「三年間の親子マラソンを終えて」
この、二月にめでたく南山中学校女子部・愛知淑徳中学校・愛知中学校(特奨)の合格を得ることができました。娘が四年生から名進研にお世話になり、無事南山中学校女子部に入学が決まった今の心境は、タイトルに書いたとおり、「三年間の親子マラソンを終えた」という気持ちです。
娘は勉強に関しては、名進研にお任せし、すべて自分で計画・実行し、親の手はほとんどかかりませんでした。予習して授業に臨み、帰宅して授業の復習をする。質問事項は早めに名進研に行って先生をつかまえ、質問し解決する。週末のテストゼミに向け、また月一回程度の実力テストを見据えて日々努力する。この繰り返しの三年間でした。
娘はお稽古事も受験間際まで続けたい、おしゃれも楽しみたいという欲張りなタイプだったので、勉強時間を多くとることはできませんでしたが、その分、少ない時間で集中し効率よく勉強していたと思います。勉強は量より質であることは実感しました。
では親はどうだったのか。娘は名進研に通いながら、勉強に関してはすべて一人でやりましたので、勉強での親の出番はありませんでした。親はひたすら娘が時間を有効に使えるよう、ストレスなく毎日を過ごせるよう、気を遣い環境を整えました。受験生だから腫れ物のように特別扱いをするという意味ではなく、日々地道なマラソンをする娘にここという時に給水する役、サポートに徹しました。名進研に持っていくお弁当も手抜きせず、ヘルシーかつ栄養満点の料理を作り、送迎の車の中では努めて学校の話などを聞き、とにかく娘とのコミュニケーションは欠かしませんでした。娘に一人ぼっちで頑張っているのではない、自分には親という強力なサポーターがいるんだと認識させることが大事だと思います。
六年の受験前も学校を一日も休むことはありませんでした。通常の生活をしながら勉強を両立させ、さぼらずに三年間の親子マラソンを着実に続けていけば、無理なく合格を勝ち取ることができると思います。
最後に、先生方に厚くお礼申し上げます。娘は先生方をとても信頼していました。親も安心して名進研に娘を託すことができました。名進研との信頼関係が合格には欠かせません。本当に三年間お世話になりました。
「努力は人を裏切らない」、この言葉は私たち親子の座右の銘です。












