この度、南山中学校男子部、名古屋中学校、愛知中学校(特奨B)に全て合格し、南山中学校男子部に進学を決めました。

私立中学の受験を決めたのは、両親とも私立中学出身であり、かつ、私が中高の六年間を充実して過ごすことができた体験からでした。

名進研に通うことを決めた理由は、名古屋地区で最も合格実績を挙げていることと、実際に塾に出向いて学習内容を拝見したときに、算数においては考える力、国語においては書く力が身につく内容であると思ったことの二つが大きな理由でした。

低学年(小三)の時から進学塾に通うことは、勉強が重荷にならないかの若干の不安がありましたが、最初の授業の感想を本人に聞いたときに「面白かった。国語の先生が歌を歌ってくれた。」と笑顔で話していたことを今でも記憶しており、さすが気持ちの乗せ方も含めて上手であることを当時感じました。

小三は「ピグマクラス」、小四後期から小五終了まで最上位クラスの「Sクラス(名進研注:現在のαクラス)」、小六からは「難関校クラス」で通塾しました。

中学受験において重要な時期となる小四以降の内容から、時系列で学習面、生活面等を中心に記載いたします。

■小四時代
学習面については、毎週の学習内容を宿題も含めてその週中に学習・習得するように努めました。このサイクルをまわしていくことで、小四前期の実力テストの平均偏差値は62~63となり、後期から「Sクラス」の資格が認定されました。「Sクラス」になって以降は、毎週の学習量が増え、前期のようにその週の中で全ての宿題を学習することが時間的に困難となっていったため、所属校の先生に取り組む必要のある宿題について優先順位を確認して取り進めました。コロナ禍の時代であり、長期連休中であってもなかなか旅行等に出かけられない状況でしたので、名進研の学習に専念していた一年であったと思います。また、時間に余裕ある小四の時期に志望する各学校の説明会に本人とともに参加したり、文化祭にも本人と一緒に行ったりし、本人に学校の印象や進学後のイメージを持ってもらうようにしました。

■小五時代
練成教室のみの受講で、土曜日にあるテストゼミは取りませんでした。練成教室の毎週の学習をしっかり行っていれば、土曜日のテストゼミまでは受講しなくても問題ないと考えます(ただし、目指す学校によります)。
一学年上がると学習量が相当増え、国語のSクラス専用プリントや算数のコアマスターのコアステップ3(最難関)の問題を全て学習することが徐々に難しくなってきました。所属校の先生と目指す学校との兼ね合いで、どこまで実施する必要があるかを相談し、学習において線引きを行いました。線引きを行った範囲内の学習をその週中に学習・習得するように努めていましたが、内容・単元によっては週内の完結は難しく、その場合はひと月の中で(実力テストの前までに)完了する目標を持って取り組んでいました。線引きを行っても、実力テストの成績は落ちず、一年間通じてSクラスに在籍することができました。また、小四の時と同様、説明会や体験授業、文化祭に行き、学校に対する関心度合いを高めていきました。依然としてコロナ禍でしたが、毎週末は気分転換の時間を学習に支障のない範囲で設けたり、長期連休の時は旅行にも出かけたりし、本人の気持ちが折れないよう、モチベーションの維持にも努めた一年でした。小六になると旅行にはいけないと思いましたので、新学年(小六)に上がる年の一月に受験期間中の最後の旅行をしました。

■小六時代
小六から「難関校クラス」での受講となりました。所属校の先生と相談し、前期は練成教室のみの受講、後期からは練成教室及び日曜日の志望校別特訓を受講しました。小四時からと同じく、宿題は全て自宅で学習し、宿題の内容で解説を読んだり、動画解説を聞いたりしても不明な場合は、その都度、所属校の先生に質問し、疑問点をなくすようにしました。効率的に先生に聞けるよう、私が事前に先生のご都合を確認しアポイントをとって、質問は授業の前後で本人のみでしました。
直前期は正月特訓も取り、インフルエンザや新型コロナ等の感染症対策を念頭に、最初に受験する学校の受験日のある週から最後の受験が終わるまで学校を休みました。学校を休んでいる期間中の過ごし方としては、入試当日の起床時刻が6時であることから、朝6時15分頃起床、21時~22時頃就寝のサイクルをまわしていました。睡眠時間が不足すると体調が悪くなるため、八時間以上の睡眠時間が確保できるようにしていました。

入試前日は「自信をもって受けること」を毎回伝え、当日会場で別れる際も、「プレ中の時と同じようにね」と声をかけて見送りました。他の方からは「いってらっしゃい」や「がんばってね」といった類の声がけが聞こえてきましたが、受験にあたり本人の気持ちが安定するような声がけであれば何でも良いと思います。

四年間の受験勉強生活が終わりましたが、名進研の先生は本当に親身になって的確なアドバイスをいただけます。集団塾であって個人塾のような面倒見の良さがあります。名進研の先生を頼りにしながら栄光を勝ち取ってください。