて下さった先生方、特に国語担当のA先生はノートに書いて下さるコメントがいつもとても丁寧で、毎回楽しみにしていました。最後に息子宛に書いて下さったメッセージがあまりにも感動的すぎて、いつ読んでも大号泣です‼受験のお守りにしたいと、先生からのノートと成績優秀者の賞状も持ち合わせ本番に挑みました。

 名進研はこんな素敵な先生と出逢えます。

 親もかけがえの無い体験をさせていただきました。本当に本当にありがとうございました‼


その選択が正解だった

2025年度 中学受験 東海中学校

 こうやって書いた保護者の声がなかなか見当たらず、私自身が不安を味わっていたので、初めに書いておきます。名進研のカリキュラムとテキストを信じ、それ以外は個別指導や参考書などまったく買わずともJクラスであっても東海中・滝中に合格できます‼(男子なので南女は確信を持って言えませんが、きっと大丈夫です)。点数が伸びない時など、ネットで色々調べたり、特に苦手教科についてネットで勧められている参考書を買うべきか個別指導を受けるべきかなど、自分自身も調べて迷ったこともありますが、結局何もせず、その選択が正解だったと今は思います。なお、夏休みや冬休みなど連休中の講座と日曜講座の受講は必要で、特に下半期の講座は合格に直結した内容だったと思います。

 ただし、塾に行かせていただけで家で何もしなかったかというと、違います。名進研からの課題を確実にこなすとともに、日曜講座の復習は毎週やっていました。この「課題を確実にこなす」というのが実際は大変で、やりきれない・日曜講座の復習まで手が回らないこともしばしばありました。そういったとき、所属校の先生に相談し、課題を親の判断でスキップする(やらないではなく、明らかに解ける問題や時間がもったいないと思える問題を飛ばす)ようにさせてもらいました。また、丸つけを親が代行して間違った問題だけ本人に直させたり、理解できていなさそうなところは解説を解説する、小五までやっていたテスト前の総復習もやめプレ中はぶっつけで臨むなど、なるべく時間を作り出す努力を親の方でしていました(丸つけは子供自身が自分でするようにと保護者会で言われていましたが、うちでは効率を優先しました)。そうしていくうちに、課題をこなすことと日曜講座の復習が確実にできるようになり、勉強の時間帯が安定的になっていき、そのタイミングで一週間のスケジュールを固定化し、テストがあるときは日曜講座の復習時間をテストの直し時間に割り当てて対応していました。そうやって、課題・復習・テスト直しを徹底すれば、きっと大丈夫です。なお、参考書は買ってないと書きましたが、正確には志望校であった東海中のみ過去問を六年分購入しています。名進研からは後期に東海圏の様々な中学の三年分の過去問をいただき、夏期講習後に受験予定校を中心に過去問を解く順番を家庭で決めるよう言われますが、この時に、東海中のみ年内に六年分一巡できるように調整しました。あとは名進研以外の模試も受けました。カリキュラムから逸脱したのはこれくらいだと思います。

 また、一月の過ごし方です。これはご家庭により色々な考え方があると思いますが、うちでは一月いっぱい学校を休みにすることとしました。本人が行きたいといえばその意見を尊重しようと思っていたのですが、どっちでもいいという(主体性のない……)答えだったのと、インフルエンザが怖かったので、始業式から休んでいました。ここではただひたすら過去問の二巡目と日曜講座の復習・東海プレの復習、塾にお願いして追加の過去問をもらって解くなど、とにかく復習をしていました。家にいるばかりだと気が滅入るので、自習室を最大限に活用させてもらいました。

 振り返ってみれば、自分自身が楽しんでしまっていた部分があるかなと思います。こんな解き方をするのかとか、よくこんな問題解けるなとか、この分野はもう子供に勝てないなとか、これは苦手単元だけど東海に出ないからいいやなどなど。復習をしっかりやって、の言葉だけではうまくいかないと思ったので、特に一月は細かくやるべきことを指示していました。きっと中学受験が親子で一緒に同じ目標に向かって何かをやる最後のイベントなので、干渉しすぎかもと思いながらもついつい戦略を考えてしまっていました。これがよかったのかどうかは正直分かりません、悪く言えば指示がないと動かなくなってしまう恐れもありますし、成長の早いお子さんであれば自立心が育っていて反発もしてくると思います。それでも、最後に鬱陶しくなかったかと聞いたところ、色々教えてくれてありがとうと言われたとき、嬉しくて涙が出てしまいました。自分にとってもかけがえのない日々だったと思います。

 受験生の親御さんは、何度も不安に襲われます、また偏差値や順位に一喜一憂するなと言われてもしてしまうと思います。しかし、その時に子供に負荷を追加するようなことをしない、ただ名進研のカリキュラムを信じて復習を徹底すること、それで何とかなった家庭もあるということを知っておいていただければ、少しは不安も和らぐかなと、この体験記を書こうと思いました。ぜひ皆さんが志望校合格を掴み取りますように。

 最後に、所属校の先生方には大変お世話になりました。適切に課題を提示いただくだけでなく、時に厳しく時に励まして子供をその気にしていただけたことで、塾に行くことが嫌なものではない、勉強することが苦しいものではない、そういった環境に導いていただき、勉強を最後までやりきることができたのだと思います。本当にありがとうございました。


みんなで走りきった、難関校チャレンジ!

2025年度 中学受験 東海中学校

 小四から三年間、お世話になりました。息子と家族、名進研の先生方と共に走り抜けた三年間について、少し振り返ります。

 小四から小五の冬まで土曜日クラスに週一回通っていましたが、その後、αクラスに入ることを決めました。それまでは他県から通塾していたことと、通塾頻度を減らし子供の負担を軽くしたい思いがあり、土曜日クラスを選んでいましたが、五年生になると土曜日クラスの授業時間が増え、本人は少し負担を感じるようになりました。また本人の難関校に挑戦したいという希望もあり、小五の冬にαクラスに進む決断をしました。結果として、平日に負荷を分散することで本人は負担が軽減され、難しい問題にも積極的に取り組むことができたため、この選択は正解でした。

 小五の二月頃、本人が最難関校を目指したいと言い出し、家族全員で応援することを決心しました。そこから、非常に大変な一年が始まりました。勉強方法や過去問の解き方、時期ごとの優先教科や単元など、わからないことが多かったため、先生方にどんどん相談し、アドバイスをいただきながら進めました。

 家族も全力でサポートしました。妻は勉強スケジュールの作成や宿題の進行をサポートし、理科や社会の記憶分野のプリントを作成して家の壁に貼り、お弁当の準備もしてくれました。私は名進研の送り迎えや塾、中学校関連のイベント対応、理系科目の解説を担当し、弟はゲームを制限するなどのサポートをしました。

 小六の夏休み前からは、特に勉強時間が増え、睡眠時間も少し削りながらの日々が続きました。過去問を解き、分からなかった問題は授業前後に積極的に質問し、先生に教えていただきました。おかげさまで成績も向上し、サピックスオープンの偏差値も着実に伸ばすことができました。しかし入試一~二ヶ月前には、最難関校過去問の点数がなかなか伸びず、焦り、苦しい時期もありました。この時期は焦りを和らげ、励ますような声かけをしつつ、わからない問題はその都度、先生に質問し、一問一問を地道に取り組み、何とか合格点がとれるところまで伸びました。そしてやはり体調が一番大事だと思います。十一、十二月頃には疲れが見えだしていたので、最低七時間は睡眠を確保するよう、心がけました。前日に睡眠時間を十分確保できなかったテストは結果が良くないことが多かったので、受験前日はしっかりと睡眠時間を確保しました。これら努力が実を結び、最終的には東大寺学園、西大和学園、東海中など、多くの学校に合格することができました。そして、改めて各合格校の校風、特徴、通学時間等を本人に説明したうえで、本人の意思で入学校を決定しました。

 受験を振り返ると、こんなにも勉強させて負担が大きすぎるかな、など考えた時期もありましたが、特に六年生の一年間はもの凄い根性で、ハイペースで走りきり、とても成長したと思います。受験を通し、深い思考力や勉強習慣、努力の大切さ、時には挫折を経験することなど、今後の人生において重要なことを学び、経験することができました。

 また算数の先生の授業が非常にわかりやすく楽しかったようで、算数が大好きになりました(立体の切断の達人になり、今日もいろいろな角度から切っています)。学問の楽しさを実感することができたことは、とても貴重な経験で、感謝しております。

 少し思い出話ですが、仕事帰りの夜9時に塾に迎えに行き、助手席に乗り込んだ息子が妻がつくった鮭おにぎりを本当においしそうに頬張る、その笑顔が忘れられない良い思い出です。

