「軌跡」
二年前の兄の名進研合格体験記を書いていたことを思い出します。あの時、これからまだ二年あるんだ。これからの名進研での二年間、この子はどんな足跡を付けるのだろう。と、兄のときよりは、少し冷静な眼差しで名進研生の息子を見ていました。
そして、名進研にいた兄とは全く違う足跡を付けてきたように思います。違って当たり前だと思われるかもしれませんが、兄の時の経験はあてにならず、親は振り回されるばかりでした。
二人の子を名進研から私立中学に送り出し振り返ってみると、私はお弁当作りと名進研への送迎という仕事をさせて貰え、子供と向き合う大切な時間を過ごせたのだと名進研には感謝の気持ちが沸いてきます。勉強面では、ほとんど見てあげられなく名進研と本人任せでした。でも、それがよかったと思います。兄弟共に自分で決めた事は、最後迄全力でやり抜く姿勢を持っていましたので、違う学校へ進む事が決まった時、「これが個性かな、きっと、これからもお互い刺激し合いながら成長していくのだな」と感じました。
そして、息子達の中学受験を終え、東海中学校出身の主人から出た言葉は、「やっぱり自分と違うんだ。将来(今後)が、楽しみだ。」と、本当にそう思います。子供は一人の人間なのですから、その子なりの努力を認め、支えて応援し続けるのが名進研生の親なのだと、二人共、十二歳にして名進研で貴重な経験をさせてもらえたと思っております。
しかし、頑張ったご褒美に、名進研で一緒だった憧れの子(女子)と滝中学校に進む事になりました。プライドの高い息子は、きっとまた頑張っていくことでしょう。
最後に、名進研にお世話になり足掛け五年になりますが、息子達の受験を支えてくださった名進研の先生方、本当に有難うございました。そして、これから受験を迎えられる名進研生の親の皆様、子供の健康を第一に温かい眼差しで子供を支えてあげましょう。












