五年生より本科生になり、娘と「ここまで勉強して駄目なら仕方ないと思えるまで頑張ろう」、「六年生の一月にピークをもっていけるようにしよう」と話し合ったのがまだ最近のことのように感じます。テストゼミもKS3からで、正直大変……と思いましたが、今思えば逆にとても良いスタートで、白星をとったりNo.1バッジをいただくことが大きなモチベーションになり、毎回張り切りその後の勉強の意欲に繋がったように思います。

 復習も最初のうちは、問題のやり直しが雑だったり抜けたりしていたので、一緒にみていましたが、徐々に受験生という自覚が芽生え、ここはもう大丈夫、ここは不安だからもっとやると、自分で決めて進めていくようになりました。復習中心のカリキュラムは、覚えるのが早くても忘れるのも早い娘にとっては最適で、とても信頼でき、テキストを完璧にしていくことに重点を置きました。時事問題に関しては、国内国外問わず、地理や世の中の出来事に敏感になれるように、毎日ニュースを見て話し合ったり、新聞記事を切り取り、本番直前に見直したりしました。プレ中学入試の結果発表では、優秀なお子さんが沢山いらっしゃることを知り、本当にしっかり勉強しないと上には行けないことを学んだようです。

 六年生の夏期講習はハードだったようで、疲れた様子もみえていましたが、ちょうどこの頃よりメンタルも強くなったように感じました。所属校の先生方が大好きな娘ですが、講習で更に沢山の先生方と出会うことができ、本当に楽しそうに授業の様子を話してくれていたことが印象深いです。
 説明会に複数回参加したり、プレ中学入試の会場だった中学校での入試本番では、「慣れていたから緊張しなかった‼」と帰ってきましたので、とても助かりました。南山中学校女子部は、文化祭に行き親子で沢山歩き回ると、雰囲気に慣れて、本番当日少し緊張が和らぐと思います。また六年生になる前に、入試日の朝の様子を体験しに足を運ぶのも良いと思います。当日そのような方々が多くいらっしゃいました。

 生活面では、食事と睡眠を大切にし、時には気分転換することも心がけましたが、「勉強は大変だけと名進研は楽しい‼」と、娘が笑顔多く穏やかに過ごせたのは、常に娘自身に、名進研の先生方が温かく見守ってくださっているという安心感があったからのようにとても感じます。先生方はいつも娘のやる気を引き出して、またタイミング良くお電話をくださり何でもお話できましたので、心強かったです。感謝申し上げます。そして、各講座、正月特訓教室、パズル道場等で沢山の先生方にお世話になりました。娘のことをすぐに覚えて、お声がけもしてくださり、充実した六年間になりました。心より御礼を申し上げます。