 受験勉強で疲れがたまった息子が、名進研(名古屋)に向かう電車で寝過ごしてしまい、折り返して伊勢方面に向かう電車の中で気持ちよく目覚めたこともありました(あれ?この景色どこだっけ?……‼)。

 特に小六は大変な一年でした。

 現在は受験を終え一ヶ月程ですが、人間らしい生活を取り戻し、中学校への入学を待ちながら、小学校生活を楽しんでいます。
部活動についても、どれにしようかとワクワクしながら考えています。頑張った分、思い切り中学校生活を楽しんでほしいと思います。 名進研の先生方には、急なお願いにも真摯に対応していただき、本人の長所と短所をしっかり把握し、的確なアドバイスをいただき、心から頼れる存在でした。

 名駅校の先生方、本当にお世話になりました。親から、息子からといろいろとご相談、質問させていただきましたが、いつも親身にご対応いただき、心から感謝しています。本当にありがとうございました。


中学受験は子供の成長を間近で見ることができる

2025年度 中学受験 東海中学校

 息子は姉の後を続くように五年生から二年間、名進研でお世話になりました。姉の中学受験の様子を見ていた息子は「あんなに勉強はできない。でも受験はしたほうがいいんでしょ?」と、とても消極的で決して自発的とは言えない中学受験の始まりでした。
 そんな息子も受験期には意欲的に取り組んでおり、第一志望への合格を勝ち取ってくれました。息子の精神的成長と変化と、親として意識して行ったサポートについてお伝えさせていただきます。

【五年生】
 塾に通い始めた息子は授業は楽しいが、ゲーム時間が減ること、宿題が多いことなど不満を言っていました。そんな息子に対して多くを望まないよう勉強スケジュールの作成を行いました。このスケジュール作成は姉の時もやっていましたが、勉強習慣を定着させるためには、かなり重要だと思います。授業の復習と与えられた宿題、授業と同じ範囲の別の問題集の基本問題を中心に組みました。一週間単位で具体的にその日にやるページを示し、その範囲が終わればゲームも含めて自由時間としました。息子は終わりが見えているほうが集中するようで、はやく範囲を終わらせ、ゲームをしていました。自分で答え合わせをすると雑になる時があるので、定期的にチェックと口頭試問をして、ただこなすだけの課題にならないよう、短い時間で身につかせる意識をさせました。
 さらにこの時期は受験を自分ごとにすること、勉強する楽しさを知ってもらうことを意識して、学校説明会には積極的に参加しました。受験可能性のある学校中心に六校ほど息子と一緒に回りました。娘の時と同様に各学校の特色と良い点を知ってもらい私立の魅力、ここに行くためにみんな努力をしてきていることを知ってもらいました。
説明会で熱望校ができてから勉強に対する姿勢が変化、宿題や課題の多さに文句を言うことはなくなり、成績も緩やかに上昇、ゲームも平日はなし、週末に息抜きとして一~二時間する程度まで減りました。
 娘の時も思いましたが、親としては五年生での関わりが一番大事で一番大変だったと思います。

【六年生前期~夏休み】
 塾からの宿題の量も増えるので、基本は宿題と週末はその授業の内容を復習をするサイクルで回し、日曜特訓の復習は二週間後に行うようにして知識の定着を図りました。まだまだ緊張感はありませんでしたが、六年初めに家族全員で最後のゲーム大会をしてゲームの一時卒業も行いました。
 夏休みはスケジュール管理を再開、夏休み期間中は今までの範囲の総復習ができるように自習室も利用して取り組んでもらいました。とにかくコアマスターステップ2までをひたすら行い、基本問題の理解と定着を目指しました。

【六年生後期~直前期】
 娘の時と同様に週末の過去問スケジュールを組んで、一緒に解いたりしました。九〜十月はかなり好調子でしたが、十一〜十二月は不調と変動の大きい期間でかなり親としてはモヤモヤしました。名進研の先生とも面談をして、ある意味、実力がつき難問にも手が出せる状態だとポジティブにとらえました。詰め込んだ知識の整理が最後の課題と息子とも共有し、直前期はひたすら知識の穴を埋める作業をしてもらいました。気づけば自習室には最後まで残り、自宅でも黙々と課題を取り組んでいました。

 第一志望校の受験日は自信をもって迎えることができたようです。五年生の時には考えられないような精神的成長をした息子を誇らしく思いました。中学受験は子供の成長を特等席でみることのできるイベントだと思います。娘・息子と四年間中学受験を経験して家族にとってもかけがえのない時間になったことは間違いありません。

 最後になりましたが、二人の合格を支えてくれた名進研の先生方には本当に感謝しております。本当にありがとうございました。


ここで負けるわけにはいかない 

2025年度 中学受験 東海中学校

 この度、東海中・名古屋中(スカラー)・愛知中(特奨A)と合格をいただき、四月から東海中に進学する息子の母親です。

 私自身、体験記を時には涙しながら読ませていただき、力をいただきましたので、私たち親子の経験がどなかたの力に少しでもなれればと書かせていただくことにしました。

 息子は名進研に一年生の時からピラミッド倶楽部でお世話になりました。本格的に勉強が始まる四年生の時点では実力テストはだいたい校舎で一位。たくさん表彰状もいただき、本人も自信を持っていたと思います。その状況が大きく変わった五年生。五年生から入会してくる子も多く、どんどんテストで順位が下がっていきました。サンデー名進研は本人と相談し受講せず、土ゼミだけを受講。月二回の土ゼミに月一回の実力テスト。テストに追われ、そのテストで結果が出せず自信がなくなり、ついには秋頃に土ゼミを受けに塾へ向かったのにも関わらず塾に入れず欠席するほど精神的に追い詰められてしまいました。息子の気持ちをわかっているつもりだったのに、そこまで追い詰めてしまったのかとショックでもあり深く反省しました。そして家族で今後について話し合いました。勉強が楽しいと言っていたから中学受験を決めたのに、その勉強がしんどいのならもう無理して受験をしなくても良いよと言いましたが、そこで息子は涙ながらに「名進研を辞めたくない。東海に行きたいから受験を継続したい。」と言いました。息子は東海に強い憧れをいだいていて具体的に入ってからやりたいことがいくつもありました。ここでしっかり本人の意思を確認し、まずは今は精神面の立て直しが必須と判断し、土ゼミをやめることを決めました。正直周りがサンデー名進研・土ゼミと頑張っている中、土ゼミもやめることに対して不安もありましたが息子には今どうすることが良いのかを考え、土ゼミをやめることを決めました。結果、本人は月一回のテストになったことで心の余裕がうまれ、勉強に対しての気持ちが変わったように思います。

 そして精神的に落ち着きを取り戻し六年生へ。ここからの問題は算数です。息子はとにかく算数の点が悪いのです。先生に相談しいろいろなやり方を試すものの、まったく成績が上がらない。でもこれには原因があり、算数が苦手という意識が芽生え格段に他の教科に比べ算数を勉強する時間が少ないのです。算数が好きでない息子にとって算数をやる時間を頑張って増やそうとしていてもなかなか増えません。多少増えたところで周りも頑張っていることもあるのかないのかまったく成績には反映せず。国社理で点数を稼ぎ、なんとか算数の点数を補う。偏差値で言いますと、他の教科は偏差値が60を超えているのに算数の酷い時は偏差値が40台……。このままでは東海おろか他の学校も合格が難しいのではないかと不安な日々でした。ですが、ここで負けるわけにはいきません。とにかく算数に時間を使うように意識していきました。当たり前のことですが、計算ドリルは毎朝必ずやる。宿題はまずは算数から。先生から言われた宿題は必ず終わらせる。それでもなかなか思うように点数は上がりませんでしたが、算数が苦手という気持ちを取り除くべく、とにかく算数と向き合いました。本人の算数への自信を少しでもつけてあげたいと考え、最後の三ヶ月ほどは名進研の個別指導でもお世話になりました。ここでの先生方との出会いも息子にとってはとてもプラスになりました。
個別でじっくり算数を教えてもらうことで理解も深まり、自分は算数ができないという不安を打ち消す安心材料となったようです。
受験の前日も安心するから行きたいと言って通いました。

 最後のプレ中学入試でようやく算数で平均以上点数が取れ、東海プレも一回目は50%以上〜80%未満でしたが、二回目は80%以上になりました。結果がついてきたことで自信を持って受験シーズンに入ることができました。

 東海の受験日当日、「大好きな東海で受験できるだけでも最高‼楽しんでおいで」と送り出しました。受験が終わり、校舎から出てきた息子の顔はとても明るくニコニコしていました。「できたと思う」その言葉には強さもありました。その後すぐ午後から塾があり校舎に入っていく後ろ姿はとても頼もしく、やりきれたことに安心しました。

 合格の画面を見て「合格した‼これで東海に通える‼」と満面の笑みで喜ぶ息子の姿を見れて本当に嬉しかったです。

 名進研が大好きだった息子。親子ともにたくさんの名進研の先生に支えられてきました。本当にありがとうございました。

 中学受験は子どもにとっても親にとっても大変な事も多いと思います。インフルエンザ等が流行る時期の受験ですので、受験日を体調万全で迎えられるようにと本当に神経を使いました。ですが、今しかできない中学受験を親子で乗り越えたという経験はかけがえのないものになり、このような経験をさせたくれた息子に感謝しています。

 一人でも多くの子どもたちが最高の笑顔で中学受験を締め括れるよう祈っております。


根拠のない自信も受験生には必要 !?

