名進研 合格体験記
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保護者の声・評判(中学受験)

合格より先の目標を

 十一月の志望校別プレ入試の結果は、東海中学校も滝中学校もC判定でした。

 それまで全体で百番以内くらいだった成績が、夏休み明け頃から下降気味だったので心配していたのですが、この時期にきてこの結果と、落胆してしまいました。
 それまで家族ぐるみで息子の受験を応援し、幼稚園児の妹弟も満足に遊びに連れて行けず、お金も時間も受験を中心に動いていましたので、言ってはいけないと分かっていても、「ちょっと、がっくりだね……」と言ってしまいました。
 すると息子は、
 「僕が、いとこの中で一番年上だから、一番がんばらなくちゃいけないのに」と言いました。
 私はとても驚きました。
 息子は、自分が志望校に受かりたい、という当初の目標のためではなく、家族や親戚の期待に応えるために頑張っていました。
 私は、そんなことのために頑張らなくていい、本当に東海中に行きたいなら一緒に頑張ろう、本当に東海中に行きたいの?と聞くと、息子は「分からない」と答えました。

 それから私もいろいろと考えて、地元の公立中学校の資料と、東海中のパンフレットを息子と見比べました。公立も決して悪くはないけど、東海中なら学習環境はもちろん良いし、自由な校風で、高校受験も無いし、部活もたくさんある。公立ではできない経験がたくさんできる。
 名進研の資料だと、合格者と不合格者の差は、平均で1教科あたり10点くらい。その差を埋められるのは、本人の「絶対に合格したい」という気持ちだけだと思う。受験を頑張る動機が、「応援してくれるみんなのために」では、きっとこの差は埋められない。本当に東海中に行きたいと思わないなら、今から受験をやめてもいい、と話しました。
 息子は、もちろん東海中に行きたい気持ちはあるし、この時期に今更受験をやめるのは考えられない、もうちょっと頑張る、と言ってくれました。

 名進研の先生にも相談すると、「答案を見直したら、ミスが重なって点数を落としているのであって、理解できていないわけではないです。まだ修正できます、大丈夫です。」と仰ってくださいました。
 十二月からは、息子と一緒に朝6時に起きるようにしました。
 それまでは、正直に言えば「ここまで投資したんだから、結果を出して欲しい」と思うところがありましたが、息子も子どもなりにいろいろと考えて思い悩んでいたことを知って、今までよりもっと、息子に寄り添って応援しようと決めました。

 息子が目標に向かって頑張って、試験当日に万全の体調で、全力を出し切ってくれれば、それでいいと思うようになりました。
 父親が東海のOBなので、できるだけ息子と一緒にお風呂に入って、東海の生活はどうだったか、東海に入ったら何ができるか、何がしたいか、その後の進路はどうしたいかを話し合い、具体的に夢を描いていました。

 十二月下旬のプレ中学入試では、東海はB判定、滝はA判定まで浮上し、正月特訓教室では三日間の中でクラス内の順位を上げました。

 その後、名古屋中はスカラー合格、東海中、滝中も無事に合格することができました。
 最後まで頑張ってくれた息子と、抱き合って泣いてしまいました。
 受験に成功するかどうかは、本人の「絶対に合格したいという強い気持ち」が何より大事です。それがあれば、当日の緊張や、多少の体調不良も吹き飛びます。
 また、明確な目標をもって、一生懸命に頑張り抜くことができれば、たとえ結果が伴わなくても、かけがえのない経験ができるとも思います。
 息子の今の目標は、某国立大学医学部に入学して、そこで勤務している父親の講義を受けることです。東海中学合格がゴールではなく、その先の目標を見据えている息子を、これからも応援したいと思います。

中学受験を経験して

 私自身、全く中学受験の知識がありませんでした。地元の中学には、希望の部活がないことから始まり、受験に挑戦してみないかと話しをしたことがきっかけでした。娘の学力、家族の協力を得られるのか不安でした。入会許可をいただくも、今までの習い事などを辞め、受験中心になることに親のためらいもあり、今思えば、入会までに長い時間をとってしまったと後悔しています。

