名進研 合格体験記
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保護者の声・評判(中学受験)

息子の涙と成長

 とびきりの笑顔で「滝中学新入生ガイドブック」を読む息子を前に、中学受験が無事終了した事を改めて実感しております。

 長い様で短かった三年間。息子とは何度も何度も衝突し、息子が流す悔し涙は数え切れない程、見てきました。親子で模試の結果に一喜一憂…。
 大人の私でも心おれそうになったのは一度や二度ではありませんでした。

 一月下旬、入試が始まった頃、息子は緊張からか無口になり、食事の量も減りました。しかし、ここから私ができる事は息子の健康管理(もちろん自分自身と他の家族の健康管理も含め)と毎日塾で長時間過ごし、くたくたになって帰宅する息子にとって、たとえ一瞬だとしても我が家を心安らぐ場所とする事でした。

 第一志望校入試前日、私は自分でも何がどう不安なのか分かりませんが、とにかく不安な気持ちを拭うことができず、自分の情緒の不安定さに正直びっくりでした。息子の方がよっぽど不安であったと思いますが…。

 そしてやってきた当日。本人は第一志望校、第二志望校と共に思いの外リラックスモード。受験校に到着し、所属校の先生から頂いたお言葉と握手でスイッチが入った息子の表情は今でも鮮明に覚えています。
 すべての日程を終えた息子。結果、四校受験し三校の合格を頂くことができました。私にとって滝中学校の合格は言葉にできない程の喜びでした。

 滝中学校合格発表前日、東海中学校の不合格通知を手にした息子が、
 「自分ではこの不合格は納得した。でも先生達やお母さん達に悲しい想いをさせてしまって辛い…。お母さんごめんね。」
 と涙をポロポロこぼすのです。その翌日に手にした滝中学校の合格通知。今度は嬉し涙を見せてくれた息子を私は思わず抱きしめ号泣してしまいました。息子にとって大変険しく辛い道のりだった三年間。名進研で学ばせて頂いたものは勉強だけではありませんでした。算数が苦手だった息子ですが、最後まで弱音を吐かずひたすら問題を解く姿、辛い状況の中で見せてくれた周囲への気遣い。この様に精神面でもとても大きく成長させて頂きました。この先、こんなにも息子と濃い時間を共有することはないでしょう。
 私の想像をはるかに越えるがんばりを見せてくれた息子を誇りに思います。

 最後になりますが、所属校の先生方。いつも熱心で愛情あふれる御指導で息子を支えてくださり心から感謝申し上げます。名進研ですごした時間は、私達親子の大切な宝物です。

楽しかった名進研

 私立中学受験を決めたのは、五年生の春休み前でした。子供が素直に従うタイプではなかったので、受験を無理にすすめませんでしたが、子供のほうから「受験したい」と言って来ました。近いし他の塾の名前も浮かばなかったので、名進研にお世話になることにしました。

 ところが、入会テストに落ちてしまいました。漢字は一問も出来なくて、小学校の勉強がいかに身に付いていなかったか知り、驚きました。ひとまず春期講習を受けさせてもらい、再度入会テストに挑戦しました。
 このとき子供は珍しく焦り、勉強して塾に入りたいという気持ちが強くなったと思いました。春休みに必死で?勉強した結果、無事ようやく入会出来ました。
 塾に入って、もちろんほぼ最下位だったのに、子供の話は塾のことばかりになりました。
 「名進研の子はみんな天才なんだよ。」とか、
 「学校の授業の一時間はすごく長いけど、名進研ではあっという間なんだよ」とか、
 「どうしてもっと早く名進研に行かなかったんだろうか、早く行けばよかった」とか、名進研が大好きになりました。

 だから「行きたくない」と言ったのは、たくさん叱られた後に、宿題をなくして、「今日は休む」と言った時と、第一志望校のテストが出来なくて、大泣きして寝てしまって、休んだくらいで、楽しく通わせてもらいました。
 先生にも沢山注意してもらったり、叱っていただきました。子供部屋の天井には「○○先生に叱られた」と書いた紙が貼ってありました。進路指導も真剣にしていただき、本当に良かったと思っています。一度家で、「自分は正しいのにすごく叱られた」と大泣きした事がありました。私にはどんな事なのか、はっきりわからなかったのですが「日頃の行ないが悪いから注意してくれてるんだよ」としか言えませんでした。沢山泣いた後は、今まで以上に晴ればれと、すっきりしたので、すごくいい経験をさせてもらっているんだと思いました。

