こんにちは‼西大和学園中、名古屋中、東海中、滝中を受験し、名古屋中のスカラー、東海中、滝中学校に合格したものです。それでは僕の名進研での二年間について語ろうと思います。
【きっかけ】
四年生になって友達が受験することを知って、自分もやってみようと思いました。母に相談したところ通信教育や問題集から始めることになりました。いくつかの塾に体験に行きましたが、友達が通っていることと、自分に合っているのは名進研だ‼と思ったので、四年生の冬期講習から入会しました。
【生活】
親は「勉強しなさい」ではなく「早く寝て、早く起きなさい」という方針だったので早く寝ていました(できない時もありました笑)。とにかく体を大事にということで、朝には自家製ヨーグルトを食べていました。
【学習】
宿題をやることに重きをおいていました(特に直し)。余裕があったら他のことをやりましょう。
〇五年生前期
一ヶ月単位の勉強計画をたてていました。母が毎週の漢字テストのために漢字プリントを作ってくれました。計算トレーニングはしぶしぶやっていました(笑)。
〇五年生夏期講習
初めての夏期講習で、今までの入試で重要な単元の総復習+応用みたいな感じでした。そこまでつらくなかったですが、プリント整理は大変でした。学校の宿題はさっさと終わらせましょう。
〇五年生後期
週単位の勉強計画を立て達成できたかどうか、チェックをするようになりました。土曜テストゼミを受け始めました。一喜一憂するとココロとカラダが持たないのでやめたほうがいいです。五年生の間にオープンスクールは行きましょう。
〇五年生冬期講習
あんまり覚えていませんが、夏期講習に似ています。
〇六年生前期
土曜テストゼミが終わり、サンデー名進研が始まりました。コアマスター・完全制覇テキストの宿題の量が多くなります(サンデー名進研の直しも忘れず‼)。すべての単元の総復習のようでした。実力テストがプレ中学入試に変わり、範囲が一ヶ月単位ではなく、これまでの全範囲から出題されるようになります。
〇六年生GW
滝の算数対策講座と図形対策講座を受けました。課題が半端なく多く、毎日六時間「全集中」して終わらせました。ステップ2の直しまで行えるとよいと思います(直しが大事)。
〇六年生夏期講習
ハンパないです。朝の8時50分から授業を受けます。大体18時ぐらいまで自習し、宿題と前日の直しをしていました。
〇六年生後期
サンデー名進研が志望校別特訓になり、志望校に特化した対策が本格的に始まりました。志望校別特訓では前年の志望校プレを扱っており、後半になるにつれテスト形式になります。絶対に受けましょう(もちろん直しは一週間後に必ずやりましょう)。過去問を本格的に解き始めます(直しをためると終わります、いろんな意味で)。過去問は一週間に一年分のペースでスケジュールを立てて取り組みましょう。この時期になると宿題の量が増えるので宿題の優先順位(直し→ニガテで入試に出る単元→入試に出る得意な単元→ニガテな単元)の順にやりましょう。プレ中が難しくなり、志望校判定が出ます。
〇六年生冬期講習
志望校別特訓に似ています。19時ぐらいまで自習し、前日の直しと宿題をやっていました。
〇六年生正月特訓
宿泊が無く、通塾で行われます。21時まで自習し、次の日にすべての直しをしました。普通ならココロとカラダが悲鳴を上げますが、GWと六年生夏・冬期講習を乗りきった自信で乗り切りました。元日に某地震がありました。そして正月特訓が終わってすぐに西大和学園中学校を受験しました。
〇六年生入試対策直前講座
ピンク色のテキスト(国語、算数)とプリント(理科、社会)をやるようになります。
【直前期】
感染対策のため試験の一週間前から休み、9時~19時頃まで自習室に通いました。過去問、プレ中、志望校別特訓、正月特訓、冬期講習の直しを何度もやりました。優先順位は過去問→プレ中→志望校別特訓→冬期講習→正月特訓です。少なくとも、過去問の直しはした方がいいと思います。
【それぞれの教科について】
〇算数 普通+スキ→得意+スキ
難しい問題にチャレンジすることは六年生の前期と授業中だけにしてください。標準~得意単元の応用までできれば東海の合格者平均は超えられます。僕は東海の一枚目全部とウラの小問1だけやっていました。
〇国語 ニガテ+フツウ→得意+スキ
「求められている条件の内容に線を必ず線を引くようにしてください。」と国語の先生が毎回の授業でおっしゃっていました。70点以上行くと思います。文法はサーパス(六年生)、漢字はコアマスター(五年生~六年生前)漢字の要(六年生)で対策しました。
ちなみに漢字の要からは八割ほど入試に出るそうです。詩と短歌はあきらめました(笑)。論説文よりも物語文のほうが難しいことが多いです。滝中学は必ず根拠は本文から、設問要求を正しく読み取り(条件を満たしていないと採点されない)、東海中学校では設問要求の読解を心掛けましょう。
〇理科 得意+スキ→得意+スキ
知識は完璧にしましょう。計算は条件整理を心掛け、データ読み取りは実験での条件との関係を読み取りましょう。東海中学校では時間配分を心がけ、滝中学校では知識問題から解くように心がけましょう。ちなみに学校別の難易度と目標得点率は、西大和(60%)、洛星中学(65%)滝中学(70%)、名古屋中学(75%)、東海中学(80%)にしていました。滝の物理、西大和の化学、東海・西大和の力学、西大和、洛星の地学は難しいです。ちなみに僕の校舎では、ある先生が自作テストを作ってくれて、入試でも的中させていました‼
〇社会 得意+スキ→得意+スキ
小学校中学年までに角川文庫の「日本の歴史」の漫画を読んだので歴史は八割~九割後半取れました。五回読みました。地理は差が分かれる分野ですが、地域ごとのイメージを具体的に持っておくと資料問題で点が取れます。公民はとにかく覚えるのみです。しかし東海中学ではほとんど出ません。
【過去問の取り組み方】
一週間のスケジュールに組み込んで、時間配分を意識して解きましょう。西大和は過去問を解いたら採点し、解説を読んでから先生に提出しチェックしていただきました。僕は滝(八年)東海(算数のみ十年、三教科五年)、西大和(六年)、名古屋(二年)、洛星(一年)、愛工大名電(一年)分を解きました。過去問や志望校別特訓などでの苦手分野、入試でよく出る単元、問題の難易度を母がすべてまとめてくれました。とても感謝しています。
【入試当日】
持ち物の準備だけは万全にしましょう。一科目終わったらすぐさま切り替えて次の科目に取り組み、試験が終わったらもう忘れましょう。試験中は他人の様子を気にせず、試験態度も気をつけましょう(試験態度が悪くて落ちた人もいるとか……)。休憩時間中にトイレで前の教科の出来を話し合う生徒がいますが、絶対に気にしてはいけません。どこの中学の問題のレベルも毎年上
がっていきます。精神面への影響を考慮して試験結果はすべての試験が終わってから見ました。
最後に
僕は学校でよくいじめられていました。もちろん塾では課題が待っていました。しかしそれを家族や先生などに支えられて乗り越えてきた分、成長できました。僕は自分で中学受験を志したので、モチベーションを保つことができました。これを読んでいる人は今も頑張っているはずです。入試当日までに自分のやれることをやっておきましょう。