名進研 合格体験記
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保護者の声・評判(中学受験)

受験体験記

 この度、東海中学、滝中学、名古屋中学、愛知中学の合格をいただき、この春より東海中学校へ進学する息子の母です。

 まず、息子が中学受験を決めたのは私が私立中学出身であり、充実した六年間を過ごした経験があったからです。

 四年生の後半から名進研へ通いましたが、中学受験は親が決めたこと、息子自身の性格が闘争心ゼロなのも相まって、沢山出る宿題をこなす毎日に息子はとても辛そうでした。ですから、そもそも中学受験に挑戦することが息子にとって正しいのかと悩む日々でした。

 五年生時は名進研のペースに慣れて来ましたが、名進研を辞めたいことだけは引き続いておりました。他の習い事もあったため、そちらで塾のストレスを発散したり、週末に遊びに行く時間もまだあったため、何とかバランスを保っていました。

 そのまま六年生になっても名進研辞めたい病だけは相変わらずでしたが、息子なりに最後の年だと覚悟(諦め⁈)を決めたようです。しかし名進研がよりハードになってストレスも激増でした。息子が反抗期に入ったこともあり、私との喧嘩が増えてきました。そんな中、先生にご相談することも増えましたが、適宜、息子と面談し、対処法を教えて下さいました。お蔭で塾を辞めることなく、完走出来たと思っております。

 六年生時の夏期講習明けのプレ中にて偏差値が62まで伸びました。いつもは感情を表に出さない息子が初めて嬉しそうにしました。

 これからはこの数値よりも下回らない様に頑張ろう‼と家族で決意を決めました。しかしそこから順調に進みました‼とは言えないのがまさに受験勉強ですね。あっという間に六年生も後半になり十二月下旬の六年生最後のテストが滝中プレでした。まさかの合格率20%から50%判定‼そんな成績で親の私が動揺していると、先生が『彼はいつも最後はやってくれる男なので信じてます‼』と私の目を見て真っ直ぐ言って下さったのがとても心強かったです。ここで家族一丸で切り替え、怒涛のラストスパートをかけることができました。

 最後の一月からは小学校を休みにしておりましたので、東海の試験時間と休憩時間に合わせて各教科を取り組むようにしました。
その中で分からないところを午後から早めに行き、先生に質問するルーティンを行いました。苦手な単元は追加でプリントを貰いとにかく解きまくりました。両親から見て、この最後の一ヶ月の集中力、ラストへのレベルアップの勢いが凄かったです。最後の一ヶ月だからと決して諦めないで下さい。そしてお子様を信じてあと少しの本番まで伴走してあげて下さい。

 六年生になると塾からの膨大な量のテキスト、プリントも増えてきますが、後回しにせず、早めに宿題をこなし、その後は復習にどれだけ費やすことができるかだと思います。その時間を確保するのも難しいですが、時間のやり繰りも今後に役立つ練習だと思って、もうやるしかありません。いかに限られた時間の中で効率的にやるか、是非とも校舎の先生方にご相談なさって進めて下さい。

 ここまで導いて下さった先生方、特に国語担当のA先生はノートに書いて下さるコメントがいつもとても丁寧で、毎回楽しみにしていました。最後に息子宛に書いて下さったメッセージがあまりにも感動的すぎて、いつ読んでも大号泣です‼受験のお守りにしたいと、先生からのノートと成績優秀者の賞状も持ち合わせ本番に挑みました。

 名進研はこんな素敵な先生と出逢えます。

 親もかけがえの無い体験をさせていただきました。本当に本当にありがとうございました‼

そこを目指さないとほかも行けない

 我が子が中学受験のために通塾を始めたのは五年生の時。五教科ではない習い事で、非認知能力を高め、リーダーを育成するというオンライン塾ではとても素晴らしい仲間たちと過ごしていました。「私立受験する子はそういう目標に向かって頑張る子たちで、この習い事をやっているような子たちが集まるよ」という私からの提案で、娘も「そういうお友達のいる学校に行きたい‼」と私立受験に興味を持ち始めました。知り合いのお子さんがちょうど学習院初等科に入学したこともかなり刺激を受けました。そのオンライン塾の曜日と名進研の通塾が重なっていたため、五年生の一年間は名駅校のDクラスでお世話になりました。名古屋まで通うことに早くから慣れたのは良かったです。