 名進研に通うことが出来て、中学受験して第一志望校ではなかったけど、合格した学校に通うことが出来ると思うと夢でいっぱいです。合格した事も、もちろんうれしいですけど、名進研での経験を「楽しかった。また行きたい」と言うのを聞いて、心から間違ってなかったんだと思うことが出来ました。
 真剣にご指導頂き、本当にありがとうございました。

親が子どもに出来ること

 息子が受験を決めたのは小学校三年の時です。鉄道研究会のある中学がある事を知り、東海中学校の九月祭に出掛けたことが始まりでした。本人の電車好きが高じて「鉄道研究会のあるこの中学に入りたい。」と言い出しました。丁度、仲良しのお友達が一緒に受験しようと誘ってくださり、息子も気軽に受験を言い出したのだと思います。我が家は普通の共働きサラリーマン家庭で、夫婦ともごく普通の成績でした。母としては『息子が東海中学校に入学?そんなことがあり得る?』が本音でした。

 主人と息子と三人で話し合い受験するには、
 ・学校が本分であること
 ・途中で投げ出さないこと
 ・一生懸命勉強すること
を約束し、四年生から名進研に通い始めました。

 初めは新しい環境や勉強が面白かった息子にも中だるみの時期が有り、勉強をしても成績は伸び悩み、自分のしたい遊びも出来ず、学校の宿題も塾から帰ってからの日が続くようになりました。六年生最初のプレ中学入試では東海20%未満という成績でした。保護者面談で、
 「まだまだ余裕が伺えます。私から話しましょう。」
と言ってくださり、
 ・本気で合格する気があるのか
 ・友達と話す時間があるなら時間が無いとは言わない
と忠告してくださいました。私にも、
 ・中学受験は保護者との二人三脚、全面的にサポートが必要
と厳しい言葉を頂きました。

 先生の言葉を聞き、おしりに火がついたのかそれからは、塾のない日も私が仕事から帰って来る時間には勉強部屋にこもっていたり、勉強の休憩時間と言っては歴史マンガを読んだり、テレビは時事問題に関するものであったり、正月特訓教室に参加しませんでしたが、みんな頑張っているからと机に向かっていました。そんな中で親として子どもにしてやれた事は、
 ・たくさんのプリントやテストを教科別、講座別に整理する
 ・躓いている部分のテキストをコピーして目につきやすい壁に貼る
 ・毎日五時起きで弁当を作る
 ・主人と連絡を取り合いお迎えに行く
この四点だけでした。息子には毎朝、新聞を取りに行く、家で晩ご飯を食べる時は仏壇に手を合わせる、お風呂の湯を入れる、シューズを洗う等小学校に入学した時からしている習慣は続けさせ、先生に言われた全面的サポートとはほど遠い生活でしたが、仕事を持つ身としてはこれが精一杯でした。

 成績はTN3から変わらず、白星から黒星までの成績で先の見えない日々が続きました。母としては気持ちが焦りましたが、出来ることは限られイライラしても怒っても状況が変わるわけではなく、苦しい気持ちをグッと押さえ帰宅途中の車の中で問題を出し合ったり他愛ない話をして気分転換したりしました。最後には風邪をひかないように体調管理に気を付けつつ、余分なことは考えず仕事に集中する日々でした。

 受験の日を迎え運も味方して、結果は星城中学校(石田奨励賞)、名古屋中学校、東海中学校と三戦全勝‼結局、息子の心には先生の言葉が胸に響き、光の見えない目標を目指し最後の一秒まであきらめず、東海中学校に進みたいと思った気持ちが強かったのだと思います。私が思っている以上に息子は頑張っていたのだと思いました。親ばかですが、息子の頑張りに拍手を送りたいと思います。
 そしてこれからも変わらぬエールを送りたいと思います。

三男の中学受験を終えて

 「僕だけ東海受からなかったらどうしょう」次男の合格通知を見て三男が言った言葉です。

 「自分が受かった学校に行けばいいんだからね‼」と言ったものの、三男の場合は余裕をもって入試に望まないとプレッシャーに押しつぶされてしまう可能性が高くなると感じました。良かったことは、新四年生になる時期だったので時間があること、兄二人のアドバイスが聞けることでした。その甲斐あって東海合格の通知をいただいた時には、嬉しい気持ちというよりかは安堵の方が大きかったです。三回目の受験の際、して良かったと思う事、注意した点を書き記したいと思います。私自身が合格体験記に救われましたので、どなたかの参考となれば幸いです。

