僕は、第二志望の南山中学校男子部に合格しました。中学受験を考え始めたのは、六年生の六月、塾に入ったのは六年生の九月です。

 もともとサッカーをやっていて、サッカー部が強い中学校に入りたいと思ったのが受験のきっかけです。それまでは、毎日サッカーの練習や友達と遊んでいましたが、受験勉強を始めると、いきなり遊びたい気持ちは消え、勉強に専念できました。

 ここから僕の勉強を教えたいと思います。

〈国語〉
 国語はもともと得意でしたが、算数に時間を使いすぎてプレ中学入試の偏差値は落ちていきました。国語は漢字の要、サーパスが重要です。よく復習をしました。

〈算数〉
 算数は苦手×1000でした。けれど、頑張ってテキストの解き直しを行ったり、先生の授業が教科の中で一番楽しかったことで、国語の偏差値を上回りました。算数で大変なのが円周率の計算です。ここは暗記をするのが一番です(ケアレスミス注意のため)。テキストの復習は力になります。

〈社会〉
 歴史は超超×100得意でした。入試に出てこないような細かいところまで覚えてしまいました。しかし他は超×10、激×10苦手でした。国際社会などはまったく分からず、考えると歴史人物が思い浮かぶほど「?」でした。地図帳の確認をすることで、場所と同時に川や平野、特産品を確認できました。

〈理科〉
 理科は生物や地学は得意でしたが、他は苦手でした。水溶液はもうめちゃくちゃで、大好きなリトマス試験紙やBTB溶液などの最初の一問しか分かりませんでした。受験の時も全く分かりませんでした。それでも先生の話をよく聞いたら、第一志望の受験中、水溶液の問題がスラスラ解けて、なぜか分かってしまいました。ぎりぎりまであきらめなかった成果が出てよかったです。

〈最後に〉
 僕はサッカーを十二月までやっていましたが、危機を感じ、くやしくも中断しました。皆さんにもこの経験があるかもしれません。しかし、そのことはすぐに忘れて勉強に専念しましょう。楽しく勉強ができるように、語呂合わせで考えたりするのがいいです。

 僕が一番悲しかったのが、一年生の頃からの友達が直前期にも遊ぼうといってくれていましたが、受験中で遊べず受験のことも言えずで、終わった時には自分と遊ぶことに興味がなくなっていたことです。しかし、受験中に支えになったのは、先生です。いつも子どもが覚えやすく教えてくださったり、励ましてくれたりしたのでうれしかったです。また、同じ新岐阜校のクラスの友達も正月特訓を一緒に乗り切った大切な仲間です。

 正月特訓の最後の日には、たまたま見つけた輪ゴムを二人で分け合い、絶対二人で受かろうと約束しました。

 皆さんの合格を願っています。頑張ってください‼