僕はサッカーとフットサルを両方やっていて、コーチに名古屋中学校の魅力を聞いて中学受験をしたいと思うようになりました。そして四年生の夏、名進研の夏期講習に参加して勉強が楽しいと思い、入塾したいと母に伝えました。

両立はとても大変で覚悟が必要でしたが名進研の先生方はいつもとても親身になってくれました。練習日と塾が被り、なかなか厳しくなってきたので、Dクラスのある名駅校にうつることを先生に相談して、五年生の冬からはDクラスに行きました。六年生になるとクラスのみんなの集中力が一気に上がり、自分も置いていかれないように頑張りました。

僕の勉強法は、夜は練習があるので割と早寝でした(笑)。朝は5時に起きて計算トレーニング、漢字の要、コアマ、サーパスをやりミルバで授業を見直したり、土曜日に試合もある日があるのでその週の火曜に配信されたらすぐにミルバで授業を見て、わからないところは解説動画をしっかり見たり、次回先生に会った時に質問をするようにしました。

春期講習や夏期講習、特に正月特訓ではとても疲れて自分の力の無さを感じましたが、同じクラスの子や一緒に電車で通う子達と受かったら何をしたいか、などと話し合ったり問題を電車で出し合ったりするのがとても楽しかったです。サッカーやフットサルのようにこれもまたチームだな、孤独じゃないなと感じました。先生方も両立できる方法を考えてくれたり、励ましてくれたり、実は嬉しくて何度も泣きそうでした。

僕は第一志望が名古屋中でしたが、母に東海を目指さないと名古屋は受からないと言われ、模試でも東海中を意識して挑みました。初戦の愛知中……なんと時計を忘れてしまい、コンビニにも売ってなくて困っていたら、会場近くで待機していた名進研の先生が貸してくれました。直接お返しできずすみません。でも時計が見えない席だったので本当に助かりました。帰りに時計を二個買いました。翌日名電もリラックスして臨み、名古屋中はサッカーの練習でも何度も来ていたので緊張はなかったです。いや、緊張はしていたのかな。緊張している自分を知ることが大事と試合の時も言われていたので、その効果もあったと思います。PKの方がよっぽど怖い(笑)。

僕の体験が皆さんの力になれば幸いです。

追伸
僕は漫画が好きなので遠征先や移動中は、中学受験の漫画や歴史漫画を読んでました。ガチガチに勉強ではなく、息抜きは必要です。体と心が壊れてしまいますよ(笑)。