2025年度 中学受験 東海中学校

 この度、第一志望校だった東海中学校から合格をいただきましたが、決して順調な道のりではありませんでした。親である私が不安な気持ちになるたびに体験記を読んでは励まされましたので、少しでも同じように不安な気持ちで過ごされている保護者の方の参考になればと思い、我が家の受験を振り返ってみたいと思います。

 もともと中学受験を選択したきっかけは、お医者さんになりたいという息子に対して、地元の公立中学や中学受験の説明をしたところ、東海中学を目指して中学受験をするという選択を本人がしたからです(三歳上の姉が中学受験をしたのを見ていたので本人もイメージは湧いていたようです)。四年生から姉もお世話になった名進研に通い始め、東海中学の文化祭やサタデープログラムに参加し、より東海中学に通いたいという気持ちが強くなっていったようです。

 成績はというと、小四・小五は四教科総合偏差値60あたりをキープしていました。教科別で見ると、特に理系教科が得意だったので、算数、理科に関しては偏差値65を超えることもありましたが、国語は苦手で成績にも波があり偏差値50くらいになることもありました。ただ理系教科が得意だったとはいえ、五年生までの実力テストは範囲があります。六年生になってからの範囲がなくなったプレ中では急に算数の点数が取れなくなってしまいました。本人も思うように算数の点数が取れなくなり、焦っていたと思います。

 秋くらいにはスランプがやってきました。家で勉強している姿を見ても、とてもやる気があるようには見えず、明らかにモチベーションが下がっているように見えました。先生に息子の様子を伝えたところ、過去問に取り組み始めてから様子がおかしくなったという結論になり、一旦、過去問に挑戦することを中止しました。本人には自覚はなかったようですが、思ったよりも点数が取れず、気持ちが落ち込んでいたのではないかと思います。結局息子の場合は、受験校の傾向を確認する程度にしか過去問には取り組むことはせず本番を迎えました(一月に入ってからの授業内で、テキストに載っている過去問はしっかりやりました)。通常秋くらいからは毎週過去問に取り組むことが当たり前だと思いますが、それを当たり前とせず、息子のメンタルの状態を見ながら、息子に合う勉強の進め方を考えて下さった先生には本当に感謝しかありません。

 東海中入試本番の一週間前には、算数に不安を感じていた息子が、算数担当の先生に本番までの一週間にやるべき問題を聞きに行ったのですが、その時、先生は息子にやるべき問題を教えつつも「残りの時間を算数に全振りしないように」という一言を言って下さいました。その一言には息子も親もハッとさせられました。東海中学は配点が全て100点。算数にばかり気を取られていましたが、例え算数ができなくても理科や社会で挽回できるチャンスがあるということに改めて気づかされました。そこからは言われた通り、算数ばかりでなく他の教科も満遍なく勉強し本番を迎えました。

 そして本番当日。東海中学の門をくぐり、「行ってきます‼」と手を振りながら、一人で校舎に向かって行く息子の背中は今でも鮮明に思い出すことができます。その時、結果はどうであれ、元気に憧れの東海中学の入試にチャレンジできるということに感動しました。

 試験が終わり校舎から出てきたばかりの息子は、疲れ切った様子でしたが「あんなに集中できたのは初めてかもしれない。」と手応えを感じていたようでした。算数も出来たとは言えないけれど、自分なりに解く問題の取捨選択ができたこと、得意な理科はいつも通り手応えがあったこと、社会は問題数が多いけれどスピードを意識したら見直しの時間もあったこと、国語は国語担当の先生とたくさん特訓した通り自由記述をまず埋めたことで落ち着いて他の問題にも取り組めたこと……等々話してくれ、それを聞いた私はこれは合格できるかもしれない……と秘かに期待をしました。

 そして合格発表ではパソコンに「合格」の文字を見て、息子はホッとした表情でガッツポーズ、夫婦は号泣でした。

 受験期間を通して、親として一番の反省点は、もう少し息子の状況をしっかり把握してやるべきだったと思いました。我が家は共働きということもあり、夏休みも夏期講習には参加していたとはいえ、家で一人で過ごすことも多く、常に大人の目があるところで勉強していたわけではありませんでした。そこはやはり小学生。きっと一人でいた時は、テレビを見たり、漫画を読んだりして過ごしていた時間も多かったのではないかと思います。親としては仕事や家事の忙しさを言い訳にせず、宿題はやりきれているのか、苦手な単元はどこなのか等、きちんと把握して、都度、先生とも共有をして、ベストタイミングで声かけをしていけば、ここまでハラハラドキドキしなくても済んだのではないかと思いました。

 それでも最終的に第一志望の学校から合格を頂けた理由のひとつには、息子自身が、中学受験をすると決めた小四から東海中学の合格を疑わず、最後まで諦めなかった気持ちだと思います。東海プレやプレ中で20%未満の成績を取ったこともありましたが、何故か本人は本番ではできるという根拠のない自信を持っていました。親からすれば、結果が出ていないのに何でそんなに自信があるの‼と突っ込みまくりでしたが、結果的にはそのどんな状況であろうと自分は東海に行くんだ‼という強い気持ちを持ち続けることは、とても大切だったんだなと思います。

 この場をお借りし、名進研のお世話になった先生方、一緒に頑張ってくれたお友達に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。


「受験辞める」「やっぱり続ける」の会話がなくなった小6の夏休み

2025年度 中学受験 東海中学校

 我が家の長男は長女の影響で中学受験を決めて、名進研に三年間お世話になりました。
 東海中学、滝中学、名古屋中学(スカラー)、愛知中学(特別奨学生A)で合格をいただき、四月から東海中学に通います。

 受験が終わり、この体験記を書く上で、長男にとって一番しんどかったことは何だろうと考えたときに、私たち親が常に「他のことに興味がわいたら辞めていいし、続けたいなら続ければいい。」というスタンスだったことだと思います。続けてもいいし辞めてもいい自由は、中学受験をするもやめるも覚悟が伴うので、小学生には重いものを背負わせたかもしれません。我が家では三年間、長男との会話の中で、「受験やめる。」「はい、了解。」「やっぱり続ける。」「はい、わかりました。」という掛け合いが何度もありました。でも、悩んだときに、親の意見に左右されないで自分で答えを出した道で合格をつかみ取ってほしい、それが一番の成功体験になると思ったので、子供の「やる」「やらない」に振り回された時間は、無駄な時間ではなかったと思います。

 長男は典型的な算数男子で、国語が苦手でした。親としてサポートできることがわからず、先生に相談したところ、毎週、授業前に国語の補習をしていただけることになりました。授業ではないのに本当に細かいところまで目を通していただき、長男も先生の気持ちにこたえようと毎週休まずに補習に通いました。結果、名古屋中学の受験では苦手な国語が合格平均点よりも10~15点以上高く、第一希望の東海中学の受験に向けて更に前向きになれる結果となりました。最後まで長男に付き合ってくださった先生には心から感謝しております。

 名進研に通う中で、息子は同じ校舎で常にトップの席に座る女の子を抜かすことを目標にしていました。でも、小学六年生夏休み前のテストで、そのトップの子を抜いたのは、息子ではなく他の友達でした。この頃から息子の様子に少し変化がありました。
長男は気分にムラがあり、気分を損ねると机に全く向かわなくなる面倒なところがあり、最後の夏休みも悩まされるだろうと思っていました。ところが夏休み中、そんな様子は全くなく、驚くほどひたむきで、休まず授業に出て、宿題は必ず全て終える努力をして、充実した夏休みを過ごしました。夏休み前の出来事が少なからず息子に影響を与えたのだと思います。この頃から、受験やめる、やめないの会話はめっきり少なくなりました。長男に受験をする覚悟ができた出来事だったのだと思います。親には代わってやることができない、塾友の存在は息子にとって、とても大きかったです。

