名進研 合格体験記
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東海中学校 合格体験記

とうかいちゅうがっこう

東海中学校

心豊かな人間を育てる仏教教育と生徒の自主性を尊重する校風

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東海中学校
東海中学校

①安定した学校生活の成立に宗教教育

毎日の明照殿の拝礼「本当に生きんが為に今この食をいただきます。与えられた天地の恵みを感謝いたします。いただきます。」の食作法の励行、4月の灌仏会、8月の3年生の鎌倉散策と仏教ふれあいの旅、11月の全校生徒による祖山参拝と12月の高校の卒業授戒会、1月の御忌会等の諸行事などがあります。

②土曜公開講座「サタデープログラム」

卒業生・アナウンサー・俳優やアニメーターなどが学校に集まり、100講座以上が開かれる大きなイベントで、誰でも参加することができます(毎年2回)。生徒が自分の呼びたい方々を招いての講演が大人気です。

2024年合格実績

124

2024年入試状況

  算数 国語 理科 社会 合計
時間 60分 60分 50分 50分 -
配点 100点 100点 100点 100点 400点
合格者平均 58.7点 60.0点 62.4点 82.0点 263.1点

一年間の受験勉強

2024年度 中学受験合格東海中学校合格

僕は五年生の終わりごろに名進研に入り、一年間受験勉強を頑張りました。その結果名電の特奨A、名古屋、東海に受かって四月から東海中学校に通います。

僕がどのように勉強したのかをここに記します。

〈国語〉
僕は文章を読むのに時間がかかるので先に問題文を読み、棒線部の周りを読んで問題を解いていました。さらに「漢字の要」「サーパス」をやって漢字や語句で失点しないようにしました。

〈算数〉
計算問題を一日五問解くことでテストでの計算間違いを減らすことや、分からない問題の解き方を母に聞くこともしました。
問題の読み間違いでプレ中の点数が悪かったことがあったので、問題文の条件を丸で囲い、読み間違いがなくなるようにしました。

〈理科〉
理科は名進研の宿題をしっかりやりました。特に水溶液や植物の種類などの暗記に力を入れました。

〈社会〉
社会は苦手だったので、テスト直しノートに先生が書いてくれたアドバイスを実践したり、先生がくれる大量のプリントをやった結果、社会が一番の得意教科になりました。

〈生活)
年末からは10時に寝て6時に起きるパターンで八時間睡眠をとる生活を心がけました。これが皆さんの参考になれば嬉しいです。

最後まで諦めずに入試に臨んでください‼


肩の力を適度に抜こう!

2024年度 中学受験合格東海中学校合格

受験をすると決めたきっかけは、特にコレというものはありませんが、なんとなく受験にあこがれていたと思います。そこで自分の中のどこかで、受験をすると決めていました。

四年生のときに入会した直後は、何も気にせず、授業をうけて宿題をしていましたが、初めての実力テストのときに分からない問題が多く、少し怖くなりました。そこで、僕は宿題の復習をしてみることにしました。すると成績が伸び、Sクラス(名進研注:現在のαクラス)に入ることができました。Sクラスでの勉強は、まず宿題の量が増え、授業の進行するスピードもはやくなり、追いつけませんでした。今思うと、もっとしっかり復習をしておけばよかったと思っています。

Sクラスに入って一年後の五年生の後期にJSになってしまいました。JSになったときにもう一度Sクラスになれるようにと気合を入れていたのを覚えています。けれどなかなかうまくいかず、塾に行く気がおきなくなることもありました。でも、同じ学校のR君、K君、Y君がいたためか、それだけでやる気が湧きました。友達を塾内でつくったり、同じ学校の友達が運よくいたりしたのは本当によかったと感じます。その後Y君は引っ越してしまって、会えなくなりましたが、今でもR君とK君とは仲良くしています。

そして、生活や学習についてなんですが、生活に関しては、一つだけです。早寝、早起きのくせをつけましょう。本当に心がけた方がいいです。本当に後悔するので早寝早起きをしてください。

学習については、言えることは何もないんですけど、強いて言うなら自分の好きな文房具を使ってください。勉強のモチベーションにかなり関わります。筆箱を始め、ペン、マーカーなど好きなのを使ってください。そのため、筆箱忘れたときは、かなり絶望してました。

最後に直前アドバイスを言っておきます。僕は、朝は、出発の一時間より少し前に起きて、計算をして、会場に向かいました。着いたら少しテキストを見て、目をとじて、気持ちを落ちつかせていました。休けい時間も同じようにしていました。カイロはずっとポケットに入れておくと、変にお腹があったまって、集中できなかったので、個人的には、かばんにしまった方がいいと思います。

