お母様も余裕を持って
娘が名進研にお世話になったのは、四年生の十一月からでしたので、初めは名進研生に追いつくのに親も子も必死でした。それまで、通信教育で勉強していて、家庭で勉強する習慣は身についていたので、名進研JSクラスに上がるのに時間はかかりませんでしたが、極度の緊張型なのか、名進研に行く前に車の中で頭が痛くなって吐いたり、名進研実力テストの前も駅などで吐いたり、顔面蒼白で名進研のテストに挑むことがしばしばありました。この先、受験本番を乗り切れるのだろうか…と不安になる中、名進研の先生に「おうちの方の緊張を感じてしまうのかも?お母様も余裕を持ってください」とアドバイスを受け、時間に余裕を持って行動したり、名進研テストの後の楽しいことを考えながら移動するようにしてから、途中で吐いたりということはなくなりました。
では、受験本番はどうだったかというと、名進研実力テストや名進研プレ中学入試と同じように受験校に向かい、特別な声がけもせず送りだしましたが、あの独特な雰囲気の中、さすがに第一・二志望の受験校のときは薬を飲んで挑みました。私もそれに対して慌てず、いつもと変わらない状況で受験を迎えさせることを最優先し、その結果娘は無事全て合格を勝ち取りました。約三週間の中で延べ五日間を受験に費やし、最後まで集中力を切らさず、乗り切れたことは若干十二歳にしてすごいことだと思います。
結局、受験前に名進研生の親の出来ることは限られています。体調管理と愛情のこもった食事、そして家を掃除しきれいに保つことでした。新型インフルエンザが猛威をふるった中、ビタミンCと良質なたんぱく質を取って乗り切り、お弁当もインスタント食品を使わないよう心がけ、願掛けのように運を呼び込むべく家の中をきれいにしていました(笑)。あとは親もリフレッシュして平静さを保つことぐらいでしょうか…。これから本番を迎える名進研生のみなさま、親も子も悔いのないように本番を乗り切ってください。ご健闘をお祈りしています。
最後に、ここまで私たち親子を導いてくださった名進研の先生方、名進研の関係者の皆様、大変お世話になりありがとうございました。












