名進研 合格体験記
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保護者の声・評判(中学受験)

息子の「成功体験」記

早いもので、受験が終わり一ヶ月が過ぎました。息子はありがたいことに第一志望校にご縁をいただき、入学をとても楽しみにしているようです。そんな息子ですが、これまでの子育ては波瀾万丈でした……。皆様の参考になるかは分かりませんが、少しでもお役に立てばと思い書かせていただきます。

息子は小さい頃からマイペースで、気持ちの切り替えが苦手な子でした。徒歩五分の保育園から帰るのに三十分以上かかる毎日……。私も息子を叱ってばかりで気持ちが焦り、いろいろと調べる中で学んだのが「成功体験」の大切さでした。息子が一年生の頃だったと思います。「できないことを叱らず、できたときに褒めて子どもの自己肯定感を高める」という方向を目指し、必死で褒める子育てに舵を切り(と言いつつよく爆発していましたが……笑)、いつか息子が「自分はやればできる」と思えることを願って育ててきました。

当初、息子は公立へ進学させるつもりでしたが、マイペースな息子はどう見ても内申が稼げるタイプではなく……公立中学で内申点に苦労するくらいなら私立でのびのび過ごさせてあげたいと受験を決め、四年生から名進研に通い始めました。

夫婦で決めていたポイントは【1】スモールステップで短期目標を立て、成功体験を積ませること。【2】息切れさせず受験当日にピークを持っていけるようにすること、の二つです。

【1】スモールステップの短期目標としては、以下の二つを立てました。
① 五年生前期までに一つ上のクラス認定をもらうこと。
② 最後まで、そのクラスに残ること。
定期的なテストは弱点のあぶり出しと捉えて、結果が悪いときでも「これで弱点がはっきりしてよかったね。次回のためにきちんと克服しよう」と声をかけました。具体的な目標のお蔭か、毎回崖っぷちながら目標を達成し(その度に大げさに褒めちぎりました。笑)、予定より早く上位クラスに入ることができました。このとき、通っていた校舎の先生から「やればできると分かったこと、彼の人生にとって本当にいい経験になりましたね」と言っていただけたことが忘れられません。名進研の先生は、勉強だけでなく、子どもの人生を豊かにしたい、と思ってくださっているのかとジーンとしました。

【2】受験当日にピークを持っていくため、またマイペースな息子が息切れして勉強自体を嫌いにならないように、五年生までは負荷を軽めにしました。塾の宿題+実力テスト前の復習程度しか勉強せず、週に何日も公園で遊んでいましたが、年齢に合わせて負荷を増やす方法が息子にはちょうど良かったようです。四年生で少しずつ学習習慣をつけ、五年生で大量の学習内容になんとか食らいつき、六年生の夏期講習は皆勤で「楽しかった」と言っていました。六年生の秋からは公園も封印し、塾の宿題以外にも過去問や弱点分野の復習など、本当によく頑張ったと思います。

塾のクラスの雰囲気が良かったことにもいつも助けられました。帰り道ではよく「今日、○○君がね」と楽しそうに話していました。少人数制の名進研のお蔭だと思います。同じクラスのみんな、本当にありがとう‼

中学受験を通して少しずつ「やればできた」を積み重ね、息子は見違えるほど落ち着いて成長しました。入試前、もはや私は「結果がどうでも、本当に名進研で中学受験に挑戦してよかった」という気持ちでした(夫は「いやいや、せっかくだから受かってほしい」と言っていましたが……笑)。

結果、第一志望校から合格をいただき、息子にとっては特大の成功体験になりました。

四年生のはじめ、大きなリュックサックを背負って前屈みに走る小さな後ろ姿を「リュックから足が生えてるみたいだね」と笑っていましたが、いつのまにか私より背が高くなり、最後の通塾姿はリュックサックが小さく見えました。これから先も「あのときのように、やればできる」と自分を信じて人生を進んでほしいと思っています。

息子の小学校の大先輩でもあり、いつも愛情を込めて厳しく指導してくださったアメリカ出身で二十五才のJ先生(笑)、いつも冷静で切れ味鋭い算数授業のA先生(息子が絶大な信頼を寄せていました)、入試直前にマンツーマンで過去問に付き合ってくださったS先生、膨大な量の素晴らしいプリントを作ってくださった三角形先生、先生方が息子の「やればできる」を叶えてくださいました。本当にありがとうございます。

「ほんの一部」の大切な時間

初めて名進研の門をくぐったのは今から六年前のことでした。

三歳上の姉の受験が終わり、ほっと胸をなでおろしたのも束の間、その翌週から息子の名進研生活がスタートしたのです。

息子には夢があります。まだ言葉も片言の時でした。破れてしまった自分のズボンに、「いちゃいいちゃい」と言ってオモチャの包帯を巻いていました。その数年後、テレビ番組で悲しいシーンを目にした息子は「僕は新薬を作って一度に沢山の人を助けたい」と私に話してくれました。息子の頭の中には新薬を開発する医者という将来の夢が描かれたのです。医学部進学を考えるなら東海中学。私達の目標はこの時に決まりました。