皆さんも、合格目指して頑張ってください‼東海中で待ってます‼


受験生活について

2024年度 中学受験合格東海中学校合格

こんにちは。この春から東海中学校に通う者です。今から、僕の受験生活について説明していきたいと思います。
名進研に入ったのは小学五年生になってすぐでした。友達がみんな塾に通っていたので自分も通いたいと思い、名進研に入会しました。

〈生活〉
五年生~六年生前期
授業後、自習室で宿題をやって家に帰っていました。22時にはだいたいふとんの中にいました。
六年生後期
夜おそくまで勉強することが増えて、学校でもちょっと睡魔がおそって……。

〈学習〉
国語…普通
読むスピードは速かったです。日頃運動をして読書などをしていました。文法がお手上げ状態‼文法で落とした分は得意だった文章題でうめていました。

算数…苦手
算数は平面図形や立体図形が、一番苦手でした。計トレをさぼった分、六年で表に出てきてしまいました。計トレはやった方が良いです。

社会…とても得意
歴史が始まる前に歴史のマンガは見た方が良いです。僕は角川まんがを見ていました。地理は地図帳を見るしかないです。公民はニュースをよく見ていると良いし、住んでいる町についても興味をもつと良いです。また、学校の授業は聞いていた方が良いです。最後に年号は、覚える以外の道はありません‼ゴロあわせで覚えると良いです。

理科…苦手
とにかく覚えるしかないです。

〈直前期〉
よく食べよくねることが大切です。

〈最後に〉
僕を指導してくれた、K先生、N先生、S先生、T先生にこの場をかりて感謝したいと思います。


算数0点、合格判定 20 %以下でも

2024年度 中学受験合格東海中学校合格

僕は愛知、名古屋、東海、滝中学校を受け、全勝(名古屋はスカラー合格)しました。春から東海中学校に通います。僕は学習について話したいと思います。

○国語
本を読み、表記ミスや条件ミスをしないようにしたら、一番苦手だったのが入試では高得点を取れるようになりました。漢字・言語は完璧にしておいた方がいいです。

○算数
普通に得意な方だと思っていたが第一回東海中プレで、つまらないミスを連発して、まさかの0点でした。そこで、毎朝計算トレーニングをし、速さや図形の大切な所を再確認しました。一月には過去問でも、しっかりと得点できるようになりました。最後のプレ中では偏差値67をこえました。最後まであきらめないでください。

○社会
得意でした。地図帳で場所を確認したり、漢字を確認したりして頑張ってください。年号は覚えていると絶対にいいです。

○理科
得意でした。知識問題は確実に、差がつく長文問題や計算問題は対策をしましょう。

○まとめ
本番、僕は、本当は無理かもしれないけれど、100点取るぞという覚悟で受けました。
先生方ありがとうございました。名進研じゃなければ受からなかったです。お弁当を作ってくれたり、送り迎えしてくれた家族もありがとうございました。


全て見直すこと

2024年度 中学受験合格東海中学校合格

僕は、東海中学校に合格しました。入試の直前や当日についてアドバイスしていきます。まずは、入試直前の勉強方法です。

〈算数〉
前にやった問題をもう一度取り組み、分からなかったら先生に質問するといいです。

〈国語〉
漢字・文法…ミスをしてしまうと、他の人と差がついてしまうので、ミスをしないように何度も練習することが大切。
文章題…今日やった問題の解説をすべて見直してもう一度解き直す。たまたま合っていた問題があるかもしれないので、大変だけど、全て見直すことが大切です。

〈理科〉
計算問題よりも知識問題の方が点数を取りやすいので知識を増やすことが大切です。

〈社会〉
自分が苦手だと感じている単元や忘れていそうな単元に出てくる重要な語句を、声に出して読み、ノートに書くといいです。
ここまで一教科ずつ書きましたが、得意な教科や、自分なりの勉強方法があればこの方法でやる必要はないと思います。また、全教科に共通していることですが、分からない問題があったら積極的に先生に質問することです。放っておいたまま入試を迎えて、後悔しないようにしましょう。

ここからは、入試当日についてです。緊張すると思いますが、その緊張がいい結果につながるようにするといいです。国語は最初の教科なので、思うようにいかない時もあると思います。しかし、休けい時間の間に気持ちを切り換えて次の教科に臨むことでずっと強気で受けることができます。また、試験会場に軽食を持っていくことで、最後の教科まで集中を切らさずにできると思います。