 娘は、体験授業を受け、学校とは違う向上心の高い同級生に出会いました。電車での通塾など、どんどんたくましくなっていくことを感じる日々でした。
 母親ができることは、大学ノートの線引きとお弁当作り。受験後、使用したノートを重ねて、娘の胸の高さまでの写真を記念に撮りました。がんばった証だとの事です。
 あとは、少しでも勉強のテンションを保ってがんばれるように、文房具はたくさん購入しました。夏期講習では、仲良しの子たちと揃いのシャーペンで、最後まで無事に乗り切ろう‼というお守りのように。一つ一つに思い出があります。

 名進研の先生方、チューターの方々、目標に向かってがんばった友達に出会えたことに感謝です。先生からの電話や、保護者会の話は、ひとりっ子の親で知識のない私にとって、ありがたかったです。
 私の宝物があります。娘の受験中に、入試前日と当日のことを携帯にメモし保存してあることです。読み返すと初心に戻り、またポジティブに家族でがんばっていけると感じることができます。

 娘には、この経験を通じて最後までやりきれた自信を、今後も持ち続けてほしいと思います。余談ですが、娘は子供にも中学受験をさせてあげたいと言ってました(笑)。
 名進研の先生方、チューターの方々、本当に娘を見守り応援してくださり、ありがとうございました。

本人のがんばり

 中学受験を決めたきっかけは、姪が金城学院中学校。甥っ子が南山中学校男子部に進学しており、勧められたことが決め手でした。中高一貫で高校受験がないこと、大学受験を目標とし先取りの学習ができることは、とても魅力的に思いました。

 年中の頃から公文を始め、小学校低学年で高校レベルまで進み、算数は得意としていました。名進研は小学五年からお世話になりました。夜勤も含む不規則な仕事をしており送迎ができない日も多々あったため、駅近くの校舎に通えた事は本当に良かったと思います。近くに塾がなければ私学を選択することも諦めていたと思います。

 成績は俊秀をキープしていましたが、一回だけTN1に降格してしまい本人もかなりショックを受けました。でも、次のテストゼミでまた俊秀にかえり咲きました。

 第一志望は始めから東海中学校でした。両親ともに勉強面では全く関与しませんでした。日曜日のテストゼミや夏期講習などのお弁当作りや、仕事と調節しながらの名進研への送迎は二年間継続してきましたが、勉強に関してはノータッチでした。
 学校の行事と名進研のテストが重なったときは、名進研のテストを優先していました。課外(クラブ)も名進研の時間に間に合わないからと初めから入らず、入試が近づくと友だちとも遊ぶ約束をしないで、我慢することもありましたが、本人がどちらを優先すべきかは理解していました。

 社会がとにかく苦手で、テスト前は社会に焦点をあてて取り組んではいましたが、ゲームは最後の最後までやっていました。愛知中学校は特奨A、名古屋中学校はスカラー、滝中学校は特待合格(我が子ながらすごいなと思いました)をして、第一志望の東海中学校の合格もいただきました。
 本当にここまで支えてくださり、ありがとうございました。

名進研で学んだ二年間

 もともと息子は進んで勉強するタイプではありません。妻の強い意向で四年生の終わりに入会しました。

 あまり自己主張をしない遠慮がちな性格の息子には、入会当初はとても授業がプレッシャーに感じ、本人も何のために勉強しているのかも分からず、親子で衝突する毎日で息子に笑顔が少なくなってきました。本当に中学受験するべきなのか大変悩みました。息子はサッカーが大好きで、好きなサッカーもできなくなる。二度とこない子ども時代の二年間を受験に費やす必要があるのか?