東海中学の記念祭は勿論のこと、サタプロにも何度も参加させていただき、東海中学の魅力を私達の言葉だけではなく、息子の目で見て感じることを大切にしました。と言っても、これらは東海中学を希望されるご家庭のほとんどが行っていることだと思います。では、特別なことをしていた訳では無く、参考になるか分かりませんが、わが家が息子と共に行った勉強法を恐縮ではありますが一部紹介させていただきます。

まず、これも当たり前ではありますが、四年生の時から毎月の仕上げテストは大切に。五年生の一年間行われるテストゼミも然りです。

テストゼミに於いては月に二度程あるので、毎回大切にするのは非常に大変なことです。しかし、この時粘り強く、毎回しっかり復習したことが六年生になった時、集中して授業を受けることに繋がったと思います。

そして読書好きな主人の影響もあってか、息子はよく本を読んでいました。主人が面白そうな本を見つけては息子に購入し、図書館にも大変お世話になりました。漫画日本史は何度読んだか分かりません。

社会に於いては、息子と「一問一答」クイズ番組のように、私が問題を出し息子が答える。という形を繰り返し、この方法は入試直前まで続けました。一人で黙々とテキストを読んでばかりでは気が滅入ってしまうので、気分転換に良い方法だったようです。

この時、誤字を無くすために難しい漢字に於いては紙に書き覚えました。それでも間違える漢字は「漢字書き間違い一覧表」を手書きで作り、例えば「菅原道真」の「菅」の字を間違えたのならば「菅」の字だけを赤で書き、「原道真」は黒で書く。間違えた字が一目で分かるようにしました。テスト前に見返すことにより誤字を減らすことに繋がりました。

算数では初見で解けた時には○を、解けなかったら×を赤で付けます。それ以降は黒で○×を付け、そして息子がどの単元が弱いかを再確認しました。

六年生になってからは東海中のGWや夏期特訓、日曜ゼミのプリント、そして東海の十五年分の過去問もこの方法で徹底的にやりました。十五年分の過去問は十月頃から始め、何度も解き直した努力があってか、入試直前には九割は解けるようになっていました。これは受験生にとって大きな自信に繋がると思います。入試本番で見たことがない解けない問題が出題されたとしても、ここまで頑張ってきたのだから大丈夫‼あなたが解けないと思った問題は他の人たちもきっと解けない‼息子にはいつもそう伝えていました。

そして勉強以外では六年生の九月から学校の野球部に入部しました。何故この時期に?と思われると思いますが、息子の好きな時間を確保するためです。ずっと続けてきた習い事は五年の三月いっぱいで辞めたので、勉強以外の好きな時間を少しでも確保したかったからです。有難いことに仲良くしてくれている友達が野球部に入っていたのでいろいろと教えてもらい、週一で時間も短いので大丈夫と主人と判断し入部しました。この選択が吉と出て息子にとって週に一度の楽しみな時間ができたのです。この時に協力してくれた友達やお母さん友達にはとても感謝しています。息抜きに主人とキャッチボールをしたりカラオケに行ったり。このような時間も大切にしてきました。

こうして振り返ると、やはり特別なことはしておらず、名進研で学んだことの復習を大切にしてきたなと思います。分らないことは家に持ち帰らず先生に必ず質問する、解けない問題は解き直す、本当に大切なことです。

そして何より大切なことは、不安な時や困った時には必ず先生に相談させていただくことです。先生方は何といっても「プロ」です。今まで沢山の受験生を見届け沢山のデータや経験をお持ちです。それは勉強以外のことも同様です。六年生の後期に入ると入試がどんどん現実味を帯びてきます。その上、志望校プレもあり親も子もプレッシャーが半端ないです。毎回すべて希望通りの結果を得られるわけではありません。模試の結果を見ては一喜一憂、模試を受けるのが憂鬱な時もあります。私はいつもこのような時には先生方に相談をしていました。その都度先生方は適切な言葉を掛けてくださり対策をしてくださいました。本当に感謝しております。

改めて考えてみると、このように沢山の大人の方々に、応援され支えられ、合格を喜んでいただけるという経験はそう簡単にはできません。振り返って考えてみても、やはりこれは中学受験というものを本気で取り組んできたからだと思います。

そして東海中学に合格したと電話でお伝えした時、電話の後ろで「わぁー‼」と一緒に喜んで下さったことは、私の記憶に一生残るでしょう。

我が家にとって子供たちの名進研生活六年間は貴重な経験となりました。しかし中学受験は人生のほんの一部と言います。その「ほんの一部」が子供たちにとって有意義なものになると私たちは信じております‼

名進研でお世話になった先生方、本当に有難うございました‼

「僕が逃げ出さなかった証だよね。」

この度、滝への合格を手に入れることができました。合格発表の瞬間、震える手で合格サイトをクリックしたのは今でも忘れられません。振り返れば本当に平坦な道のりではありませんでした。