 そして六年生からは一宮校へ。スケジュール管理、テスト直し……やることはたくさんあり、プレ中の保護者会で教えていただいたことを共有し、口うるさく何度も伝えてもやらない等、怒ることもしばしばありました。それでも娘は勉強を嫌がることも受験を嫌がることもなく黙々と勉強を進めていました。プレ中の結果は志望校にはまったく届かない日々でしたが、第一志望校を変えることはなく、「そこを目指さないと他も行けない‼」の考えのもと頑張っていました。学校の宿題は担任の先生のご配慮もあり、やれなかった日は塾でこういうことを学んだとアウトプットをさせてもらっているようでした。算数の授業では先に解けた子が周りの子に先生として教える、という役割があるようですが、いつも「今日もいろんな子に教えてきたよ。」と嬉しそうに報告をしてくれました。

 我が家の場合は恥ずかしながら他のご家庭のように『家族一丸となって』の受験ではありませんでした。夫は勉強ばかりの娘に「かわいそう。」と寝る前や入試直前にYoutubeを制限なく見せたり、「あの学校は勉強ばかりで大変だよ。」とマイナスイメージを伝えたりと、私も娘もイライラしてしまうことが多々ありましたが、応援してくださる名進研の先生方、お友達、妹と何より本人が最後まで頑張り続けた結果つかみ取った合格だと思います。このようなご家庭はまず無いと思いますが、お子さんとそして名進研の先生方を信じていけば明るい未来が待っています。

 二年間の通塾、そして速読とたくさん能力を伸ばしてくださりありがとうございました。

あっという間だった中学受験

〈参考〉
 滝中合格(第一志望校)、南山中女子部合格、愛知淑徳中合格、愛工大名電中合格

〈入塾前の過ごし方〉
 幼い頃から読書が好きで図書館に通ったり、水族館や博物館などによく遊びに行っていました。興味のあるものへの観察力、集中力は親から見ても目を見張るものがありました。
 このような体験が興味関心を広げ、中学受験の学びに結びつき、楽しく勉強できたのではと思います。今後、中学受験を考えられている方は、子どもの関心を広げる体験の場も作ってあげられると良いと思います。

〈入塾お断り?〉
 小五の二月、娘の希望で中学受験を考え始めましたが、「今の時期からの入会は難しい」と厳しい反応でした。名進研入会の条件として、受験まで勉強し続ける覚悟はあるか(勉強習慣が無かった)、親は、成績が奮わなくてもリタイアせずに我慢できるか、を示されました。
 娘が頑張ることはもちろんですが、親は娘が受験に集中できる環境を整えること、どんな結果になろうとも良い中学受験だったと思えることを意識して、中学受験することに決めました。
 親は、私立と公立中高一貫校の迷いがありましたが、通塾頻度が高く問題難易度も高い私立中学受験コースで開始しました。娘の希望で公立対策はしないまま、秋頃に私立中学に絞りました。

〈小六前期〉
毎週出される課題を必死に取り組みました。毎月行われるプレ中学入試は、今までの勉強の成果を図る良い機会となりました。
また、終了後はランチに行ったり観光したりと親子共に良い気分転換になったと思います。 

〈小六後期~受験直前期〉
 前期よりも、さらに多くの課題が出ますので、親が進捗状況を定期的に確認して、積み残した課題があればスケジュールを修正して、集中して勉強できる環境を整える必要がありました。
 直前期は、幸い体調を崩すことなく感染症の流行も無かったので、小学校は休みませんでした。色々なことが気になりますが、「今までどおり」を意識して、穏やかに過ごすよう心がけました。

〈親の役目は体調管理と子どもを信じ続けること〉
 遅いスタートだったことから、親子共に焦りがありました。はじめは、膨大な量の課題をこなせませんでしたが、通塾日は9時まで自習室を利用し、帰宅後はすぐに寝る習慣を付けました。全期間を通して、遅くとも10時30分までには寝かせて睡眠時間を確保しました。
 共働きで目立ったサポートはできず、名進研にお任せしていました。それが、程よい距離感でいられて良かったと思います。
 娘が入試前日、「あっという間だった」と言いました。娘は淡々と毎日を過ごしており、だらけているように見えるときもありましたが、前を見続け頑張り続けたんだなと実感しました。親の役目は、子どもを信じ、応援者であり続けることだと思います。