 親としてもやりたいことを我慢させることは辛いことです。五年生の一年間は、サッカーと名進研で両立させようと努力しました。六年生になると自らサッカーをセーブするようになっていきました。息子なりに受験を決心し、サッカーで疲れて授業、宿題に差し障ると感じたのでしょう。勉強の方も順調に二年間進んだわけではありません。入会当初は偏差値40台、国語にいたっては30台、授業についていくのがやっと、宿題をこなすことでいっぱいいっぱいで、追加の講義も受けることができず、妻と二人三脚で宿題をこなしていくことで精一杯でした。

 そんな息子も六年生の夏休みには笑顔で重たいテキストをリュックに入れて、一人で電車に乗りターミナル校へ通えるようになりました。私から見て息子は授業を真面目に受けることと、人一倍宿題を熱心に取り組んでいたように思います。

 受験が近くなる頃には偏差値も59まで上がりました。それでも自信はありません。受験の前日、本棚一杯の名進研のテキストやプリントの山を二人で眺めました。「これだけ勉強したのだから自信を持っていこう」と伝えました。
 受験当日、息子は清々しい顔で受験会場に入っていきました。第一希望の学校に合格、受験も三戦三勝の見事な結果でした。幼い頃から三月生まれの息子は、体も小さく常にみんなの後ろをついていく子でした。この二年間で息子はたくましく成長したと思います。名進研で学び、合格を勝ち取ったことは、何にも代えがたい経験と自信を得ることができたと思います。

 親からみても過酷だと思う受験勉強ですが、本人の意志があれば挑戦する価値はあると思いました。名進研の先生をはじめ受験した息子、妻、家族、共に学んだ名進研の仲間、本当に感謝です。

娘の力を信じて

 「私、受験をして私立中学校にいきたいけどいいかな?」と、いきなり娘からの告白でした。

 そのために塾に通わせてほしいと、「将来の夢はまだはっきり決まってないけれど、それに近づくために勉強がしたい」とのことでした。

 二つの約束をしましょう。それを守れるならば、認めることにしました。
 一つ目は、宿題や復習は、親に言われなくてもきちんとすること。二つ目は、もう頑張れないと思ったときは、受験を諦める勇気を持つこと。それを胸に四年生から名進研に通うことになりました。

 学習面は、先生方にすべてお願いをする形でした。テストで良くない点数をとり、先生から、お電話をいただいて知ることもしばしばありました。
 六年生になってからは、プレ中学入試などの模試の成績について、点数が悪くても叱るのではなく、「間違ってるところだけやり直して、わからないところは、先生方に確認してね」とだけ言葉をかける様にしました。
 その際に、復習・宿題指導講座で丁寧に細かい所までフォローしていただいたことが、とても役にたったと思います。

 学習面で何もしてやれない親でしたので、せめて毎日気持ちよく名進研に通うことができる手伝いができればと心掛けました。気分が落ち込んでいるなと感じたときは、お弁当にメモを入れてみたり、往復の車の中で、学校や名進研の話をしながら大笑いしたり、時には言い合いをしながら過ごした時間は親子にとって大切な時間でした。こんな時間を持たせてくれた娘に感謝しています。

 正月特訓教室も終わり、一月に入ると娘も焦り始め、しかも最後のテストの結果が今までで一番悪いものになりました。どう声をかけてやろうかと思っていると、「大丈夫、何とか取り戻して見せるよ」と娘から言われました。この精神力が三年間努力した自信だと感じました。
 第一志望の南山中学校女子部を受験する前の一週間は、学校をお休みして苦手なところを潰していくことに決めました。その際にも、娘の質問攻めに付き合っていただき、先生方には本当に感謝しています。

 最後に、受験を控えている親御さんに、自分のお子さんの頑張りと、名進研の先生方を信じて合格をつかんで欲しいと願っています。

受験をふり返って …

 四年生の春期講習。二学年上の姉がお世話になっていたこともあり、自然な流れで息子の名進研生活がスタートしました。学校で受験する子が数名、塾に通っている子もほとんどいない環境の中で、帰宅後の友だちとの遊びを羨ましいなと言いながら、自分が今やるべきことを納得し、こつこつと勉強に励んでいました。

