私は、広島大学附属福山中学校、南山中学校女子部などから合格をいただいて広島大学附属福山中学校に進学する者です。私は競技かるたをやっていて、競技かるた部のある学校に入りたかったので、広島大学附属福山中学校を第一志望にしました。今回は、「習い事との両立」、「ライバルとの争い」、「勉強の方法」の三つについて紹介します。

○習い事との両立
 私は勉強と競技かるた(以下かるた)との両立をしました。かるたは週二回、三時間ずつ行っていて、かるたがあって、授業を受けられないときは、映像を活用していました。かるたを続けながら受験をして良かったことはたくさんありますが、そのうちの三つを挙げます。
 ①かるたをすることで、暗記力と集中力が高まった。
 ②勉強のオントオフの切り換えができた。
 ③隙間時間を上手に利用して効率良く勉強できた。
など、かるたを続けていたからこそ勉強に生きたことがたくさんありました。勉強と何かの両立は、必ず何らかの形で他のことにも生きると思います。

○ライバルとの争いについて
 私が通っていた太田川駅前校では、切磋琢磨できる仲間がいて、いつも激しい順位争いが起きていました。私はかなり負けず嫌いだったので、常にトップを狙って勉強していました。この競争の激しさが、自分の勉強意欲につながって、良い刺激になったと思います。

○勉強のやり方について
 私が大事だと思うことは、「六年生になる前までの過ごし方」です。私がまとまった時間がなかなか取れないなかで入会した五年生から、ずっと安定して好成績を取れていたのは、六年生になるまでの過ごし方が良かったからだと思います。

 六年生になると始まるプレ中は全範囲です。入試本番もそうです。また、六年生になるとみんな復習を始めます。つまり、六年生になってから復習を始めていては、他の人と大きな差をつけられないという意味で、遅いと私は思っています。私はそれを見越して、五年生の時から総復習をしていました。五年生までのテストは単元が決まっているので、プレ中のテスト対策にはなりません。でも、本当の戦いは入試本番。絶対自分のためになるので、迷ったら是非やってみてください。

 最後に、二年間私を支えてくれた太田川駅前校の先生方、本当にありがとうございました。また、私が書いた合格体験記をここまで読んでくれた方に少しでも役立てれば嬉しく思います。

 努力は必ず報われる‼最後まで諦めずに、頑張ってください。