僕は、東海中学校と名古屋中学校の二校を受験し、それぞれで合格を勝ちとった(名古屋中学校はスカラー)者です。

 僕は四年の夏期講習から近所の名進研に通い始め、六年生からは名駅校のDクラスに通っていました。Dクラスは週に一日だけ名駅校で授業を受けるコースで、その一日は朝10時から、夕方6時半まであります。僕がなぜDクラスを選んだのかというと、僕は幼稚園のころからスイミングスクールに通っていて、通常のJクラスの日程だと続けられなかったからです。また、Dクラスだと他にもいろいろなメリットがあります。夜9時に寝て朝6時半に起きるリズムが保てますし、小学校の友達とも放課後遊べます。

 また、時間のかかる小学校の宿題が出た時も、時間のやりくり次第で余裕を持って両立することができます。万が一、体調をくずした時も病院などに気軽にかかりやすいし、何よりも僕は一日のうちに自由時間が30分以上ないと辛いので、Dクラスは僕に合うコースだと思いました。

 実際にDクラスに通ってみると、確かに塾の一日はすごい集中力が必要で疲れるし、慣れるまでは、四教科の教科書と弁当がとても重くて肉体的にもしんどかったです。しかし、自分のペースで勉強を進められたことが何よりもよかったです。

 では、具体的に僕の勉強法を紹介していきたいと思います。

 まずは国語です。漢字はふだんから文を書く時に使っていくことを、慣用句やことわざも日頃から使うことを意識しましょう。文章問題は、その答えは文章のどこにあるのかということを考えながら、一回一回を本気でその日に集中力の持つ数やりましょう。ちなみに、僕は国語があまり得意ではありませんでした。

 次に算数です。僕は得意でした。単元ごとの解き方にとらわれずに、自分の考えやすい解き方で、集中できる時にやるようにしましょう。

 理科についてです。僕はとても得意でした。常になぜそうなるのかという所に興味を持って勉強しましょう。また、生き物の分類や語句はコツコツ覚えていきましょう。

 最後に社会についてです。語句は覚えるのを先送りにしていると大変なことになるため、コツコツ覚えていくことが大切です。年号は覚えるのがめんどうですが、必ず役に立つので覚えるといいと思います。僕は苦手でしたが、勉強すれば勉強した分必ず出来るようになる教科だと思います。

 受験当日はかなり緊張すると思いますが、誰もが緊張するので大丈夫です。一、二教科くらいできなくても全然焦らなくて大丈夫です。「自分が受からずして誰が受かるんだ」という自信を持って頑張って下さい。

 上手く時間をやりくりして時間を制した人が、受験を制することができると思います。

 東海中学校で待っています。