〈最後に〉
 短い受験期間で合格を勝ち取れたのは、娘の努力と名進研の先生方のご指導のお蔭だと思っています。大変お世話になりました。
 皆さまにとっての中学受験が充実したものになることを願っています。

自分で決めて挑戦した中学受験

 小学四年生から名進研にお世話になり、四月から滝中学校へ息子が通います。

 息子が小学二年生の頃、夫の海外赴任が決まり、家族で帯同するかどうかを悩んでいました。その後コロナウイルスが大流行し、海外ではロックダウンもあり、いよいよ家族で赴任先へ引っ越すことが難しくなりました。夫は海外へ、私と息子は日本で暮らすことになりました。

 小学校が休校になっているときも、オンラインやほかの教材を使って学んでいましたが、何か物足りなさを息子も私も感じていました。小学校三年生の終わり頃、中学受験を視野に入れるのであればそろそろ塾探しをしなければと思い、名進研の入会テストを受けました。JSクラスで頑張りましょう、と言われたものの、ついていけないのでは……という心配もあり、JAクラスを希望したほどです。しかし先生から、“ついていけなければ、その時クラスを変更すれば良い”と言っていただき、四年生から入会を決めました。昔、私も中学受験を経験していましたので、春期講習から息子も始めるのだろうと考えておりましたが、彼は「塾は四年生になってから行く」とゆずりませんでしたので、彼の意見を尊重しました。

 入会してからは、やはり春期講習ですでに学習しているお友達もいて、授業についていくのに親子で必死でした。何とか授業内容を理解させ、宿題を終わらせることに集中するあまり、息子に対して口調が強くなってしまうことも何度もありました。私がチェックし、学習を見ているためか、実力テストでもそれなりに成績はとれていましたが、私自身の経験から、中学受験は“親子の受験”というイメージや意識が強く、これから長い受験までの道のりを、このまま走り続けることができるのだろうか? と不安になることもありました。しかし、夏休みが明けた頃くらいに、所属校の先生から、“失礼なことを言いますが、このままでは彼の心がいつか折れてしまう心配があります。お母さんも疲れてしまうので、学習については名進研に任せてください”とお話がありました。やはりその後、成績は落ちましたし、不安もありましたが、夫と相談し、先生方は受験生を大勢みてきているプロなのだから任せよう、と決め、先生からアドバイスいただいたとおり、“宿題を集中して行っているか?”だけを見るようにしました。受験までJSクラス、難関クラスのままでしたが、五年生の土ゼミでは、授業を真剣に受け宿題を丁寧にしないと下のクラスへ降格するという経験をしました。降格後は☆☆をとらないと元のクラスへ戻れないため、息子はとても苦労していたように感じます。イライラしていることが増えたり、学習がうまくいっていないのでは? と感じたときは、所属校の先生に連絡させていただき、その時々で彼にアドバイスをしていただきました。

 五年生からは学校説明会や体験授業などに一緒に出掛け、志望校を決めました。息子は「絶対に共学に行きたい」、「体験授業が楽しかった」、「広い校庭で走り回りたい‼」と滝中学を目指し始め、色々な学校を見学する中でも、最後まで第一志望校がゆらぐことはありませんでした。幼い頃から、できるだけ自分で決めてほしい、という思いで育ててきました。中学受験も夫の赴任があったとはいえ、“挑戦する気持ちがあるなら応援するし、受験をしないなら高校受験をすることになるよ。どちらの選択をしても良いし、途中で変えられないこともないよ。”と話し、彼自身が「勉強したい」と決めました。上記のように想ってきたのにも関わらず、小四のときは口出ししすぎてしまい、とても反省しています。あのときアドバイスくださった先生も同じような考えだったそうで、“二人三脚は良いけれど、彼は自分でやっていく力がある。いつも誰かに言われてからしか動けない子にはしたくないですよね。”という意味でした。