①第一志望に対する気持ちが強かった
 勉強がうまく進まない時でも、リフレッシュして少し遊び、また次に進めました。四、五年生のうちにオープンスクールなどに行き気持ちを高める事をお勧めします。最後は、受かりたい気持ちの大きい子が強いです。

②六年生にあがる前までに計算ミスを最小限に、そして語彙力をつける
 六年生からは塾でも宿題になる計算五問ですが、三男が四年生の時あまりに計算ミスが多かったので、六年生になるまでほぼ毎日続けました。短い時間で朝に計算と語彙五問と決めてしまえば、負担にならなかったです。これで計算ミスは減りましたが、国語力UPしたかどうかは残念ながら分かりません。

③算数の難問対策(東海の算数対策)
 トップレベル講座EXの算数は勿論受講しました。四、五年生の時はテキストの発展問題はその単元の時に、必ず解く時間を作りました。なかなか正解する事が出来ず、先生に相談し対策を考えてくださいました。東海の算数はテキスト+αが必要だと思います。

④理科社会は、その単元の時にしっかり覚える時間を確保する。
 東海では、理科社会も各百点なので点が取れると気持ちに余裕が持てます。一度しっかり覚えると、また忘れてしまっても次に覚える時には時間がかかりません。

⑤親子でもめた時には、追い詰めない。
 これは長男次男の時からの反省で、もめた時は結論を急がず長男次男を巻き込んで話し合いをしていました。校舎の先生から言ってもらうのもよいと思います。

 最後になりましたが、三人の息子を熱く熱く御指導くださった先生方、本当に有難うございました。一緒に切磋琢磨して学んだクラスの友達のおかげで、つらい時も乗り越えることが出来ました。感謝しています。

 これから受験を迎える皆様に納得のいく受験が出来るよう心からお祈り申し上げます。

受験勉強を乗り越えて

 第一志望東海中学校に合格して、一ヶ月が経ちます。子供は、自信がついたのか胸を張って毎日学校へ通い、放課後クラスの同級生と仲良く遊んで帰宅します。
 六年生後期からは、友達と遊べず、試験などで精神的にもイライラしていた子供は、同級生とけんかをし、親としてはとても心配でした。
 特に、受験一ヶ月前になると親も子も不安になり、ささいな事で悩んだり、けんかしたりしていた事を思い出します。そんな時、名進研の先生方の励ましや、同じ受験に向けて頑張っている塾生と話をすることによって、親も子も心が落ち着き、厳しい受験を乗り越えられたと感謝しています。

 志望校の過去問題集は、五年生分一回まわり終え、一ヶ月前は間違えた問題を中心に苦手な分野を、完全制覇シリーズで勉強していました。冬期講習、入試直前対策講座のテキストも同時に勉強していました。また、塾から配られる社会・理科の対策プリントは、とても役に立ちました。

 一月中旬頃から、小学校でもインフルエンザが流行りだし、ワクチン二回接種していたので大丈夫だと思っていたのですが、入試一週間前にインフルエンザに罹り、とてもあせったことを思い出します。早く熱が下がってほしいと願い、不安しかありませんでした。熱が二、三日で下がり、すぐに勉強を始めました。
 子供はあせっていて、入試三日前に勉強していたら、突然泣き出し、
 「受験したくない。問題解いても、間違えてしまう。合格できない。」
 と言って、机から勉強道具を落として泣き崩れていました。子供の緊張も頂点に達していたため、なだめて、勉強も見直すだけの暗記に変えていきました。

 一週間前は、暗記だけの勉強方法にすればよかったと反省しました。入試当日は少し緊張していましたが、試験終了後、笑顔で戻ってきて 「できたよ。プレ中学入試より緊張しなかった。」と自信に満ちていました。泣いた姿を見たのは、一度だけで、受験したくないと言ったのもこの時だけでした。厳しい受験勉強を、よく乗り越えられたと、ほめてあげたいです。

 乗り越えられたのも、塾の先生方のお力だと感謝しています。中学受験は辛いですが、人生において良い経験になったと思います。親も子も、大きく精神的に成長できたと思います。