基礎力の無さからのケアレスミスを連発し、自信の無さの表れか勢いだけで解こうとするいわゆる「暴走型」でした。なので「出題者の意図」が汲み取れず、落ち着けば解けたのにという取りこぼしばかりでした。

六年生の夏休み。本人も本気になり自習室で大好きな算数と苦手な国語を解きまくっていました。

さあ、頑張った‼感触もいい。偏差値60はいったかも‼と期待したら、まさかの54。本人は結果を見て、無言で名進研に向かいました。親もかける言葉が本当に見つからない状況でした。

そこからは本人は自分との戦いでした。泣いて「もう地元の中学に行く」と言って塾を拒否した日もありました。その時に、先生が名進研の入り口で待っていて優しく声がけしてくださったことを忘れもしません。

親も戦いました。とにかく間違えた内容を先生と相談しながら徹底的に分析しました。時間切れ、計算ミス、漢字の間違い、後は知識系のうろ覚えによるミス。

男の子あるあるかと思いますが、「紫式部」が「紫武部」になっていたりします。一見違いが分からない絶妙な漢字ミスをします。
日々の課題に追われて書いて覚える気力が無くなり、目で見て口で答えて覚え出すとこうなります。しかも一度覚えてしまっているので何度も間違えて気付かないままになっていくので厄介です。過去のテストから全部間違えた漢字をピックアップして「しつこ過ぎる漢字ノート」を作成し、毎日隙間時間に何度もやらせました。

計算ミスは、保護者会の時に「計トレは毎日必ず。子どもは雑にやるので親が付きっ切りで正しく監視して」といただいたアドバイスを受けて直ぐに実行。これはテキメンに効きました。毎日親子で確実にやることをおすすめします。

あと大の苦手だった「植物・昆虫(知識系)」の暗記の徹底を図りました。これは名進研で用意されたテストのお蔭でかなり身につきました。知識系は追い込み直前期にとことんやればやるほど「あと5点」が狙えます。

それでもまだ滝の壁は厚く苦労しました。暴走癖が治ってなく、一見解けそうで実はなかなか解けない問題、いわゆる「罠」にかかってしまい、時間切れによる取りこぼしが増えてきました。滝の問題は「簡単そうで実は計算が複雑でやっかいな問題」がところどころ仕込まれています。

とにかく一問に「粘り過ぎない」こと。まず解ける問題を探して確実に解く。その宝探しが終わってから、後少しで解けそうな問題を「粘る」ように何度も練習をしました。小問(1)が難しくて(2)が案外簡単なこともあります。まずは確実に六割を取りに行って、残り一~二割をしっかり粘って取りに行く。そこが勝負でした。過去問をやらせても合格最低点を確実に超えるようになりました。その結果、見事に滝合格を勝ち取れました。

一番の勝因はやはり夏休みに物凄く頑張って付けた算数と国語の力だったと思います。夏休みの成果は直ぐには結果は出ません。

試験の前日まで点数は伸び続けると息子を見て思いました。諦めずに最後の最後まで自習室で誰よりも長く勉強した息子の粘り勝ちでした。そして自習室をあそこまで開放してくださった先生方には心から感謝申し上げます。

試験の当日、送り出すときに「ママはこの景色を一生忘れないよ」と言ったら、「この景色を見られたということは、僕が逃げ出さなかった証だよね。」と言ってくれた時は涙が出そうになりました。

試験が終わって会場から出てきた時「合格した。悔いは全く無い‼」と満面な笑顔でした。

不安の分だけテキストを詰め込んで重かったリュックが、滝の試験の時にはすっかり軽くなっていました。テキストは自分の頭の中にあることに本人も自信とともに気付いたのだと思います。

ここまで来られたのは間違いなく名進研の先生方のお蔭です。滝の合格を伝えた時の先生方の響き渡った歓声は、息子の今後の人生で何よりも励みになると思います。

本当に本当にありがとうございました。

家族愛で乗り越えた二度の受験

長男(二〇二一年合格)と次男が東海中学校に合格した際は、合格体験記を書きたいと考えていました。中学受験に向けた親としての悩みを皆さんと共有できれば良いと思います。

長男の時は中学受験そのものに対して私は否定的でした。中学受験を経験している主人の勧めで名進研に通い始めましたが、私は中学受験の経験が無く、小学生は勉強よりも友達との遊びや部活に時間を費やした方が良いと考えていました。当然何度も主人と喧嘩になりましたが、六年生になった長男から「東海中に合格したい」という言葉を聞き、私の中での中学受験に対する考え方も変わり、もし結果が不合格であっても得るものはあると私が納得してからは、真剣に息子の受験に付き合うことができました。

