やれるだけやろう!
こんにちは。私は、西大和学園中(東海会場)合格、愛知中特奨A、名古屋中スカラー、東海中特奨、滝特待で受験を終え、この春から東海中学校に進学します。この体験記が、皆さんの勉強の参考になったらいいなと思います。
私が受験勉強を始めたのは四年生の後期からです。当時は学校でみんなとペースを合わさなければいけないのが嫌で、もっと難しいことを学びたいと思っていました。そんな時に、両親から中学受験について聞き、受験を決意しました。
四、五年生の時は宿題をしっかりとやるだけでした。四、五年生の時は、実力テストや土曜ゼミの前に、自分の苦手な部分を中心に復習しました。理科や社会は、母が口頭で問題を出してくれたり、母が分からないところを逆に僕が説明したりして勉強しました。特に理科は人に説明することで、自分自身の理解が深まり定着するのでおすすめの勉強法です。
六年生になってからも基本的にやることは変えず、与えられたものを淡々とこなしました。時間がない中、大変ではありましたが、休憩時間や移動時間の限られた時間も無駄にせずに過ごしました。そのお蔭で、プレ中や志望校別プレでは、基本的に順位は一桁をキープできました。これが自分にとってすごく自信になりました。
ここからは勉強について教科別にみていきます。
「算数」…普通でした。
・ただひたすら問題を解きましょう。といっても、同じ問題を何回も解くことも大事ですが、余裕があれば少し難しい問題を解きましょう。直前期にやる問題がなくなったり、自分の弱い分野があれば、先生に相談して問題をもらいましょう。
・六年生の後期になる前に、もしゆとりがあれば、自分が受ける学校より難しい学校の過去問を解くことがおすすめです。私は灘中の過去問を二十年分、解きました。分からなくても解説を読むか先生に聞いて、忘れてもいいので何とか理解しましょう。私も最初は20、30点しか取れませんでしたが、回数を重ねるごとに点数がとれるようになりました。そして、間違えた問題は必ず解き直しをしましょう。私はこのことをやっていたお蔭で、算数力が大幅にアップし、自信に繋がりました。
「国語」…普通でした。
・過去問を解きまくりましょう。特に自分が受けるところで一番難しいものを中心にやりましょう。私は東海と西大和をそれぞれ六年分くらいやりました。
・サーパスや漢字の要は正直私はやりこんでいませんでしたが、小テストはしっかりと満点を目指すようにしましょう。
・記述問題は分からなくても分からないなりに食らいついて埋めましょう(必ず)。私はそれを意識し始めてからかなり成績が良くなりました。とにかく書くことが大切です。
「社会」…得意でした。
・年号は先生が作ってくれたプリントを一か月くらいやったら覚えられました。一緒に勉強をしていた仲の良い友人は、社会が大の得意だったので、その友人と競って勉強していました。
・地理や政治は先生からプリント貰って解きまくっていました。
「理科」…かなり得意でした。
・特に気を付けたことはないですが、ただ覚えるだけではなく理屈を理解することが大事です。そしてそれを説明できることも必要です。
以上が私の勉強についてです。
私は、名進研の教材だけで、先生に言われたことを真面目に取り組みました。その結果、すべての学校に合格することができました。ただ、勉強ばかりではなく、時には息抜きをして遊ぶこともありましたし、習い事のピアノのレッスンも変わらずに通いました。そのことが気分転換やストレス発散になったと思います。
入試の前日は、普段通りに過ごしました。そして当日、「自分が落ちるわけはない‼自分ができない問題はみんなもできない‼」
と思って入試に臨みました。しかし、問題を解くときは調子に乗らず冷静に、プレ中の時のようにいつも通り解きました。
最後に、大切なことをまとめると、①名進研で与えられたもの、やれることは全てやりましょう。②自分と競える友人を作りましょう(切磋琢磨でき、成績が向上します)。③入試に向かうときは自信を持ち、問題を解くときは冷静に。この三点です。これだけです。
入試では強い意志を持って諦めず、やれることは全てやって、最高の結果を手にしてください。応援しています。頑張れ!!