十一ケ月と五日

 夫の仕事の関係で長年住んだ北陸を離れ、地元愛知に戻ってきたのは、息子が五年生の二学期のことでした。以前は国立の附属小学校に通っておりましたが、愛知では公立に通わせるつもりで何の準備もしておりませんでした。集団の塾が苦手で、小学校のペースに合わせた個別指導の塾に少し通っていました。

 ところが明日から冬休みという日、突然息子が中学受験をしたいと言い耳を疑いました。私は残り一年では無理と言い、そのうち熱が冷めるだろうと年明けまで待ちました。しかし息子の気持ちは変わりませんでした。本気でした。夫は断然、公立志向で中学受験には反対の考えを持っておりましたが、息子の意志を尊重することに決めました。希望の校舎はすでに定員がいっぱいでしたが、しばらくして空きができたと御連絡頂き入会できました。これが運命でした。

 三月一日、いざ受験勉強を始めてみれば驚きの連続でした。私も何十年か前に名古屋の中学受験を経験しましたが、それとは全く別物。カリキュラムと宿題の量の多さに驚き、ついていくだけで精一杯でした。常に私の心にあったのは、息子はスタートが遅いから勉強は遅れている、ということでした。そこで毎週社会のテキストをコピーし、その週に学習する単元を私自身も予習をして、お迎えのわずか十分程の車内で息子に問題を出していました。後期には理科もしていました(息子は嫌だったかもしれません)。

 当たり前ですが、プレ中学入試のたびに知らないことが多いと分かり(特に理科)、②テキストを購入して後期からは一日一問を隙間時間に解かせました。理解していない又は覚えていない単元が出てくるたびにテキストをコピーしたり紙に表を書いたりして壁に貼りました。壁がいっぱいになるとドアに貼り、まるで暖簾のようになりました。これは本来息子がするべきことですが余裕も時間もなく無理でした。時間が足りない、受験をすると分かっていればもっと早く愛知に戻ってきたのに、といつも思っていました。
 第一回のプレ中学入試では志望校より10以上も偏差値が低かったです。ところが第二回で成績が上がりJSクラスに進むことができました。その後夏休みも息子なりに一生懸命勉強していましたが、遊びの誘惑は多々ありなかなか思うように成績は伸びませんでした。夏休み半ばにはゲーム機を封印し、九月にはスマホのゲームもしないと決めました。それは入試が終わるまで守りました。息子は偉かったと思います。
 十月にまた少し成績が上がりましたが志望校には危うい感じでした。その後さらに大変でした。志望校別プレ入試も始まり、すべきことが多くて必死でした。成績がよくないことが多くて、このままで俺は受かるのかと嘆くこともありました。

 十二月のある日、もう塾をやめたいと言い部屋に閉じこもりました。それまでにも何度か言ったことはありましたが、このように閉じこもる程のことは初めてでした。「せっかく十ケ月頑張ったのだからもう少しやってみよう。お母さんは信じているから。」と何とか励まして、その日は遅刻して塾へ行きました。
 しかし努力は裏切りませんでした。その直後の滝中プレ入試で合格率80%をとることができました。それまでは先の見えない暗黒の中にいる感じでしたが、一筋の光が差した気がしました。息子はまだ合格したわけでもないのに大声でこの結果を喜びました。それからわずか一ケ月半でしたが全力で勉強できたと思います。

 第一志望にはあと一歩届きませんでしたが、合格した学校は縁があるのだと思います。このような立場で恐縮ですが私の思うことを書かせて頂きます。

 息子は毎週日曜日のテストゼミを受けてクラスアップしていったことが合格につながったと思います。六年生入会の三月にKS4からスタートし、TN2で終わりました。名進研のカリキュラムは大変でしたが、名進研でなければたった一年弱で合格はしなかったと思います。先生方はとても熱心で、息子の勉強面のみではなく精神面も支えてくださいました。
 息子は理科が苦手でずっと成績がよくなかったのですが、入試直前の十二月と一月あたりで悪くない点数を取るようになりました。国語も同じです。直前まで伸びると思います。

 正月特訓教室は息子にとってとても有意義なものだったようです。しかしマスクをしていなかったせいでしょうか、直後にインフルエンザにかかってしまい最後のプレ中学入試が受けられませんでした。マスクはした方が良いと思います。