 六年生は勉強量も多く、見ているこちらが心配になるほどでしたが、名進研がうまくスケジュールを立ててくださっていることもあり、「ペースをつかめばできるよ‼」を息子が言っていて、とても頼もしく感じたことを覚えています。

 何より、所属校の授業も、ターミナル校での講習も、彼にとって楽しいものだったそうで、学校行事があった日も休まず通うことができました。

 息子のためにいつも一生懸命アドバイスをくださった所属校のM先生、N先生、K先生、I先生に感謝を申し上げるとともに、子どもへの接し方や言葉がけについても、言いづらいことにも関わらずしっかり伝えてくださったことを本当に有り難く思っております。

 “自分で決め、挑戦し、合格した”

 このプロセスは息子にとって、とても貴重な経験となり、きっとこの先もこの経験が力になるのだろうと考えます。

 受験直前にも、先輩方や保護者の方が書かれた受験体験記を拝読し、気持ちを落ち着かせたり、息子も私も力をいただきました。

 この体験記が同じように、受験生やそのご家族の力になれば幸いです。ありがとうございました。

名進研とともに歩んだ中学受験

 このたび、我が子は名古屋中学校、愛工大名電中学校に合格し、四月から名古屋中学校に通学することになりました。名進研の先生方には大変お世話になり、感謝しております。

 長きに渡った中学受験生活では模試で思うような結果が出ずに苦しんだこともありました。しかし、中学受験での最大の収穫は我が子が目標に向かって自分を律し、懸命に努力を継続できる力を身につけたことだと思います。小学生なのに朝から晩まで集中して勉強に取り組む姿には、自分の子ながら尊敬の念すら抱きました。第一志望の東海中の残念な結果を見て沈んでいる様子に、胸が締め付けられる思いもありましたが、目標に向けてコツコツと頑張る力は、これからの人生で大きな武器になると思います。

 息子は理科を得意としていましたが、名進研若水校での日々の授業では理科の面白さを教えていただきました。授業から帰ってきて今日はこんなことを教わったと目を輝かせながら伝えてくれたことが印象的です。算数は決して嫌いではありませんが、東海中の算数の難しさもあり随分苦労させられました。しかし、名進研での授業を通じて算数の難問を解けた時の楽しさを実感することも多かったようです。模試では合格圏の偏差値には達しませんでしたが、一月に入ってからの頑張りを見ると親バカながら、東海中の入試ではいい点が取れたように感じています。社会はなかなか覚えられないこともありましたが、名進研での授業で聞いたちょっとした豆知識を手がかりに記憶の定着に役立たせていたようです。国語の読解には苦労しましたが、名進研の解き直し重視の読解問題の解き方を研究して最終的にはかなり力がついたように思います。

 四月から通う名古屋中学校では、勉強に部活に学校行事に意欲を示してくれているようです。確かに中学受験は遊びたい盛りの小学生にとっては過酷な経験かもしれませんが、名進研に通ってハードな勉強を続けた経験が、人生の課題に前向きに取り組める力を育んでくれたように思います。これで我が家の中学受験生活は終わりますが、とても充実したいい受験でした。名進研の先生方には、時には弱気になる子、そして親を叱咤激励していただきありがとうございました。なんとか完走できたのも名進研のカリキュラムを信じて努力してきたからだと思います。本当にお世話になりました。

息子の中学受験を振り返って

 この春、息子は第一志望の名古屋中学校に進学することになりました。学区の中学校に通わせることに不安があり、本人とも相談した結果、中学受験をすることに決め、名進研に入会したところから受験勉強が始まりました。息子は元々サッカーのクラブチームに入りスクールにも通い、サッカーばかりの日々でしたが、「名古屋中学でサッカーをしたい‼」という気持ちで勉強を優先し頑張ってきました。入会が五年生の四月と遅めだったこともあり、はじめは勉強についていくのが大変そうで、内容も本当に小学生でこんなに難しいことをやるのか⁈と思うほどの問題ばかりで、この先受験を最後までやりとげることができるのか、と心配な気持ちもありました。それまで学校の宿題くらいしか家で勉強していなかった息子ですが、先生方のご指導もあり徐々に塾にも慣れ、六年生のプレ中では毎回偏差値を少しずつのばすことができていました。しかし、合格判定で80%以上をとれていたことで気のゆるみもあったのか最後のプレ中でがくっと偏差値が下がり、試験が近づく中、親の方が焦っていました。息子は息子で、第二志望の中学でいいなどと言い出しており、受験直前にやる気が出ないような様子でした。何度も親子で話をし、先生にも面談をお願いして残り約一ヶ月の過ごし方を再確認し、最終的にはサッカーのチームメイトからの応援などもあり、なんとか持ち直すことができました。

