こんにちは‼僕は四月から東海中学校に進学する者です。僕の入試までの体験を紹介します。

 僕は野球チームに入っていたため、名進研に入るまでは通信教育で勉強していました。しかし、東海中学に絶対に合格したいという思いが強くなり、五年生の九月から名進研に通い始め、勉強に集中するため野球は五年生の二月に退団しました。この『合格するぞ‼』という思いが、勉強に対して前向きに取り組める一番の原動力だったと思います。

① 学習
 すべての教科において、塾の授業や宿題で間違えた問題をもう一度解き直すことがとても大切です。「プレ中学入試」では、間違えた問題だけではなく、全ての問題をノートに解き直し、それ以外のテストでも、間違えた問題をもう一度解き直して理解を深めました。

 次は各教科についてです。

〈国語〉
 僕は最初、文章を速く読めず、問題文を読む力が弱かったため、たくさんの文章を読みました。また、宿題の問題文を読む時は、時間をかけてでも、一つひとつ意味を調べて、しっかり理解して読むことを心がけました。そして、徐々に分からない言葉が出てきても、前後の文から意味を推測しながら読み進めるようになり、読むスピードが上がっていきました。間違えた問題は、解説を読んで理解したあと、自分なりに、どのように答えにたどり着くかの道筋をノートに書きました。
 漢字の要やサーパスは必ず毎日やり、漢字の小テストで確実に100点を取れるようにしました。

〈算数〉
 早いうちから計算問題を多く解くことが大切です。計算トレーニングは必ず毎日やることで、テストや宿題での計算間違いが少なくなります。分からない問題は、迷わず先生に質問することが重要です。

〈理科・社会〉
 どちらも語句は、最初から正しい漢字で覚えておくことが大切です。日本史は、空き時間や休憩代わりに「NHK高校講座」を見たり、「日本の歴史学習まんが」を読むのがおすすめです‼時代の流れが分かりやすくなります。

② 普段の生活
 睡眠時間は8時間位確保することが大切です。できるだけ毎日10時半には寝るようにしていました。六年生の後半は、塾の宿題が終わらないこともあって、11時位に寝ることもありましたが、なるべく早寝早起きを心がけました。また、身体を動かすことも大事だと思います。学校の休み時間は外で遊んで、時には父と一緒に林の中を散歩したりして、体力を維持していました。

③ 入試直前の生活
 入試直前まで、体調に気をつけながらリズムが崩れないように、普段通りの生活を心がけました。普段と変わらず学校に通い、塾に行き、宿題をこなしていきました。

 試験前日は、少しでも出題傾向を思い出すために再度過去問を見直し、いつもより早く寝ました。

 試験当日は、試験会場に行くまでに歩く時間があると頭の回転がよくなると思います。緊張したけれど、(みんなも緊張している。)と思って、最後の1問まで解き切るようにしました。

 以上が僕の体験談です。自分なりの勉強法や生活習慣を見つける参考になれば嬉しいです。目標に向かって、最後まで自分を信じて、一歩一歩前に進んでいってください。応援しています‼