最後になりますが、しっかりとやり切ることができれば、結果が良くなくても、頑張ろうと思えます。ただ結果は最後まで分かりません。まずはしっかりとやり切ることができるように頑張ってください。応援しています。


合格までの道

2024年度 中学受験合格東海中学校合格

こんにちは‼僕は、東海中や滝中、東大寺学園中など計六校受験し、東大寺学園中以外の学校に合格し、四月から東海中に通う者です。僕は「普段の生活について」と「普段の学習について」の二つを紹介します。

まず、「普段の生活について」です。中学受験は体調管理が一番大事であるといっても過言ではありません。なぜなら、どれだけかしこくても体調が悪いと、思うように力を発揮できないということがあり得るからです。そのためにも僕は、つかれているときは家で休んでから塾へ行ったり、寝不足にならないように、おそくとも23時には寝るようにしました。また、かぜをひかないように、十一月の中旬あたりからマスクをつけるようにしました。

次に、「普段の学習について」です。
①国語(超苦手)
僕が中学受験の勉強をする中で一番苦労したのは国語です。東海中や東大寺学園中は漢字が難しく大変でしたが、漢字の要やサーパスを使うことで、多くの漢字や熟語を覚えられ、漢字の要やサーパスにのっていないものは前後文から意味を予測して、分からなくてもとりあえず書くということをしました。空白よりも解答らんがうまっていれば、少しほっとします。文章読解は、難しい問題よりも意味や接続語、慣用句の問題をとりこぼさないことを心がけました。東海中では自由記述が出ることが多いです。
自由記述は何をテーマにして書くか決めておいた方がよいです。なぜなら、より時間を短縮できるからです。自由記述は思いつき次第書くことをすすめます。なぜなら、漢字と同じで、解答らんがうまっているとほっとするからです。

②算数(超得意)
算数は、とにかく難しい問題に挑戦し、先生にたくさん質問をしました。僕がすすめるのは、架空の誰かにその問題の解説をする、ということです。それをすることで、どこが分かっていないのか、がすぐに分かります。また弱点が分かります。

③理科・社会(社会は得意、理科は普通)
理科はとにかくサーパスをやりました。また、社会は、授業で配られたものやその復習をとにかくやりました。どちらにも備わっているメリットは、幅広い分野に対処できるようになるということです。

④全体
僕は、おっちょこちょいで設問要求の見落しミスやうっかりミスなどが多いため、本番そうしないため、日ごろから気をつけるとよいです。
皆さん、受験勉強、頑張ってください‼


メリハリをつけた学習を

2024年度 中学受験合格東海中学校合格

僕は、春から東海中学校に通う者です。

名進研ではじめて受けたテストで、僕は思うように点数がとれませんでした。理由は、だらだらと勉強していて、テスト中に集中力が切れ、見直し不足だったからです。そこで、メリハリをつけて、○分勉強し、○分休けいしようと自分で決め、勉強時間のコントロールをするようにしました。すると、みるみるうちに成績が上がりました。しかし、それでも五年生前期は国語が不得意だったので、冬休みに受験国語を復習して、着実に得意にしていきました。六年生は、日曜の授業の復習をやり、力をつけました。

受験直前は先生からもらったプリントを解いて自信に繋がりました。しかし、愛知中も一般合格。名古屋中もスカラーではなかったので、不安でしたが、過去の努力を思いだして、「僕ならいける」と自分に言い聞かせたことが、合格できた理由だと思います。

最後に、僕からのメッセージは、自分がつぶれないよう、自分の中でリフレッシュできることを決めて、時折休むことが大切だということです。頑張れ‼名進研生‼


うれしかった中学受験

2024年度 中学受験合格東海中学校合格

私は医者になりたく、両親に中学受験をするように言われたので、四年生の冬期講習から名進研に入りました。

生活に関してですが、健康管理も中学受験に入っています。病気にならないように、家に帰ったら手洗いうがいをしました。また、早寝早起きは大事で、私のクラスには8時半に寝て、5時半に起きる人もいましたが、私は10時に寝て、7時に起き、9時間寝てました。そして、一日元気にいられるために、ごはんは大事で、朝ごはんはもっと大事なので、しっかりとっておきましょう。

学習についてですが、まず全教科で最も大事なことは、なぜまちがえたのかを確かめ解き直しをすることです。また、私は字が汚く、本番だけきれいに書けばいいと思っていましたが、いつもやってないことを急にやるのはできませんでした。皆さんはいつも字をきれいに書きましょう。

