一番ダメなのが私でした
我が家は、一月末で受験が終わり、これを書いているのは三月です。とても前のことのように思います。
四年生から名進研にお世話になりましたが、私が、いつも一喜一憂しすぎて、本人、先生、家族に迷惑をかけていたと思います。
本人の気持ちを考えずに、私の気持ちだけを言葉にしてました。言ってはいけないと思いながら『やる気がないなら、塾をやめてしまいなさい』も、何度、口にしたかわかりません。ダメな母親です。
六年生になり、通塾日も増え、私は、もう一年しか、もう半年しか、とカウントダウンをはじめてしまっていました。それも娘にとってストレスになっていたんだと思いますが、『今日は自習室に行くから早く送って』と言われ、塾の前で降ろすと、走り去っていきました。二日後ぐらいに塾のカバンの中から、イオンの中にあるお菓子屋のレシートが出てきて、もう、怒り爆発です。自習室に行くふりをして、塾に背を向け、遊びに行っていました。授業時間に戻って、授業を受けていたと思いますが、『何をしてるの?』『こんな時期に』『塾もいかなくていい』と言葉を感情のまま、浴びせました。本人は泣くばかりですが、もう私が消えてしまいたいと思っていました。
これは、あとから落ち着けば笑い話になっていますが、本人もちょっとの息抜きがしたかったようです。だから、『もうしない』と笑って話してました。
通ってる小学校の運動会は九月です。そこにきて、応援団をやりたいから、放課後に学校に残って練習したいと言い出しました。また、怒り爆発です(笑)。
『状況をわかっているか?』『今は、そんなことしてる場合じゃない』と言ったら、『じゃあ、辞める』と言ったので、わかってくれたんだと思っていたら、辞めるのは塾だと、もう、言う言葉もなく、『塾には自分で電話をしなさい』とだけ言いました。一応(?)は泣けてきたようで、泣きながら先生と話していましたが、その日は口もききませんでした。
次の日には、後悔して、『あんなこと言わなければよかった』と塾をやめると言ったことを後悔していたようなので、通塾させていただきました。最後の年明けテストで、今まで見たことのない悪い結果を出していたので、最後まで先生達にはお世話になり、感情のままお話をさせていただきましたが、一番、私が本人の足を引っ張りながら、迷惑になってストレスを感じさせていたんだと思います。でも、この通塾三年間は本当にいい経験をさせていただいて良かったと思っています。
二人目の時は、もう少しできる?母親になっていたいと思います。その時はまた、どうぞよろしくお願い致します。