 五年生になり、一ヶ月遅れでテストゼミを受講し始めたのでKS3からのクラス。順調に白星を得る楽しみを覚えTN2までいったのですが、ここからが大変でした。クラスダウンがこわくゼミが嫌になってしまい、ある朝「今日は行かない‼」と涙をこぼしストライキ。「点数にこだわらず一週間のどこができていないか知るために行けばいいよ。」と諭し、駅まで向かったのですが、「やっぱり行く意味が分からない‼」と足が止まり、道端に息子と座りこんで、そんなに嫌なら、テストゼミをやめようと話しました。しかし、とことん話し、やめていいと言われ安心したのか、結局、六年最後の志望校別特訓講座まで休まず受講しました。

 接する時間の長い私は、つい、うるさくなってしまい、主人と話し合い、必ずプラスとマイナスの役割、つまり、どちらかが注意する側となったら、必ずどちらかは息子を認めフォローする言葉がけをすると決めました。おかげで週末は、家族の話をしながらの家飲みが増えました(笑)。
 とは言え、毎週火曜日、携帯に送られてくる結果に一喜一憂し、時折荒れる息子に「子どもより先に感情を爆発してはいけない‼」と自分に言い聞かせ見守りました。
 五年最後のテストで64.6の偏差値をたたきだしたものの、六年生では50代後半をいったりきたり。過去問を解き始めてからは、一週間の時間の使い方に苦慮し、先生方に助言をいただきながら解き直しを含め、何を一番優先して勉強を進めていくかを息子と計画し、こなしていきました。私は復習項目のチェック、大量のプリントの整理を手伝いました。

 入試直前、学校を休みたくないという息子と折り合いをつけ、遅刻や早退で送り迎えをした日々は、大切な思い出になりました。
 名古屋中学校スカラーに合格‼このまま第一志望も‼と胸ふくらみましたが叶わず、ご縁のあった滝中学校に入学が決まりました。やりきった息子と共に清々しい気持ちで入学式を心待ちにしております。
 最後に先生方、チューターの皆様、心より御礼申し上げます。

偏差値39でも習い事を続けてもやればできる

 息子が名進研に入ったのは五年生でした。上の子が、下の子は遊んでばかりいてずるい、という一言で入ることになったため、サッカーとの曜日がかぶらないという理由だけの入会でした。親子とも中学での先取り勉強ができればいいという感覚だったので、名進研が中学校受験に特化した私立中学を目指すすごい子の集まりということが入ってすぐ判明し、青ざめました。

 最初の実力テストで偏差値が39でした。学校では、普通より上ではないかと本人は思っていたらしくショックを受けていました。
 ただ五年の間はサッカーを週5でやっており、将棋、ロボット教室も通っていたため、最低限の授業しかとっていませんでした。宿題をやるのが精一杯でしたが、それでも偏差値は50前後まであがっていました。
 六年生になるときに、土日も授業が入るのでサッカーをやめるか名進研をやめるか本人と話し合いました。本人は勉強を本気でやりたい。でもサッカーも続けたいということで、選手クラスは辞め、週二回の練習と将棋、ロボットは続けるという選択をしました。
 教室長にそのことを伝え、東海中学校をめざすと伝えると、今思うとよく笑われなかったなと思うのですが、「かなり険しい道だけど実際やった子はいる。できるか?」と本気で言ってくれました。このときが本当のスタートでした。

 六年最初の偏差値は49、下のクラスでした。テストゼミも四月から始め、一番下のクラスからスタートしました。
 初めて毎週テスト勉強を始め、皆こんな勉強を毎週やってきたんだとびっくりしました。最初は復習も発展問題までいけず、基礎練習で精一杯で220点をなかなか超えられませんでした。覚えるのも時間がかかり、親子一緒に問題を出し合いながらクイズっぽく覚えあいをしました。毎週テストゼミで名前が載るのが嬉しくて勉強が楽しくなってきました。