 受験が終わった後の話なのですが、東海中学の入学説明会の日、先生の話の中で「今までは受験をする友達と『競争』していたと思いますが、これからは東海の友達と共に走る『共走』をしていきましょう」というような言葉がありました。その言葉を聞いて、私はなんとなく、息子が名進研で友達と過ごしていた時に、すでに『共走』していた気がするなぁと感じたのです。名進研での三年間、息子の話の中には、同じ校舎の友達、ターミナル校で仲良くなった友達の名前がたくさん出てきて、勉強は大変でも毎日楽しそうでした。授業やプレ入試の後に名進研の友達を見つけて話しかけて、「もう社会のプリント終わったの⁈僕もあと少しだけどね‼」「この問題難しかった。どうやってやった?すごいね‼」など会話が聞こえてきて、その関係性がとても素敵だと感じていました。友達の得意分野を尊敬し、自分も近づきたいと思える心も、名進研の先生方に育てていただけたのだと思います。息子は名進研での時間の中で、東海中学の生徒になる準備も、すでにしていたのだと思います。

 あともう一つ、勉強とは離れますが、お伝えしたいことがあります。長女も長男も、どれだけストレスが溜まって、勉強のことで言い合いになった後も、「お弁当おいしかった。ありがとう。」という言葉は必ずくれました。毎日言ってくれるので、なぜか聞いたところ、校舎の先生に「お父さんとお母さんに支えられていることを忘れないように」ということをよく言われていたそうです。実は子供達だけでなく母親である私も、先生方に助けられていたのだと、ほっこり温かい気持ちになりました。

 三年間、子供たちの成長に付き合っていただき、感謝しています。こんなに濃い三年間はもうないかもしれません。きっと良かったことも良くなかったことも、これからの子供たちの支えになると思います。
 本当に有難うございました。


合格への道筋が見えた2つの瞬間

2025年度 中学受験 東海中学校

 この春から息子は東海中学に通います。

 息子が中学受験を始めたのは、高校受験を考えた時に、親から見て内申点で苦しむ(美術や音楽が苦手なため)息子の姿が目に浮かんだからです。また同じくらいの学力の友達と切磋琢磨できることも魅力であったため、中学受験を勧めました。どうせやるなら目標は高くと東海中学合格を目標としました。こうして親主導で始まった中学受験ですが、私も妻も中学受験を経験していません。東海中学の入試問題を見た時は、こんな難しい問題をあと数年で解けるようになるのか?とんでもないことを始めてしまったな、と不安な気持ちでいっぱいでした。

 しかし、その気持ちが解消され、合格への道筋が見えた瞬間が二回ありました。一回目は東海中学の入試説明会を聞きに行った時です。各教科ごとにどんなことに力を入れて勉強を進めていけばよいのかを丁寧に説明してもらえ、見たことがない問題でも難しいと考えるのではなく、基礎学習で経験値を高めていけば解けるような問題が出題されていることを教えてもらいました。難しい問題よりむしろ、基礎的な問題をしっかりと解けるようにしていけばよいと分かったことはすごく大きかったです。説明会では他にも、日常生活の会話のなかで学習内容と結びつける事柄がたくさんあることなど、目からウロコのような話がいろいろ聞けてとても良かったです。

 二回目に合格への道筋が見えた瞬間は、息子自身から「サンデー名進研を受講したいです。」と進言してきた時です。やはり受験では本人のやる気が一番大切なのではないかと思います。自分から日曜日も授業を受講したい、もっと勉強して頑張りたいという気持ちが芽生えたことは親としても、子供の成長を実感できたのでとても嬉しく、中学受験を勧めてよかったなと思いました。

 息子がやる気になったのは、名進研での授業がとても有意義で、楽しく受講できたからだと思います。良い先生に恵まれ、良い仲間と良い環境で勉強できたことは、息子にとって大きな財産となりました。時には厳しく、最後まで親身になって勉強をみていただいた先生方にはとても感謝しています。本当にありがとうございました。


やれるだけやろう!

2025年度 中学受験 東海中学校

 こんにちは。私は、西大和学園中(東海会場)合格、愛知中特奨A、名古屋中スカラー、東海中特奨、滝特待で受験を終え、この春から東海中学校に進学します。この体験記が、皆さんの勉強の参考になったらいいなと思います。

 私が受験勉強を始めたのは四年生の後期からです。当時は学校でみんなとペースを合わさなければいけないのが嫌で、もっと難しいことを学びたいと思っていました。そんな時に、両親から中学受験について聞き、受験を決意しました。

 四、五年生の時は宿題をしっかりとやるだけでした。四、五年生の時は、実力テストや土曜ゼミの前に、自分の苦手な部分を中心に復習しました。理科や社会は、母が口頭で問題を出してくれたり、母が分からないところを逆に僕が説明したりして勉強しました。特に理科は人に説明することで、自分自身の理解が深まり定着するのでおすすめの勉強法です。

 六年生になってからも基本的にやることは変えず、与えられたものを淡々とこなしました。時間がない中、大変ではありましたが、休憩時間や移動時間の限られた時間も無駄にせずに過ごしました。そのお蔭で、プレ中や志望校別プレでは、基本的に順位は一桁をキープできました。これが自分にとってすごく自信になりました。

 ここからは勉強について教科別にみていきます。

「算数」…普通でした。
・ただひたすら問題を解きましょう。といっても、同じ問題を何回も解くことも大事ですが、余裕があれば少し難しい問題を解きましょう。直前期にやる問題がなくなったり、自分の弱い分野があれば、先生に相談して問題をもらいましょう。
・六年生の後期になる前に、もしゆとりがあれば、自分が受ける学校より難しい学校の過去問を解くことがおすすめです。私は灘中の過去問を二十年分、解きました。分からなくても解説を読むか先生に聞いて、忘れてもいいので何とか理解しましょう。私も最初は20、30点しか取れませんでしたが、回数を重ねるごとに点数がとれるようになりました。そして、間違えた問題は必ず解き直しをしましょう。私はこのことをやっていたお蔭で、算数力が大幅にアップし、自信に繋がりました。

「国語」…普通でした。
・過去問を解きまくりましょう。特に自分が受けるところで一番難しいものを中心にやりましょう。私は東海と西大和をそれぞれ六年分くらいやりました。
・サーパスや漢字の要は正直私はやりこんでいませんでしたが、小テストはしっかりと満点を目指すようにしましょう。
・記述問題は分からなくても分からないなりに食らいついて埋めましょう(必ず)。私はそれを意識し始めてからかなり成績が良くなりました。とにかく書くことが大切です。

「社会」…得意でした。
・年号は先生が作ってくれたプリントを一か月くらいやったら覚えられました。一緒に勉強をしていた仲の良い友人は、社会が大の得意だったので、その友人と競って勉強していました。
・地理や政治は先生からプリント貰って解きまくっていました。

「理科」…かなり得意でした。
・特に気を付けたことはないですが、ただ覚えるだけではなく理屈を理解することが大事です。そしてそれを説明できることも必要です。
以上が私の勉強についてです。

 私は、名進研の教材だけで、先生に言われたことを真面目に取り組みました。その結果、すべての学校に合格することができました。ただ、勉強ばかりではなく、時には息抜きをして遊ぶこともありましたし、習い事のピアノのレッスンも変わらずに通いました。そのことが気分転換やストレス発散になったと思います。

 入試の前日は、普段通りに過ごしました。そして当日、「自分が落ちるわけはない‼自分ができない問題はみんなもできない‼」
と思って入試に臨みました。しかし、問題を解くときは調子に乗らず冷静に、プレ中の時のようにいつも通り解きました。

 最後に、大切なことをまとめると、①名進研で与えられたもの、やれることは全てやりましょう。②自分と競える友人を作りましょう(切磋琢磨でき、成績が向上します)。③入試に向かうときは自信を持ち、問題を解くときは冷静に。この三点です。これだけです。

 入試では強い意志を持って諦めず、やれることは全てやって、最高の結果を手にしてください。応援しています。頑張れ!!