 長い受験勉強の期間モチベーションを保ち続けることは難しく、まだ十二歳の子どもで勉強ばかりというのも辛かっただろうと思います。親としても合格してほしい一心で、勉強勉強と口うるさくなってしまい何度喧嘩したことか……。それでもやり抜き合格を勝ち取ることができたのは、息子にとって自信になったことだろうと思います。支えてくださった先生方には感謝してもしきれません。合格発表のあと校舎に挨拶に伺った際も温かい言葉をかけてくださり、息子も嬉しそうでした。「入学後勉強についていけるか心配で」と話すと、「名進研でのたくさんの課題をこなせたんだから大丈夫ですよ」と心強いお言葉をいただきました。確かにそうだなと思えるほどの勉強をしてきたので、勉強したくないと言いつつも、頑張ってきた息子ならきっと大丈夫だろうと思います。勉強もサッカーも全力で取り組み、充実した六年間が過ごせるよう願っています。

中学受験を終えて

 子供が勉強をそんなに苦手ではなさそうで、周りに受験をする家庭が多い環境だったので、流れで「やってみよう」というぐらいの気持ちだったため、六年生になってからは特に大変でした。宿題の多さと自由時間の無さで子供が夏頃に音を上げてしまい、そこからは「メンタルを整えることを第一にする」という方針に切り換えました。幸いにも名進研の先生方は相談にのってもらいやすいので、色々と子供の性格面にも配慮していただき、六年生にしてはスローペースにしつつ、じっくりと基礎を固めていくことにしました。

 息子は量があまりこなせないので、どの宿題を優先するのが良いか、どの科目を先にやるべきかなどは各教科の先生方に細かく相談して指導をいただきました。名進研は他よりも「相談がしやすい」と私は思っているので、とても助かりました。宿題を調整してからは、本人の好きなゲームも(時間を決めてですが)ある程度は遊べることができ、それが逆に息子には安定する効果があって、やる気が回復して自習室にも行くようになりました。もちろんゲームはしない方が普通だろうとは思ったのですが、息子には必要な休息になっていたので、自分の子に合わせたやり方を親が模索していけばいいのではと思った受験でした。

 また、息子は一人でやるよりライバルがいる方が問題にやる気が出るということに気がついたので、冬からは私も息子と全く同じ過去問を解いて、点数を競うことにしました。大人の方が長じてる分野もあれば、もう忘れてしまった分野もあったりで、意外と良い勝負になり、息子と一緒に何点だっただの、ここの問題は難しくて飛ばしただの、子供と同じ目線になり、楽しく過去問に取り組めた気がします。自ら受験に立ち向かえる性格であればここまでする必要もないのでしょうが、うちは流れでスタートを切っていたので、とにかく子供に最後まで走り切ってもらうためにどうやってモチベーションを維持していくか、試行錯誤の六年生でした。
しかしお蔭さまで、基礎をしっかり固めたことで成績は徐々にですが上向きになり、最終的には第一志望の名古屋中学に合格をいただけて、ホッとしました。たくさん相談に乗っていただいた校舎の先生方に大変感謝しております。

その選択が正解だった

 こうやって書いた保護者の声がなかなか見当たらず、私自身が不安を味わっていたので、初めに書いておきます。名進研のカリキュラムとテキストを信じ、それ以外は個別指導や参考書などまったく買わずともJクラスであっても東海中・滝中に合格できます‼(男子なので南女は確信を持って言えませんが、きっと大丈夫です)。点数が伸びない時など、ネットで色々調べたり、特に苦手教科についてネットで勧められている参考書を買うべきか個別指導を受けるべきかなど、自分自身も調べて迷ったこともありますが、結局何もせず、その選択が正解だったと今は思います。なお、夏休みや冬休みなど連休中の講座と日曜講座の受講は必要で、特に下半期の講座は合格に直結した内容だったと思います。