私は国語が苦手で国語の解き直しの意味はよく分かりませんでしたが、他の教科、特に算数のように国語にも公式がありますので、それを意識して解き直しをしましょう。また国語は答える内容と条件を確かめ、丸をつけることも大事です。

次はテストです。
テストで最も怖いのはケアレスミス(ちょっとしたミス)です。わたしはこのケアレスミスで合格か不合格かが決まると思います。条件には必ず全教科で丸をつけましょう。

次は直前アドバイスです。
私はプレ中では滝が20%以上50%未満で東海は20%未満でした。しかし、直前の努力のお蔭か東海中に入ることができました。油断は絶対にしないでください、
20%未満でも受かるから大丈夫、80%以上だから大丈夫だと思ってはいけません。最後まで全力で勉強をして合格してください。また東海中学校や他もそうですが、100点を取る必要はありません。分からない問題があっても他で取ればいいと思ってください、また志望校が残念だったときでも、私はこんなに頑張ったんだ、しょうがないと思えるようになってください。

入試当日は絶対受かると思ってください。


幸せ者のささやき

2024年度 中学受験合格東海中学校合格

皆さん、こんにちは(もしくは、こんばんは)‼僕は、名古屋中学校、東海中学校、滝中学校の三校を受験し、全て合格した者です。そして、四月からは、東海中学校の伝統を受け継いでいく一人となります。そんな僕のアドバイスを聞いていただけると幸いです。

まずは、生活についてです。勉強するときはする、休むときは休む、といったように、メリハリをつけましょう‼また、入試は朝早いので、早寝(最低でも八時間くらいは寝ましょう)早起きを心がけ、規則正しい生活をしてください‼

次に、学習についてです。とにかく繰り返し行うことが大切です。自分が間違えた問題は大切なので、答えを覚えるほどまで繰り返し解きましょう‼暗記系の教科は、語呂合わせや、イメージを考えるとさらっと思い出せます。社会の歴史は、ストーリーで覚えると思い出しやすかったです。覚えておきたい公式や、文、単語、人物名などは、声に出してみたり、紙に書いたりするのがおすすめです。ぜひ、やってみてください。そのうち、自分に合った覚え方が分かるはずです。そして、朝、晩に、決まった勉強を行うことで、やる気を高めたり、体内時計を調整したりすることができますよ‼

六年生の後半は、先生に選んでもらった志望校別の問題を繰り返し解きました。最初は全く解けない問題も多かったけど、段々と力が着いていきました。先生の言うことを信じて、身に付くまで繰り返し解きましょう。

最後に、入試直前についてです。単語帳やノートなどを作っておき、それを見直しましょう。さらに、僕の場合は、過去問十年分を三、四回解いて、志望校の入試の傾向をつかむことを意識しました。最初のうちは、低い点しかとれないかもしれないけど、いずれは、高得点が取れるようになります。皆さんも大変だとは思うけど、「今の短い時間を頑張るだけで、楽しい六年間が待っているんだ‼」という気持ちで頑張ってください‼応援しています‼


難関校受験をサポートした父の体験談 ~息子と苦楽を共にした三年~

2024年度 中学受験合格東海中学校合格

この度、愛光、ラ・サール、東海、滝と受験校全てに合格をいただきましたが、決して順調な日々ではありませんでした。私もこの合格体験記を大変参考にさせていただきましたので、少しでも皆様の参考になればと振り返ってみたいと思います。

名進研を選んだ理由は、東海圏の受験に実績があることに加え、東海・南女・滝の合格保証をうたったSクラスが新規設定されたことでした。受験をするならぜひ地元の雄である東海中学を目指して、というのが親の希望でしたので、もしSクラスに入れるならこれほど頼もしい環境はないと感じました。

習い事はサッカー・野球・水泳・空手・英語・ピアノとたくさんやっていましたが、勉強と言えば「チャレンジ」をやっているくらいでした。そしてこれら習い事をどう整理していくかは、日々様子を見ながらというような感じで、四年生から名進研に入りましたが、入会時はSクラスの認定には届かずJSクラスでスタートしました。すぐに友達もでき、先生方の授業もおもしろく、楽しんで通塾していました。漢字テストで100点を取ることや、実力テスト毎に変わる席順で、一つでも上に行くことをモチベーションに頑張っていました。また、テスト成績優秀者として名前が掲載されることも、息子のモチベーションとなり、悪くても百番以内を目標としていました。もちろん百番を下回り名前が掲載されなかったこともあり、その時は発狂していましたが、後期からSクラスの認定をいただきました。