 十二月から一月にかけての模試や入試をできる限り受けてよかったと思います。試験に慣れることはもちろん、本番の試験に着ていく服装や必要な持ち物を決められます。普段は寒がらない息子ですが、早朝、滝中学校へ向かう際はガタガタと寒がりました。どの中学校も教室内は暖かいようですが、外気温は名古屋市内の学校とは違うのかと思います。
 直前期は健康管理には気をつけました。食事は普段通りを心がけました。入試当日の朝食は特別にせず、いつものようにしました。つい食べ過ぎてお腹をこわさないためです。

 私にはできませんでしたが、母親は子供に常に明るく接し、どんな時でも前向きな言葉をかけるとよいでしょう。その方がやる気が出ます。

 受験勉強期間十一ケ月と五日、本当にいろいろな事が起こりました。受験において勉強期間が短いことは不利なことばかりでした。しかしこれからは有利に働きます。息子にはまだ余力があります。中学生活で大いに発揮してほしいです。

 受験を通じて息子は本当に成長しました。学力のみでなく精神的に逞しくなりました。何より、誰に勧められた訳でもなく自分から受験をしたいと言い出し飛び込んでいったその勇気と強さ‼息子の体だけでなく心の大きさを誇りに思います。

 最後に名進研の先生方には本当にお世話になりました。貴重な経験をさせて頂きました。お礼申し上げます。

進学する学校が第一志望校

 四年生からの中学受験勉強、長く苦しい生活が一月末に終わり、現在は生き生きと三年間我慢し続けた遊びを楽しんでおります。そんな姿を見て、親としては、やっと子供らしい生活に戻ったとホッとしています。

 娘は、南山中学校女子部、愛知淑徳中学校、金城学院中学校の三校を受験し、愛知淑徳中学校と金城学院中学校から合格を頂きました。残念ながら、南山中学校女子部は不合格でした。
 南山中学校女子部の受験前日、当日の朝、娘は、絶対に合格してくる、合格できるから、と自信満々でした。これまでの名進研での模試やテストゼミ、幾度となく成績優秀者に名前を載せる事ができた事と、これまでの勉強にも十分満足し、やれるだけの事はやったから落ちるハズがないという気持ちからの自信だったと思います。

 ところが…入試が終わり、本人の顔からダメだった…と感じました。

 結果…不合格。

 あれほど頑張ったのにという悔しさ、名進研の先生に対する申し訳なさ、お友達へのプライド。様々な思いが交差する中、愛知淑徳中学校への進学は決めたものの気持ちがどうしても前向きになれないままでした。

 そんなある日、所属校の先生から「進学する学校が第一志望校」というお言葉を頂きました。
 母子共に救われた思いです。進学する学校が最高の学校、その想いを胸に、これまでの努力は無駄ではなかったと、誇りを持って娘には愛知淑徳中学校に進学してもらいたいと思います。

 本当にありがとうございました。

もう少し時間があれば

 二月、四年間の名進研生活が終わりました。残念ながら兄と同じ滝中学校に合格することはできませんでした。愛知中学校、名古屋中学校、南山中学校男子部から合格を頂けたことは、次男の頑張りがあったからこその結果で、拍手をおくりたいと思います。

 兄の影響で三年生から受験生活がスタートしました。自分も兄のように毎日楽しく通学し、部活動を通じて良い仲間に巡り会えたら…、そのためには滝中学校で学びたい。そんな思いが日に日に強くなっていったように感じます。スタートは早かったけれど、思うように成績は伸びませんでした。テストゼミで白星がついたこともありましたが、結果をみては落ち込み、プレ中学入試はと頑張ったけれどこれまた落ち込み、この繰り返しでした。

 やればやるだけ伸びていく子に違いないのだけれど、次男はできれば楽して高得点をとりたい、そんなことばかり思っていたようです。ゲームばかりしていては(楽していては)いい点はとれないのはわかっているものの、いつまでもダラダラした生活が六年生になっても続き、やっとスイッチが入ったのが、正月特訓教室以降。これに参加していなければ、三校の合格はなかったのではと思います。塾の先生からは、南山中学校男子部合格のあと、彼には勢いが感じられるのでこのまま全勝といきたいところです。と言われ、そうなることを期待していましたが、やはり、滝中学校は遠かった…。繰り上げ合格の日も待ちましたが、結果、それがくることはありませんでした。

 十二歳の子供が、このような現実を受け入れなければならないのは、本当に辛くて、かわいそうで、それを思う度に私達も胸をしめつけられる思いになります。が、名進研で頑張った四年間は決して無駄ではない、そのことは本人が一番よくわかっていると思います。

