題名は、保護者会で毎回優しくご指導頂いた先生の言葉です。いつもこの言葉と共に過ごしました。

 娘は小学校生活を楽しく過ごしましたが、運動会の練習の時は応援団長を一生懸命やったために疲れ果てて帰宅。帰宅後は、お菓子を食べて軽い睡眠をとり塾に直行しましたが、寝起きはいつも機嫌が悪く、塾に行きたくないと泣く日が何日もありました。友人と遊ぶのも我慢し、自分は何の為に大変な勉強を続けるのかよく悩んでいました。

 中学に入った自分を想像するとモチベーションが上がると言われても六年の娘は全くイメージがわかないようで、中学に入っても、すぐに勉強をしていた長男の姿を引き合いに出し、「中学に行っても勉強ばかりで楽しくない。」と言い、私も困っていました。クラスもJAで、偏差値が六年の一学期中頃から下がりだし、50を切った時には主人がこのまま続けるより一度退会して、子供の意向を確認して個人塾に入れた方が合っているのではと考えたこともありました。私自身のストレスや不安がある時は、塾の先生に月一度のペースで相談にのって頂きました。受験の話のみならず世間話をしていただき随分気持ちが和らぎ、子供との接し方にも変化があったのを覚えています。

 先生と懇談しているうちに、六年の今、休んでいる場合でない事と、今は勉強をこのまま続ける事が大事とアドバイスを頂き、娘には夏期講習までに偏差値を少しでも上げる事を条件に続けさせる方向で進みました。夏冬の講習は一度も休まず、復習講座等全て出席し、正月特訓教室ではクラス一番だった子と同部屋になったことで、何かを得た様子で帰宅してからも勉強を続けていました。特訓の最後の日に見せて頂いたエンディングロールでは、我が子の頑張りに感動して涙が込み上げてきました。

 テストゼミは最後までKS1でしたが、正月明けのプレ中学入試は300点換算で偏差値が55・7まで上がり、合格判定80%以上を頂き、娘の気持ちも遅ればせながらも、前向きになっていきました。一月末になると配られるプリントが膨大になり、ファイリングも時間がないので、時々手伝いました。また、スッキリした気持ちで勉強できる様に、家の中は明るくと思い、花を生けたりしました。インフルエンザにならない様に毎朝、人参・バナナなどを入れたスムージーを必ず飲ませました。弁当も、暗記が苦手でしたので、保護者会で聞いた五目煮豆をよく入れたりしました。

 先生方は皆さん明るく、いつもゼミの解きなおしノートには前向きなコメントを沢山書いていただき、どんなに娘が救われたかわかりません。名進研の先生方の温かい気持ちが娘を合格へと導いてくださったと思います。
 これから受験をひかえたご両親様には、先生を信頼していただき電話だけではなく相談に出向かれる事をおすすめします。
 三年間ありがとうございました。