僕が東海中学校入学を目指すようになったきっかけは、父が東海中学校を卒業しているということです。僕は四年生の時に名進研に入会しましたが、最初はあまり勉強に乗り気ではありませんでした。でも五年生になってテストゼミが始まった頃、自分の成績が伸びていく心地よさを知り、勉強をやれるようになれました。

 僕は勉強と並行しながらフットサルもやっていました。仲間達と厳しい練習を乗り越え、六年夏の全国大会で優勝することができました。授業を途中で抜けたり、遅れたりしながらも家で自習したり、塾に早めに行って先生に質問したりと、努力をし続けました。

 僕の得意な教科は国語でした。物語を読むのが好きで、授業、プレ中学入試、入試でも緊張を忘れて問題を解くことができました。算数は苦手でした。点数は悪くなかったと思いますがやっぱり苦手でした。そこで、奈良県の西大和学園中学校を受験することにしました。西大和学園は偏差値70を超える難関校で、東海の算数の問題に西大和学園の問題も似ていたからです。そんな風に西大和学園の過去問を解いているうちに、算数が苦手と感じなくなってきたと思います。東海の算数が解けなかったら他の中学校の算数を解いてみるのもいいかと思います。

 勉強は、夜に自習室で10時までやった人ほど良いわけではありません。一番大切なのは効率です。自習室でやることを決めてから勉強することが大切です。また、丸付けもしっかりとやってほしいと思います。

 ぼくのリラックス方法は、休憩時間はしっかり休憩し、お風呂の時間は、ゆっくり湯船につかりながら大好きな漫画を読んでいました。睡眠時間も大切です。集中力がなくなるので、毎日8時間しっかり寝ました。

 六年生後期のテストから合格判定が始まります。判定が良かったら喜び、勉強を続け、悪かったら結果は無視して、今まで以上に勉強に集中しようと思うだけで、落ち込まなくてもいいと思います。僕は合格判定20%以下だった西大和学園中学校に合格することができたからです。僕も勉強に嫌気がさしたり、中学受験なんてしなければ良かったと思うときがありました。でもそんなときでも負けずに、合格を勝ち取った後の中学校生活などをイメージしながら頑張りました。

 結果は、海陽中等教育学校・特待生、西大和学園中学校、愛知中学校・特別奨学生A、名古屋中学校・スカラー、滝中学校、東海中学校全て合格することができました。フットサル、サッカー、勉強と中学校生活がとても楽しみです。