他の合格体験記にあるように、息子の志望校への強い憧れと気持ちが彼を合格に導きました、と格好良く書きたいのですが、事実は異なります。息子達は普通の小学生でした。プレ中の試験結果が悪くても一時間も経てばケロッとしているし、泣いて悔しがっても三日後には元の勉強姿勢に戻ってしまいます。長男の場合、六年生の夏までは「勉強した」と言ってはダラダラした生活を送り、気付けば白紙のプリントが山になっていました。このままではいけないと思い、九月の面談では長男も呼び、三者面談を行いました。その時に先生から「今のやり方だと君は東海中に合格できない」と言われて初めて、息子の顔に真剣さが宿ったことを憶えています(外は大雨、聞いたことのないような雷鳴を轟かせていたのも憶えています)。それ以降は親からの声掛けが無くても自ら机に向かい、真面目に勉強と向き合っていました。ただ、一度落ちた成績は、簡単には上がらないもので、いかに勉強は積み重ねが大事かということを痛感させられました。

試験当日は大の苦手だった国語で得点を取れたものの(ここは間違いなく白壁校の先生方の指導のお蔭でした)、一番得意としていた算数を大きく失敗しました。ここでの精神的なダメージは相当なものでしたが、長男はここで、三年間の努力を無にする訳にはいかないと歯を食いしばったそうです。残りの理科・社会では、しっかり得点を取り、算数の悲惨な点数をカバーして合格を勝ち取りました。失敗して大きく落胆したときでも自分の気持ち次第で事態を変えられる、私は息子にそれを学びましたし、何より子供の成長を実感した瞬間でした。

次男は、性格的に計画的でダラダラすることがありませんでした。四、五年生共に偏差値は常に60を超えており、大きな心配はしていませんでした。我が家では、受験=家族一丸で立ち向かうもの、としていたので、例えばゲームなどは受験が終わるまでの一年間は全員禁止としていました(PS5・Switch×2の封印式を行いました)。お年頃になった長男(中三)は、大好きなゼルダ
の新作が出ても、友達同士でスプラトゥーンの話で盛り上がっていても、最後まで封印を解こうとはしませんでした。

ところが次男は六年生秋の東海プレ、プレ中で偏差値が60を切りました。特に点数の悪かった理科・社会をチェックすると、基本問題をことごとく間違っているのに気付きました。基本が頭の中に定着していなかったのです。試験範囲がある程度絞られている時は、直前の暗記で何とか点数を取る事が出来ても、それを繰り返し覚えることはしていませんでした。主人は以前から指摘はしていたようですが、本人は全く聞く耳を持っておらず、主人も「本人が自分で心のスイッチを入れないと東海中合格は勝ち取れない」、とぼやいていました。その主人の隣で怒鳴り始めたのは長男でした。「お前、東海中の入試を舐めんじゃない、算数が得意だからといって、それを失敗したら終わりだぞ‼」経験者の言葉は、ずっしりと重く、次男はポロポロ泣き始めました。十一月に入ったある日のことでした。

その日から主人と二人三脚で、やることの優先順位をつけ、入試までの計画を立てました。特に暗記を重点的に理科・社会は完全制覇テキスト、国語は漢字の要を徹底的にやり込みました(次男はテキストを汚すのが嫌?なのか、間違いにチェックをつけようとしないのですが、主人は遠慮なく自分の色に染めろと言いつつチェックしていました)。一月からは、テキストに加え、正月特訓講座や志望校別特訓講座の間違い箇所、大量の入試直前プリントを用いてひたすら復習を行いました。

次男の試験当日、主人と一緒にお祈りをしながら時間が過ぎるのを待ちました。試験会場から出てくる息子の顔を見るまで、心配は絶えませんでした。しかし、出てきた息子の顔を見た瞬間、受かったかも‼と思いました。長男の時は、真っ青な顔で「やばい、ダメかも」と言っていましたが、次男は、頬を真っ赤にして「大丈夫‼」と、ハッキリした声で言いました。

入学後に背が伸びすぎて殆ど未着の状態で仕舞っていた長男の制服を次男に着せてみるとぴったりでした。新品でなくても次男は嬉しそうです。この六年間、兄弟愛も夫婦仲も強くなり、最後までぶれることなく東海中合格という目標に向かって突き進み、家族全員がそれぞれ成長したと感じます。二人の合格を支えてくださった名進研白壁校の先生方々と、素晴らしい教材・カリキュラムを準備してくださった名進研に感謝いたします。どうもありがとうございました。

息子の合格記録

四年生の二月から入会しました。きっかけは「やりたい部活が私立中学にあるから」という子どもらしいよくある理由です。
算数は得意な方でしたが、その他の教科は苦手……暗記系は致命的という息子の成績は、JAとJSを毎月行き来しておりました。
クラスアップするとやる気に満ち溢れるのですが、三日坊主。勉強時間も細切れで、いつになったら長時間勉強するようになるのだろうと心配する日々。宿題はやるけれども、それ以上をやろうとしない息子に悶々としていました。