 ただし、塾に行かせていただけで家で何もしなかったかというと、違います。名進研からの課題を確実にこなすとともに、日曜講座の復習は毎週やっていました。この「課題を確実にこなす」というのが実際は大変で、やりきれない・日曜講座の復習まで手が回らないこともしばしばありました。そういったとき、所属校の先生に相談し、課題を親の判断でスキップする(やらないではなく、明らかに解ける問題や時間がもったいないと思える問題を飛ばす)ようにさせてもらいました。また、丸つけを親が代行して間違った問題だけ本人に直させたり、理解できていなさそうなところは解説を解説する、小五までやっていたテスト前の総復習もやめプレ中はぶっつけで臨むなど、なるべく時間を作り出す努力を親の方でしていました(丸つけは子供自身が自分でするようにと保護者会で言われていましたが、うちでは効率を優先しました)。そうしていくうちに、課題をこなすことと日曜講座の復習が確実にできるようになり、勉強の時間帯が安定的になっていき、そのタイミングで一週間のスケジュールを固定化し、テストがあるときは日曜講座の復習時間をテストの直し時間に割り当てて対応していました。そうやって、課題・復習・テスト直しを徹底すれば、きっと大丈夫です。なお、参考書は買ってないと書きましたが、正確には志望校であった東海中のみ過去問を六年分購入しています。名進研からは後期に東海圏の様々な中学の三年分の過去問をいただき、夏期講習後に受験予定校を中心に過去問を解く順番を家庭で決めるよう言われますが、この時に、東海中のみ年内に六年分一巡できるように調整しました。あとは名進研以外の模試も受けました。カリキュラムから逸脱したのはこれくらいだと思います。

 また、一月の過ごし方です。これはご家庭により色々な考え方があると思いますが、うちでは一月いっぱい学校を休みにすることとしました。本人が行きたいといえばその意見を尊重しようと思っていたのですが、どっちでもいいという(主体性のない……)答えだったのと、インフルエンザが怖かったので、始業式から休んでいました。ここではただひたすら過去問の二巡目と日曜講座の復習・東海プレの復習、塾にお願いして追加の過去問をもらって解くなど、とにかく復習をしていました。家にいるばかりだと気が滅入るので、自習室を最大限に活用させてもらいました。

 振り返ってみれば、自分自身が楽しんでしまっていた部分があるかなと思います。こんな解き方をするのかとか、よくこんな問題解けるなとか、この分野はもう子供に勝てないなとか、これは苦手単元だけど東海に出ないからいいやなどなど。復習をしっかりやって、の言葉だけではうまくいかないと思ったので、特に一月は細かくやるべきことを指示していました。きっと中学受験が親子で一緒に同じ目標に向かって何かをやる最後のイベントなので、干渉しすぎかもと思いながらもついつい戦略を考えてしまっていました。これがよかったのかどうかは正直分かりません、悪く言えば指示がないと動かなくなってしまう恐れもありますし、成長の早いお子さんであれば自立心が育っていて反発もしてくると思います。それでも、最後に鬱陶しくなかったかと聞いたところ、色々教えてくれてありがとうと言われたとき、嬉しくて涙が出てしまいました。自分にとってもかけがえのない日々だったと思います。

 受験生の親御さんは、何度も不安に襲われます、また偏差値や順位に一喜一憂するなと言われてもしてしまうと思います。しかし、その時に子供に負荷を追加するようなことをしない、ただ名進研のカリキュラムを信じて復習を徹底すること、それで何とかなった家庭もあるということを知っておいていただければ、少しは不安も和らぐかなと、この体験記を書こうと思いました。ぜひ皆さんが志望校合格を掴み取りますように。

 最後に、所属校の先生方には大変お世話になりました。適切に課題を提示いただくだけでなく、時に厳しく時に励まして子供をその気にしていただけたことで、塾に行くことが嫌なものではない、勉強することが苦しいものではない、そういった環境に導いていただき、勉強を最後までやりきることができたのだと思います。本当にありがとうございました。

みんなで走りきった、難関校チャレンジ!