おすすめ講座と受験心得

2025年度 中学受験 東海中学校

 こんにちは、私は東海中学校、滝中学校、名古屋中学校、愛知中学校(特奨A)、愛知工業大学名電中学校に合格し、春から東海中学校に通うことになった者です。

 今回私は名進研のおすすめ講座と、受験会場で何をすべきかについて教えます。

 おすすめ講座:元々私は小学四年生の二月頃に姉の受験が終わったと同時に塾に入りました。塾に行き始めた頃は特に目標もなく、とにかく親に言われたことをやっていました。そんな僕が目標を持ち始めたのは、名古屋中がきっかけでした。名古屋中の「名中探検隊」に行ったことで受験をする目標を持つことができました。

 さて、前置きが長くなってしましたが、名進研のおすすめ講座をランキング形式で教えます。
3位、デゥルルルルゥ〜デデン‼、正月特訓‼
 キツイ……でも必要……
2位、デゥルルルルゥ〜デデン‼……講座ではないけど、プレ中学入試‼
 学校の様子を本番のように知って、試験を受けることができます‼
1位、デゥルルルルルルルゥ〜デゥデェン‼、W先生の国語補習講座‼
 平安通校の国語教師であるW先生の国語補習講座です(当時)。
 苦手教科だった国語が得意教科になりました‼偏差値が7ほど上がりました。エグい……
 まあこんな感じでしょう。

 次に受験会場で何をすべきかについて説明をします。
 まず試験が始まる前は読み慣れた本を読みましょう。「こんなもん知ってるよ」というものでもいいです。というかその方がいいです。社会か理科の本の方がいいです。

 次に試験中です、ここでクイズです、デデン‼
 あなたは東海中を受けています。試験が始まってまず何をするでしょう
  ①早速解き始める
  ②諦めて寝る
  ③深呼吸をして解き始める
 正解わぁ〜③‼(あくまで個人の感想です)

 まずは深呼吸して心を落ち着かせましょう。たまに試験が始まると同時に書き始める人がいますが、そんな数秒の差ではあまり変わらないでしょう。

 さて次は放課中(休み時間)です

 たまに休憩中のトイレで「意外と簡単だったな」や「こんなの誰でも解けるだろ」ということを言う人がいます。そんな人には惑わされないようにしましょう。もしそんな人がいたら、「テッテレ〜出た〜‼」と思いましょう。惑わされないのは当たり前として、そんな人にはならいようにしましょう。

 また休憩中にお菓子を食べるのはあまりしないようにしましょう。なぜなら油断してしまうからです。私は休憩中にお菓子を食べていませんが、周りの食べている人を見ると、「お菓子うめぇ〜」や「ラッキ〜」と思っているのが想像できるほど、油断しています。あくまで個人の感想なのでお菓子を食べて集中できるという人は、食べても結構です。でもその時は、ラムネやチョコなどのお菓子がいいです。

 これで私からお伝えする名進研おすすめ講座と受験会場での過ごし方について終わります。皆さんも、これから大変な時期になると思いますが、頑張って第一志望合格を目指してください。


最高峰へ!

2025年度 中学受験 東海中学校

 僕は、灘中学、東大寺学園中、西大和学園中(東海会場)、東海中、滝中、高田中を受験して、灘中以外合格した者です。それでは、勉強の方法などを、教科別に話していきます。

〔算数〕
 僕はずっと灘中学の入試問題二十年をやっていたので、他の中学の過去問を解いたのは東大寺学園を三年分、滝・高田中を一年分、西大和と東海中を六年分となりました。東海中学、滝中学、高田中学は、難しい学校の入試問題をやっていればある程度簡単に感じてきます。でも、油断せずに完全制覇や、コアマスターの問題もやってください。
 僕は四年生の頃から算数の問題で一回間違えたら○、二回間違えたら△、三回目は×という風に記号をつけ、間違えた回数の多い問題から間隔を空けて解くようにしていました。間違えた問題をそのままにしない、解けるようになったら類題も探して解いてみる(解法の確認・定着)というのを常に心がけるようにしていました。
 また、難関校の過去問を解いて分からない問題は積極的に先生に質問に行き、教えてもらいました。とても分かりやすく、効率的に進めることができました。
 入試本番ではケアレスミスをしない、最後の1秒まで書き込んで1点を取りに行くと思ってやりました。

〔国語〕
 文章題は全て感覚で解いていたので、少し対策をすれば、大丈夫でした(本当は論理的に考えた方がいいのだとは思いますが)。
 言語事項系は、漢字の要やサーパス、過去問などでしっかりと練習してください。
 六年生後期に入ると漢字の要テストの勉強すら時間に追われるようになり、母と漢字の要の問題・解答を印刷して貼付けたノートを作り、車や電車の移動時間に書き込んでいました。ノート一冊にすることでかさばらず効率的に勉強できました。

〔理科〕
 六年生までは、しっかりコアマスターの文章を読み基本をかためていました。
 六年生後期は、過去問など分からない問題を先生に持って行き、たくさん質問していました。僕も最初は恥ずかしく質問をためらっていましたが、わかりやすい解説をしてくれるので、受験が近づいてきたら積極的に質問をたくさんしていった方がいいと思います。

〔社会〕
 正直、覚えるのが面倒くさいけれど、我慢強く覚えてください。社会は、基本がしっかりしていないと、応用問題が解けないので、着実に覚えていってください。
 僕は地理が苦手だったのですが、歴史や公民でカバーしました。
 歴史は元々好きだったのですが、中学受験の歴史は年号等前後関係が思ったよりも難しいので、なかなか得意になれませんでした。油断せずにやってください。
 公民は、コアマスターや先生がくれるプリントで繰り返し学習しました。
 東大寺や西大和の社会は量も多く特に難しいので、受ける人は他の教科の足を引っ張らないよう頑張ってください。

[全体的に]
 六年生はすごく忙しくなります。その分さぼりたくもなるのですが、講習や授業、家庭学習、しっかりしてくださいね。
 得意分野をのばして、苦手分野を克服しながら努力していけばきっと受かると信じています。今年も受験、頑張ってください。


入試の必勝法

2025年度 中学受験 東海中学校

 僕は三年生の二月に名進研に入会し、西大和、名古屋、東海、滝を受験しました。その結果、西大和は落ちましたが、それ以外は合格(名古屋はスカラー)し、第一志望である東海に進学することになりました。これから教科別の入試直前の学習のアドバイスを教えます。ぜひ参考にしてください。

○算数
 算数はとにかく問題を解きまくるのが一番です。また、受験算数は様々な学校の過去問が難易度順に出題されているため、有効活用するといいです。経験こそ正義です。

○国語
 国語はまず漢字です。入試本番での数点~十数点をもぎ取るのに重要です。意味が分からない語句の意味調べは徹底しましょう。授業のときは先生の解説をよく聞きましょう。過去問の添削もしてもらいましょう。

○理科
 僕自身、六年生の前期まで理科が苦手でした。しかし、後期からは過去の模試で多く間違えたところと、その分野に関係するテキストの問題を解き直しました。それをやっていくうちに理科が得意教科になりました。

○社会
 社会はとにかく暗記です。覚えれば勝ちです。理科と社会は毎日やった方がいいです。なぜなら暗記したことを忘れるのを防ぐためです。

 最後に、名進研生の皆さん、名進研の先生をたよってください。そうすれば、必ず第一志望の学校に合格することができます。
 目指せ合格奪取‼


未来の僕へのバトン

2025年度 中学受験 東海中学校

 僕は愛知中(特奨A)、名古屋中、滝中、東海中に合格し、東海中へ進学する者です。中学受験中の学習、入試直前の行動について話したいと思います。

(算数)
 僕は志望校別特訓の復習を徹底に行いました。さらに、しっぽ先生の算数を使って、解く→解説を読む→読んでも分からないところを先生に聞くということを繰り返しました。

(国語)
 名進研の実力テスト、プレ中学入試で間違えた漢字は、必ず辞書引きをして意味まで覚えるとその言葉が頭に入りました。

(理科)
 コアプラスは、一冊に理科の知識を確認できる問題がたっぷり入っているので、苦手だと思う問題を何度も復習しました。

(社会)
 地図帳の日本のページをとにかく読んで日本の地形を目に焼きつけました。あと、名進研の先生はプリントがほしいといえば、プリントを印刷してくれます。苦手なところのプリントは積極的にもらいにいきました。

(入試当日)
 入試開始の三時間前には起きると入試開始のときには目が覚めた状態で入試に臨むことができます。あと入試前には計算問題をしてあっていれば自信になるし、あっていなくても、このときに間違っていても、今から気をつければいいなと思えます。

(最後に)
 皆さんは今も苦しいと思いながら勉強をしていると思います。しかし、これから始まる中学校生活はすごく楽しいと思います。入試をして感じましたが、今までの勉強は決して無駄ではないと思いました。皆さんは今苦しくてもこれから楽しいことが待っています。
 Good luck !


