あきらめなければ、夢は叶う
私は小学五年生の頃から塾に通いはじめました。通い始めた理由は、姉が私立中学に進学していて、とても楽しそうに過ごしていたことと、コロナ禍で友達と遊ぶことがあまりできなくなり、家でのんびり過ごすくらいなら、今しっかり勉強しようと思ったからです。五年生の頃は学校のあとは、塾と週一回の水泳に通う日々を送っていました。ある日、水泳の先生に、「記録会に出てみない?」と声をかけていただき、記録会に参加しました。とても緊張しましたが、自己ベストを出すことができました。そこにはもっともっと速い選手がたくさんいて、その選手たちがかっこよくて、私も水泳選手になりたいという思いが強くなりました。
選手コースに入り、週四回の練習が始まりました。すべての日に通塾することができなくなり、二時間の水泳の練習が終わると家でオンラインの授業を受けて宿題をやる、という日々が始まりました。自分が想像していた以上に大変でした。何度も何度も投げ出したくなり、その都度、塾の先生やお母さんと相談し、予定を立て直したり、学習の仕方などを考えました。自分の頭では分かっていても、疲れ切った体でオンライン授業を見て宿題をしたり、練習が終わった後に塾に行ったり、試合会場から塾に行くことは、とても大変でした。でもそれを乗り越えられたのは、塾の先生や家族の支えと自分の志望校に対する「行きたい」という強い思いがずっと心の中にあったからです。
しかし、毎日塾に通う仲間には追い着けなくなってきて、成績も少しずつ下がってきてしまいました。その時先生から、「個別指導で補っていこうか?」とアドバイスをいただき、個別指導にも通いはじめました。私は算数がとても苦手でしたが、先生に質問する時間も余裕もなく、分からないまま過ぎてしまっていました。個別指導に通いはじめてからは、たくさん質問をして、理解も深まり、成績も少しずつ上がってきました。
最終的には受験した学校全て合格することができました。四月からは第一志望の学校で新しい生活が始めることができます。
私のような通い方をする方は少ないと思いますが、私が無事第一志望校合格という結果を残せたのは、名進研オンライン授業というシステムがあったおかげです。このシステムがなかったら、中学受験と選手コースという二刀流を頑張りきれなかったと思います。これから先も名進研で学んだあきらめない心を大切に様々な試練を乗り越えていきたいです。
最後に、私のわがままな通塾を理解し支えてくださった中村公園校の宅見先生、松尾先生、鈴木先生、大林先生、春日井校の柳村先生、名駅校の武藤先生、本当にありがとうございました。