五年生の面談時に先生に相談すると、宿題が終わった後には、テストで間違えた問題とそれに類似する問題の解き直しをするようにアドバイスをいただきました。専用のノートを作成し「宿題が終わったら何をしていいのかわからない」と言う息子に渡しました。ノートは次々に増えていきましたが、何周か使ったおかげで苦手克服になったと思います。また暗記が苦手な息子に先生たちの学生時代の暗記方法を教えていただきました。六年生ではたくさんの暗記プリントをいただき人並みには暗記ができるようになりました。

六年生九月から過去問を解くようになると合格最低点、合格者平均点をとれるようになっており(社会以外)、力がついてきたと本人の自信につながり、名古屋中プレ、南山男子プレでも合格判定80%をいただきました。

一月は小学校を休んで、自習室で勉強する日々。五年生の時のような細切れの勉強時間ではなくなり、受験生の顔になった息子は自信をもって受験日を迎えました。
しかし二校とも不合格。現実は甘くありませんでした。受け止めることは簡単でしたが、ふっとした時にあやふやな感情がこみ上げてきます。でも息子が受験最終日、家に帰ってきて一番初めに手に取った物は、テレビのチャンネルではなく、Nintendo Switchでもなく、中学入試の問題集でした。「この子ならどこの中学でも大丈夫」そう確信しました。
受験を通して息子と将来のことを話す機会が多くなったことが、一番良い変化だったと思います。大学のこと、職業のこと、社会のこと。受験をしていなかったら、将来のことはあやふやなままの六年生だったことでしょう。

不合格の通知をいただいた三日後、繰り上げ合格の連絡をいただき、四月からはそちらの中学に通います、幸いにも息子の第一志望校です。
先生方には日頃の授業や、𠮟咤激励、保護者への適切なアドバイス、子ども達をよく観察してくださりありがとうございました。濃い濃い二年間、忘れられない二年間になりました。

マイペースな子でも最後まで信じて

私の息子は御器所校の先生方に、本当に大変お世話になり、無事⁈第一志望に合格しました。今回、感謝の気持ちと、私のようにお悩みの方の少しでも励ましになればと思い、書かせていただきました。

本人が上の子を見て、楽に勉強できると思って始めた受験でしたが、実際はとても苦戦しました。上の子はコツコツと自分で勉強し、勉強することが気にならないタイプでしたが、弟は全くと言っていいほど逆なタイプで、友達とすぐ遊びに行ってしまう、ギリギリに宿題をやっつけでする。テスト前の勉強もしないが続きました。成績は言うまでもありません。

先生方からは「男の子はこんな感じの子が多いです」と言われましたが、上の子と比べて全く勉強しないので、本当に大丈夫かと心配で、幾度となく相談させていただき、テストの結果が出る度に受験を辞めるか続けるか本人と話し合いました。

五年生の秋頃から、先生方のアドバイスを本人が聞けるようになり、少しずつテスト前に勉強するようになりました。しかし、点数が上がると、また勉強しなくなることを繰り返していました。その度に先生方に、声をかけていただきました。

特に息子が信頼を寄せていた社会の先生には、たくさん声をかけていただき、勉強方法のアドバイスもいただきました。そして、テストの点数が安定して取れるようになりました。

それが転機だったと思います。社会も苦手だった息子が、一番得意と言えるまでになり、受験前は社会以外を中心に勉強しよう、と言ってもらえるまでになれたのは、先生のお蔭だと思っております。

他の教科も教科毎の先生に、勉強方法のアドバイスをいただきましたが、基本的に社会以外は苦手で、上がっては下がることを繰り返していました。

それでも夏休みは自習室に最後の時間までいることも増えましたが、周りの子も頑張っているので、成績は上がりませんでした。

高校受験に切り替えるか、このまま最後まで頑張らせるのか、本人に聞くと最後まで頑張ると言いましたが、私は辞めさせる気持ちが大きかったです。その時、室長先生の「彼はやり切ると思いますよ」という言葉に覚悟を決めました。

本当に最後までマイペースでしたが、名進研を休みたいとは一度も言わなかったこと、遊びに行ったりしていても、塾には遅れてでも行ったことを考えると、この子のやる気はここに表れているのだと思いました。

志望校判定は一度しか80%を超えることはありませんでしたし、受験が近づくにつれて成績が下がることもありましたので、私も諦めていました。ただ、本人が十二月の最後のテスト後、毎日のように自習室に最後まで残り、家でも進んで勉強するようになりました。大好きだったゲームにも興味がなくなりました(もちろん、合格後はゲーム三昧です……)。

どこにも受からないと思っていましたが、結果としては第一志望の学校を含めて、複数校の合格をいただけました。

お忙しい中、いつもとても丁寧に対応してくださった御器所校の先生方、苦手な単元を特訓してくださった先生、諦めていた私を「彼ならできます。信じましょう」と声をかけてくださった室長先生、本当にありがとうございました。また、テストの週ごとに動画配信でエールを送ってくださり、息子の緊張をほぐしていただきました。近くではありませんでしたが、御器所校に通わせて、本当によかったと思っております。

息子が最後まで頑張り、合格をいただけたのは、校舎の雰囲気や先生との相性など、本人に合った環境で勉強できたことと、先生方の生徒一人一人をよく見てくださっていたことだと思います。

