JAブービーからの合格
東海中学校の入学者説明会で冒頭「君達が今ここに居られる事を支えてくれた全ての人達に感謝出来る人に成ってください」という主旨の一言は当人は兎も角、母親の私には身に染みて響きました。所属校は勿論、他校に転勤後も保護者会や、果ては受験当日の正門での各先生方の応援。このような名進研力に、学生でなくプロにお任せして良かったと本当に思いました。
私達夫婦は共にオール公立で私立中学受験は全く未知の世界。おまけに当人である長男と夫は徒歩10分以内、内申点を取るのが難しいかもの地元中学で何の異論も無し。わざわざ私立に行く必要があるのかと言う始末。しかし、本が友達で運動も苦手(嫌いと言っても良い…)積極性もなく…、超マイペースで凝る時には身体感覚を忘れて没頭する長男には、公立では逆に落ちこぼれるかもしれない。東海中学校なら合格出来れば、努力次第で個性ある仲間に恵まれ楽しい中高生活が送れるのでは、短所が長所に変わるかもしれない…。
四年生になり算数が難しくなったと言い出したタイミングに入塾がすんなり決まりました。しかし知らぬはマイペース天然親子。中学受験用に特化した勉強でレベルは高く、長男は知識欲、好奇心旺盛でもチンプンカンプン。JAブービー席。継続が何事も力で、辞めたいと言い出すのを避ける為、母として慣れるまでは宿題だけはきちんとやるのみでリラックスと、練成教室のみの早寝早起きで負担を避けました。
四年生の一年間で受験塾に何とか慣れてきて、五年生になり時々JSクラスに今月のゲストの様に入る様になり。長男なりに欲が出てきたからだと思います。
また、就学前からの楽器の習い事は毎土曜にあり。他にも出来るだけ毎日の練習と臨時の合奏会、コンサート等、掛け持ちは大変でしたが、親子で受験に我を失う事がなかったのと、度胸、忍耐、気晴らしは出来た様に思います。しかしそちらを優先した事でテストゼミが受けられず。受験当日まで要領が悪いにも拘わらず対策を親として取ってあげられなかったと悩み、かなり不安にも時にはなりました。
六年生になり一段とついていくだけの勉強量も増え、びっくりする程の重さの荷物を肩に黙々と弱音を吐かずに通塾する姿に逞しく成長した心身を感じました。時間をやりくりする中で五年生頃より自ら朝5時45分にいつのまにか起きて終わらない宿題や時にはテスト勉強をしていました。心身の健康が一番で夜は遅くとも22時半には就寝。土曜は習い事。日曜は家族との時間や、時には一番好きな図書館(テスト前は別でしたが)。私はどのテストでも成績より努力の有無ではありますが、一言は言ったり怒ってしまう事もありました。しかし夫は時には私に苦言も呈し、かなり客観的な視野で長男にも助言。忙しい中、得意な科目は社会だけで算数が50点前後では危ないと、受験三ケ月前からほぼ毎朝理科のみ夫が我流で補習。教えるより親子で知る楽しみを共有している感じで笑顔ありで微笑ましい姿でした。
中学受験を通して家族の団結力、絆が強くなり、長男自身も「名進研で勉強して良かった」と本当に感謝しております。本当に有難うございました。












