二月、四年間の名進研生活が終わりました。残念ながら兄と同じ滝中学校に合格することはできませんでした。愛知中学校、名古屋中学校、南山中学校男子部から合格を頂けたことは、次男の頑張りがあったからこその結果で、拍手をおくりたいと思います。

 兄の影響で三年生から受験生活がスタートしました。自分も兄のように毎日楽しく通学し、部活動を通じて良い仲間に巡り会えたら…、そのためには滝中学校で学びたい。そんな思いが日に日に強くなっていったように感じます。スタートは早かったけれど、思うように成績は伸びませんでした。テストゼミで白星がついたこともありましたが、結果をみては落ち込み、プレ中学入試はと頑張ったけれどこれまた落ち込み、この繰り返しでした。

 やればやるだけ伸びていく子に違いないのだけれど、次男はできれば楽して高得点をとりたい、そんなことばかり思っていたようです。ゲームばかりしていては(楽していては)いい点はとれないのはわかっているものの、いつまでもダラダラした生活が六年生になっても続き、やっとスイッチが入ったのが、正月特訓教室以降。これに参加していなければ、三校の合格はなかったのではと思います。塾の先生からは、南山中学校男子部合格のあと、彼には勢いが感じられるのでこのまま全勝といきたいところです。と言われ、そうなることを期待していましたが、やはり、滝中学校は遠かった…。繰り上げ合格の日も待ちましたが、結果、それがくることはありませんでした。

 十二歳の子供が、このような現実を受け入れなければならないのは、本当に辛くて、かわいそうで、それを思う度に私達も胸をしめつけられる思いになります。が、名進研で頑張った四年間は決して無駄ではない、そのことは本人が一番よくわかっていると思います。

 卒業式を終え、次は入学式です。いろんな思いがあるでしょうが、堂々と胸を張り、これからの六年間が有意義なものであってほしいと願っています。

 最後に四年間お世話になった名進研の先生方、本当にありがとうございました。