僕が中学受験をしようと思い勉強を始めた理由は、学校の中に自動販売機があることや、学校帰りにコンビニに行けることができるなどおかしな理由でした。しかし、学校説明会に行くようになると、部活が強かったり学校の雰囲気が楽しそうだったりするなどの理由で進学したいなあと思うようになってきました。

 勉強するのが本格的に忙しくなるのは十二月ぐらいです。その時期はもう卒業式に近いので、受験しない人はより遊ぶようになり、遊びたくなります。しかし、今遊んで楽しい時間を過ごすより、志望校を合格して中学校と高校の六年間を楽しく過ごせるためと考えれば自然とがまんできるようになります。

 僕は習い事でラグビーをやっています。十月ぐらいにラグビーの全国大会の予選がありました。僕はどうしても行きたかったので行きました。そして十一月ぐらいにその大会の二回戦目がありました。行きたい気持ちが大きかったのですが、少しがまんしました。つまり、受験をするということは、必ずがまんをしないといけない時があるのです。

 僕は五年生の三学期から入会しました。初めはなかなか偏差値が上がらず、とても悔しかったです。六年生の六月ぐらいから自習室に行くようになりました。そうしたらだんだん自分の中で、実力がついていっていることが分かってきました。そして、十二月になったら問題に解く時間を気にしないといけなくなります。そこで役に立ったのはタイマーです。タイマーを使うことで時間配分を考えながら問題を解くことができたからです。

 入試本番には必ずカイロを持っていくことが大切です。理由は手がかじかんでしまったり、手が冷たくて動かなかったりしたら、きたない字になってしまい、マルにならないかもしれないので、カイロで手を温めた方がいいからです。また、上着はすぐ脱げる上着の方がいいと思います。当日はまず解けるものから解いていき、最後の最後まで見直しをすることが大切です。