最後に、これをお読みいただいた保護者の方、たくさん悩まれている方もおみえと思います。最後まで、お子さんを信じて応援してあげて下さい。

20%未満からの合格奪取

 第一志望の滝中学校に合格。プレ中判定は20%未満でしたので、最後の最後まで学力は伸びるのだなと、子の成長に感動しました。

 これから受験を迎える方は、たとえ手が届きそうにないと思う時があっても、途中でひどい点数を取って落ち込むことがあっても、最後まで諦めないことが大切です。また、共働きで平日送迎ができなくても、中学受験対策ができることをお伝えしたいです。

 好奇心が旺盛で、なんでもやってみたいタイプの我が子は、ドラマ「ドラゴン桜2」の放送を見て「ぼくも受験してみようかな‼」と、五年生の六月に受験を決断しました。共働きで平日の送迎ができないため、土曜のみの通塾で対策ができる名駅校「Dクラス」に入りました。

 七時間ぶっ続けで、受験対策の授業を受ける……スピードも早く、授業が終わると車の後部座席で倒れ込み、「無理~」と呟いていましたが、次第に長時間の授業も当たり前になり、難しいことを面白く教えてくれる先生や、同じ年の勉強熱心なクラスメートの存在を刺激的に感じているようでした。

 通い始めた頃は算数の解法など全然分からず、映像授業の「Miruva」を見ながら、親子共に解き方を考えて教え合いをしました。半年もすると一人で自習できるようになりましたが、一緒に宿題に取り組んだ時間は、大切な思い出となりました。

 名進研の宿題以外に、食事の時にNHKオンデマンドでの「歴史にドキリ」YouTubeの「野良猫勉強会」を見たり、寝る前はベッドに入りYouTubeで「カズレーザーの日本史一問一答」を家族で答え合うなど、生活の隙間に家族ぐるみで基礎暗記をしたので、弟も歴史などに関心を持つ良いきっかけになりました。

 六年の最初の授業で、受験生のスケジュールの参考プリントをいただき、平日四時間、日曜は十時間と書いてあり、「こんなに⁈無理‼」と驚きました。しかし、夏期講習が始まると自習室で残り一日十時間以上勉強するようになりました。この自習室通いでぐんと実力が伸び、プレ中での偏差値も60まであと少しというところまで高まりました。

 九月に人気ゲームの新作が出て、平日は友達との遊びに気を取られ、偏差値が上がり気が緩んでいたこともあり、勉強時間が大幅に減少してしまいました。九月の東海中学校志望校別プレ入試を受けた際は、まさかの算数が「6点」……衝撃です。

 先生に相談すると、「問題が分かるだけの実力はついているはず。難しい問題に取り組む前に、A問題をやり直して型をマスターして」と言われ、集中して六年の単元A問題を全て解き直しました。結果、急速に苦手だった図形も分かるようになりました。この時の体験で、子は失った自信と緊張感を取り戻したように感じます。

 滝中学校の部活「先進技術研究部」について知った後は、プログラミングやロボット、DTM、ドローン操縦など、やりたいことが全て揃っている‼ということで、滝中学校を第一志望に決めました。本人のモチベーションがぐんと高まり、頑張り方に本気度が増しました。

 さらに、志望校別特訓に参加することで、難問に対する理解が高まり、周りのお友達が頑張っているから、自分も負けていられないと、スイッチが入ったようで、十二月以降は息子と話し合い完全にゲームを完全封印しました。しかし、周りも頑張っているため、最後のプレ中滝合格判定では20%未満。受験を辞めようかと一瞬頭をよぎりましたが、「子供は最後の最後まで成長します。特に正月明けの一ケ月でも、まだまだ伸びますから‼」と、名進研の先生におっしゃっていただいたこともあり、「あともう少しだよ‼きっと限界突破できるよ‼」と、足りない偏差値に挫けそうになりながらも、本気で取り組む子を見守る日々が続きました。

 受験本番……愛知中学、名古屋中学と合格をいただき、受験を繰り返すたびに徐々に力が上がっていくのを感じ、そして、念願の滝中学合格‼

 本当に驚きました。20%未満からの合格獲得。本当に最後の最後まで結果は分からない。諦めずに頑張った息子を誇らしく思っています。

 明るく声掛けしてくれる校舎の先生方や志の高いお友達に恵まれて、楽しそうに名進研に通った時間は、息子の心に大きな影響を与えてくれました。

 第一志望の滝中学にもし合格できていなかったとしても、大きな成長を成果として感じていたと思いますが、夢見ていた先進技術研究部に入るのを楽しみにしている息子を見るたび、最後まで諦めなかったこと、本当に良かったなと思っています。お世話になった先生方、本当にありがとうございました。

「そこまでやるか」というレベルまで

 小学三年生の二月、4つ上の兄と同じように、娘は名進研の門を叩いた。

 親としては2回目の中学受験であり、私の母校を志望する兄のときよりは、気持ち的にはだいぶ楽に臨めると思っていた。しかし、甘い予測は、徐々に増えていく苦痛、緊張感に置き変わっていく。