 小四から三年間、お世話になりました。息子と家族、名進研の先生方と共に走り抜けた三年間について、少し振り返ります。

 小四から小五の冬まで土曜日クラスに週一回通っていましたが、その後、αクラスに入ることを決めました。それまでは他県から通塾していたことと、通塾頻度を減らし子供の負担を軽くしたい思いがあり、土曜日クラスを選んでいましたが、五年生になると土曜日クラスの授業時間が増え、本人は少し負担を感じるようになりました。また本人の難関校に挑戦したいという希望もあり、小五の冬にαクラスに進む決断をしました。結果として、平日に負荷を分散することで本人は負担が軽減され、難しい問題にも積極的に取り組むことができたため、この選択は正解でした。

 小五の二月頃、本人が最難関校を目指したいと言い出し、家族全員で応援することを決心しました。そこから、非常に大変な一年が始まりました。勉強方法や過去問の解き方、時期ごとの優先教科や単元など、わからないことが多かったため、先生方にどんどん相談し、アドバイスをいただきながら進めました。

 家族も全力でサポートしました。妻は勉強スケジュールの作成や宿題の進行をサポートし、理科や社会の記憶分野のプリントを作成して家の壁に貼り、お弁当の準備もしてくれました。私は名進研の送り迎えや塾、中学校関連のイベント対応、理系科目の解説を担当し、弟はゲームを制限するなどのサポートをしました。

 小六の夏休み前からは、特に勉強時間が増え、睡眠時間も少し削りながらの日々が続きました。過去問を解き、分からなかった問題は授業前後に積極的に質問し、先生に教えていただきました。おかげさまで成績も向上し、サピックスオープンの偏差値も着実に伸ばすことができました。しかし入試一~二ヶ月前には、最難関校過去問の点数がなかなか伸びず、焦り、苦しい時期もありました。この時期は焦りを和らげ、励ますような声かけをしつつ、わからない問題はその都度、先生に質問し、一問一問を地道に取り組み、何とか合格点がとれるところまで伸びました。そしてやはり体調が一番大事だと思います。十一、十二月頃には疲れが見えだしていたので、最低七時間は睡眠を確保するよう、心がけました。前日に睡眠時間を十分確保できなかったテストは結果が良くないことが多かったので、受験前日はしっかりと睡眠時間を確保しました。これら努力が実を結び、最終的には東大寺学園、西大和学園、東海中など、多くの学校に合格することができました。そして、改めて各合格校の校風、特徴、通学時間等を本人に説明したうえで、本人の意思で入学校を決定しました。

 受験を振り返ると、こんなにも勉強させて負担が大きすぎるかな、など考えた時期もありましたが、特に六年生の一年間はもの凄い根性で、ハイペースで走りきり、とても成長したと思います。受験を通し、深い思考力や勉強習慣、努力の大切さ、時には挫折を経験することなど、今後の人生において重要なことを学び、経験することができました。

 また算数の先生の授業が非常にわかりやすく楽しかったようで、算数が大好きになりました(立体の切断の達人になり、今日もいろいろな角度から切っています)。学問の楽しさを実感することができたことは、とても貴重な経験で、感謝しております。

 少し思い出話ですが、仕事帰りの夜9時に塾に迎えに行き、助手席に乗り込んだ息子が妻がつくった鮭おにぎりを本当においしそうに頬張る、その笑顔が忘れられない良い思い出です。

 受験勉強で疲れがたまった息子が、名進研(名古屋)に向かう電車で寝過ごしてしまい、折り返して伊勢方面に向かう電車の中で気持ちよく目覚めたこともありました(あれ?この景色どこだっけ?……‼)。

 特に小六は大変な一年でした。

 現在は受験を終え一ヶ月程ですが、人間らしい生活を取り戻し、中学校への入学を待ちながら、小学校生活を楽しんでいます。
部活動についても、どれにしようかとワクワクしながら考えています。頑張った分、思い切り中学校生活を楽しんでほしいと思います。 名進研の先生方には、急なお願いにも真摯に対応していただき、本人の長所と短所をしっかり把握し、的確なアドバイスをいただき、心から頼れる存在でした。

