娘の言葉
私は娘の六年生の春先、体調を壊すほどの問題を抱え込み、受験の大切な時期に娘に心配かけたり影響を与えてはいけないと、娘の前では努めて普通に振る舞いましたが、敏感に感じ取った娘は私の肩に手をまわし「お母さんは十分頑張ってるよ、もういいんだよ、頑張り過ぎないでね。」と言いました。私は自分のふがいなさと娘の優しさに涙が止まりませんでした。私はその時気がついたのです。娘は家でも名進研でも本当に頑張ってる、頑張ってるのに頑張れと言われるプレッシャーに苦しんでいたのかもしれないと…。それからは名進研に持っていくお弁当のおかずや体調についてなどたわいのない話や、将来の夢を叶える為にはどうするか話したりしました。
主人と私は名進研での中学受験は人生の過程だと考えていました。自分がどうして名進研で中学受験するか、名進研で目標を決め自発的に勉強に取り組むように心がけさせました。
彼女には明確な夢があり、その為には大学で学ばなければいけない、その大学に行くためにはどの中学が一番良いか考えて希望する中学を決めていました。娘は20キロあまりの名進研のテキストの入った鞄をさげて、地下鉄に乗り自分の足で名進研に通いました。名進研の自習室で勉強したり名進研の先生に質問したり、少しずつ名進研のテストの成績を上げていきました。
しかし、力及ばず第一志望の中学校には合格できませんでした。不合格通知が来た時の娘の姿は見るに忍びなく、涙も流さないで「大丈夫。」と一言だけ言っただけでした。私は娘と二人になり「泣いていいんだよ。頑張ったものね。」と言いました。娘は声を出して泣きました、ずっとずっと…。第二志望の中学校に行く気持ちが整理出来たのは、桜の花が咲きはじめ新しい制服が届いたころでした。
名進研の先生の言葉「親たちの心を休めるのは、君たちの笑顔であり、素直な態度であり、君たちが努力している姿なのだ」。これは彼女が名進研の教材と一緒に、名進研のかばんの中に小さく折り畳んで忍ばせていたメモです。子どもは親が思う結果にたどり着けないかもしれません。けれど確実に名進研に通うことで勉強と共に学び成長しています。お子さんを信じ受験の結果だけではなく、先を見て社会で生き抜く強い精神力を身につけさせてあげてください。中学受験は人生の過程にすぎないのです。彼女が言いました「終わり良ければ全てよし。私の夢は終わった訳じゃない。どんな道をたどっても夢は叶う。これからも中学生活を楽しみながら頑張って勉強しなきゃ。」そして、名進研の合格体験記には「私と同じ失敗をしてほしくないから」と綴りました。
最後に、子供の心をも暖かく大切にご指導いただきました名進研の先生方に、心よりお礼申し上げます。












