心身共にできるだけ
隣で名進研の合格体験記を書く息子を見ながら、私もこの原稿を書ける喜びを感じております。
約三年前、息子の「中学受験頑張る。」の一言から、親子での中学入試が始まりました。
当初は、息子が名進研の授業についていけるか心配しておりました。困った時は名進研の所属校の先生に面談をお願いしたり、電話で相談に乗っていただきました。また、名進研の受験生のお母様方にも話を聞いてもらい乗り越えることができました。六年生の前期まで、息子はマイペースに勉強し、多少上下しながらも名進研での成績は良い方でした。しかし、名進研の夏期講習では長時間の授業に加え、名進研の山のような宿題にペースを崩し、二学期の始めには肺炎で入院してしまいました。これでは入試の日まで身が持たないと、名進研の所属校の先生に相談、息子とよく話し合い、無理をしすぎない事を約束、母は時間の管理に留意しました。疲れていそうな時は昼寝するよう促し、可能な限り自分のペースでいいよと息子に声をかけました。それからは、入試に向けて自分で上手にバランスを保っていけたようです。その結果、名進研の成績は上位を維持し、受験した四校全てから合格をいただき、四月からは東海中学校の生徒の一人に加わります。
入試までの日々、学校に行き、名進研の授業・テストを受けて宿題もこなしていくことは、小学生にとって並大抵の努力ではできないと考えられます。親としては、子供を見守り、心身ともにできるだけ良い状態で入試当日を迎えられるように支えて行くことが大切と思われます。私が留意したもう一つのことは、家ではほっとできる、家族で笑顔になれる環境づくりに心がけたことです。また、お母様ご自身も息抜きをしてください。お子様のためにも。そして、この名進研の合格体験記を読まれている皆様のもとにも、桜咲く春が訪れますように。
最後になりましたが、名進研の先生方、三年間熱心に御指導いただきありがとうございました。入試当日の寒い中、中学の校門前で待っていてくださった、名進研の先生方のお姿は一生忘れません。