 卒業式を終え、次は入学式です。いろんな思いがあるでしょうが、堂々と胸を張り、これからの六年間が有意義なものであってほしいと願っています。

 最後に四年間お世話になった名進研の先生方、本当にありがとうございました。

魔法をかけ続ける

 四年生の夏期講習から名進研でお世話になり、受験した全ての中学校から「合格」通知を受け取る事ができた理由は、塾と先生と息子を信じて息子に魔法をかけ続けてきたからだと思っております。

 入会した当初は受験というものも理解できず、何の目標もなく、ただ何となく通い勉強をさせられている、そんな毎日だったと思います。宿題をするだけでしたから、もちろんクラスはJA。そんな彼を変えてくれたのは先生からの「目標が見つけられないのであれば、一度学校を見て来てください。」の言葉でした。

 一校目「別にここでもいいよ。」二校目「んー。」三校目「ここに行きたい。ここにする。」

 息子が初めて意志を示し、目標を見付けた瞬間です。私が先生を信じようと決めた出来事のはじまりでもありました。

 それから息子を信じました。六年生になってもゼミクラスはTN3です。それでも息子の意志は固く、目標に向かっている姿、行きたいという強い気持ちを尊重し、私も妥協する言葉を口にする事をやめました。

 母親として、私が息子のために何をしてやれるか。塾の送迎、お弁当作り、願かけ等、みなさんがやられているのと同じようなことの中で、私は息子に魔法をかけ続けてきた事が大きかったように感じます。あるオリンピック選手が、幼少期にずっと父親から「あなたはオリンピック選手になる」と言われ続けてきたからなるものだと思っていた。とおっしゃっていたのを、息子に実践してきました。魔法の言葉「あなたなら大丈夫」「必ず合格する」「ダメじゃない。本番でできたらいい」と声をかけ続けました。言い方は悪いかもしれませんが、洗脳させていたのかもしれません。

 言葉は不思議なものです。良くも悪くも人の心を動かします。まして親からの言葉は子供にとって一番です。親が「だめだ」と言えば子供はすぐダメな方向へ向かうと思います。親が「大丈夫」「できる」と言えば子供は頑張れます。できます。そして合格を勝ち取れます。私はそう信じてきました。

 これから受験を迎える皆様、紆余曲折あると思います。そんな時こそ、お子様を信じて魔法の言葉を振りかけてあげてください。

 皆様のご健闘をお祈り申し上げます。

大丈夫、大丈夫

 我が家の場合は、とにかく逆の考えで受験まで突き進みました。
 生活面では、基本は睡眠を十分にとり、とにかく睡眠時間を確保しました。なぜかというと、睡眠不足だと授業中に眠くなり集中出来ないからです。出来るだけ、授業で脳がフル活用出来る様に一日の疲れはためないように心がけました。
 もう一つの理由は、睡眠不足だと、体の抵抗力が落ち、風邪や病気にかかりやすくなり、結局授業などを休まなくてはいけなくなるからです。ですので、宿題も大切ですが、無理に夜遅くまでやるのではなく、あえて、宿題を残したまま早めに寝ました。残りは土日などの時間が確保しやすい時にやりました。

 テストゼミも逆の発想で社会など覚えていない教科の試験をしても、点数がとれないのが分かっていたので、ただ机に座っている時間をけずるつもりであえて、テストゼミは受けませんでした。そして、その時間を前回の宿題の残りを解く時間にあてました。
 皆さんがテストゼミを受けている間は、ひとつでも多く覚える時間にあてました。学習場所は自宅では出来ないので、自習室はほぼ毎日使いました。名進研が休みの時は、市の図書館などを利用して学習しました。

 常に前向き思考で、やれば必ず出来るという気持ちだけは持ち続けました。何度プレ中で20%未満でも、最後には上がる、最後には上がると信じていました。
 しかし、最後の最後まで上がることはありませんでした。もう直前、正直半分諦めていました。信じ続けたプレ中学入試の合格率が上がらなかったからです。
 ですが、ここまできたのだから、諦めるわけにはいきません。
 心を強くして残りの一か月を大切に、コツコツと取り組みくじけませんでした。わずかな希望を胸に頑張りました。
 子供にも大丈夫、大丈夫、頑張ればなんとかなる。と、励まし最後まで諦めませんでした。
 そして合格の二文字を頂いた時は、努力は裏切らないと確信しました。

名進研 私立中学受験コースJunior high school exam course

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