 夏期講習に入り、サッカーは休みました。サッカーの時間がなくなると、体力面でも時間も充実し偏差値は54まできました。
 冬期講習のテストゼミで一番上のクラスに届き、偏差値59まできました。最後のプレ中学入試が終わり、今まで一度も東海中学校・滝中学校ともに80%合格圏に入ることはなかったですが、一カ月あれば20点、偏差値を5あげることは可能だと思いました。これはいけるかもと思ったのが二月に入ってからです。
 冬期講習、英俊で算数6点だった子が、英俊の平均までいったのです。あとは名進研の教材、先生方を信じて頑張りました。結果は愛知中学校・名古屋中学校・滝中学校・東海中学校、全勝しました。

 終わって思ったことは、楽しく勉強できて親子とも貴重な時間を過ごせたということです。最後、先生に、「入ったことに満足するな、六年後またよい報告を。」と言われ、この校舎で学べて本当によかったと思いました。先生方、最後まで本当にありがとうございました。

巡り合う瞬間

 私は、我が家がいかにして志望校へと辿り着いたのかを書かせていただこうと思います。志望校選びに悩まれているご家庭に、ほんの少しでも寄り添うことができましたら幸いです。

 始まりは、娘の実力試しと興味本位での入会テストでした。入会が叶うと親とは本当に身勝手で、子の可能性に感動し、また欲深くなり、興味本位での入会程度だったはずが、希望の私立中学を勧めたり、考えを押し付けるようになるなど、私立中学受験合格への熱は急上昇していきました。
 一方娘は、新しい友だちや面白い先生方の授業に刺激を受け、「名進研、大好き」と日々喜んで通っていました。

 そんな折、訪れた名進研の保護者会で、「一校でも多くの見学に行ってみてください。」と教わり、すぐに実行しました。興味がなかった所、知りもしなかった学校でも出向き、オープンキャンパス期間中には、毎週どころか一日に二校、はしごして参加する日もある程たくさんの学校にお邪魔しました。
 すると、どの学校も素晴らしい特色があり、気にも留めなかった学校でも良さを知り、選択肢は次々に増え、慌ただしい日々が過ぎていきました。

 そして、迷宮入りしたまま一年が経過した頃、再びオープンキャンパスや見学会の時期が訪れ、日頃の勉強の息抜きがてら、できる限り多くの学校へ訪れていたある学校の帰り道に、娘は初めて衝撃的な言葉を発したのです。
 「私、聖霊中学校に行きたい‼」
 私が何故そんなに驚いたのか…娘は友だちの家で「りんごジュースとスポーツドリンクどっちにする?」と聞かれても、「○○ちゃんと一緒でいいよ。」と選べず、スーパーで買うお菓子や文房具も決められず、口癖が「どっちにしよう。」、「どれが良いと思う?」、「お母さんが決めて。」と答えをいつも私に求めに来る程、優柔不断で決断力がないタイプの性格の娘なのです。
 そんな我が子が初めて発した力強い自身の意志。私は一生忘れないでしょう。

 親の志望校、娘の志望校……どちらを選択するか、迷いました。ですが娘の人生です。六年間通うことになるのは私ではなく娘です。
「遠いから朝も早く起きなきゃいけないよ」、「○時間もかかるよ!?」と、聖霊中学校へ通う上で大変そうなことをいくつか挙げ続けてみても、娘の返事は怯むことなく、「大丈夫」、「平気」、「それでも行きたい」、「行く」と、何を言い続けても決意は揺らぐことは一切なく、娘の意志を尊重し、志望校は決定しました。

 決定後は、「光の子」になるべくまっしぐらです。娘の人生の選択を最大限に応援するのみです。体調管理には本当に気を遣いました。中学受験はとても体力がいることだと思い知りました。抵抗力を増やすには、ビタミンが大切と聞いた私は、朝必ず金柑茶や柚子茶、レモネードなど、柑橘系のドリンクをホットで飲むようにしていました。風邪や発熱もなく、全力で勉強に取り組み続け、本番を迎えられたのは、柑橘類のお蔭だと思っています。お薦めです。