私の期待通り、Sクラスは息子にとってさらにモチベーションを上げる環境でした。少人数制であるため先生との距離も近く、優秀なクラスメイトと切磋琢磨でき、何よりも一度いただいた認定を手放したくない、という気持ちを持っていたのが良かったと思います。成績のアップダウンはありましたが、最後までSクラスの環境で勉強させていただいたことは、息子にとって大きな自信・プライドになったかと思います。五年生、六年生共おおむね五十番以内、偏差値も60台半ば~後半といったところでした。

ここまで述べた限りではやはり順調だったと思われるでしょうが、私なりの気苦労も述べたいと思います。

【四年生】
まず、たくさんの習い事をどう整理していくかでした。サッカー・野球は高学年になると休日に試合が組まれ、かぶってしまうことが多くなり、息子の意志でサッカーを選びました。このサッカーも平日一日の通常スクールと土日のクラブチームでの練習・試合があり、勉強時間の確保が大変でした。しかし一番楽しんでいた習い事でしたので、息抜きになるならばとクラブチームは五年冬まで、スクールは六年夏まで続けました。水泳は級の区切りのいいところで四年秋に辞めました。空手・英語・ピアノはあまり本意で習っていたわけではなかったので、空手・英語は四年生いっぱいで辞めました。ピアノは親子共なかなか辞める決断ができず、六年春まで細々と続けました。親としては送り迎え、子供にとっては勉強と習い事の両立に忙殺された四年生でした。

【五年生】
五年生はだいぶ習い事が整理されましたが、宿題を含めこなさなければならない量も増えた上に難度も上がるため、時間に追われる感は変わらなかったかと思います。サッカーで土日がつぶれることも多く(テストは優先しました)、合宿で夏期・冬期講習は断念しました。また、ピアノを続ける限りは練習時間も必要となってきますので、思い通りに勉強が進まない時期はこれがストレスになりました。また、東海中学を目指して受験勉強を開始したはずが、四年生途中から関西の難関校を第一志望として口にするようになり、その想いがどんどん強くなっていったため、それなら他塾の方がいいのではと転塾も検討し、地に足がつかない時期もありました(結局、途中で転塾するよりも名進研を信じるという結論になりました)。国語の成績は不安定で、偏差値
70近く取ることもあれば50くらいに落ち込むこともありました。やみくもに問題をこなしてできる教科でもなく、何度も先生に相談しました。

【六年生】
六年生はテスト範囲も無くなり、いよいよ実力が試されます。五年生までの実力テストは範囲があるので、ある程度出そうな内容をサポートしてやり、それをこなしてくれれば大丈夫という親の安心感があっただけに、一回目のプレ中はどうなるのか不安でした。しかし五年生までと変わらない結果に、今までやってきたことは間違いじゃなかったと思うと同時に、このまま息子と名進研を信じて私はプリント整理などサポートに徹しようと決意しました(五年生途中まではいつも息子の横で勉強をチェックしていました)。
いよいよ勝負の夏という意気込みで夏期講習期間に入りましたが、想像以上に日々の課題が多く、息子はこなしていくことができませんでした。通い慣れた校舎・先生と離れたことも大きかったのかもしれません。親から見て、完全にペースを見失っていました。私も先生方と連絡を取りながら、優先順位をつけてやれるようにサポートしました。気合いが空回りとなった感のある夏でしたが、毎日過酷だったかと思います。講習が終わったら自分の校舎の自習室へ行き、最後まで駆け抜けただけでも立派なことだったと今では思います。
東海に限って言うと、息子の名進研の実力テストやプレ中の成績からすれば合格は大いに希望を持って良かったかと思います。しかしサピックスオープンでは偏差値50を上回ることは一度もなく、ただ名進研のテストと相性がいいだけなのではという思いが最後まで払拭できませんでした。案の定、六年秋に受けた志望校別プレや他塾模試での判定は50%未満というような結果でした。特に算数は過去問でも志望校別プレでも30~40点でした。プレ中では偏差値65前後の点数を取っているので、先生からは決して算数は苦手じゃないとおっしゃっていただいていましたが、算数の難度が高いと言われる東海中学へは苦手意識を持ったまま入試に挑むことになりました。

