七転八起、大切な仲間との受験生活。
こんにちは。僕は名電(奨学A)、名古屋(スカラー)、滝、東海の四校の合格を手に入れ、東海中に通うことになった者です。
これから、僕が受験勉強を始めてから第一志望校の合格に至るまでの経緯を話します。僕が名進研に入っていたのは六年生の頃でしたが、読んでもらえると嬉しいです。
〈三年生~五年生〉
僕が中学受験を始めた一番の理由は、自分で学習できる習慣をつけられると思ったからです(親がそう言いました)。僕が三年生になると、両親が仕事で忙しくなって、遅い時刻に家に帰るようになりました。その時、母は僕の勉強をする習慣がなくなってしまうと心配し、僕の能力に合った中学受験対応の通信教育でタブレットを使い、自宅で学習をしていました。まだ当時は塾に通っていなかったので時間に余裕があり、習い事をやったり、放課後に友達の家でゲームをしたりしました。
〈六年生の二月~七月〉
六年生に入ると、通信教育の授業の内容についていけなくなり、両親が名進研への入会を勧めてくれました。最初、僕は強く反対しましたが、一人で学習を進めることが難しい状況だったので、入会を勧めてくれた両親には大変感謝をしています。
入会してからは、勉強面で特に困ることはありませんでした。授業にはついていくことができ、宿題もこなすことができました。
初めてのプレ中で、社会が他の教科の偏差値よりとても低いことが分かりました。最初、僕はとてもがっかりしていましたが、両親が「初めてだから大丈夫。」「次に活かそうね。」と言って励ましてくれました。僕は、そんな前向きな姿勢が大事だと思います。
だって、せっかく上達するチャンスが与えられたのに、前に進まないともったいないから。前期と後期ではプレ中の結果の受け止め方が少し違いますが、「前向きな姿勢」というのは変わらないと思います。
また、僕はもともと負けず嫌いなので名進研の友達にライバル心を抱いていました。僕の校舎では全教科、毎週行われるテストの優秀者が公表されていたので、僕はその中に入ろうとして勉強を頑張りました。そして、それをずっとやっていたら、いつの間にか一月になっていたワケです。ですが、これはあくまでも僕の場合です。人によって、目指す目標やそれに向かう努力の仕方は違います。それを気に留めておき、受験勉強を共に頑張る「仲間」をぜひ大切にしてほしいです。心を燃やしてテストの結果で勝負するのも良し。お互いに分からないところを教え合うのも良し。表面に出さずに心を燃やすのも良いと思います(僕はそんな感じでした)。そんな感じで仲間を大切にしてほしいと思います。
〈夏期講習〉
いろいろな先生が言っていたと思いますが、この時期は大幅な学力アップが期待できる時期です。僕自身はむしろ偏差値が下がってしまったので、授業はいつもより真面目に聞き、宿題はきちんとこなした方が絶対良いです。また、総仕上げテスト直前になると慌ててテキストを復習しようとする人が多く出ますが(僕のことです)、復習は日々のスキマ時間や時間に余裕がある時にやると良いです。
〈六年生の九月~十二月〉
後期は驚くほど宿題の量が増えます。さらに、日曜日の講座の時間が長くなるので、この時期は集中力が勝負になります。集中力は自習室を使うことで養うことができます。今からでも遅くないので、ぜひ使ってみてください。また、自分が通っている校舎でも志望校の対策が始まります。僕は苦手科目だった社会と、下がり気味だった理科の補助プリントを、先生からもらいました。
実際にやってみると、プレ中で、社会は60点台から80点前後を取れるようになり、理科は80点台をキープできるようになりました。
これを読んでいる人も僕のように補助プリントをもらうかもしれないので、もらった場合はそれを本気で最後までやると良いです。
ここで誤解してしまう人が少なからずいると思うので言っておきますが、日々の宿題が優先ですからね‼補助プリントは宿題より優先度が低いので、何を勉強するかの選択にはご注意を……。
また、この時期は体調を崩しやすいです。宿題が増えて遅くまで起きてしまい、僕は体調を崩したことがありました。これは、受験勉強の生活の中で一番と言っていいほど良くないことです。それまで積み上げていった努力が台無しじゃないですか‼何が何でも、体調は一番に考えてください。
〈冬期講習〉
冬期講習は4コースに分かれて第一志望校のガチガチな対策が進められます。授業は真面目に聞き宿題もしっかりやりましょう。
と言っても、冬期講習や正月特訓は授業時間が大きく伸び、とても疲れると思います。宿題は多いし正月休みも少ししかないし……もう最悪だと僕は思いました。そんな時、僕を助けてくれたのはやはり仲間でした。駅や電車、駅から塾までの間で友達とおしゃべりをしたり、帰りには駅のお店でお菓子やパンなどを買って、一緒に食べたりしました。そういうのが、一日の中の唯一の癒しのようなものだったと思います。ぜひ仲間を大切にし、最後まで走り抜けてください。
〈入試直前期〉
いよいよ入試本番です。授業や宿題に関しては、もうここでは言いません。気をつけるべきことと言えば、時間の使い方です。
時間は時期によって価値が大きく違う、というのは僕の理科の先生の言葉ですが、その通りだと思います。僕の場合、入試が近づくと、夏期講習の総仕上げテスト前のような状態になってしまいました。常に、「もっと勉強しておけば良かった」と僕のように後悔しないような時間の使い方をしましょう。
長々となりましたが、結局伝えたいことは四つ。
1.何があっても落ち込みすぎず、前向きに‼
2.共に受験生活を頑張る仲間を大切に‼
3.受験生活を通じ、健康を第一に‼
4.復習は、後悔しないためにこまめに‼
他に大事なこともたくさんありますが、まずこの四つを守ると受かると思います。
ここまで読んでくれた人、ありがとう。
僕を支えてくれた、家族のみんな、学校・塾の友達や先生方、他にも多くの人がいます。僕を支えてくれて、ありがとうございました。君たちの努力が実を結ぶことを祈っています。