 学校見学へ行く際は、小学校一、二年生でも決して早いことはありません。五、六年生ともなると、名進研のテストやゼミ、大量の宿題等で、土日開催される学校見学会へ、容易に訪れることが難しくなってしまいます。
 たくさんの学校に触れ、経験したり、見てきたからこそ今こうして娘は、自分の志望校と巡り合うことが出来ました。そして、だからこそ娘の選択肢を信じることが出来ています。
 この学校は、「関係ない」、「興味ない」と決めず、一校でも多くの学校へ訪れてみてください。きっと最良の学校と巡り合えると思います。
 是非、皆様方も運命の学校と出逢うことができますようお祈り致しております☆

二人目の受験を終えて

 息子の中学受験を終えて、まずは名進研の先生方とチューターの皆様に感謝を申し上げたいと思います。先生方のご指導と温かいサポートがなければ、この合格は勝ち取れませんでした。本当にありがとうございました。また、トップレベル講座EXでご指導いただいた先生方、本当にお世話になりました。すばらしい先生方へ御礼をお伝えしたいと思い、そして、今後受験をされる皆様に少しでもお役に立てればと思い、慣れませんが、筆を持つこととしました。

 今般、次男が無事に東海中学校に合格しました。二つ上の長男と同じ伝統ある学校の門をくぐることとなり、ほっと一息ついているところです。長男の受験も小学四年からスタートしましたので、次男の合格までまる五年間続いた受験勉強のサポートが、一段落することとなりました(三男もおりますので、しばしの休憩ということになるかもしれません(笑))。
 息子が合格を勝ち取り、親として心がけてきたことを三点ほど申し上げたいと思います。

① 名進研の授業と先生を信じる
 テストゼミやプレ中学入試等で、成績は乱高下します。まだ小学生ですので、勉強のやる気も日によって違います。特に親は成績に一喜一憂しがちだと思います。一喜一憂せず、名進研の先生方とテキストを信じましょう。
 先生方はそれぞれの生徒の志望校をご存知でいらっしゃいます。授業の様子を見ながら、単元ごとに不足な部分などを細かく見て課題を出してくださいます。
 いろいろな塾があると思いますが、集合型授業でありながら、個人塾の様にきめ細かなサポートをいただけるのが名進研だと思います。
 我が家は兄弟二人が先生を信じて取り組んできて、無事に合格を勝ち取りました。是非名進研を信じて、日々を過ごしていただきたいと思います。
 そして大切なことは、宿題を確実にこなすことと、テストで間違えた問題をしっかり復習することです。是非、お子さんに徹底をさせてあげてほしいなと思います。

② 子供の「合格したい」という強い気持ちを信じる我が家も決して安全圏にいたとは言えませんでした。むしろぎりぎりだったのかもしれません。ただ、親として常に言っていたのは、最後は、「合格したいという気持ちの強い人間が受験直前に伸びる。どこの中学にいきたいのか?」という言葉です。最後は合格を頂いた学校が本人に向いている学校だと思いますが、受験の前日までは「諦めない姿勢」を貫かせてあげるのは親の役割かもしれません。
 ただ、受験が終わり振り返ってみると、子供は親が考える以上に成長していたんだなと感じています。自分の力を知り、自分の得意不得意を理解し、何をやらねばならないかを分かっていました。もしかしたら、親が言う必要はなかったかもしれません。
 是非子供の強い思いを信じてあげてほしいなと思います。子供の一番のファンとして。

③ 受験の二週間の体調管理を徹底する。
 ちょうどインフルエンザが流行る時期です。親は、苦労してきた三年間にわたる受験勉強を、万全な体調で臨ませてあげるのが一番の役目だと思います。兄弟がいれば、兄弟にも手洗い、うがいを徹底する。大変な日々を過ごしてきた子供たちに100%の力を発揮してもらうためにも、親が中心となって体調管理をしてあげてほしいなと思います。