【受験校】
秋まで関西の難関校と迷っていた第一志望は東海、それの併願校として愛光、ラ・サールを選びました。将来医学部を目指したいという理由から、もし東海がだめでも納得して入学できる学校選びをしました。また、両校共癖のない標準的な問題傾向であることを知り、過去問演習による学習効果は高いと判断しました。愛光の入試が年明け早々にあるため、正月特訓には参加せずその間は愛光対策に当てました。ラ・サールの入試は名古屋中学と同日であるため、愛光の結果次第でどちらを受けるか決めることにしました。ラ・サールはチャレンジ校に位置するため、もし合格できれば東海に向けて大きな弾みになるかと思い出願しました(息子は合格する自信がない上にわざわざ鹿児島まで行くのを渋っていましたが)。
夏期講習期間の空回りがあったので、冬休み期間の過ごし方には慎重になりました。正月特訓に参加しなかったのもそれが理由でした(クラスで参加しなかったのは息子だけだったようです)。しかし、この期間に腰を据えてしっかり愛光対策をすることができ、自信を持って挑むことができました。一月中旬から学校も休み、ラ・サール対策に当てました。過去問を六年分解きましたが、意外と合格点に達することがわかると、こちらも自信を持って挑むことができました。ラ・サールを併願校としたのは、仮想東海という位置付けでもありました。東海と同等レベルの受験層が全国から集まること、やはり算数がポイントになること、その割に算数は東海のような難問ばかりではないので、息子でも勝負ができるのではないかと考えました。
愛光、ラ・サール共に受かる自信を持って挑めたこと、試験が終わって晴れ晴れとした表情で「力は出し切れた。これで落ちたら仕方ない。」と言い切ってくれたので、併願校として選んで良かったと思いました。難関校である両校の合格は東海に向けて大きな自信と弾みになったと思います。息子との二人旅も良い思い出です。

参考までに、私から見た息子の各教科傾向や家族の関わり方を述べておこうと思います。
【国語】 先ほども述べた通り、六年秋まで上昇・下降の激しい科目でした。漢字や言語事項はまずまずできていたかと思います。
読解スピードが遅く最後まで解ききれない、物語文に入り込み自分なりの解釈をしてしまう、記述が苦手などが原因でした。これらを先生と共有させていただき、個別補習で徹底的に御指導いただきました。冬の演習授業の頃には安定した得点を取れるようになってきたのを見て、国語で大コケはしないかな、男子校ならむしろプラス教科になるかな、という算段がついたのが大きく、気持ち的にも楽になりました。

【算数】 これも先ほど述べた通り、標準レベルでは戦える力があったかと思いますが、東海レベルの算数を戦うとなると力不足と言わざるを得ませんでした。ここは欲を出さず、直前は計算・小問、標準的な文章題は丁寧に確実に解くことを心掛けさせました。東海はもちろんラ・サールも難解な図形問題が出ますが、解けたらラッキーな気持ちで問題を一見して難しそうであれば捨てて、他に時間を使うようアドバイスしました。十二月に先生から、「平均点が高くなれば戦えるのでこっちのもの、低ければ皆できないから差をつけられないのでこっちのもの。」とおっしゃっていただきましたが、最後はこの言葉が気持ちを楽にさせてくれました。ちなみに、東海の算数は八問空欄になったと言って出てきました……(笑)。

【社会】 得点源ではないかもしれませんが、一番安定していました。習い事の行き来の車内時間を有効活用しようと歴史のDVDをよく見ていました。名進研からの補助プリントも充実しており、それらを着実にこなしていくというような勉強法でした。私としては直前期に詰め込むイメージを持っていましたが、直前期に他の科目に時間を費やせたことは大きかったかと思います。

【理科】 隠れ苦手科目でした。実力テスト・プレ中で総合偏差値60台後半でも理科は60前後で、得点源になることはありませんでした。先生に相談しても特に苦手分野はなさそうとのことでしたが、何度か個別補習をしていただきました。そこで判明したのがスピードが遅いことでした。そのため、計算問題や読解が必要な文章題を慌てて解いて間違う、という傾向にあったかと思います。私からは試験開始時に時間配分の目安を付けること、算数同様一見難しそうな問題は後回しにすることをアドバイスしました。

