皆さん、こんにちは‼僕は、海陽中等教育学校、愛知工業大学名電中学校(一般)、名古屋中学校、滝中学校に合格をもらい、今は滝中学校に通っています。 

 中学受験を始めたきっかけは、単に高校受験が大変という理由で決めました。遊びは自由でしたが、偏差値が低いと遊べなくなりました(笑)。

 次に生活についてです。

 塾へは自転車で通っていました。そこで思い知ったのですが、時間には余裕を持って行動した方がいいです。何かあっても(忘れ物に気づくとか……)引き返せるので時間には余裕を持ちましょう。また、塾の宿題は小学校の空き時間でやっていました。

 次は学習についてです。

〈算数〉
 僕は計算が早かったので文章題は簡単でしたが、図形は超がつくぐらい苦手でした(文章題がメインのテストは8割、図形メインは5割ぐらいです)。だからと言って、図形に全力を注ぐのではなく、計算:図形=2:8ぐらいの比率でやっていました。また、図形は基本的にテクニックが必要なのでやりまくった方がいいです。そして、滝は基本的な問題がたくさん出てくるので、基礎が大切です。

〈国語〉
 国語は漢字や文法を多くやる方がいいです。なぜなら、漢字や文法は絶対に出る問題なので、文章題ができなくても、ある程度点数をカバーできるからです。また、文章題において、自由記述は考えさえ出ればボーナス問題なので、案を3つほど考えた方がいいです。
 次に記述問題は、いろいろなパターンで答えのヒントを導き出せるので、パターンをすべて覚えておきましょう。
 記号問題は、先に記号を見ないで、文章のヒントでちょっとした文を作ってから、記号にあてはめましょう。もし迷ったときは……
 2つのとき:一番いい方を選ぶ
 3つのとき:なんとなく変なのを除外して、2つにし、一番いい方を選ぶ。
 4つ・5つのとき:問題のせいにして次へ‼

〈理科〉
 僕は計算が得意なので、てこや水溶液は得意でしたが、逆に暗記科目の生物ができませんでした。そこで、このようなやり方を提案します。
 てこなどの計算科目:すべて一気にやらずに一つ一つゆっくりやりましょう。
 生物などの暗記科目:やる気です。しかし、一日に覚えられる量には限りがあるので、移動中にこつこつやった方がいいです。

〈社会〉
 これはどうしようもない暗記科目なので、こつこつと覚えることをおすすめします。
 また、地理などが苦手という人も多いはずです。そういう時には、語呂合わせなどで楽しく覚えると忘れにくいのでおすすめです(いまだに語呂合わせのものは覚えています)。そして、記号問題では、ありえない組み合わせは除外しましょう。(例)縄文時代には織田信長がいた。そうすることで4択だったら3択になります‼

〈兄弟がいる人は……〉
 自習室に行ってください。それでも集中できなかったら図書館に行くことをおすすめします。
 最後に入試直前についてです。

〈受験前日〉
 持ち物を準備しましょう。当日に持ち物を準備すると、大変なことになります‼(実際に、受験票を忘れました)
 また、前日の無理な詰込みはやめましょう。一日に覚えられる量には限りがあるので、かえって忘れてしまいます。そして10時には寝ましょう。徹夜なんて厳禁です。

〈受験当日〉
 まず、朝起きたら持ち物をチェックしましょう。何度も言いますが、僕は、実際に名古屋中で受験票を忘れ、パニックになりました。また、無理な詰込みはやめましょう。
 会場に入ったら、まず落ち着きましょう。誰しも初めての受験があると思いますが、最初からぶっつけ本番ということはほとんどないので、あわてずゆっくりやりましょう。難問には時間をかけすぎてはいけません。10点のために15点失うようなものです。しかも、その10点が間違っていては元も子もないので、分からなかったら飛ばしましょう。しかし、空白はNGです。何か書きましょう。また、算数などの問題では、凡ミスは痛手です。そうならないように、見直しをしましょう。時間が余っても絶対に寝ないでください。見直しを。
 受験が終わったら、結果は振り返らないようにしましょう。見るとしても、合格とわかってからです。

〈塾について〉
 塾の志望校テスト(滝中プレなど)はやって損はないので、受けることをおすすめします。

〈志望校判定について〉
 志望校判定は、あくまで参考程度におさめた方がいいと思います。実際に海陽中等教育学校(入試Ⅰ)の判定は、80%以上でしたが、落ちました。逆に、滝中学校の判定は、20%未満でしたが、受かりました。そのため、あきらめずに目指してください‼

 最後に、中学受験とは、少なからず今後の人生を決めるものです。努力せずに合格を勝ち取ることなんてできません。それを理解したうえで、悔いのないよう頑張って下さい‼