中学受験を経て思ったこと

2025年度 中学受験 東海中学校

 僕が受験した東海中学校や、西大和学園中学校などは、算数が得意で、算数で点をかせぐような子が受けるのだろうと思う。でも僕は算数がとても苦手だ。四年生から五年生前期まで算数は安定していたが、五年生後期からは不安定になり、六年生になると、算数の成績が、所属していた八事校のαクラスの中でビリになることも珍しくなかった。けれども、そんな僕が東海中や西大和学園、名古屋などで結果をだせたのは、先生の支えがあったからだと強く感じている。

 僕が六年生になってからは、毎日のように算数の質問に答えてくれた先生がいる。その先生は、僕が何度質問をしても嫌な顔をせず、時には厳しく注意しながらも、算数の力を伸ばしてくれた。先生と出会わなければ、今ごろ合格を手にすることはできていなかったと思う。僕が先生のお世話になったことはまだある。まず、苦手単元の練習プリントだ。自分の苦手な単元を復習し、得点力を高めることができた。これは全ての教科で役にたつ方法だった。次に学習のスケジュール表だ。僕の成績が下がったときには、先生に一週間のスケジュール表をつくってもらい、それに従って行動すると質の高い勉強ができた。そして一年間の見通しだ。
入試までの日数が実感でき、学習のペースを決めることができた。加えて、志望校判定について、僕はあまり判定を気にしなかった。事実、先生も外れることが多いと言っていて、僕も西大和学園の判定が十二月で20%だったが無事合格できた。

 受験直前の一月には、学校ではクラスの半分以上が休んでいたが、僕は学校に行った。なぜなら、学校に行くだけで生活リズムが整い、勉強のメリハリもつけられるからだ。僕の学校では、一月に学校を休んだ子が受かるわけではなく、学校に行った子は落ちるということもなかった。だから僕は、学校を休むのは第一志望の学校の一週間前だけにするのが良いと思う。他にも、僕は習い事の水泳を最後まで続けた。受験勉強でなまった体をほぐすことができた。だから、できれば習い事は続けたい。

 そして、受験本番では当然緊張する。僕の場合、会場に向かう電車の中で友達に会い、リラックスすることができたが、会場までは簡単な暗記教科のテキストを見て、可能であればお菓子をたくさん持っていくと、休けい時間に糖分を補給することができる。受験が終わった後は、結果がどうであろうと、自分の努力を認めることが大切だと思う。僕は受験ができて、苦しいこともあったけれど、とても楽しく、幸せだった。最後まで頑張り、合格を勝ちとってほしいと思う。


サッカーとの両立

2025年度 中学受験 東海中学校

 こんにちは。僕は東海中学校、名古屋中学校、愛知中学校(特奨A)に合格し、東海中学校に進学する者です。僕は塾に入る前までにサッカーを長くやっていましたが、勉強とサッカーを両立することを自分で決心し、受験を始めました。

〈四年・五年・六年前期〉
 週に一~二回サッカーで塾を休んでいて、授業についていくのが、大変な時もありました。しかし、サッカーが休みの日に授業動画を見せてもらったり、授業内容をあらかじめ先生に教えてもらっていたので、自分のペースで勉強することができました。また、人より勉強時間が限られていたので、人一倍集中しようと思い、授業後やサッカーが終わった後も、自習室で勉強していました。自習室に入るとサッカーとの切り替えができました。その結果、最後のプレ中までは偏差値60以上をキープすることができました。

〈六年後期〉
 最後の大きな大会が県ベスト8で終わり、六年生の十一月末でサッカーを一度休むことを決めました。さぁここからは勉強に集中して東海中学校に絶対合格するぞと意気込んでいました。
 しかし……最後のプレ中で偏差値60を大きく下回ってしまい、合格判定も20%以上になってしまいました。結果を見た時は悔しくて泣いていました。サッカーでいうと後半にまさかの同点ゴールを決められたみたいでした。しかし、よく考えると受験当日までは一か月以上もあることに気づきました。そこで最後の最後まで、あきらめないで決勝点(合格)を決めると心にちかいました。ここからは一分たりともむだにしないように過去問や先生にもらったプリントを中心に勉強しました。

〈受験を終えて〉
 勉強とサッカーの両立は先生方や家族の支え、合格したい‼という強い気持ちがあったからこそできたと思います。両立できたことに自信を持ち、中学校に行っても、東海中学での勉強と東海リーグ所属のサッカーチームでのサッカーの両立を頑張りたいです。

〈最後に〉
 受験生の皆さん、絶対に合格したいという強い気持ちを持って、最後の最後まであきらめないで頑張ってください。応援しています。


自分を信じて頑張ろう!!

2025年度 中学受験 東海中学校

 僕は東海中、洛星中、滝中、北嶺中、名古屋中を受験し合格した者です。東海中に行きたくなった理由は、母に小二の時に「勉強が楽しい学校を受けてみたらどうかな?」と言われたことです。東海中の特別授業に参加した時、面白く、勉強は好きなので自分に合っていると思いました。

 生活について、小三~小四の時、放課後に友達と公園でよく遊んでいて、勉強と両立していました。外出、旅行もそれなりに行っていました。小五の時、この頃から習い事を減らし、勉強中心になりました。小六の時、たくさんの試験や宿題で多忙な生活を送り、こなすのでいっぱいでした。頑張っているわりに思うように成績が伸びず、親と志望校のことでもめることがありました。
九月以降はゲームやテレビの時間はほとんどなくなりましたが、睡眠は七~八時間は確保していました。

 学習について、まず一番大変なのはモチベーションの維持です。そのために僕は二つのことを実践しました。一、自習室、自分の部屋など静かな環境で勉強をすることです。漫画やテレビなど勉強を妨げるものがないので集中して取り組めました。二、この学校に受かりたい‼などと強い志を持つことです。心の中で唱えるのも良いですが、実際に声に出したり紙に書いたりするのも良いでしょう。

〈教科別勉強法〉
◯国語……僕はいろいろな問題を解きました。そしてもっと大切なのは「直し」だと思います。特に記述の直しは丁寧にすることで、日に日に上達しました。サーパス、漢字の要も忘れずに‼
◯算数……僕は算数が好きですが、六年前期から思うように成績が伸びず大変でした。毎日計算トレーニングと宿題の直しを最優先にやることで解ける問題が増え、東海の算数で五割前後を取れるようになりました。また、しっぽ先生の算数を二十年分解きました。
◯社会……とても得意です‼東海対策を解いたり、完全制覇テキストを利用したりして、力を伸ばすことができます。
◯理科……僕は生物、地学が苦手でしたが、先生の対策プリントや暗記テストを駆使して復習しました。

 僕は洛星中の合格率が30%だったので受けるかどうか親と話し合いになりましたが、名駅校の先生方が自信をつけてくれたので、受験することができました。悔いのない受験にしてください。直前期は復習を優先しました。過去問も毎日解きました。最後まで気を抜かないでください。でも睡眠時間は必ず確保しましょう。八時間以上寝られると試験のパフォーマンスを上げられます。入試本番に向けて、頑張って下さい。


東海に向けて

2025年度 中学受験 東海中学校

 ぼくは、将来の夢のために中学を受験することを決めました。愛知県のいろいろな私立中学校のホームページを見て、東海中学校の校風やその進学率の高さなどを知り、ここへ行きたいと思いました。当時は、遊ぶのが大好きだったので、友達にさそわれたときは遊びたいという気持ちをおさえるのが難しかったですが、合格のためだと何度も言いきかせて頑張りました。

 ぼくは、理科や社会が苦手でした。東海中学校では、理科や社会で得点しなければならないので、しっかりと得点できるようにする必要がありました。そこで、理科や社会の苦手をなくすときに、理科ではコアプラスをやりました。コアプラスでは、様々な分野の基礎を押さえることができるので、とにかく苦手な分野をやりこみました。また、苦手なものを表にまとめてみたり、図にかいてみることで覚えました。社会では、地図帳や年表を見るようにしました。東海中学校では、川や山、平野に盆地などの位置や高速道、新幹線がどこを通っているかなどがよく出題されるので、地図帳を見るのを習慣化させました。また、歴史では点をしっかりと取ることも重要なため、特に点が取りにくい明治、大正、昭和の年号を暗記しました。

 入試の当日は、ものすごく緊張すると思います。しかし、自分が今まで行ってきた努力を信じて、入試に臨んでください。また、問題が解けないときも、あせらずに深呼吸をしましょう。入試では、緊張するのが当たり前です。しかし、過度の緊張は入試にじゃまになることがあります。緊張したところで意味はないのだからと気持ちを切り替えましょう。それでも落ち着かないときには、外を散策してみてもいいでしょう。今まで行ってきた中で培ったものを存分に発揮して合格をつかみとってください。合格を心より祈ってます。


