こうやって書いた保護者の声がなかなか見当たらず、私自身が不安を味わっていたので、初めに書いておきます。名進研のカリキュラムとテキストを信じ、それ以外は個別指導や参考書などまったく買わずともJクラスであっても東海中・滝中に合格できます‼(男子なので南女は確信を持って言えませんが、きっと大丈夫です)。点数が伸びない時など、ネットで色々調べたり、特に苦手教科についてネットで勧められている参考書を買うべきか個別指導を受けるべきかなど、自分自身も調べて迷ったこともありますが、結局何もせず、その選択が正解だったと今は思います。なお、夏休みや冬休みなど連休中の講座と日曜講座の受講は必要で、特に下半期の講座は合格に直結した内容だったと思います。

 ただし、塾に行かせていただけで家で何もしなかったかというと、違います。名進研からの課題を確実にこなすとともに、日曜講座の復習は毎週やっていました。この「課題を確実にこなす」というのが実際は大変で、やりきれない・日曜講座の復習まで手が回らないこともしばしばありました。そういったとき、所属校の先生に相談し、課題を親の判断でスキップする(やらないではなく、明らかに解ける問題や時間がもったいないと思える問題を飛ばす)ようにさせてもらいました。また、丸つけを親が代行して間違った問題だけ本人に直させたり、理解できていなさそうなところは解説を解説する、小五までやっていたテスト前の総復習もやめプレ中はぶっつけで臨むなど、なるべく時間を作り出す努力を親の方でしていました(丸つけは子供自身が自分でするようにと保護者会で言われていましたが、うちでは効率を優先しました)。そうしていくうちに、課題をこなすことと日曜講座の復習が確実にできるようになり、勉強の時間帯が安定的になっていき、そのタイミングで一週間のスケジュールを固定化し、テストがあるときは日曜講座の復習時間をテストの直し時間に割り当てて対応していました。そうやって、課題・復習・テスト直しを徹底すれば、きっと大丈夫です。なお、参考書は買ってないと書きましたが、正確には志望校であった東海中のみ過去問を六年分購入しています。名進研からは後期に東海圏の様々な中学の三年分の過去問をいただき、夏期講習後に受験予定校を中心に過去問を解く順番を家庭で決めるよう言われますが、この時に、東海中のみ年内に六年分一巡できるように調整しました。あとは名進研以外の模試も受けました。カリキュラムから逸脱したのはこれくらいだと思います。

 また、一月の過ごし方です。これはご家庭により色々な考え方があると思いますが、うちでは一月いっぱい学校を休みにすることとしました。本人が行きたいといえばその意見を尊重しようと思っていたのですが、どっちでもいいという(主体性のない……)答えだったのと、インフルエンザが怖かったので、始業式から休んでいました。ここではただひたすら過去問の二巡目と日曜講座の復習・東海プレの復習、塾にお願いして追加の過去問をもらって解くなど、とにかく復習をしていました。家にいるばかりだと気が滅入るので、自習室を最大限に活用させてもらいました。

 振り返ってみれば、自分自身が楽しんでしまっていた部分があるかなと思います。こんな解き方をするのかとか、よくこんな問題解けるなとか、この分野はもう子供に勝てないなとか、これは苦手単元だけど東海に出ないからいいやなどなど。復習をしっかりやって、の言葉だけではうまくいかないと思ったので、特に一月は細かくやるべきことを指示していました。きっと中学受験が親子で一緒に同じ目標に向かって何かをやる最後のイベントなので、干渉しすぎかもと思いながらもついつい戦略を考えてしまっていました。これがよかったのかどうかは正直分かりません、悪く言えば指示がないと動かなくなってしまう恐れもありますし、成長の早いお子さんであれば自立心が育っていて反発もしてくると思います。それでも、最後に鬱陶しくなかったかと聞いたところ、色々教えてくれてありがとうと言われたとき、嬉しくて涙が出てしまいました。自分にとってもかけがえのない日々だったと思います。

 受験生の親御さんは、何度も不安に襲われます、また偏差値や順位に一喜一憂するなと言われてもしてしまうと思います。しかし、その時に子供に負荷を追加するようなことをしない、ただ名進研のカリキュラムを信じて復習を徹底すること、それで何とかなった家庭もあるということを知っておいていただければ、少しは不安も和らぐかなと、この体験記を書こうと思いました。ぜひ皆さんが志望校合格を掴み取りますように。

 最後に、所属校の先生方には大変お世話になりました。適切に課題を提示いただくだけでなく、時に厳しく時に励まして子供をその気にしていただけたことで、塾に行くことが嫌なものではない、勉強することが苦しいものではない、そういった環境に導いていただき、勉強を最後までやりきることができたのだと思います。本当にありがとうございました。