受験体験記
この度、東海中学、滝中学、名古屋中学、愛知中学の合格をいただき、この春より東海中学校へ進学する息子の母です。
まず、息子が中学受験を決めたのは私が私立中学出身であり、充実した六年間を過ごした経験があったからです。
四年生の後半から名進研へ通いましたが、中学受験は親が決めたこと、息子自身の性格が闘争心ゼロなのも相まって、沢山出る宿題をこなす毎日に息子はとても辛そうでした。ですから、そもそも中学受験に挑戦することが息子にとって正しいのかと悩む日々でした。
五年生時は名進研のペースに慣れて来ましたが、名進研を辞めたいことだけは引き続いておりました。他の習い事もあったため、そちらで塾のストレスを発散したり、週末に遊びに行く時間もまだあったため、何とかバランスを保っていました。
そのまま六年生になっても名進研辞めたい病だけは相変わらずでしたが、息子なりに最後の年だと覚悟(諦め⁈)を決めたようです。しかし名進研がよりハードになってストレスも激増でした。息子が反抗期に入ったこともあり、私との喧嘩が増えてきました。そんな中、先生にご相談することも増えましたが、適宜、息子と面談し、対処法を教えて下さいました。お蔭で塾を辞めることなく、完走出来たと思っております。
六年生時の夏期講習明けのプレ中にて偏差値が62まで伸びました。いつもは感情を表に出さない息子が初めて嬉しそうにしました。
これからはこの数値よりも下回らない様に頑張ろう‼と家族で決意を決めました。しかしそこから順調に進みました‼とは言えないのがまさに受験勉強ですね。あっという間に六年生も後半になり十二月下旬の六年生最後のテストが滝中プレでした。まさかの合格率20%から50%判定‼そんな成績で親の私が動揺していると、先生が『彼はいつも最後はやってくれる男なので信じてます‼』と私の目を見て真っ直ぐ言って下さったのがとても心強かったです。ここで家族一丸で切り替え、怒涛のラストスパートをかけることができました。
最後の一月からは小学校を休みにしておりましたので、東海の試験時間と休憩時間に合わせて各教科を取り組むようにしました。
その中で分からないところを午後から早めに行き、先生に質問するルーティンを行いました。苦手な単元は追加でプリントを貰いとにかく解きまくりました。両親から見て、この最後の一ヶ月の集中力、ラストへのレベルアップの勢いが凄かったです。最後の一ヶ月だからと決して諦めないで下さい。そしてお子様を信じてあと少しの本番まで伴走してあげて下さい。
六年生になると塾からの膨大な量のテキスト、プリントも増えてきますが、後回しにせず、早めに宿題をこなし、その後は復習にどれだけ費やすことができるかだと思います。その時間を確保するのも難しいですが、時間のやり繰りも今後に役立つ練習だと思って、もうやるしかありません。いかに限られた時間の中で効率的にやるか、是非とも校舎の先生方にご相談なさって進めて下さい。
ここまで導いて下さった先生方、特に国語担当のA先生はノートに書いて下さるコメントがいつもとても丁寧で、毎回楽しみにしていました。最後に息子宛に書いて下さったメッセージがあまりにも感動的すぎて、いつ読んでも大号泣です‼受験のお守りにしたいと、先生からのノートと成績優秀者の賞状も持ち合わせ本番に挑みました。
名進研はこんな素敵な先生と出逢えます。
親もかけがえの無い体験をさせていただきました。本当に本当にありがとうございました‼