努力してつかんだ合格

2025年度 中学受験 東海中学校

 ぼくは、鶯谷中学、海陽中学、名古屋中(スカラー)、愛光中学、滝中学、東海中学に合格しました。第一希望だった東海中学に進学します。

 ぼくが受験するきっかけとなったことは、学校の給食がきらいで中学になっても同じ料理がくることを知ったことです。私立中学はお弁当なので受験しようと思いました。元々算数が得意だったので東海中学を目指そうと思いました。

 三年から名進研に入り、仲のいい友だちがたくさんできたのでライバルとして競いながら、楽しく勉強できたのがよかったです。水泳は六年生の秋まで続けましたが、気分転換になったし、体力作りのためにも続けてよかったです。

 学習方法について
一、国語は毎日一つ読解をやる。論理的に読むことを心がける。
二、算数では特に東海中は難しいので過去問は五回ぐらいくり返してやることをおすすめします。また模試は同じような問題が出るかもしれないので六回ぐらいやりました。家でやるときから裏面を使うことを意識したほうがいいです。
三、理科 東海中のテコは重心を考える、ということに慣れるのが難しいけど、分かると得点しやすいので難しい問題をたくさんやるほうがいいです。
四、社会 細かいところまでしっかりやって、年号も細かいところまで覚えると得点しやすくなります。社会の漢字は毎朝やりました。

 最後に入試直前にやっておくことを三つ紹介します。一つ目は受ける学校の時間配分を考えることです。ぼくは愛光中学のとき社会の時間配分を間違えました。二つ目はできない教科で間違えても他の教科で取り返せるので落ちついてやりましょう。三つ目はあせったときにほうじ茶を飲むと落ちつけるので、あったかいお茶やほうじ茶を買っておくことをおすすめします。

 行きたいという強い気持ちがあったり、途中でくじけずにがまん強くやることが、いい結果につながるので頑張ってください。


七転八起、大切な仲間との受験生活。

2025年度 中学受験 東海中学校

 こんにちは。僕は名電(奨学A)、名古屋(スカラー)、滝、東海の四校の合格を手に入れ、東海中に通うことになった者です。
 これから、僕が受験勉強を始めてから第一志望校の合格に至るまでの経緯を話します。僕が名進研に入っていたのは六年生の頃でしたが、読んでもらえると嬉しいです。

〈三年生~五年生〉
 僕が中学受験を始めた一番の理由は、自分で学習できる習慣をつけられると思ったからです(親がそう言いました)。僕が三年生になると、両親が仕事で忙しくなって、遅い時刻に家に帰るようになりました。その時、母は僕の勉強をする習慣がなくなってしまうと心配し、僕の能力に合った中学受験対応の通信教育でタブレットを使い、自宅で学習をしていました。まだ当時は塾に通っていなかったので時間に余裕があり、習い事をやったり、放課後に友達の家でゲームをしたりしました。

〈六年生の二月~七月〉
 六年生に入ると、通信教育の授業の内容についていけなくなり、両親が名進研への入会を勧めてくれました。最初、僕は強く反対しましたが、一人で学習を進めることが難しい状況だったので、入会を勧めてくれた両親には大変感謝をしています。

 入会してからは、勉強面で特に困ることはありませんでした。授業にはついていくことができ、宿題もこなすことができました。
 初めてのプレ中で、社会が他の教科の偏差値よりとても低いことが分かりました。最初、僕はとてもがっかりしていましたが、両親が「初めてだから大丈夫。」「次に活かそうね。」と言って励ましてくれました。僕は、そんな前向きな姿勢が大事だと思います。
 だって、せっかく上達するチャンスが与えられたのに、前に進まないともったいないから。前期と後期ではプレ中の結果の受け止め方が少し違いますが、「前向きな姿勢」というのは変わらないと思います。

 また、僕はもともと負けず嫌いなので名進研の友達にライバル心を抱いていました。僕の校舎では全教科、毎週行われるテストの優秀者が公表されていたので、僕はその中に入ろうとして勉強を頑張りました。そして、それをずっとやっていたら、いつの間にか一月になっていたワケです。ですが、これはあくまでも僕の場合です。人によって、目指す目標やそれに向かう努力の仕方は違います。それを気に留めておき、受験勉強を共に頑張る「仲間」をぜひ大切にしてほしいです。心を燃やしてテストの結果で勝負するのも良し。お互いに分からないところを教え合うのも良し。表面に出さずに心を燃やすのも良いと思います(僕はそんな感じでした)。そんな感じで仲間を大切にしてほしいと思います。

〈夏期講習〉
 いろいろな先生が言っていたと思いますが、この時期は大幅な学力アップが期待できる時期です。僕自身はむしろ偏差値が下がってしまったので、授業はいつもより真面目に聞き、宿題はきちんとこなした方が絶対良いです。また、総仕上げテスト直前になると慌ててテキストを復習しようとする人が多く出ますが(僕のことです)、復習は日々のスキマ時間や時間に余裕がある時にやると良いです。

〈六年生の九月~十二月〉
 後期は驚くほど宿題の量が増えます。さらに、日曜日の講座の時間が長くなるので、この時期は集中力が勝負になります。集中力は自習室を使うことで養うことができます。今からでも遅くないので、ぜひ使ってみてください。また、自分が通っている校舎でも志望校の対策が始まります。僕は苦手科目だった社会と、下がり気味だった理科の補助プリントを、先生からもらいました。
実際にやってみると、プレ中で、社会は60点台から80点前後を取れるようになり、理科は80点台をキープできるようになりました。
これを読んでいる人も僕のように補助プリントをもらうかもしれないので、もらった場合はそれを本気で最後までやると良いです。
ここで誤解してしまう人が少なからずいると思うので言っておきますが、日々の宿題が優先ですからね‼補助プリントは宿題より優先度が低いので、何を勉強するかの選択にはご注意を……。
 また、この時期は体調を崩しやすいです。宿題が増えて遅くまで起きてしまい、僕は体調を崩したことがありました。これは、受験勉強の生活の中で一番と言っていいほど良くないことです。それまで積み上げていった努力が台無しじゃないですか‼何が何でも、体調は一番に考えてください。

〈冬期講習〉
 冬期講習は4コースに分かれて第一志望校のガチガチな対策が進められます。授業は真面目に聞き宿題もしっかりやりましょう。
と言っても、冬期講習や正月特訓は授業時間が大きく伸び、とても疲れると思います。宿題は多いし正月休みも少ししかないし……もう最悪だと僕は思いました。そんな時、僕を助けてくれたのはやはり仲間でした。駅や電車、駅から塾までの間で友達とおしゃべりをしたり、帰りには駅のお店でお菓子やパンなどを買って、一緒に食べたりしました。そういうのが、一日の中の唯一の癒しのようなものだったと思います。ぜひ仲間を大切にし、最後まで走り抜けてください。

〈入試直前期〉
 いよいよ入試本番です。授業や宿題に関しては、もうここでは言いません。気をつけるべきことと言えば、時間の使い方です。
時間は時期によって価値が大きく違う、というのは僕の理科の先生の言葉ですが、その通りだと思います。僕の場合、入試が近づくと、夏期講習の総仕上げテスト前のような状態になってしまいました。常に、「もっと勉強しておけば良かった」と僕のように後悔しないような時間の使い方をしましょう。

 長々となりましたが、結局伝えたいことは四つ。
 1.何があっても落ち込みすぎず、前向きに‼
 2.共に受験生活を頑張る仲間を大切に‼
 3.受験生活を通じ、健康を第一に‼
 4.復習は、後悔しないためにこまめに‼
 他に大事なこともたくさんありますが、まずこの四つを守ると受かると思います。

 ここまで読んでくれた人、ありがとう。
 僕を支えてくれた、家族のみんな、学校・塾の友達や先生方、他にも多くの人がいます。僕を支えてくれて、ありがとうございました。君たちの努力が実を結ぶことを祈っています。


合格〈夢〉を掴め!!