【家族】
うちは息子の下に妹・弟がいます。弟はまだ年少ですが、兄が勉強を頑張っていることや邪魔をしてはいけないことは何となく理解していたかと思います。遊び盛りの時期にも関わらず、この一年はあまり楽しくなかったかと思います。毎日遅くまでホームルームに預け、時には祖父母の家で寝泊まりし、小さいながらも協力してくれました。たくさん寂しい思いをさせました。妹は三年生ですが、やはり家族で出かける時間がなく寂しい思いをさせたかと思います。しかし、状況をちゃんと理解してくれ、弟の世話を率先してやってくれたり、自分の習い事は一人で行き来してくれたり、受験直前にはお守りを手作りしてくれたり、一番の理解者であり応援者であったかと思います。
妻は細かいところによく目が行き届くので、漢字の誤字・汚字をチェックしたり、社会で記憶の怪しい知識の整理(家のトイレや洗面所に貼ったり、ノートにまとめたり)やよくわからない時事問題をユーチューブで調べてくれたりしました。なんといっても毎日のお弁当は息子の大きな支えとなりました。自習室を愛用していた息子がそこでめいっぱい時間を過ごせるように、自習室が使える日は毎日お弁当を作っていました。昼夜二回お弁当を届けることも多々あり、本当に頭が下がります。

息子の受験を終えた上での私見ですが、中学受験はやはり親子の受験だと思います。どこまで介入するかはそれぞれだと思いますが、まだ十二歳の小学生の受験ですので親のサポートがあればあるほどそれが反映されるかと思います。勉強面は名進研の先生方にお任せしましたが、子供の特徴・傾向(よくやるミスや苦手な単元など)の把握や体調管理は親が一番効率的にしてやれるかと思います。ぜひ受験を親子のいい時間にしていただければと思います。きっといい思い出になるかと思います。

最後になりますが、息子に手厚く寄り添っていただいた本山校の先生方や別校舎で御指導いただきました先生方、仲良くしてくれたクラスメイトの皆さん、本当にありがとうございました。この場をお借りして御礼申し上げます。息子は第二の学校のように楽しんで三年間通塾することができました。しんどい時もあったと思いますが、親から見ても本当に通塾を楽しんでいました。同じ中学に進学するお友達もいますが、もう会うこともないお友達もいるかもしれません。しかし、皆さんとの時間があったからこそ乗り切れた三年間だと思います。息子には皆さんのことをいつまでも忘れないでいてほしいと思います。


東海中学校合格者メッセージ

[入学前、入学後の印象の違い]
 ・ 他の私立中に比べると宿題はほぼ無いと聞いていたが、1年の1学期が終わった現時点では、普通に宿題は出されていたし、夏休みの宿題もとても多い。
 ・ 中高一貫でも、高校生との関わりは少ないかなと思っていたが、部活や水練会、校内で迷子になった時など、声をかけてもらえたし、話しやすい。
 ・ 全く泳げないので水練会が嫌で、東海中を受験校から外していたくらいだったが、先日実際に参加したところ、とても楽しい2泊3日だった。水練会までのプールの授業の方が苦痛だったし、東海中のプールの方が海よりも深かった。泳力別に3つに分かれるので、他のグループのことは詳しくは分からないが、自分がいた泳力が一番低いグループは、余裕で足がつく海岸近く沿いを泳いだ。水練会中は1日に2回、海に入るのだが、気温や風の強さで、午前の部が中止になったり、時間が短くなったりしたので、数メートルすら泳げない自分でも、無理なく水練会に参加できたし、むしろ楽しめたくらいだった。同じく泳げない受験生がいたら、安心して東海中を受験してほしい。

[授業の進め方]
 ・ 科目数が多く、プリント中心の授業が多い。授業の進みは速いと思う。1学期の中間テストの範囲も、入学1か月後にしては広く感じた。
 ・ 先生の個性が強い。授業の内容とは異なる話をし続けたり、隕石や標本等の実物を授業の度に見せてくれたり、先生が好きな漫画やアニメの話をしてくれたり、すべてをうまくは伝えきれないが、なんともクセが強い先生たちだと思う。

[部活について]
 ・ 部活の数が、パンフレットに掲載されている分だけで43もある。活動休止中の部活もあるようだが、それを踏まえても、ものすごく多いと思う。なのに、入学して2週間くらいで入部を決めることになるので、毎日見学してまわった。運動部は入部希望者向けに説明会があって、入部するには参加しないといけない。自分は文化部を中心に14ほど見学してまわったが、結局ひとつに決められず兼部することにした。見学した部活はどこも雰囲気が良く楽しそうで、先輩たちも優しかった。