 見えない敵、新型コロナウイルスとの戦いも大きかった。致死率が高かった前半はもちろん、風邪化してきた後半戦でも、必要以上に気を遣った。家族間で感染が横行すると、最大で1ヶ月程度、通塾できなくなる。授業動画は見られると言っても、モチベーションの維持は困難であったであろう。また、プレ中学入試を受験できなくなることも懸念であった。席が後ろに行くだけならまだしも、下のクラスに落ちることは、プライドの高い娘が受け入れられたであろうか。実際に、兄が濃厚接触者となり、受験が危うかったプレ中もあったが、ギリギリ受験できることが判明した時は、親子で涙したのを今でも覚えている。

 娘は成績は優秀で、周りからは、いわゆる「絶対受かる子」と思われていたのであろう。

 ただ、そんなことを自慢したいわけではなく、その地位を守るには、親子ともに並々ならない努力が必要であったことを伝えたい。勉強面、生活面ともに、世間から「そこまでやるか」と思われるほどのことを娘にはやらせたし、親自身も取り組んだ。私の意見としては、上位の家庭ほど、「そこまでやるか」のレベルが高いのだと思う。「そこまでやるか」のごく一部は合格のお礼時に所属校にお渡ししたが、全部詳細はとてもこの原稿内では収まらず、本が一冊書けるくらいであり、中学受験コンサルタントを名乗ろうかと自負しているくらいでもある(笑)。東海、滝、南山女子を本気で目指すご家庭に、とにかく、申し送りたいことは、「そこまでやるか」をやらないと受からない学校であるということ。そして、そこまで頑張って行く価値の学校であるということ。

 中途半端な気持ちで臨んで、残念な結果を得るならば、それは子供が傷つくだけである。

 本気で覚悟を決めて、親子で臨んでいただきたい。

 何度も何度も衝突し、もがいて、崩れて、少しだけ立ち直り、壊れて、それでもめげずに……。

 こうして築いた親子の絆は、合格の暁に鋼の様に強固なものになっているであろう。

 最後に、名進研との関わり方について。

 この塾はオーダーを出せば出すほど、話し合えば合うほど、円熟味の出る塾であると思う。

 些細なことでも密に連絡を取り、情報共有することをお勧めしたい。

 個性豊かで人情味あふれる、所属校の先生方には感謝の気持ちしかない。

 この体験記に恨み辛みを書いてやろうかと思うくらい衝突したこともあったが、全てが終わった今は心から言える。本当にありがとうございました。

ありがとう!名進研

 三年生の春から名進研に入会し、四年間お世話になりました。

 もともと、教育熱心な父親の意向で入会したのですが、母としては、睡眠時間の問題や勉強ばかりさせることが、小学生に本当に良いことなのだろうかと迷っていました。勉強は父親が中心となってサポートしていましたが、都合で、六年生からは私がサポートをすることになり、果たして、何も分かっていない私にできるのだろうかととても不安でした。合格することを第一優先に考えることができない私は、子どもとどれだけ向き合えるか、深く関われるかを目標に、そして、その先にきっと合格があるだろうと考え、全力でサポートすることに決めました。勉強することは孤独との戦いかもしれませんが、小学生なので子どもが少しでも楽しくできるように、そして結果が出るようにと日々作戦を考え、いろいろと試してみました。

 なかなか結果が出なかったり、子どものやる気が持続しなかったりした時は、よく戸田先生に相談をさせていただきました。ほんの些細なことでも、丁寧に聴いて下さり、さらに、適切なアドバイスと、私が思いつかない素晴らしい解決方法を提示して下さいました。いつも戸田先生の言葉に勇気付けられ、本当に助けていただきました。また、子どもの学習面だけでなく精神面もよく見てくださり、声をかけてくださった先生方に感謝しています。大好きな先生がいっぱいできたことも子どもにとって、とても良い経験であると思います。

 希望していた滝中学校に合格することもでき、これから再スタートです。名進研で育まれた学習への取り組み方や精神力を生かして、子どもが自分らしく今後も頑張っていけるよう見守っていきたいです。私自身、迷いながらのスタートでしたが、中学受験を親子で戦った今、子とともに苦楽を乗り越え、貴重な経験ができたと心から感じています。このように思えるのも先生方のサポートのおかげです。本当にありがとうございました。

誇りをもって学び、誇りをもって育つために

 「試合中に勝ち負けのことは気にしなくていい。試合運び、つまり、試合中も時間を常に気にすること、試合終了のホイッスルが鳴るまで、試合を捨てないこと。前半で思わぬ失点をしても、ちゃんと後半で取り返せばよい。前半で得点を取れても、守りに入らずに、攻め続けよう」