2025年度 中学受験 東海中学校

 私は東海中学校に合格しました。
 そんな私から生活の中で気をつけるとよいことなどを伝えさせていただきます。

 まず、他の習い事や小学校との両立についてですが、あまり心配することではないと個人的には思います。ですが油断せず、予習、復習をして塾の授業内容をしっかりと理解することは大前提なので、それだけは忘れないでください。また、小学校に関しては直前期になると休み始める人もいると思います。結論から言うと私はどちらでもいいと思います。それぞれにメリット、デメリットがあるので、その点から決めれば良いと思います。休む場合は勉強にしっかりと取り組むことができますが、小学校の友達と会えない等の心理的なデメリットもあります。私は小学校を直前期に休みましたが、後者の不安については、朝食、昼食、夕食の時間に、好きなアニメを見るなどして和らげていました。一方で休まない場合は小学校の友達と会え、心に余裕をもって受験に臨めるがしっかりと勉強できるかがあやしいという特長があります。どちらをとっても工夫しだいでデメリットを補えるので、どちらがいいとは言い切れません。

 次に、直前期の心がまえについてです。直前期は勉強ばかりでイヤになったり、自分は本当に合格できるのかと不安になりがちですが、受験という壁を乗り越えた先には、第一志望校でなくてもすてきな未来が広がっていますし、これまでしてきた努力はきちんと実を結ぶので、入試直前・当日は「ナルシスト」になって、自分のことをしっかり信じてください。もし、心が病んでしまった時は、相談しやすい人にしっかり相談すると心が軽くなるのでオススメです。

 最後に入試前日、当日の心がまえについてです。名進研はプレ中学入試を私立中学で行っているので、入試当日は「場所」で緊張することはないと思います。ですがどうしても一回目というのは緊張していつも通りのことができません。一校でも多く受けることがオススメです。また、過去問を解く時にしっかりとした環境で行うことも大切ですし、プレ中に毎回行くこともいいでしょう。「慣れ」ることでしっかりと自分の力を出せるようにしましょう。しかし「慣れ」は時に余裕を自分に与え過ぎてしまうこともあります。そんな時でも自分の真の力を出せるように、見直しはしっかりとしてください。

 今までしてきた努力は必ず実るので、自分を信じて合格をつかみとってください‼
 心から応援しています‼


東海中学校合格者メッセージ

[入学前、入学後の印象の違い]
 ・ 他の私立中に比べると宿題はほぼ無いと聞いていたが、1年の1学期が終わった現時点では、普通に宿題は出されていたし、夏休みの宿題もとても多い。
 ・ 中高一貫でも、高校生との関わりは少ないかなと思っていたが、部活や水練会、校内で迷子になった時など、声をかけてもらえたし、話しやすい。
 ・ 全く泳げないので水練会が嫌で、東海中を受験校から外していたくらいだったが、先日実際に参加したところ、とても楽しい2泊3日だった。水練会までのプールの授業の方が苦痛だったし、東海中のプールの方が海よりも深かった。泳力別に3つに分かれるので、他のグループのことは詳しくは分からないが、自分がいた泳力が一番低いグループは、余裕で足がつく海岸近く沿いを泳いだ。水練会中は1日に2回、海に入るのだが、気温や風の強さで、午前の部が中止になったり、時間が短くなったりしたので、数メートルすら泳げない自分でも、無理なく水練会に参加できたし、むしろ楽しめたくらいだった。同じく泳げない受験生がいたら、安心して東海中を受験してほしい。

[授業の進め方]
 ・ 科目数が多く、プリント中心の授業が多い。授業の進みは速いと思う。1学期の中間テストの範囲も、入学1か月後にしては広く感じた。
 ・ 先生の個性が強い。授業の内容とは異なる話をし続けたり、隕石や標本等の実物を授業の度に見せてくれたり、先生が好きな漫画やアニメの話をしてくれたり、すべてをうまくは伝えきれないが、なんともクセが強い先生たちだと思う。

[部活について]
 ・ 部活の数が、パンフレットに掲載されている分だけで43もある。活動休止中の部活もあるようだが、それを踏まえても、ものすごく多いと思う。なのに、入学して2週間くらいで入部を決めることになるので、毎日見学してまわった。運動部は入部希望者向けに説明会があって、入部するには参加しないといけない。自分は文化部を中心に14ほど見学してまわったが、結局ひとつに決められず兼部することにした。見学した部活はどこも雰囲気が良く楽しそうで、先輩たちも優しかった。

[入学して分かった東海中の魅力]
 ・とにかく授業が面白くて楽しい。
 ・ 図書館に本がたくさん揃っていて、通うのが楽しい。1回3冊、1週間貸出可。夏休みは5冊貸出可で、夏休み中も休館日以外は開放されている。
 ・ 1クラス40人いて、とても賑やかしい。昼休みは教室や廊下で、カードゲームや消しピンのほか、鬼ごっこや卓球、野球をしている。早朝にグラウンドに集まってドッジボールで遊んでいる子たちもいる。小学校以上に自由すぎる休み時間だ。

東海中学校合格者メッセージ

 この春、息子が進学した東海中学について、息子が話してくれることや親である私から見た印象についてご紹介いたします。

[学校生活]
 入学前は、男子だけが40人いるクラスなんて揉め事が頻繁に起こるのでは?と勝手に心配しておりましたが、想像以上に平和で、賑やかでありつつも平和な雰囲気の日常です。入学して早々に開催される球技大会や、夏休み中の水練会などを通して、個性豊かなクラスメイトが、日を追うごとに結束を深めているようで、週末はクラスメイトと大人数で遊びに行っています。
 また、先生の指導は、基本的に子供たちの自主性を尊重して下さる一方で、肝心な保護者への連絡等はメールなどでしっかりとフォローされており(プリントの配付などで子供たちを信頼しすぎない)、親としてはその絶妙な匙加減に全幅の信頼を置いています。

[部活動]
 息子が所属している運動部は、先輩たちとの上下関係もゆるやかで、和気あいあいと活動しています。1年生の1学期は学校生活に慣れるため活動時間も短めに設定されたり、夏季休暇中の活動は暑さを考慮して午前中のみの活動だったり、生徒の体調などが細やかに配慮されています。

[授業の進め方]
 少し速めの進度かとは思いますが、1年生の間は質・量ともに無理の無い進み方です。多くの先生が、生徒の探究心を膨らませるような授業をしてくださるので、息子も楽しみながら学べています。また、これは入学後に意外だったことですが、生徒に対してはもちろん、保護者に対しても、折に触れて先生方が「今の段階で、成績で一喜一憂する必要は全く無い」ということを伝えられます。親として成績偏重に視野を狭めてしまいがちなだけに、学校の大らかな姿勢に、反省する機会をもらっています。

[最後に]
 簡単に、東海中学についてご紹介させていただきましたが、生徒の主体性を最優先する方針や、先生の細やかなご配慮など、受験を頑張った先にこの学校があって良かったと心から思える日々です。
 受験生の皆さんは、辛いこと、我慢することの多い日々かとは思いますが、今の精一杯の頑張りは決して無駄にはなりません。
 皆さんにとって、実り多い中学受験になることを心からお祈りしております。

東海中学校合格者メッセージ

 我が家は父親も母親も公立学校へ通っていたため、息子が中学受験をする予定は全くありませんでした。たまたま見かけた塾の模試と体験授業をきっかけに、息子の希望で家族皆がよく分からないままスタートすることとなりました。

 4年生では「あのね、テスト勉強ってするものなんだよ」と、先生から助言をもらわないといけないくらいでしたが、Sクラス (現αクラス)への切符を手にし、先生にも後押しされ進むことにしました。家族はとても大変な思いもしながら、彼自身は周りの友達や先生方に助けていただきながら、最後は志望校への入学の希望を叶えることができました。

 息子はSクラス在籍中からほぼ後ろの席でした。入学後も熱心に予習や復習をすることはなく、親として初めは不安ばかり……。

 しかし、通い始めて数か月、公立学校で育った私には知らない世界をどんどん広げている息子を見ていて、受験も終わり、念願の学校に通っているのだから、息子の好きなことを見守っていこうと思うようになりました。周囲の友達や先輩方も多種多才で、様々な刺激を受け、とても楽しそうに日々忙しくしています。

 通塾中5~6年生では何度も親子喧嘩のようになったり、家族皆が振り回され、息子を支える自信がなくなったりと、何度も何度も、親である私が受験なんてやめてしまいたいと思いました。先生方にも精神的に助けていただき、本当にお世話になりました。

 今の生き生きした息子をみていると、中学受験を最後までやりきって良かったと心から思っています。

 受験中は苦しいこともあると思います。制限されて辛いこともあると思います。しかし、その先の未来を信じて最後までやりきる経験は、その後の大きな力になります。

 ただ、無理はしないことが大切です。試験は冬です。息子は第一志望校の試験の1週間前に、発熱や嘔吐、食欲不振で寝込むことになりました。悩みましたが、授業も休み、ひたすら回復に専念し当日を迎えました。身体が一番大切です。これからもキラキラ輝く息子の姿が見られるように、見守っていきたいと思います。

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