「テストゼミ」クラスにこだわり続けて
すべての試験が終わり進路が決定したとき「名進研に行かせて良かった。二年間名進研の先生にお世話になって良かった」と思いました。息子は人前で自分の思っている事を言うのが苦手と思い込んでいた私は、最初個別指導の塾でお世話になっていました。マイペースで課題は山積みしているのにやる気になれませんでした。
五年生になる時「やはり同じ目標を持つ仲間と共に頑張れるところ、東海地区の私学に多くの合格実績のある塾、それなら名進研以外にない」と思い決めました。
最初の頃は教室に通うだけで予習も復習もしません。毎週末のテストゼミもなぜ受けるのか、わかっていなかったと思います。そんな息子に、今はKS3だけれど必ずTN3かTN2まで進もう、そのクラスで試験に臨めたらいいなと話ました。息子は「わかった」と言うものの、その後もテストは散々でした。また実力テストの度にSクラスとAクラスを行き来しました。テストゼミのクラスもKS2に長く停滞していて、TNクラスは遥か彼方に有るように思いました。
六年生になり、受験まで一年ない事に焦る私に、「まだ一年もある」と言って、プレ中学入試が始まっても変らずのマイペースです。ゲームも止められませんでした。
夏期講習が終わった時、これからどう生活するか、どう受験勉強に取り組むか聞きました。息子は自分自身で決心する時が来たと思ったのでしょうか、ゲームは気晴らしに三十分はしたい、他のものはしない、約束のTN2になると言いましたが、夏期講習後はクラスが落ちKS1からの出発となりました。ショックを受けているかなと思いましたが「絶対にすぐTNクラスに戻す」と言い切りそのあたりからやる気スイッチが入ったようでした。
苦手な算数から逃げない、恥ずかしくとも解るまで先生に聞く、算数は皆が聞きに行くのでお弁当の時間が聞きやすいなど息子なりに工夫していました。
夫はクリスマスのころから毎日メッセージカードを書き受験の日まで励まし続けました。
私は第一希望校の受験の日まで、日めくりカレンダーを作り体調を気遣う一言を書き、できるだけ息子の気持ちに寄り添えるようにしました。
結果は強く希望した名古屋中学校に合格。今まで頑張ったからとチャレンジした滝中学校にも合格を頂きました。
息子に一番辛かった時は?と聞くと「夏期講習」と言います。夏休みが終わった時、「もう引き返せないと思った」とも言います。
一日も名進研に行きたくないとは言いませんでした。きっと名進研に行くと頑張れる仲間がたくさんいて、お互いに高め合えたのだと思います。また、熱意ある先生方に教えて頂き感謝しています。ここで学び経験したことはこれからの息子の支えとなり、また頑張ることができると思います。
ありがとうございました。