 これは、サッカーの話ではありません。父として、私が子どもを試験会場に送り出す時に、最後にかけた言葉です。入試本番に臨むことは、ただ、試験でその日の出来栄えを試される場であるだけではなく、あたかも、さまざまな試練を乗り越えて、国歌の鳴り響く満場のスタジアムに入場する代表選手が誇りを背負って臨むような、「晴れ舞台」であると思います。ですから、親として試験当日に必要なことは、「心配すること」ではなく、「子が、胸を張って、頑張ってきたことに誇りをもって臨めるように」空気を作ってあげることがいちばんのサポーターとしての仕事だと考えます。そのために、わが家では、記憶に新しい感動を与えてくれた、サッカー日本代表をイメージしてもらうために、冒頭のような話をし、試合前のハイタッチをして、試験に送り出しました。

 この「誇り」ですが、当日だけネタを仕込んでも効果はありません。私は、受験を通して「子供の成長」を期待する際に、いつも〈わが子自身が、一年間の努力の末に『自分の今に誇りを持てるか』〉を意識しました。

 日々の学習は、小さな積み重ねですし、伸び盛りな時も、伸び悩む時もあります。親も、つい日々のことに一喜一憂してしまいそうになります。ぜひ、そんなときに、「今のわが子の様子で、入試当日に一年間を振り返ったとして、胸を張れる状態かな」と考えてみていただければと思いますし、「入試当日に誇りを持てるように」日々、少しづつ、動機づけを積み重ねていただければと思います。

 むろん、これから頑張る皆さまに、第一志望校への合格をお祈りしながらですが、併せて、「夢に向かって取り組む楽しさ」「自分の頑張りに誇りを持てる喜び」を、ぜひに味わっていただければ嬉しく思います。これは、真剣に勝負に臨もうとする環境があってはじめて得られるもので、受験勉強は、この環境を得るための絶好の機会だったと思いました。また、大切なこととしては、この心の成長は、周囲からのポジティブなサポートの声掛けで、何倍にも膨らみ、そして、膨らんだ子どもの気持ちがさらなる成長を促してくれます。学力の成長と共に、心の成長は、何物にも代えがたい財産となることかと存じます。

 さて、心の成長と学力の成長を達成するためには、親子でのコミュニケーションは欠かせません。名進研では、日々の授業にもテストにも、各回にかならず「狙い」が丁寧に張り巡らされています。わが家では、具体的な各問題の内容は親が理解できなくても、今日はどんなことをやってきたのか、具体例を出して、子どもに説明をしてもらいました。子どもに話してもらう内容は5分から10分程度です。3分だと、ほぼタイトルで終わってしまうし、長すぎると、各問の説明になってしまうので、要約としておすすめの時間です。自分で説明できるときは、だいたい理解できているし、説明が巧くできないときは、子ども自身が、説明の途中で、自分が理解できていないことに気づいてくれる点がおすすめです。併せて、毎日これを習慣にするうちに、「まとめる力、説明する力」が身につきます。うまく説明できないときは、親の役割としては、説明が引っかかっているところだけ明確にしてあげて、先生に「自ら質問してもらう」ことを続けました。いまひとつ、心の持ち方の面で効果としてあったのは、日々、親や先生とコミュニケーションを取り続けることで、「今の自分に素直になれる」ことが挙げられます。特に、「①伸び悩んでいるときに、親や先生のふとした一言で、きっかけをつかめる効果」、もうひとつは、「②できないことを恥ずかしがらない、隠さないことで、悩みを抱え込まない効果」がありました。

 また、補足ながら、小学校の授業を簡単に感じることはあるかもしれません。しかし決して疎かにしない、まして学習内容を見下すようなことだけはあってはいけないことだと考えます。「スポーツや芸術、そのほかみんなそれぞれに精一杯頑張っていることがあって、その中で君は勉強に取り組んでいる」ということは、毎日言い続けました。それぞれに得意なことを尊敬しあえる友達関係を築き、もし、わが子が算数を得意とするなら、友達に親切に丁寧に教え、「不得意な子がどう説明すれば楽しく分かってもらえるか」を工夫する努力をしてもらうことで、小学校の友人関係もより良くなり、自分の説明力も鍛えられます。力がつくほどに、一層、謙虚さについては強く諭し続けるようにしました。志望する中学合格は、子供にとって、通過点にすぎません。ゴールではありません。志望校合格への努力と、多感な時期の心の成長は、車の両輪であることは、親子ともに常に心に留めたいものです。

 受験勉強は、合格だけでなく、非常に大きな心の成長を我が子にもたらしてくれます。但し、これは、親や周囲で応援してくれる人々が、「子どもの心の成長」を意図していないと得られないと思われます。日々、授業を受け、課題を克服しながら、心への動機づけを続けていただければ、きっと、入試本番の日、お子さまが誇らしげな姿で入試会場に向かわれる後ろ姿を、ご両親様は輝かしい気持ちで見送ることができるでしょう。そして、結果として、志望される道へ皆さまが進まれることを、応援しています。

 子どもたちの明るい未来に「ブラボー」な人生を‼

名進研 私立中学受験コースJunior high school exam course

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