 そして、テスト本番。お世話になった先生に次男が、「先生がたくさんいて見えなかった」と言ったところ、「名進研で一番背が高いから見やすかったでしょ」と、緊張を解きほぐすギャグ(?)を言ってくれたそうです。また、ある先生には、ご指導いただいたのは四年生一年間だけでしたが、まるで今でも教えていただいているかのように勇気をいただいたと本人は言っていました。先生たちと握手をして、試験会場に乗り込んでいきました。親のアドバイスよりも先生の方から勇気をもらっていたと思います。親ができること。それは、後ろ姿を見送ることだけでした。我が子ながら、「後ろ姿がかっこよくなったなあ」、「成長したなあ」と頼もしく感じました。三年間の受験生活を乗り越えたのです。

 最後に、中学受験は決して楽なものではありません。我が家では、私は単身赴任でした。そこで、父は休日に勉強を教え、母親は平日送り迎えと自習室に持って行くお弁当を。長男は(たまにですが)勉強のアドバイスを。そして三男は、週末学校で使う上履きを洗うなど、家族全員、役割分担をしていました。家族全員で乗り越えた受験生活だったなと思います。
 苦しいからこそ、そして、家族みんなが我慢をして過ごしたからこそ、勝ち取った合格が家族全員の思い出になるのだと思います。また、その合格を勝ち取るまでの様々な苦労が子供を大きく成長させ、すばらしい立派な大人への一歩を踏み出すのだと思います。是非、皆さん、子供たちにこのすばらしい経験を積ませてあげられる環境に感謝し、お子さんと一緒に楽しんで頑張ってください。

 来春の皆様の合格を心から祈念しております。

 最後に繰り返しになりますが、名進研の先生方、本当にありがとうございました。

合格体験記

 息子が名進研にお世話になり始めましたのは、中学受験を意識した新小学四年生になる三月からでした。ちょうどその頃、私達夫婦で商売をし始めました。息子はひとりっ子という事もあり、正直私達夫婦にとって、学校から帰ってからお弁当を持たせ、自習室まで含めると夜10時まで息子を預ってくださる事に、本当にありがたく通塾させておりました。

 息子は私の仕事上、一才から保育園に通園しており、集団行動はおてのものでした。また、競争する事は大好きで、成績で席順が移動する事に対して、前向きに取り組んでおりました。小さい頃からいくつか習い事もしていたため、机に向かって勉強する習慣はあり受験勉強で机に向かう事に対しても、本人は特に苦にしていない様子でした。私達もただ勉強をしなさいというのではなく、どうして勉強をする必要があるのかを息子にいつも言い続けていました。主人は息子に自分はどういう生活をしたいのか。どういう職業につきたいのか。そうするためには、大学はどうしたらいいのか。高校は…中学は…と逆算して息子に考えさせ、口に言わせていました。そうすると息子も納得して勉強に前向きに取り組んでいた様に思います。
 また休みの時には、世界遺産を巡ったり、社会で役立ちそうな所に息子をつれて行ったりしました。そのおかげで、地理は苦労せず得意な科目になりました。

 この世の中で、中学受験を経験できる息子は幸せな子だと自分の子でも思います。なかなか塾に行きたくても行けない子もいる中で、最高の受験のノウハウを持った先生方のもとで、色々な事を教えて頂ける、この環境にいる息子は、本人は気づいていないと思っていても私は本当に幸せな子だと思っていました。また、一生懸命やる息子から何度もパワーをもらい、私もまた仕事を頑張れた日も多くありました。

 息子はプレ中学入試で自己採点し、何度くやし涙を流した事でしょう。私もそんな息子を見て何度も励まし応援してきました。主人も息子といっしょに問題を解き、悩み、解説を読み、という事を続けてきました。
 息子はあきらめず、将来の夢を叶えるため、本当に一歩一歩たち止まる事なく歩み続けました。そしてこれから先もずーっと歩み続けると思います。今回、この受験で、息子は少し自信をつけて、さらなる困難があろうとも乗り切ってくれると信じています。
 幼児と少年と青年と色々な面影をもつ微妙な小学六年生の息子を見るとさらに大きくなり、キラキラとまぶしく、また、うらやましくも感じています。
 先生、本当に息子の人生の第一歩をお手伝い頂き、ありがとうございました。感謝しています。

名進研 中学受験コースJunior high school exam course

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