「怖いけど楽しい」
名進研に入ったのは五年生の春。それまでは、よくいえばこだわりのない欲のない性格でした。学校のテストで良い点を取ってきても、そのテストがランドセルの奥底でくしゃくしゃになって入っていたり、ノートの取り方も乱雑に書かれていたりする状態でした。しかし、名進研に通ってしばらく経つと、宿題を自発的にするようになり、意欲が見えるようになりました。また、名進研はクラス分けされているので上のクラスに行きたいというようになり、学校や名進研の授業のノートの取り方も見直ししてもわかるぐらいに、きれいに書けるようになりました。
今まで親として気にしていて注意はしていたものの、反発されるだけでしたので、まさに驚きの変化でした。「名進研は夜の学校だ!」と言ってとても楽しんで通っていました。話を聞くと「名進研の宿題をしないと怒られるけど学校よりも楽しい!」そうで、「名進研は怖いけど楽しい」と言わせる先生方のご指導はどんなかんじなんだろう?といつも思っていました。
受験まであと半年のところで、私の母が末期癌と痴呆の合併症で我が家へやってきました。主人は東京へ単身赴任中で、私も仕事をしながらの介護生活のスタートです。受験のサポートどころではありません。しかし、自習室を利用し、私は名進研への送迎とお弁当づくりに徹しました。気持が萎えることも度々ありましたが、名進研の保護者会での先生からの経験談が心の支えとなりました。
受験最終日、試験会場(教室)へ行く直前、娘が「いままでありがとうございました」と言ってくれました。思いもかけぬ一言。涙が止まりませんでした。
名進研は、最後の最後まで第一志望校に入れるように、勉強だけでなく心のサポートもしてくださり、本当に感謝しております。受験当日、受験生よりも早く会場に来て応援をしてくださった先生方、ありがとうございました。先生方の気持ちは子どもにも私たちにも届いています。名進研で培った精神は、今後の宝となるでしょう。娘と今「名進研にはいって本当によかったね」と話しています。
本当に、ありがとうございました。