[入学して分かった東海中の魅力]
 ・とにかく授業が面白くて楽しい。
 ・ 図書館に本がたくさん揃っていて、通うのが楽しい。1回3冊、1週間貸出可。夏休みは5冊貸出可で、夏休み中も休館日以外は開放されている。
 ・ 1クラス40人いて、とても賑やかしい。昼休みは教室や廊下で、カードゲームや消しピンのほか、鬼ごっこや卓球、野球をしている。早朝にグラウンドに集まってドッジボールで遊んでいる子たちもいる。小学校以上に自由すぎる休み時間だ。

東海中学校合格者メッセージ

 この春、息子が進学した東海中学について、息子が話してくれることや親である私から見た印象についてご紹介いたします。

[学校生活]
 入学前は、男子だけが40人いるクラスなんて揉め事が頻繁に起こるのでは?と勝手に心配しておりましたが、想像以上に平和で、賑やかでありつつも平和な雰囲気の日常です。入学して早々に開催される球技大会や、夏休み中の水練会などを通して、個性豊かなクラスメイトが、日を追うごとに結束を深めているようで、週末はクラスメイトと大人数で遊びに行っています。
 また、先生の指導は、基本的に子供たちの自主性を尊重して下さる一方で、肝心な保護者への連絡等はメールなどでしっかりとフォローされており(プリントの配付などで子供たちを信頼しすぎない)、親としてはその絶妙な匙加減に全幅の信頼を置いています。

[部活動]
 息子が所属している運動部は、先輩たちとの上下関係もゆるやかで、和気あいあいと活動しています。1年生の1学期は学校生活に慣れるため活動時間も短めに設定されたり、夏季休暇中の活動は暑さを考慮して午前中のみの活動だったり、生徒の体調などが細やかに配慮されています。

[授業の進め方]
 少し速めの進度かとは思いますが、1年生の間は質・量ともに無理の無い進み方です。多くの先生が、生徒の探究心を膨らませるような授業をしてくださるので、息子も楽しみながら学べています。また、これは入学後に意外だったことですが、生徒に対してはもちろん、保護者に対しても、折に触れて先生方が「今の段階で、成績で一喜一憂する必要は全く無い」ということを伝えられます。親として成績偏重に視野を狭めてしまいがちなだけに、学校の大らかな姿勢に、反省する機会をもらっています。

[最後に]
 簡単に、東海中学についてご紹介させていただきましたが、生徒の主体性を最優先する方針や、先生の細やかなご配慮など、受験を頑張った先にこの学校があって良かったと心から思える日々です。
 受験生の皆さんは、辛いこと、我慢することの多い日々かとは思いますが、今の精一杯の頑張りは決して無駄にはなりません。
 皆さんにとって、実り多い中学受験になることを心からお祈りしております。

東海中学校合格者メッセージ

 我が家は父親も母親も公立学校へ通っていたため、息子が中学受験をする予定は全くありませんでした。たまたま見かけた塾の模試と体験授業をきっかけに、息子の希望で家族皆がよく分からないままスタートすることとなりました。

 4年生では「あのね、テスト勉強ってするものなんだよ」と、先生から助言をもらわないといけないくらいでしたが、Sクラス (現αクラス)への切符を手にし、先生にも後押しされ進むことにしました。家族はとても大変な思いもしながら、彼自身は周りの友達や先生方に助けていただきながら、最後は志望校への入学の希望を叶えることができました。

 息子はSクラス在籍中からほぼ後ろの席でした。入学後も熱心に予習や復習をすることはなく、親として初めは不安ばかり……。

 しかし、通い始めて数か月、公立学校で育った私には知らない世界をどんどん広げている息子を見ていて、受験も終わり、念願の学校に通っているのだから、息子の好きなことを見守っていこうと思うようになりました。周囲の友達や先輩方も多種多才で、様々な刺激を受け、とても楽しそうに日々忙しくしています。

 通塾中5~6年生では何度も親子喧嘩のようになったり、家族皆が振り回され、息子を支える自信がなくなったりと、何度も何度も、親である私が受験なんてやめてしまいたいと思いました。先生方にも精神的に助けていただき、本当にお世話になりました。

 今の生き生きした息子をみていると、中学受験を最後までやりきって良かったと心から思っています。

 受験中は苦しいこともあると思います。制限されて辛いこともあると思います。しかし、その先の未来を信じて最後までやりきる経験は、その後の大きな力になります。

 ただ、無理はしないことが大切です。試験は冬です。息子は第一志望校の試験の1週間前に、発熱や嘔吐、食欲不振で寝込むことになりました。悩みましたが、授業も休み、ひたすら回復に専念し当日を迎えました。身体が一番大切です。これからもキラキラ輝く息子の姿が見られるように、見守っていきたいと思います。

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