 名駅校の先生方、本当にお世話になりました。親から、息子からといろいろとご相談、質問させていただきましたが、いつも親身にご対応いただき、心から感謝しています。本当にありがとうございました。

中学受験は子供の成長を間近で見ることができる

 息子は姉の後を続くように五年生から二年間、名進研でお世話になりました。姉の中学受験の様子を見ていた息子は「あんなに勉強はできない。でも受験はしたほうがいいんでしょ?」と、とても消極的で決して自発的とは言えない中学受験の始まりでした。
 そんな息子も受験期には意欲的に取り組んでおり、第一志望への合格を勝ち取ってくれました。息子の精神的成長と変化と、親として意識して行ったサポートについてお伝えさせていただきます。

【五年生】
 塾に通い始めた息子は授業は楽しいが、ゲーム時間が減ること、宿題が多いことなど不満を言っていました。そんな息子に対して多くを望まないよう勉強スケジュールの作成を行いました。このスケジュール作成は姉の時もやっていましたが、勉強習慣を定着させるためには、かなり重要だと思います。授業の復習と与えられた宿題、授業と同じ範囲の別の問題集の基本問題を中心に組みました。一週間単位で具体的にその日にやるページを示し、その範囲が終わればゲームも含めて自由時間としました。息子は終わりが見えているほうが集中するようで、はやく範囲を終わらせ、ゲームをしていました。自分で答え合わせをすると雑になる時があるので、定期的にチェックと口頭試問をして、ただこなすだけの課題にならないよう、短い時間で身につかせる意識をさせました。
 さらにこの時期は受験を自分ごとにすること、勉強する楽しさを知ってもらうことを意識して、学校説明会には積極的に参加しました。受験可能性のある学校中心に六校ほど息子と一緒に回りました。娘の時と同様に各学校の特色と良い点を知ってもらい私立の魅力、ここに行くためにみんな努力をしてきていることを知ってもらいました。
説明会で熱望校ができてから勉強に対する姿勢が変化、宿題や課題の多さに文句を言うことはなくなり、成績も緩やかに上昇、ゲームも平日はなし、週末に息抜きとして一~二時間する程度まで減りました。
 娘の時も思いましたが、親としては五年生での関わりが一番大事で一番大変だったと思います。

【六年生前期~夏休み】
 塾からの宿題の量も増えるので、基本は宿題と週末はその授業の内容を復習をするサイクルで回し、日曜特訓の復習は二週間後に行うようにして知識の定着を図りました。まだまだ緊張感はありませんでしたが、六年初めに家族全員で最後のゲーム大会をしてゲームの一時卒業も行いました。
 夏休みはスケジュール管理を再開、夏休み期間中は今までの範囲の総復習ができるように自習室も利用して取り組んでもらいました。とにかくコアマスターステップ2までをひたすら行い、基本問題の理解と定着を目指しました。

【六年生後期~直前期】
 娘の時と同様に週末の過去問スケジュールを組んで、一緒に解いたりしました。九〜十月はかなり好調子でしたが、十一〜十二月は不調と変動の大きい期間でかなり親としてはモヤモヤしました。名進研の先生とも面談をして、ある意味、実力がつき難問にも手が出せる状態だとポジティブにとらえました。詰め込んだ知識の整理が最後の課題と息子とも共有し、直前期はひたすら知識の穴を埋める作業をしてもらいました。気づけば自習室には最後まで残り、自宅でも黙々と課題を取り組んでいました。

 第一志望校の受験日は自信をもって迎えることができたようです。五年生の時には考えられないような精神的成長をした息子を誇らしく思いました。中学受験は子供の成長を特等席でみることのできるイベントだと思います。娘・息子と四年間中学受験を経験して家族にとってもかけがえのない時間になったことは間違いありません。

 最後になりましたが、二人の合格を支えてくれた名進研の先生方には本当に感謝しております。本当にありがとうございました。

名進研 私立中学受験コースJunior high school exam course

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